IS-虹の向こう側-   作:望夢

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ついつい回想を挟んでしまうから先に進まない。私って、ホントバカ。


第24話ー星を見る瞳ー

 

「眼で敵を追いすぎるな! 敵の動き、呼吸を感じろ。お前になら出来るはずだ」

 

「くっ」

 

 口から息を漏らしながら、私は必死にマスターに追い縋る。

 

 新しい機体に乗っているマスターの動きは、以前とは比べ物にならないほど遅いのに、私はその動きを捉えられない。

 

 撃ち出すビームは全て躱され、ファンネルも全て撃ち落とされる。

 

 ハイパーセンサーで動きは捉えているのに、攻撃した時にはマスターは既に其処にはいない。

 

 こちらの動きの一歩先を行くマスターの動きは、真似をしようとしても出来るものじゃない。

 

 やはり私の様な出来損ないの人形では――。

 

「雑念が多すぎる! 強く思ってみせろ、おれを超えてみせろ! お前になら出来るはずだクロエ!」

 

「そんなこと……」

 

 マスターは私に期待を寄せてくれている。私にはもったいないほどの強い想いを、マスターの言葉から感じる。

 

 でも、私には出来ない。出来ようはずがない! マスターを超えるなんて、私にはマスターだけしか。

 

「はあああああっ」

 

「これは……っ」

 

 マスターが降り下ろしたサーベルを盾で防いだ時、マスターの想いが私に流れ込んできた。

 

 それは後悔と恨みだった。

 

「マスター…」

 

「どうした? その調子ではいつまでもおれは捕まえられないぞ!」

 

 マスターは私に重ねている。透き通った目をした少年の姿を。悲しい結末を迎えてしまった、一人の少年の姿を。

 

「カミーユ……ビダン…」

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 宇宙世紀0087――。

 

 一年戦争から7年。――ジオン残党、デラーズ・フリート決起より4年後。

 

 ジオン残党狩りを目的とし、地球連邦軍は治安維持部隊、ティターンズを結成した。地球育ちのみで結成されたこの組織は、反地球連邦運動集会を行ったサイド1の30バンチを毒ガス攻撃によって鎮圧した。無論反政府運動に関係のない市民をも関係無くだった。

 

 この暴挙に際し、連邦軍内部ではティターンズに反抗する組織が生まれた。

 

 ブレックス准将が代表を勤めるエゥーゴである。

 

 星の屑作戦終了後、運良く月へと逃れられたおれではあったが、支援者もなく身一つとなり、さらには戦友達が命を賭して放った一撃さえもプロバガンダに使われ、無気力になってしまった自身は堕ちるところまで堕ちていった。

 

 男娼として身を売りつつ、日銭を稼ぐ爛れた日々を終わらせたのは、とある人物の来訪だった。

 

「…よもや。いや、なぜ君がこの様な事になった……」

 

「……シャア…」

 

 サングラスで素顔を隠していたが、おれにはわかった。

 

 しかし何故この様なところにシャアがやって来たのかわからなかった。

 

「くっ! ニュータイプであるならこんなところに居るべきではないとわかるはずだ!」

 

「うっ、痛いっ。離せシャア。今更もうなにもしたくない! もう疲れたんだ……。もう放っておいてくれ」

 

 腕を捕まれ、惰眠を貪るように横になっていた薄汚れたベッドから引き上げられる。

 

 結局何をしても、大きな波に呑まれて何も残らない。なら何をしても無駄ならなにもせずにこのまま終わってしまいたかった。

 

「ララァがそれで喜ぶと思うか! お前にはまだやらなければならないことがあるだろう!」

 

「やったさ! 必死にっ! でもなにも変わらない。ならどうしろと言うんだ!! 星の屑に散ることもできなかった! 刻の中で眠ることも出来なかったおれに今度は何をしろって言うんだ!」

 

「その命があるのならば共に来い! 連邦が第2のジオンとなろうとし、スペースノイドを弾圧する今の世こそニュータイプの力が必要となる」

 

「ニュータイプはそんな便利な存在じゃない! もっと、脆い。ただ人との繋がりを保ちたいとする意思の現れだ。この寒い宇宙でも他人の温かさを感じられる。それがニュータイプの本質だ」

 

 ニュータイプはエスパーじゃない。他人を理解することが出来るからそう思われてしまうだけだ。

 

 結局はニュータイプという本質をわかっていないからそんな道具みたいな言い方が出来るんだ。ララァだってそんなことじゃ浮かばれない。

 

「ニュータイプは道具じゃない。人なんだから。人は道具にはなれないよ」

 

「ユキ……」

 

 シャアの手を握った時、その手はとても冷たかった。その冷たさを解す様に少しだけ力を込めて握り締めた。

 

()()()でしょ? あなたになら……」

 

「……ニュータイプは他人を理解することが出来る。君とララァを見ていればそうも思える。だから私は()()未来を見たい」

 

 久し振りに力を使った。荒れる海を越え、眩い光の先に煌めく星々の彼方。宇宙の先にある場所へと至る未来を、シャアと共に再確認した。相変わらず、ララァは優しく微笑んでいてくれた。

 

「見れるよ。あなたになら、その未来を作る力がある」

 

「だが。私は逃げ出した男だ」

 

「それを支える力にはなってあげられるよ」

 

 ララァの代わりになることは出来ない。でも、ララァの代わりに傍で支える事は出来る。人は、一人じゃちっぽけな力しかないけど、人は支え会えればどんな力でも出すことが出来るんだから。

 

「私と共に来い、ユキ。ニュータイプの未来を作る為に、君の力を借りたい」

 

「……わかった。それでララァが喜んでくれるから」

 

「……すまない」

 

「謝らないでよ……今更なんだから」

 

 互いにまだララァを失った傷を引きずっていた。いや、この傷を癒すことなんて一生無理だろう。

 

 でも傷を抱えていても、支え会うことで成せることがあると思って、おれはもう一度立ち上がった。そして出逢ったんだ。

 

「変な感じ……アムロでもない。シャアでも、ララァとも違う」

 

『どうしたユキ? 着いてこれるか?』

 

「行けるさ。心配要らない」

 

 3機のリックディアスの後に続いて、自分も機体を続かせる。蒼い塗装のされたハイザックを駆って蒼い宇宙を進む。

 

 サイド7のグリーン・ノア1でテスト中の新型ガンダムを奪取するのが今作戦の目的だった。

 

 かつてガンダムが産まれた地へガンダムを盗みに行く。因果な物だと、4年振りのMSのコックピットに座りながら思った。

 

 4年振りのコックピットは随分と様変わりしていた。全天周囲を見渡せるコックピットやインターフェース周りの造りに最初こそ驚いたものの、今は手足の様に機体は動いてくれる。

 

 そんな中、グリーン・ノアに近づくに連れて感じる妙な感覚に頭を悩まされた。

 

 それがなんなのかを知るのは、もう少し先の事だった。

 

「くっ、コロニーの中で平気で撃ってくるなんて」

 

 コロニーの損害を気にせずビームライフルを撃ってくるジムに対して悪態を吐きつつ、ビームサーベルでジムの腕と頭を切り飛ばす。武器とメインカメラがなければ並みのパイロットならば戦えない。不時着位は出来る程度に手加減しつつ、おれはガンダムの姿を探した。

 

(連邦軍はいつになったら此処が地球と地続きでないと言うことに気がつかんのだ!)

 

 シャアもまた、自分と同じ様に憤慨していた。

 

 地球から宇宙を支配しているから、コロニーの中でも地球となんら代わりなく攻撃が出来るのだ。

 

 結局は戦争に打ち勝って増長しただけだった。スペースノイドを踏み躙って、搾取して、コロニーを植民地みたいに扱うからジオンやエゥーゴが生まれることに気づいていないのだ。

 

「何だ、この感覚はっ……?」

 

 戦闘中に発見したガンダムMk-Ⅱを追尾する最中、おれは無意識を刺激される感覚に呻いた。

 

 それはまるで激情に駆られた少年の怒声の様な煩わしさだった。あのガンダムのパイロットではない。それ以前に恐らくティターンズの兵でもないだろうと確信めいた感じがある。訓練された兵にしては生の感情が剥き出しに過ぎたからだ。

 

 ならば誰だ……?

 

 ガンダムMk-Ⅱがバーニアを噴かし、基地施設と思わしき場所への逃走を繰り返す。 それを追うシャア――クワトロとアポリーのリックディアスを横目に、おれはこの感覚の正体を辿っていった。

 

 もしかしたら、仲間がいるかもしれないという淡い期待を込めて。

 

『大尉、ガンダムMk-Ⅱです! もう一機います!』

 

 アポリーの通信が入る。見れば地内施設のすぐ近くの建物から、その等身を突き抜けさせる様に新たなガンダムMk-Ⅱは佇んでいた。

 

「あのガンダム……もしかして」

 

 そのガンダムMk-Ⅱを視界に収めた時、漠然と感じていたものがハッキリとした。間違いない、この感覚の主はあのガンダムに乗っていると確信した。

 

 バーニアを目一杯に噴かし、肩に03とマーキングされている三号機のガンダムMk-Ⅱは空中へと舞い上がった。アポリーのリックディアスが警戒し銃口を構え直す が、クワトロのリックディアスが手で制止させる。

 

 自重に任せ、黒い制服の男を目掛けてガンダムMk-Ⅱは降下していく。

 

「いったい、何をしようていうんだ……」

 

『そこのMP!! 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてあげるよ!!』

 

 着地したガンダムMk-Ⅱは外部スピーカーでその声を発した。驚くことにその声はまだ子供のものだった。

 

 眼前に迫る圧倒的な巨体へ震え上がる男に、ガンダムMk-Ⅱは頭部バルカンの引き金を迷うこと無く引く。 だが当たることはない。三号機のMk-Ⅱから伝わってくる感覚は仕返しのつもりでコレをしているのだとわかる。

 

 みっともなく腰を抜かした男。このまま踏み潰してやると、ガンダムMk-Ⅱが機体の片足を上げた。

 

「やめろ! それ以上はいけないっ」

 

 戦えない相手にそれ以上は仕返しを通り越した人殺しになってしまう。同じニュータイプに人殺しはさせたくない一身で叫んだ。

 

 声が――想いが届いたのか、ガンダムMk-Ⅱは踏み止まってくれた。

 

 だがこのガンダムMk-Ⅱ三号機の奇行に、とうとう膠着を耐えかねたアポリーのリックディアスが銃口を跳ね上げさせた。アポリーの行動に、クワトロは機体を前へ割り込ませ制止を掛ける。

 

『よせ、アポリー! 敵ではない、二機とも捕獲するぞ』

 

 クワトロは半分賭けで、外部スピーカーを通して声を張り上げた。 それは三号機の少年にとっても転機だったのだろう。

 

『そうだ、僕は敵じゃない! 貴方がたの……味方だ!』

 

  ガンダムMk-Ⅱ三号機は機体を反転し、クワトロとアポリーが追い詰めたガンダムMk-Ⅱ二号機のその眼前へと瞬く間に突進していた。スラスターの勢いのまま押し込まれる二号機は、武器を構える暇もなくビルへと押し倒されていった。

 

『コックピットを開けるんだ! でないと、ビルごとお前を潰しちゃうぞ!!』

 

 なんという少年だ。一瞬で自身の置かれた状況を理解し、瞬時に行動してみせた。その手際は驚嘆という他になかった。 聞こえた声は少年の物だ。ならば当然、正規の兵ではないだろう。

 

「あの感覚は、信用できるか……。クワトロ大尉!」

 

『ああ。私もそう思っていた。三号機のMk-Ⅱ、我々に協力してくれるのだな?』

 

『……はい! ティターンズは許せませんし、なによりもう帰る場所なんてありませんから』

 

 確かにガンダムMk-Ⅱという軍の最新鋭機を2機も鹵獲される事案に携わったのだ。今の彼を帰したところで録でもない未来しか待ってはいないだろう。

 

 

『どうした三号機、付いてこないのか?』

 

『……いいえ、行きます!』

 

軌道を乱したガンダムMk-Ⅱに、クワトロは訝しげに声を掛けた。連邦軍の追撃を避ける為にジグザグと複雑な コースを飛行しているのだから、まだまだ素人臭さが滲み出ている動きに思うところがあったのだろう。

 

 いや。少年が軍の機体を奪い、故郷を離れんとしているのだ。そのナイーブな感傷を気遣ってのことだろう。

 

「先導してくれ、クワトロ大尉。彼はおれが連れていくよ」

 

『そうか。頼むぞ』

 

 アポリーとロベルトのリックディアスが無人の二号を曳航しているのだから、クワトロにはその先導についてもらった方が、機体の性能的にちょうど良い。

 

「初めてなんだから見栄を張らなくて良い。誰にだってある」

 

『あなたは……』

 

「アカリ・ユキ……。エゥーゴで大尉をしてる」

 

『アカリ……ユキ。不思議な名前だ。ずっと昔から知っているような』

 

「珍しい名前でもないよ。君の名前は?」

 

『あ、カミーユって言います。カミーユ・ビダン』

 

「カミーユか。綺麗な名前だね」

 

『いけませんか?』

 

「まさか。良い名前だと思っただけさ」

 

『そうですか。……あなたは、どうなんですか?』

 

「弄られる事はなかったとは言わないよ。それ以上に可愛がられたけど」

 

 名前にコンプレックスを抱えていたのはおれだってそうだった。だからなんだろうか、カミーユはそれほど噛みついてこなかった。

 

 そしてその返事の最中で少しだけソロモンで共に戦った戦友や恩師を思い出した。一番の年下とあって色々な人から子供扱いされた記憶が仄かに蘇った。

 

 グリーンノアを脱出し、アーガマに帰投したおれは改めてカミーユと顔を合わせた。

 

「お疲れ様。カミーユ君」

 

「君が……ザクの」

 

「アカリ・ユキだ。よろしくね」

 

「カミーユで構いませんよ。ユキさん」

 

 互いに握手を交わしたものの、カミーユの手は震えていた。その手を離さないように引いてやりながらアーガマの中を歩いていく。

 

「あの、今から何処へ?」

 

「幸いにも、この船に今はエゥーゴの代表が乗船してる。君のお陰で2機のガンダムが手に入ったから、そのお礼を言いたいとな」

 

 カミーユにはそんなつもりはなかったのだとしても、カミーユの働きで作戦は十二分に成功したのだから、ブレックス准将がカミーユに話したいというのも想像に難しくなかった。

 

「……カミーユは、宇宙は好き?」

 

「…好きって言うか。なんて言えば良いのかわからないんですけど、ずっとあの場所が自分の居るべき場所なんじゃないかって思うときがあるんです。時々」

 

 質問に対して象徴的な答えを寄越すカミーユ。その視線は窓の外にある宇宙へ向けられていた。どこか遠くを見る姿に、おれはララァの姿を垣間見た気がした。

 

「カミーユ。宇宙は何色に視える?」

 

「何色って。宇宙は真っ黒ですよ。真空だから反射する物がなくて。常識でしょ」

 

「違うさ。カミーユになら視えるはずだよ」

 

「え?」

 

 手を繋いだままだったから、意識してカミーユに語りかけた。

 

 確かに感じ取れる力に。でもまだ曖昧であやふやのどうしたら良いのかわからない若い芽に添え木をするように導く。

 

 漆黒の闇、何もない世界。そこで、何かが煌めいた。

 

 光っている、宇宙が。形のない物が幾つも宙を漂い、光を放っていた。冷たいはずの宇宙が、今はとても温かく感じた。そこに確かに、誰かが何かを残している。

 

「――――蒼い」

 

「そうでしょう? 宇宙は蒼いんだ。真っ暗じゃない。希望に溢れているんだ」

 

 カミーユの胸が、感動の鼓動で打ち鳴らされている。

 

 見えたのだ。カミーユにも、ニュータイプの目指す世界が。

 

「あっ――」

 

 もう一度カミーユが宇宙を見たとき、そこは真っ暗だった。それは酷く悲しい事だ、人は分かりあえるのに。本当に分かりあえば、この蒼い宇宙に出会えるのに。

 

「ごめん。もう少し見せてあげたかったけど、少し疲れた」

 

「あ、いえ。そんな……」

 

 少し申し訳なさそうなカミーユに、優しい子だと微笑む。今は無理でも、きっとその内に一人でもあの蒼い宇宙を見れる様になると、おれは彼の力に触れて確信を抱いた。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

「っ、クロエ……うっ!」

 

 私はマスターの機体を、サーベルをシールドを振るって吹き飛ばし、ビームサーベルでその胴体を切り払い傷を付けた。

 

「私はっ、私を見てください! マスター!!」

 

 後退するマスターはマシンガンを撃ち放って来るが、そのマシンガンをビームライフルで撃ち落とす。

 

「私は私です! 私は、クロエはっ、カミーユ・ビダンでもありません!!」

 

 両肩に残った二基のファンネルを射出。ファンネルのオールレンジ攻撃でマスターの動きを封じる。

 

 マスターの機体の脚にビームが掠めて、右脚を切り離した後、爆発する。その爆煙を突き抜けてマスターの機体へと取り付く。

 

 火花を散らしてアリーナの床を引き摺ったあと、マスターの機体は解除された。

 

「私はっ、私ですっ。カミーユ・ビダンではありませんっ」

 

 私の瞳から零れ落ちる涙が、マスターの頬を濡らしていく。呆気に取られていたマスターが我に返って、私の身体を優しく抱き締めてくれた。

 

「すまないクロエ。熱くなりすぎた」

 

「ぅっ…ぅぅ、マスタぁぁ……ひぐっ…」

 

 私にはマスターしか居ない。マスターが私を見てくれなくなった時、私という存在は無価値でしかない。

 

 そんなのは嫌だった。マスターに見放されたくない。私はマスターの為に存在しているのだから。

 

「く、クロエ…?」

 

「マスター…っ、マスター……」

 

 それが怖くて、マスターのお身体を強く抱き締める。私の想いを、鼓動を感じて欲しくて。

 

 確かに此処に居るのだと意識して欲しくて。私は私なのだと認めて欲しくて。

 

「今日はもう休もうか。クロエ」

 

「イエス、マイ・マスター……」

 

 私を抱き締めながら立ち上がって囁いてくれたマスターの声に至福を感じながら私はありったけの愛しさを込めて返事を返した。

 

 マスターに抱かれて眠る時が、私が一番の幸せを感じる時です。

 

 私はあなたを超えたくありません。あなたの期待を裏切ってしまういけない娘を御許しください。

 

 だって私は、いつまでもあなたに見ていて欲しいのです、マイ・マスター。

 

 

 

 

to be continued…


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