Fate/love&peace   作:フリスタ

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08 第四次聖杯戦争の最後

 

 

 

 その王は、幾たびの戦場を越えて不敗。

 

 その王は、ただの一度も敗走はなかった。

 

 その王は、ただの一度も理解されなかった。

 

 その王は、常に独り 剣の丘で勝利に酔った。

 

 故に、その王の生涯に意味はなかった。

 

 ――――――――故に、その王は■■を求めた。

 

 

 

 

 

 

 ―――――10年前。

 

 

 第四次聖杯戦争は終幕へと進んでいた。サーヴァントとマスターは残すところ二組となっていた。キャスター、ランサー、アサシン、バーサーカー、ライダーは消えた。そう、残っているサーヴァントはセイバーとアーチャーだ。聖杯は7つの内5つの魂を注がれ、黄金の輝きを放ち、勝者を待つ―――。

 

 

 煉獄の如く燃えさかる炎の中、セイバーは歩みを進める。バーサーカーに負わされた傷は自己再生能力で治癒できる域を優に超え、曇り一つなかった騎士甲冑は黒い煤に汚れ、その膚は血の気を感じさせずに青ざめている。膝は軋み、足腰は震え、呼吸も荒い。それでも彼女は歩みを止める訳にはいかなかった。全てをやり直さなければ、王の選定からやり直さなければならなかった。

 

 

 ―――王は、人の気持ちが分からない―――

 

 

「まだだ……まだ償える……まだ、間に合う……私には聖杯がある。運命を覆す奇跡がある……」

 

 常勝の王は歩み続ける。勝利の剣に縋りつき、杖の様に突き立て、歩み続ける。人の心を汲めずとも、孤高の王と罵られようとも、そんな是非は二の次でいい。それでもその手に勝ち取った勝利を、故郷に、臣民にもたらし得るならば―――それこそが、彼女が『王』として自身に課した機能の全てだ。

 

 この手に聖杯さえ掴めれば、全てを償える。精算できる。今はもう、それだけが、王としての道を選んだ彼女の全て。満身創痍の身体を引きずるように、セイバーは歩き続けた。

 

 一歩、また一歩と進めば進むほどに気の遠くなるような痛みが襲い続ける。よろめきながら、躓きながら、それでも彼女は歩みを止める訳にはいかない。責務があった。王として果たさなければならない誓いがあった。そして、それを遂げるために唯一残された道は、聖杯を手にすることだけだった。だから進んだ。傷付く身体を鞭打ち、歯を食いしばって耐えながら。

 

 そして、彼女は遂に聖杯を見つけた。燦然と輝く黄金の杯が、炎に囲まれて浮いている光景を。あぁ、まぎれもなくあれこそが目指す聖杯だと。

 

「アイリスフィール……」

 

 その剣に賭けて守ると誓い、そして果たせなかった姿がそこにあった。またしても自分は誓約を破った。自責と屈辱の中、脳裏に浮かぶのは誓いを交わした時の彼女の言葉だった。

 

 

―――セイバー、聖杯を手に入れて。

        あなたと、あなたのマスターのために―――

 

 

「……はい、せめてそれだけは、貫く。それだけが……」

 

 今の彼女に残された、全て。未だ彼女が勝利の剣を放さず、倒れてしまいそうな身体を起こし、呼吸を続けるのはそれを手に入れるため。ただそれだけだった。

 

 不意に左足を貫かれる。たまらず転倒し地に伏せることしか出来ない。彼女の前に現れるのは、ほぼ無傷な黄金の鎧を纏うアーチャーの姿だった。続々と宙から現れ出でる『王の財宝』の兵器軍が、全ての切っ先をセイバーに向け待機していた。

あとは主の号令一下で無数の剣や槍はセイバーを串刺しにするだろう。

 

「セイバーよ……妄執に堕ち、地に這ってなお、お前と言う女は美しい。剣を棄て、我が妻となれ」

 

 真っ直ぐに歪むアーチャーの告白は、しばしの当惑の中にあったセイバーを、ふたたび怒りの虜にさせるのには十分だった。

 

「貴様は、そんな戯れ言のために……私の聖杯を奪うのか!!」

 

 しかし、吼えるセイバーの目の前に剣が降り、セイバーを吹き飛ばす。断り続ける彼女の恫喝すらをも愛嬌とするかのようにアーチャーの歪みは断われば断るほどに増大して行く。セイバーの傷付いた足を再度抉る。その激痛に悶絶する姿にアーチャーは声高らかに笑う。

 

 セイバーは憤怒していた。思考は沸騰している。二の太刀も考えず、この身が消えようとも残された力、全力を乗せて『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』を叩きこむことを考えていた。未だ真名も知れぬ英霊ともなれば、対城宝具に抗しうるほどの防御手段があったとしても不思議はないが、勝ち誇り油断しきっている今のアーチャーや隙だらけだ。まさか今の彼女が反撃に転じようとは思うまい。

 

 だが、今のセイバーの位置からアーチャーを狙うと言うのなら、その射線の先には聖杯もある。例えアーチャーを一撃で仕留めたとしても、その時は聖杯もろともに焼き尽くされてしまうだろう。それでは何の意味もない。

 

 極限の選択を強いられながら活路を探る彼女は、もう一つの影を見つけた。まるで、亡霊の如く佇むロングコートのシルエット。それはセイバーと契約した正規のマスター、衛宮切嗣に間違いなかった。絶望的だった状況に一縷の光明が射す。

 

 強制命令権の令呪はまだ二つ残っている。奇跡に等しい不条理すら可能とするあの助けを借りれば、この状況を打破できるのではないか。

 

 今の彼女の窮状を見れば、マスターである切嗣とて、取り得る決断は一つだろう。幸いにもアーチャーは切嗣に気付いていない。そして、切嗣が右手を掲げ、その甲に刻まれた令呪の輝きを露わにする。

 

 目の前にいるアーチャーに対抗しうる援護が得られればどんな手だろうと構わない。痛覚を遮断して死力を尽くせと言われれば、セイバーの肉体は全身の負傷を完全に度外視し、身体が崩壊するまで最大限のパワーを発揮できるだろう。瞬間移動で聖杯の下まで馳せろと言われれば、この致命的な位置の不利を解消し、聖杯を保護しつつアーチャーのみを葬るだけの、精妙な出力調整で『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』を放つことも可能かもしれない。それが令呪だ。マスターとサーヴァントが同意の下に行使する令呪ならば、どのような無理も押し通る。セイバーはそこに最後の期待を託す。

 

 

―――衛宮切嗣の名の許に、令呪を以てセイバーに命ず。

               宝具にて、聖杯を破壊せよ―――

 

 

「……な……?」

 

 旋風が渦を巻き、周囲の炎を薙ぎ払う。解除された風王結界の中から黄金の剣が姿を見せた。

 

 セイバーの思考が理解を拒んでも、サーヴァントとしてのその肉体は、何の疑問もなく令呪の機能を受け入れる。

 

「な、馬鹿な―――何のつもりだ!?」

 

 アーチャーもこれには驚きを隠せなかった。聖杯を背にしている限り、セイバーは決して奥の手を使えぬものと、高を括っていたからだ。

 

「……ッ……違うッ!!」

 

 セイバーは吼える。声も張り裂けんばかりに絶叫した。伝説の騎士王として、最優クラスたるセイバーのサーヴァントである彼女が備えていた特級の対魔力は、令呪の縛りすら瀬戸際で食い止めるほどのものだった。強権と抑止、鬩ぎ合う二つの力はセイバーの中で荒れ狂い、その細い身を今にも引き裂かんばかりだった。

 

「何故だ!? 切嗣―――よりによって貴方が、何故ッ!?」

 

 有り得ない。こんな命令は有り得ない。セイバーに勝るとも劣らず、衛宮切嗣と言う男は聖杯を必要としていた筈だ。セイバーの騎士道精神を邪魔と考え、冷酷なまでに聖杯戦争を勝ち進んできた男が、何故ここで聖杯を破壊させるのか。愛する妻であるアイリスフィールが命を捧げた儀式の成就を、なぜ今になって無為にするのか?

 

 切嗣は再度右手の甲をセイバーに向けて示した。―――最後に残った、令呪の一画を。

 

 

―――第三の令呪を以て、重ねて命ず―――

 

 

「やめろおおおォォッ!!」

 

 自らの誇りが、希望が、今度こそ砕け散る瞬間を目前にして、セイバーが涙を散らしつつ絶叫する。

 

 

―――セイバー、聖杯を破壊しろ―――

 

 

 それは、もはや抗えるはずもない暴威だった。重ね掛けで増幅された令呪の強制力は、泣き叫ぶセイバーの身体を蹂躙し、圧搾し、その総身からありったけの残存魔力を引きずり出して、破滅の光へと収束させた。

 

 アーチャーはその光の直撃こそ避けたものの、セイバーのマスターである切嗣を処刑する機を逃した。

 

 かつてのアイリスフィールの一部であった黄金の聖杯は、閃光の灼熱に抗うこともなく、静かに形を失い、消えて行った。その末路を正視できず、セイバーは目を閉ざす。―――今、最後の希望が潰えた。彼女の戦いが終わった。ならば、こんな無残な結末を、どうして目を開けたまま見届けられようか。実際、彼女には残存魔力は無く、サーヴァントとしての肉体を維持できるだけの余力すら残していなかった。そして勿論、契約者であるマスターもまた、彼女を繋ぎとめる意向などもありはしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――――そして、現在。

 

 

「私が知る衛宮切嗣と言う人物は、冷酷で非情なマスターでした……」

 

 セイバーは自分の記憶に残る、前回の聖杯戦争を振り返っていた。

 

「親父が……」

 

「キリツグ……」

 

 そう、アイリスフィールと言うのはイリヤの母親だ。つまり、イリヤは言うなれば聖杯の娘とも言えなくは無い。アインツベルンが用意したホムンクルス。聖杯の担い手……ただ、それでも衛宮切嗣の娘であり、衛宮士郎の姉にも当たる。そんな少女は自分のサーヴァントであるバーサーカーを、前回の聖杯戦争から存在し続ける謎のアーチャーに消された。

 

 ―――バーサーカーは……強いね―――

 

 

 彼女を守護した狂戦士はもういない。最強のカードで消す側にいた少女は、消される側に回っていた。そして、重苦しい空気の中。バゼットは淡々と事務的に現状と今後を考え口を開いた。

 

「そのサーヴァントはイリヤスフィールを狙って来る可能性もありますね」

 

「そ、そうね……でも、そのサーヴァントがどこにいるのかなんて分からないし……当面はキャスターとアサシン。もしくは綺礼を攻めるか……」

 

 真面目な話をしている自分のマスターや凛を余所に、ガンナーは縁側で頬に涙を流していた。何故、この聖杯戦争と言うものはあるのか。願いを叶えるために人の命を奪うのか。仮にサーヴァントだけの命だけで済む聖杯戦争だったとしてもヴァッシュ・ザ・スタンピードという男は納得しきれないだろう。

 

「―――聖杯という願望器はそう言うものだ。魔術師にとって最大の帰結ともいえる到達点だ。であるならば、自分を除く全てのサーヴァントは殺した方が良いに決まっている。まぁ生粋の魔術師なら自分のサーヴァントも最後には令呪によって殺すだろうがな」

 

 願いを叶える万能の器、聖杯。それをより良いモノに仕上げるならばサーヴァントの命は奪うべきだ。そして、それに巻き込まれてしまうなら人の死も仕方が無い。上から聞こえてくるその声は屋根で策敵を行い続けているアーチャーだった。

 

「そんな簡単に言わないでくれ。誰も死ななくて良い方法があるはずなんだ」

 

 

―――誰にも人の命を奪う権利なんてない。

 

 

 それはヴァッシュが教わったとても大事なことだった。

 人間の醜い面を幾度となく見て、時には殴られ、斬られ、撃たれても命を他人の命を守ってきた男の身体は傷で出来ているようなものだ。肉は抉れ、ボルトや鉄で補強され、左腕は義手。その傷は無駄なモノだと彼の同族は言った。人間を守ってどうする。アレは身勝手で醜悪で不完全な存在だと。そんなモノに優良種であるお前が傷を作る意味は無いのだと。

 

「貴様は……いや、何でもない」

 

 そう言ってアーチャーは話す事を止め、再び夜の闇に視線を向けた。

 ヴァッシュはバーサーカーと戦っている時の事を思い出していた。常人には狂戦士の叫びにしか聞こえないその声を。

 

 

<私を相手に手加減とは、これは殺し合いの戦争だ>

 

<それでも僕は殺さない……>

 

 

 あの時、ヴァッシュは手を下さなかった。狂戦士でさえも話せば分かり合うと思ったからだ。無理だったとしてもマスターであるイリヤスフィールをと思っていた。どこまで行ってもヴァッシュの考えは変わらない。しかし、別の手が下り、バーサーカーはこの聖杯戦争から消えた。ヴァッシュは両手で顔を覆い嗚咽を噛み殺していた。

 

 

 

「なぁ、そもそも何で親父は聖杯を壊したんだ」

 

「分からないわ。セイバーの話だけだと、聖杯は手に入る直前のマスターだった筈よ。でもそれを壊すなんて……考えられないわ」

 

 誰もその答えを出せる者はいない。聖杯が願いを叶える。それがどう言う事なのかを理解していないからだ。理解など出来るはずがない。衛宮切嗣が聖杯を破壊させたのは、聖杯の本質を知ったからだ。魔術師からすればそれは大罪だ。しかし聖杯を真に理解している者であるならばその行為を咎められる者がいるだろうか。理解して尚も聖杯を求められるのだろうか。

 

 

「ガンナー……あなたの意見を聞きたい。私とシロウが凛と休戦協定を結んだのは確かですが、ライダーを迎え入れ、バーサーカーのマスターまで連れてきた貴方には責任がある。今後はどうするのか。それを聞かせて欲しい」

 

 セイバーは切り替えて言う。ガンナーは涙を拭い、振り返る。恐らくその場にいた者はガンナーの涙に気付かなかったであろう。

 

「僕は、キャスターとアサシンを止めるべきだと思う」

 

 そして、ガンナーは的確な判断をしていた。最も危険とされていたバーサーカーが消えた今、こそこそする必要は無くなり、表立って人の命を吸い取るというサーヴァントに狙いを定めていたのだ。言峰をマスターに構えるランサーはあれ以来見ていないし、謎に包まれた2人目のアーチャーも対応のしようがない今、アサシンとキャスター。これが最も狙いやすい敵と言えた。

 

 

「そうだな。やっぱりもう一度 柳洞寺に行くのが良いな」

 

「そうね。でもガンナー、また説得とか考えてる?」

 

「……うん……まぁ」

 

「『まぁ』じゃ困ります! サーヴァントとして召喚された以上、戦わずして何としますか!!」

 

 いつもの会話の流れが出来たと思われた。しかし、イリヤスフィールはガンナーに疑問を投げた。

 

「ガンナーはどうして戦わないの? ううん、別に戦わない理由は良いわ。貴方の過去を教えてくれる?」

 

 現状、真名が知れているサーヴァントは脱落したバーサーカーを除いて、ランサー・アサシン・キャスター、そしてガンナーの4名だった。凛のサーヴァントのアーチャーは記憶に障害があり、まだ思いだせないと言い続けている。それを見抜く事が出来る者は少ない。

 もう一人の前回の聖杯戦争から存在してしまっているアーチャーと思われるサーヴァントは不明。

 

 ランサーはケルト神話の大英雄クー・フーリン。宝具は、必中必殺の呪いの槍を使用して因果を逆転し「敵の心臓に命中している」という事実(結果)を作った後に攻撃(原因)を放つ対人宝具「刺し穿つ死刺の槍(ゲイボルク)」と、この槍の呪いの力を最大解放し投擲して使用する対軍宝具「突き穿つ死翔の槍(ゲイボルク)」。魔術にも秀で、18の原初のルーンを習得しているが、直接的な戦闘を好むため、使用することは稀なサーヴァントだ。

 

 キャスターはギリシャ神話に登場する裏切りの魔女メディア。魔法こそ習得していないものの、魔法に近いレベルの神代の超高等魔術を平然と扱い、魔術師としての能力は魔法使いと同等、もしくは上回るというレベル。しかし大抵のサーヴァント、特に三騎士のクラスに召喚されたものは対魔力を備えているため、魔術が主な攻撃手段となるキャスターは全サーヴァント中最弱と言われる。そのため、策略を巡らして着実に力を蓄えている。

 

 アサシンは佐々木小次郎。宝具を持ち合わせていないが、ひたすら磨き抜かれたその剣技は「多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)」と呼ばれる魔法域(第二魔法の一種)の事象にまで高められ、『まったく同時に』三つの斬撃を繰り出して敵を斬るという必殺の『燕返し』を編み出すに至った。

 

 真名が知れるとはつまりそう言う事だ。情報が漏れる。得意分野は。弱点は。

 しかし、このガンナーのイレギュラーのクラスに身を置く男、ヴァッシュ・ザ・スタンピードには情報が全くない。

 

「あら、イリヤ。戦うサーヴァントもいないのに情報収集かしら」

 

「いいえ、ただの興味よ 凛。私のバーサーカーを殺そうと思えば殺せたはずなのに、このサーヴァントは手加減しながら戦っていたのよ。名前だけ分かってもどう言う生き方してきたのかが分からないと、納得がいかないわ」

 

「……何も面白くなんてないよ。さ、ドーナッツでも食べてさ……」

 

 ヴァッシュはセイバーだけでも味方に付けようとするが、用意していた切り札はいつの間にか瞬殺されていた為、今回ばかりは叶わなかった。ここにいる全ての視線がヴァッシュに集中している。

 

 マスターであるバゼットも止めない。止めなければ自分のサーヴァントの情報が漏れると言うのに彼女は気にせずに同様に興味を持っていた。仮に止めたとしても情報を引き出す事は出来ないとも踏んでいた。一度は言峰の騙し打ちに脱落したバゼット自身、聖杯は手に入れられればラッキー程度に思っているため、今の興味はガンナーに移っていた。

 

 確かに不思議ではない。ガンナーと言うイレギュラー・サーヴァントが召喚され、最速・最優・最狂のサーヴァント達をことごとく負かしてきた。かといって敗退させたわけではないため勝利もしていない。真名は分かっても情報は無い。興味関心を引かれない訳がない。しかして確かに不思議ではある。生前の彼はどういった人物だったのか?

 

 イリヤスフィールは改めて聞きなおす。

 

 

 

―――あなたはどんな英雄(ニンゲン)だったの?

            ヴァッシュ・ザ・スタンピード―――

 

 

 

 

 

 


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