作者は関東育ちなので、方便に関してはにわかの極みです。
ここおかしいよ~?ってところがあったら教えてください。
もしくは気づかないふりしてください。
晴:さて、それじゃあ第2回戦を始めるよ!
今回の参加者は15人。
よって、新たに二つの職業を追加するから、みんな注意してね!
1、共有(2人)
占い師等のような特殊能力は存在しないが、互いが互いに共有だと認識しあえるため、占われなくとも○確定される。
ただし万が一にも騙りに乗っ取られた場合、吊りや占う候補にあがらないため、大変危険。
2、狐(1人~)
村人、人狼に続く第3の陣営。
第3の陣営ではあるが、扱いとしては村人となるため、占い、霊能の結果には○と出る。そのため、誰が狐なのか判別することが難しい。
人狼に噛まれても死なないが、真占い師に占われると死亡する。これを通称『呪殺』という。(この場合、占いの結果には○としか出ないため注意。)
狐の勝利条件は、要約すると最後まで生き延びること。
村人、もしくは人狼陣営が勝利条件を満たしたとき、その場に狐が残っていると狐の勝利となる。
例:村人2人、狐1人、人狼0人。→村人の勝利条件を満たしたが、狐が残っているため狐の勝利。
村人1人、狐1人、人狼2人。→狐の扱いはあくまで村人となるため、2人対2人で人狼の勝利条件を満たし、残っている狐の勝利。
晴:狐が少しややこしいかもしれないけど、それはやりながら理解していってね。
今回の内約は、人狼(3)、狂人(1)、狐(1)、共有(2)、占い(1)、霊能(1)、狩人(1)、村人(6)だよ。
咲「・・・あれ?合計すると16人になりません?」
ま「あ~・・・まさかとは思うが・・・」
晴:初日役欠け有り、占い有りだよ。
憧「うわぁ・・・役欠け有りなんだ・・・」
穏「役欠けって?」
Q「つまり、この場合は初日の犠牲者になってる赤土さんが、何かしらの役職を持っとる可能性があるっちゅうことですわ。」
セ「・・・酷い話や。」
怜「生きるんてつらいなぁ・・・」
優「でも、人狼や狐が欠けてればチャンスだじぇ!」
晴:残念だけど、それはないよ。
人狼は仲間を噛めないし、狐は噛まれても死なないからね。人外で欠けている可能性があるのは、あくまで狂人だけだよ。
久「まぁ、そりゃそうよね。でも、これで占いや狩人が欠けてたら大ピンチね・・・」
和「占いがいないと人狼の判別が出来ませんし、狐を呪殺することも出来ませんから・・・」
竜「狩人がおらんかったら、人狼が役職噛み放題やで!」
宥「あ、あったかくない・・・!」
怜「生きるんて、ほんまにつらいなぁ・・・」
晴:どの役職が欠けているのか、それとも欠けていないのか、それをしっかりと判別することも必要になるわけだね。
初日の会話時間は5分間。
さっきと同じで、日が経つごとに時間は少しずつ減っていくから注意してね。
それでは人狼ゲーム、第2回戦・・・
スタートだよ!!
○2日目(昼) 犠牲 晴絵
処刑 なし
生存 久・まこ・咲・和・優希・宥・玄・灼・憧・穏乃
怜・セーラ・竜華・浩子・泉
久「さて、それじゃあ早速なんだけど・・・」
憧「その前に、私からいい?私、共有COよ。」
穏「憧が共有なんだ・・・。もう1人の共有って誰?」
憧「悪いんだけど、相方は伏せさせてもらうわ。これ、相方とも相談して決めたことだから。」
Q「ほう・・・共有トラップ仕掛けるっちゅうわけですか。」
玄「共有トラップ・・・?」
泉「もし相方が●を出されたとき、その人は自分の相方だから○なので、占った相手、もしくは霊能した人は騙りですってやるテクニックの一つですわ。」
優「なるほど・・・つまり、騙りを見つけることが出来るわけだな!?」
久「でもそれ、分かってると思うけどリスクも大きいわよ?」
ま「見つけられればええけど、その前に新子さんが噛まれたら大惨事じゃな。」
憧「その時は、翌日にすぐにCOすることに決めてるわ。もしその時私の相方を名乗る共有が2人以上出たら、構わないから全部吊っちゃってちょうだい。」
和「人外を、確実に道連れにするわけですね・・・。」
怜「まぁ相方さんがそれでええ言うなら、うちらもそれに従うわ。実際、それで人外見つけられるやろうしな。」
咲「犠牲も出るかもしれませんけどね・・・。」
宥「でも、相方がいるってことは、共有は欠けてないんだよね・・・。」
憧「そういうこと。共有が欠けてるのが、一番分かりやすかったんだけど・・・」
Q「確かに、相方は初日の犠牲者でしたってことがすぐに分かりますしな~。」
憧「・・・まぁ、私ら共有に関してはそういうこと。それで早速提案なんだけど、占いCOを一斉にやってもらわない?」
セ「ん?そりゃどういうこっちゃ?」
久「・・・なるほど。騙りが真に乗らないようにするのね?」
憧「そう。自分は占い師だって人は、一斉に誰々は何々ですって言ってほしいのよ。そうすれば、人外が真の占いに乗ることは出来ないからね。」
竜「ええ考えなんちゃう?それなら、上手くいけば真しか出れない可能性もあるで?」
ま「・・・1人しか出てこんかったら、逆にそれはそれで怪しいがのぅ。」
優「占い欠けだじぇ!」
灼「・・・それだけは、起こってほしくな・・・。」
憧「みんながそれでいいっていうなら、それでやりたいんだけど、どうかな?」
穏「私はいいと思うよ?」
和「反対する理由が見当たりませんね。」
泉「私もそれでええと思います。」
憧「ん。それじゃあいくわよ?誰々が何々ですってはっきり言ってね?・・・それじゃあ、せ~の!」
久「松実宥さん、○よ。」
玄「竹井久さん、○なのです!」
宥「玄ちゃん、○です。」
咲「」
セ「・・・あ~、とりあえずいろいろと突っ込みたいことが盛り沢山なんやけど・・・」
和「・・・憧。この場合はどう判断しますか?」
憧「・・・待って。お願いだからちょっと待って。私だってこんなの予想してないっての・・・!?」
久「・・・あ~・・・私からすると、私が占った宥さんが狂人。そして私を占った玄ちゃんが人外ね。」
宥「私から言わせて貰うと、玄ちゃん狂人で、竹井さんが人外です。」
玄「違うよ!狂人は竹井さんで、お姉ちゃんは人外だったのです!」
ま「・・・こいつら、もしかして全員人狼じゃ・・・?」
怜「身内をみんなで囲ったってことやな。確かにこれなら、1人は真として残せるやろうけど・・・」
泉「だとしたら、真欠けってことですか・・・!?」
久「ちょっと待ってちょうだい・・・!」
玄「真は私なのです!」
宥「みんな、お願いだから騙されないでね・・・?」
和「・・・どうしますか?狐が残っている状態で、占いをロラするのはリスクが大きいですが・・・?」
竜「もしほんまに3人とも人狼やったら、ロラ終わった瞬間に狐勝ちやで・・・!?」
Q「・・・とりあえず、お三方の占い理由を聞きたいですな。」
憧「・・・そうね。とりあえずそれを教えてちょうだい。」
久「私が占った理由は、単に強敵だと思ったからよ。さっきのプレイで身に染みたけど、宥さんは土壇場で何かしそうな気がしたしね。もし人狼だとしたら、ちょっと洒落にならないもの。」
玄「私が竹井さんを占ったのも同じような理由だよ。さっきのゲームも、お姉ちゃんがいなかったら竹井さんの思い通りに終わってしまったのです。だから、今のうちにはっきりさせておきたかったんだよ!」
宥「私は、玄ちゃんか穏乃ちゃん、どっちを占うか迷って・・・」
穏「あ、私も占う候補だったんですか?」
宥「その・・・本人の前で言うのもあれなんだけど、役職とは関係無しにミスリードされそうで・・・」
穏「」
玄「お姉ちゃん!?」
セ「・・・つまり、お馬鹿を占ったちゅうわけやな?」
優「むむ・・・確かに、納得できそうな気がするじぇ・・・!」
和「・・・良かったですね?優希。占われなくて。」
Q「ほんまですなぁ、江口先輩?」
優「」
セ「」
竜「ん~・・・玄ちゃんも穏乃ちゃんも、言うほどお馬鹿ちゃうで・・・?」
怜「・・・一応言うとくけど、その候補には竜華も入ってるんやで?」
竜「」
宥「えっと・・・ごめんね?」
憧「・・・まぁ理由があれだけど、宥姉ぇの考えも分かるからいいわ。でもどうしようかしら。このままだとグレランになるわけだけど・・・」
咲「・・・ちなみに、この3人の中で一番真としてありそうな人って・・・」
灼「・・・宥さんかな。メタな理由だけど、竹井さんと玄はちょっと・・・」
和「・・・玄さん、また狂人ですか?」
玄「私真だよ!?」
宥「玄ちゃんはまた狂人だよね?あんまり嘘つくと、お姉ちゃんでも怒るんだよ・・・?」
玄「お姉ちゃん!?」
久「まぁ、玄ちゃんは人外で、狂人は宥さんだけどね。っていうか、私も疑われてるわけ・・・?」
怜「さっきの見てると、素直に信じられんな~。」
Q「実際、また人狼やったら強敵になるわけですしね。」
久「今回は味方なんだから、少しは信じてちょうだいっての・・・。」
ま「まぁお前さんの場合、普段の行いがあれじゃからのぅ・・・」
咲「あはは・・・その、味方なら心強いんですけど・・・」
優「怪しいのは吊ってくじぇ!」
久「・・・なんで身内にすら疑われなくちゃいけないの・・・!?」
和「反省してください。それで、どうしますか?グレランですか?」
憧「・・・まぁグレランよね。でも時間もまだあることだし、もう少し話し合いましょう。」
ま「今怪しいと思う奴じゃな?」
泉「・・・鷺森さんはどないですか?あまり喋ってへんし、私目には怪しいと思うんですけど。」
灼「・・・口数が少ないのは、元々。それより、ステルスって意味なら二条さんも怪し・・・。」
Q「確かに、普段の泉を知っとる分、若干の違和感は感じますな~。」
泉「え、船久保先輩は私疑っとるんですか!?」
Q「仕方ないやろ。人狼見つけるデータ、まだ空っきしなんやから。」
セ「まぁいつもの泉なら、もうちょいグイグイきそうやけどな~。」
久「・・・なら、明日の占い先は二条さんにする?みんながそれで構わないなら、私占っておくけど・・・」
玄「竹井さんが占っても意味ないよ!私が占わなくちゃ!」
宥「・・・なら、私が占おうか・・・?」
怜「よっしゃ。ここは間を取ってうちがやな・・・!」
久&玄&宥「どうぞどうぞ。」
ま「・・・なぁ共有。こいつらまじで吊っちゃいかんのじゃろうか?」
セ「俺的には結構おもろかったで?」
和「意味が分かりません。」
咲「あはは・・・」
竜「っていうか、怜は占えないんちゃうん?」
怜「・・・まぁ、そこはノリやな。」
憧「(・・・笑いそうになったとは言えない・・・!)ま、まぁ悪ふざけはそれぐらいにして、きちんと話し合いましょう。何だかんだ言って時間が少なくなってきたし・・・」
晴:正解。
残り1分だよ~。
優「・・・おぅ、だじぇ・・・。」
和「・・・無駄に時間を使いましたね。」
灼「・・・吊る?」
ま「わしとしては吊りたいのぅ。」
泉「・・・分かりました。皆さん!今日は私を吊ってください!」
竜「へ!?どないしたん泉!」
Q「いや、怪しい言うただけで、そこまで疑っとらんよ?」
泉「いえ、ここは私吊りでお願いします!幸い私は何の役職も持ってませんから、グレランで万が一にも霊能や狩人吊ってまうよりはええと思うんです!」
和「・・・柱COですね。」
穏「柱?」
憧「人柱のことよ。こうやって自らが吊られることを提案して、役職が吊られることを防ぐの。」
優「当然人外は出来ないCOだじぇ。」
咲「でも、いいの?二条さんはここで終わりで・・・」
泉「仕方ないですわ。それに私が残って、先輩方が吊られんのも嫌ですし・・・。」
怜「泉・・・」
セ「・・・感謝するで、泉。」
竜「泉の分も、うちら頑張るからな・・・!」
Q「・・・あとは任しとき。必ず村人勝利で終わらせたる・・・。」
久「・・・いい後輩じゃない。ねぇ園城寺さん?二条さんとうちの一年交換しない?どうもあの3人には先輩を敬う精神っていうのが足りないみたいなのよ。」
怜「ん~・・・泉にはこれから千里山を引っ張ってもらわなあかんしなぁ・・・」
優「・・・酷い現場を見たじぇ・・・!」
和「ああいうことを言うから、素直に敬えないんです。」
咲「あ、あはは・・・」
ま「わしが却下じゃ。このあほんだらが。」
晴:教師の前で身売り発言はやめてね~。
それじゃあ時間だから、みんな投票しちゃってちょうだい!
穏「二条さんの分まで、頑張らないと・・・!」
憧「・・・まぁ、負けられない理由が増えたってことね。」
○投票結果
久(0)→泉 まこ(0) →泉 咲(0) →泉 和(0) →泉 優希(0)→泉
宥(0)→泉 玄(0) →泉 灼(1) →泉 憧(0) →泉 穏乃(0)→泉
怜(0)→泉 セーラ(0)→泉 竜華(0)→泉 浩子(0)→泉 泉(14)→灼
投票の結果、二条泉さんは処刑されました。
泉「皆さん、あとはよろしく頼んます・・・!」
3日目に続く・・・