ふ:ということで始まりました!
人狼ゲーム、イン白糸台~!
実況は私、ふくよかでかないスーパーアナウンサー福与恒子と!
30:すこやかでない小鍛治健夜がお送りします。
・・・っていうか、私の表記がおかしくない!?私まだ27なんだけど・・・!?
ふ:アラフォーが何か叫んでいますが、無視して紹介を始めます!
30:アラサーだよぉ!?
洋「・・・いや、突っ込みどこはそこやないんやけどな・・・?」
怜「これはたまげたなぁ・・・」
絹「えっと・・・?」
霞「・・・どうしてテレビ局の方がいるのか、ちゃんとした説明がほしいところなんだけど?」
菫「あぁ、その・・・」
ふ:その説明は私から!
数日前に動画でアップされた人狼ゲームイン奈良を見た私は、まさにビビビッと来ました!
これをテレビでやれば、もしかしたら数字がとれるかもって!?
怜「いきなりぶっちゃけよったで・・・」
竜「ど、動画ってあんときの・・・!?」
初「あぁ、あれですか~。」
春「・・・あれ見て、久に連絡した・・・」
ふ:さっそく局のお偉いさんに提案しましたが、さすがに実際の数字は未知数。
そこで、まずは前哨戦として、この白糸台高校で試してみようということになりまして!
巴「・・・あぁ、なんか読めてきたかも・・・」
小「ど、どういうことなんでしょうか?」
淡「ふっふっふ~。つまり!私たちは選ばれたってことだよ~!」
誠「・・・犠牲になった、とも言うけどね・・・」
ふ:実際にゲームの中継を行って、数字が取れたら本格的にって話になりました~!
快く撮影を承諾してくれた白糸台の皆さん!本当にありがとうございま~す!!
洋「・・・って言うとるけど?」
照「・・・菫?」
菫「いや、ゲームの中継を行いたいって話だったから、てっきり麻雀の話かと思って・・・」
霞「・・・ちゃんと確認しないで了承したわけね?」
誠「・・・はぁ・・・」
尭「・・・ズズズ・・・」
菫「・・・す、すまん・・・」
怜「ん~・・・でも、うちらにその話がきとらんのは何でなん?」
30:正確に言うと、ゲーム中継のために用意した相手って別の人たちなんだよ。
まだ予定時間前だからその人たちは到着してないけど、そこに君たちがやってきて、目的も同じだって聞いたから・・・
絹「・・・間が悪かったっちゅうことですか。」
竜「・・・せやけど、テレビ局が来るのも、うちらが来るのも分かってたんやろ?そんなら一言ぐらい、あらかじめ教えといてほしかったんやけど・・・?」
照「・・・菫?」
菫「・・・ほ、本当にすまん。テレビ局が来る日を、明日だと勘違いしていて・・・!」
尭「・・・テレビ局がやってきたとき、部長の顔が真っ青になってました・・・」
淡「つまり、全ては菫の勘違いが原因だったりして~♪」
菫「ぐっ・・・!」
霞「・・・意外、と言うべきかしら・・・?」
巴「あまり、予想はできませんね・・・」
照「・・・菫、実は意外とドジっ子。」
菫「お、お前にだけは言われたくないぞ!?」
ふ:まぁそんなわけでして!
せっかくなので皆さんのプレイも撮影しようと思ったわけです!
あ、ちなみに霧島神境のほうにはすでに連絡済です!
あくまでゲームの撮影ならと許可をもらっていますので、そこはどうぞご安心を!
小「あ、じゃあ私たちも問題ないんですね!」
春「・・・問題なし・・・」
霞「むしろ、そこまで手回しがいいと困ってしまうのだけど・・・」
初「ここまで来たら、楽しんだもの勝ちなのですよ~。」
巴「・・・初美さんの言うとおりかもしれないですね。」
ふ:それではメンバーのご紹介です!
まずは言わずと知れた、白糸台代表の5人です!
照「・・・よろしく~・・・咲、見てる~?」
菫「やめんか恥ずかしい!」
尭「・・・おそらく、部長よりは恥ずかしくないかと・・・」
誠「初っ端からでしたからね・・・」
淡「やったじゃん菫!ちょ~目立ってるよ!?」
菫「」
30:そして鹿児島県代表、永水女子の皆さんです。
小「よ、よろしくお願いします!一生懸命頑張ります!」
霞「あらあら。小蒔ちゃんがはりきってるわね?」
初「姫様はいつでも全力なのですよ~。」
巴「そうですね。あ、私もよろしくお願いします。」
春「・・・よろしく・・・」
ふ:そして!わざわざ大阪からやってきてくれた、千里山女子と姫松の4人です!
怜「やっほ~。」
洋「みんな見とるか~!?」
絹「お姉ちゃん、恥ずかしいからやめて~な・・・」
竜「よ、よろしくな~。」
ふ:それではルールの説明です!
今回は通常の役職に加えて、以下のものが入っていますのでご注意を!
○蝙蝠
生き残れば勝利という特殊な役職。
村人や人狼に関わらず、ゲーム決着時点で生き残っていれば勝利である。
カウントは村人であり、占いや霊能の結果には○と出る。
なおこの役職の勝敗と、他の陣営の勝敗は競合しないので要注意。
小「競合しない・・・?」
怜「つまり、どっちかが優先されることはないっちゅうことやな。」
30:園城寺さんの言う通りです。
例:村人2人、蝙蝠1人、人狼0人。
村人の勝利条件を満たしたので、村人と蝙蝠の勝利。
村人1人、蝙蝠1人、人狼2人。
蝙蝠のカウントは村人なので、2対2となり、人狼と蝙蝠の勝利。
このようになりますので、間違えないようにしてください。
洋「面倒な役職やな・・・けど、つまりは人外なんやろ?ほな見つけたら吊ってまえばええんやないか?」
絹「確かにそうかもしれんけど、一概にそうとも言えないんや。」
初「どういうことですか~?」
霞「つまりね?蝙蝠はどの役職からしても、PPとしての利用性があるってことなのよ。」
例:村人2人、蝙蝠1人、人狼2人。
もしこの状態で人狼2人の正体が分かった場合・・・
蝙蝠が村人に味方→村人と蝙蝠の勝利(最終的には)
蝙蝠が人狼に味方→人狼と蝙蝠の勝利
霞「こうなるのよ。」
巴「もっとも、上記の例で蝙蝠が村人に味方したら、怒った人狼に蝙蝠が噛まれるかもね。それを考えると、蝙蝠としても人狼の味方をせざるを得ないけど・・・」
菫「時と場合によっては、村人の戦力としても数えられるということだな。」
淡「いつ裏切られるか分からないから、信用はできないけどね~♪」
30:そういうことだね。
もし見つけた場合、吊るのか、それともそのまま放置するのか、判断を間違えると痛い目にあうよ?
ふ:そして今回の内訳は、人狼(3)、狂人(1)、蝙蝠(1)、共有(2)、占い(1)、霊能(1)、狩人(1)、村人(5)となっています!
30:初日役欠け有り、占い有りですね。
照「・・・14人だから、6吊りの4人外。」
尭「・・・蝙蝠を入れると、人外5人ですね・・・」
春「・・・後半に蝙蝠を残すと、危険・・・」
竜「その場合、絶対人狼の味方するに決まっとるで・・・!」
怜「狐がおらんっちゅうのはありがたいんやけどな~・・・」
30:初日の会話時間は5分です。
以降は4分が2日、3分が2日と減っていきます。
ふ:もたもたしてると、すぐに時間は無くなっちゃうので注意ですよ~!
30:それでは、早速ですが始めます。
勝つのは一体どちらの陣営なのか?
ふ:人狼ゲーム、1回戦!
スタート!です!!
○2日目(昼) 犠牲 アラサー
処刑
生存 照・菫・尭深・誠子・淡・巴・初美・霞・小蒔・春
怜・竜華・洋榎・絹恵
アラサーの無残な死体が発見されました。
小「みなさん、おはようございます!」
照「・・・おはよう。」
怜「おはようさんや。ほな、さっそくやけどどうする~?」
洋「占いでええんやないか?いきなり●を共有にぶつければ、今日の時点で破綻やで?」
絹「お、お姉ちゃんがまともなこと言っとる・・・!?」
菫「だが、確かにそれはいいかもしれんな。」
尭「・・・では、共有のCOは、占いの後で・・・」
初「そうするのですよ~。」
巴「占い結果はバラバラに?それとも一斉にですか?」
誠「一斉にやったほうがいいでしょうね。変に誤魔化される危険もないですし・・・。」
淡「うんうん!じゃあさっそく占いの結果にいこ~よ!?」
竜「ほな、最初だけはうちが合図出すで?うち占い師とちゃうしな?」
春「・・・よろしく・・・」
霞「よろしくお願いします。」
竜「ほないくで?占いの結果、せ~の・・・!」
淡「テル~は○だったよ!」
尭「・・・誠子ちゃん、○でした・・・」
怜「竜華、○やな。」
淡「むむっ!さっそく人外2人発見だよ~!」
怜「それは渋谷さんと大星さんのことやな?」
淡「ぶっぶ~!私は真の占い師だよ~!」
尭「・・・真は私だよ?淡ちゃん・・・?」
淡「違うよ~だ!」
照「・・・淡が、占い師?」
誠「尭深も、占い師の候補なんだね?」
竜「怜もやな。ちなみに、うちらを占ったんは初日やったから?」
淡「そうだよ!私がテル~を占ったのは、初日だから親しい人を占っただけだよ!」
尭「・・・私も同じです。誠子ちゃんの色を確認したかったので・・・」
怜「うちも同じや。さすがに初日は、誰が怪しいかなんて分からんからな。とりあえず、一番知りたい人の色を見ただけやで。」
竜「・・・怜・・・!」
初「ま~た始まったのですよ~。」
春「・・・バスの中でも、ずっとこれだった・・・」
小「仲が良いのはいいことです!そうですよね?霞ちゃん!?」
霞「その通りね?小蒔ちゃん?」
巴「いやいや・・・」
菫「・・・ふむ。とにかく、騙りは2人か・・・。」
洋「い~や、油断は出来んで~?もしかしたら、占い欠けっちゅう可能性もあるからな。」
絹「そ、それはさすがにないんちゃう?真欠けなら、人狼が2匹も占い騙っとるっちゅうことになるで?」
霞「・・・いえ、もしかしたらだけど、蝙蝠が騙っている可能性もあるわ。」
小「こ、蝙蝠ですか!?ですが、だとしたら一体誰が・・・!?」
初「もしかしたら、ですよ~?」
淡「むっ!蝙蝠が騙ってる可能性はあっても、占いが欠けてる可能性はゼロだよ!なんたって、この私が真なんだからね!」
怜「真はうちやで。大星さんなんかは、もろに狂人や蝙蝠っぽいけどな~?」
尭「・・・なんとなく、分かるかも・・・」
誠「蝙蝠か・・・でも蝙蝠なら、潜伏してたほうがいいんじゃないですか?」
春「・・・そうとも限らない・・・」
霞「そうね。潜伏中に噛まれないように、あえて騙ってくるっていう可能性があるわ。」
巴「確かに占いを騙れば、そう簡単には噛まれないとは思いますが・・・」
照「・・・でも、怪しまれて吊られる可能性はあるよ?」
洋「そうなったら、吊られる前に自分は蝙蝠やって言ってしまえばええんや。無駄吊りが出来ん状況まで待っとけば、もう蝙蝠吊っとる余裕は無くなるんやからな。」
絹「そ、それはそうなんやけど・・・さっきから、ほんまにどうしたんや?お姉ちゃん?」
洋「ん?何がや?」
怜「・・・ひ、洋ぽんが全然ボケんて・・・!」
竜「あ、ありえへん・・・!?」
絹「・・・まさか、それがお姉ちゃん流の狂人アピールなんじゃ・・・!?」
洋「何でやん!?テレビの前やから真面目にやっとるだけやろうが!?」
怜「・・・そ、そういうことはやめてほしいわ。ほんま、心臓に悪いで・・・」
竜「だ、大丈夫なん!?怜~!」
絹「お、お姉ちゃん!はよ謝りぃ!」
洋「何でっ!?」
照「・・・えっと、でも、全員が○だね。共有は誰?」
洋「うちが真面目にやったらそんなにおかしいんかい・・・!?まぁそうやな。破綻せんかったのは残念やけど、共有COしてくれへん?」
霞「そ、そうね。共有は誰なのかしら?」
菫「う、うむ。CO共有だ。」
春「・・・その相方・・・」
竜「あ、2人とも出てきたんやな?」
絹「ええんですか?1人は潜伏せんで?」
菫「・・・共有トラップも確かに考えたのだが、それよりは確定の○を増やして、グレーを狭くしておこうと思ってな。」
春「・・・それに、2人とも初プレイだったから・・・」
怜「・・・なるほどな。万が一潜伏中に噛まれたりしたら、騙られんかが心配やったっちゅうことか。」
菫「そういうことだ。すまんが、今回はこれでいかせてもらいたい。」
洋「まぁもう出てきとるんやし、仕方ないやろ。ほんなら今日はグレランか?」
菫「そのつもりだ。それですまんが、霊能にはCOしてもらいたい。間違って吊りたくはないんでな。」
小「確かに、霊能は大切ですね・・・!」
誠「欠けてたら最悪ですけどね・・・。」
春「・・・霊能の人、誰・・・?」
巴「では、CO霊能させていただきます。」
霞「あら、巴ちゃんが霊能だったのね?」
小「が、頑張ってくださいね、巴ちゃん!」
巴「はい。ありがとうございます、姫様。」
絹「えっと・・・もう他にはおらんのですか?」
照「・・・いないみたい。」
菫「ふむ。これは・・・」
初「霊欠けってやつですね~?」
巴「むっ。私は真霊能ですよ、初美さん。」
初「でも1人だけじゃ、ちょっと怪しいのですよ~。」
淡「そうだよね~。実は霊欠けで、あの人って人狼なんじゃないの~?」
尭「・・・ずいぶんと疑ってるね?淡ちゃん・・・?」
怜「そうやな。怪しいのは分かるけど、ちょっとあからさますぎやないか・・・?」
竜「ど、どういうことなんや?怜?」
怜「ようするに、大星さんは真を消したい人狼やっちゅうことや。」
淡「むっ!違いますよ~だ!怪しいのは怪しいじゃん!?」
菫「・・・霊能の真偽はおいておこう。さすがにまだ分からんからな。」
照「・・・だね。それより、今日はグレランとして、誰か怪しい人っている・・・?」
霞「そうね・・・なんとなくだけど、愛宕のお姉さんと妹さん、かしら・・・?」
洋「う、うちか!?」
絹「お、お姉ちゃんが怪しいんは分かるけど、なしてうちまで!?」
洋「ってこら絹ぅ!?」
霞「その、勘違いだったら申し訳ないんだけど・・・さっきから関係ないところで、時間使われちゃってるから・・・」
誠「な、なるほど・・・」
小「で、でも!それぐらいで人を疑っちゃいけないと思います!」
巴「えっと・・・姫様のそういう優しいところは、間違いなく美点だとは思うのですが・・・」
初「このゲームでは、少しでも怪しければ疑わなくちゃ駄目なのですよ~。」
小「うぅ・・・それは、その通りだと思うんですけど・・・」
菫「・・・根本的なところで、このゲームには向いていないと思うんだが・・・?」
春「・・・それが自慢・・・」
ふ:さぁ、残り1分を切りました~!
30:今日の結果、そろそろまとめたほうがいいと思います。
菫「・・・時間だな。では、予定通りグレランでいこう。」
春「・・・今日の対象は・・・」
小「えっと、私と・・・」
初「私もですね~。」
霞「あら、私もかしら?」
洋「そんでもってうちと・・・」
絹「うちっちゅうわけやな。・・・お姉ちゃん、人狼ならCOしてええんやで?」
洋「せやからちゃうわ!?」
淡「ふっふ~ん!確かにその2人も怪しいけど、それより怪しい人がいるよね~・・・!」
尭「・・・一番怪しいのは、淡ちゃんだと思うんだけど・・・?」
怜「確かにそうやな。せやけど渋谷さんかて、うち目線では人外やからな?」
竜「えっと、怪しい人っちゅうと・・・」
照「・・・誰?」
誠「わ、私にもちょっと・・・」
巴「誰に投票すればいいのかな~・・・」
ふ:そこまでです!
30:それでは、皆さん投票を始めてください。
○投票結果
照(0)→霞 菫(0)→初美 尭深(0)→絹恵 誠子(0)→初美 淡(0)→初美
巴(0)→洋榎 初美(6)→洋榎 霞(1)→絹恵 小蒔(0)→初美 春(0)→絹恵
怜(0)→洋榎 竜華(0)→初美 洋榎(3)→絹恵 絹恵(4)→初美
投票の結果、薄墨初美さんは処刑されました。
初「うぅ、巴ちゃんを疑いすぎちゃいましたかね~・・・でもでも!あの2人より票が多いのは納得できないのですよ~!」
3日目に続く・・・