咲 -saki- 人狼編   作:九尾の狐

45 / 76
清澄・宮守・龍門渕+α(犠牲者たちの集い)

 

 

 

○3日目(昼) 華菜・豊音

 

 

 

豊「あうぅ・・・もう噛まれちゃったよぉ・・・」

 

華「残念だったし。でも、仕方ないし!」

 

豊「そうだよね~。ここは我慢だよ~・・・!」

 

華「そうするし!・・・で、姉帯さんはどう思ったし?」

 

豊「え?あ、占い師~?」

 

華「そうだし。」

 

豊「う~ん・・・まだよく分かんないよ~・・・」

 

華「やっぱり・・・正直、あんなにいっぱいいたら判断に困るし!」

 

豊「そうだよね~?個人的には塞が真だといいんだけど~・・・?」

 

華「それ、完全に身内目線じゃ・・・あ、でも臼沢さんが●出したし。」

 

豊「えぇ~!?胡桃、人狼だったの~!?」

 

華「これが本当だったら、臼沢さん真目の可能性があるんだけど・・・?」

 

豊「ど、どうなんだろ~?やっぱり、胡桃を吊るしかないよね~?」

 

華「だな~。それぐらいしか判別が・・・・・・・・・もう出たし。」

 

豊「・・・塞、嘘つきだったよ~。」

 

華「そう落ち込むなし。・・・とにかく、一歩前進したってことだし!」

 

豊「う、うん!勝利に、一歩近づいたんだよ~!」

 

 

 

○4日目(昼) 華菜・豊音・塞・まこ・純・衣・京太郎

 

 

 

華「一気に増えたし!?」

 

豊「な、何が起こったの~!?」

 

京「うわぁ・・・最悪だ~・・・!」

 

衣「むぅ・・・やられた・・・」

 

純「残念だったな?」

 

ま「はぁ・・・何となくこうなるんじゃないかと予想しとったわい・・・」

 

塞「いや~みんな残念だったね♪」

 

京「・・・なんか、滅茶苦茶嬉しそうっすね・・・?」

 

ま「・・・あれじゃ。自分以外にも占い師が脱落したのが嬉しいんじゃろ。」

 

豊「塞、嘘は駄目だよ~?」

 

塞「うぐっ・・・ち、違うのよ豊音。あれは・・・あれは、胡桃とシロの罠だったのよ!」

 

豊「え、えぇ~!?」

 

華「・・・ん?」

 

衣「ふぇ?」

 

塞「そう!あの2人、実は人狼の騙りだったのよ!どうやら、共有が乗っ取られちゃってるみたいなの!」

 

豊「そ、それ大変だよ~!?」

 

衣「な、何と・・・共有が騙りだったとは・・・!?」

 

塞「・・・・・・あ、あれ?」

 

純「あ~・・・衣の情操教育に悪ぃから、あんまそういう嘘は教えないでやってほしいんだが・・・」

 

ま「・・・素直すぎるんも、問題じゃっちゅうことじゃな・・・」

 

京「いや、これに騙されるってのも・・・」

 

華「・・・とにかく、ちゃんと責任はとるし。」

 

塞「・・・いや、その・・・」

 

豊「ど、どうすればいいの~!?」

 

衣「このことを向こうに伝える方法は・・・!?」

 

塞「・・・やっぱ、嘘って苦手だわ・・・!」

 

 

 

京「・・・ちなみに、染谷先輩って恋人だったんすか?」

 

ま「さぁのぅ。終われば分かるじゃろうて。」

 

純「俺目線ではある程度の見当はつくんだけど、染谷だけが微妙なんだよな・・・」

 

華「むぅ・・・とりあえず、お前は人狼だし!」

 

京「違うっすよ?」

 

華「・・・あれ!?」

 

純「ん?・・・いや、けどそれってありえんのか・・・?」

 

ま「・・・ふむ。」

 

華「ど、どうなってるし・・・?」

 

京「もう少しすれば分かると思うっすけど・・・って、福路さんが怪しい行動とってるっすね・・・?」

 

華「キャ、キャプテン!?」

 

純「恋人じゃね~かって疑われてんな・・・それが当たりなら、染谷は背徳のみってことで確定なんだが・・・?」

 

ま「・・・ま、もうすぐ分かるじゃろ。」

 

 

 

豊「塞はやっぱり嘘つきだよ~!」

 

衣「嘘つきだ~!」

 

塞「ご、ごめん・・・」

 

 

 

○5日目(昼) 華菜・豊音・塞・まこ・純・衣・京太郎・美穂子・エイスリン

 

 

 

A「マタカマレタ!?」

 

塞「あ、エイちゃんお疲れ~。」

 

A「サエ!・・・ナニシテル?」

 

塞「その・・・罪滅ぼし・・・」

 

豊「早くお茶がほしいよ~♪」

 

衣「喉が渇いたぞ~♪」

 

A「?」

 

華「キャプテンもお疲れ様ですし!・・・でも、何であんなことしたんです?」

 

美「その・・・聞かないでくれると助かるかしら・・・」

 

華「?」

 

純「・・・けど、風越のキャプテンも恋人じゃなかったんだな。ってことは、やっぱ染谷が恋人だったのか・・・?」

 

京「どうなんすかね?もし恋人なら、相手って・・・?」

 

純「須賀か衣だよな?」

 

京「井上さんか天江さんっすね?」

 

ま「ふむ。・・・どうやら、久が●を見つけたようじゃの?」

 

京「げっ・・・」

 

純「おぅ・・・智紀のやつが人狼だったのか?」

 

美「だとすると、久は真でいいのかしら・・・?」

 

A「ギャクカコイ!」

 

ま「その可能性もあるのぅ。咲が言っておる通り、ありえないっちゅうんが一番気をつけないといかんところじゃ。」

 

華「だとすると、後は竹井さんがラストだし?・・・って、LW!?」

 

京「うぇ!?」

 

純「はぁ!?いや、あと1匹いるはずだろ!?」

 

美「そんな、じゃあもう1人って・・・臼沢さん!?」

 

A「ジ~・・・」

 

豊「じ~・・・」

 

衣「じ~・・・」

 

塞「・・・・・・・・・ち、違うわよ?」

 

A「サエ、ウソツキ!」

 

豊「もう怒ったんだよ~!」

 

衣「とりゃ~!」

 

 

 だ、だから違うんだってば~!?

 テンチュウ~!

 もう信じないんだよ~!

 くすぐれ~!

 ちょ、やめ、あひゃ・・・!?

 

 

ま「・・・哀れな結末じゃ・・・」

 

美「須賀くんはそっちを向いててくださいね?」

 

京「うぃっす。」

 

 

 

○6日目(昼) 華菜・豊音・塞・まこ・純・衣・京太郎・美穂子・エイスリン・和

        胡桃

 

 

 

胡「・・・何これ?」

 

 

 

塞「チ~ン♪」

 

 

 

豊「悪は滅びたよ~♪」

 

衣「オウ殺だ~♪」

 

A「クルミ、オツカレ!」

 

胡「う、うん。ありがと。・・・で、何これ?」

 

美「まぁ、色々あったということで・・・」

 

胡「?」

 

和「・・・咲さんが、私を信じてくれた・・・!」

 

華「・・・これも一体何事だし・・・?」

 

ま「・・・まぁ、こっちはいつも通りなだけじゃな。」

 

京「通常運転っすね。」

 

華「」

 

和「・・・ですが、許せないのは沢村さんですね。まさか私を陥れようとは・・・!」

 

純「ん?恋人じゃなかったみて~だけど、それでも人外なんじゃなかったのか?」

 

和「違います!臼沢さんは間違いなく○でした!つまり、まだ人狼は残っているんです!」

 

豊「え?」

 

衣「ん?」

 

A「オ?」

 

塞「・・・だから、違うって言ったのに~・・・!」

 

美「あ・・・久と龍門渕さんが・・・」

 

ま「・・・国広か優希のぉ。優希ならわしが占ったんじゃが・・・」

 

胡「む・・・もしかして、染谷さんが本当に真だったりする?」

 

ま「もちろんじゃな。」

 

京「違うっす!真は俺っす!」

 

豊「人狼じゃないの?」

 

衣「もしくは狐だ~!」

 

A「ケダモノ!」

 

京「ちょっ!?」

 

和「またなにかやったんですか・・・!?」

 

胡「・・・まさか・・・!」

 

京「いや、何もしてないって!?」

 

A「・・・サエノ、アラレモナイスガタ・・・!」

 

 

 

和「切りましょう。」

 

胡「うん。」

 

京「だから本当に違うんだって~!?」

 

 

 

○7日目(昼) 華菜・豊音・塞・まこ・純・衣・京太郎・美穂子・エイスリン・和

        胡桃・智紀・ハギヨシ

 

 

 

ハ「ふむ・・・?」

 

 

 

京「チ~ン♪」

 

 

 

智「・・・なに・・・?」

 

和「悪の末路です。」

 

胡「本当に切らなかっただけ感謝する!」

 

ハ「・・・なるほど。深くは聞かないほうが良さそうですね。」

 

智「・・・同意・・・」

 

美「それより、沢村さんは人狼なんですよね?仲間はどちらなんでしょうか・・・?」

 

智「・・・まだ言えない。でも、恋人が分かったかも・・・」

 

華「マジだし!?」

 

豊「ふぇ~!?」

 

衣「だ、誰なんだ~!?」

 

A「オシエロ!?」

 

智「・・・恐らく、LWが恋人・・・」

 

京「嘘ぉ!?」

 

胡「あ、復活した。」

 

和「もう少し強めに折檻したほうが良かったでしょうか・・・?」

 

京「もうやめて!?・・・って、それより今の本当っすか!?」

 

智「・・・確証はないけど、多分・・・」

 

純「おいおい・・・ってことは、まだ恋人が残ってるってことか・・・!?」

 

塞「それ、さすがにきつくない・・・!?」

 

ま「ふむ・・・これはまた・・・」

 

豊「・・・あ~!宮永さんがシロを疑ってるよ~!?」

 

A「ナンデスト~!?」

 

純「国広君と透華のやつもだな。これ、当たりなのか・・・?」

 

智「・・・っ!」

 

京「え・・・まさか・・・!?」

 

ま「っ!・・・久が、咲と国広が恋人じゃと断言しおった・・・!?」

 

和「そんなオカルトありえません!」

 

京「あ、何だかすげ~久々に聞いた気が・・・」

 

和「ギラン!?」

 

京「」

 

ハ「ふむ。これは、一体どちらが正しいのか・・・?」

 

美「久・・・!?」

 

 

 

 ゲームは終了いたしました。

 

 




ってなわけでここまで。
さすがに連日だと疲れるのよ~も~。

なぜ作者が書く久さんはこれほどまでに悪者チックなのか。
おかしい。
作者は久さんがかなり好きなはずなのに・・・!?

あぁ、好きな子ほどいじめたいっていう例のあれか。

どうやら思っていたより自分は若かったようだ・・・!(勘違い)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。