咲 -saki- 人狼編   作:九尾の狐

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この続きも今日中に投稿できると思いま~す。


清澄・宮守・鶴賀+α ②

 

 

 

○4日目(昼) 犠牲 トシ・優希・華菜

        処刑 佳織・未春

        生存 久・まこ・和・咲・京太郎・白望・エイスリン・胡桃

           塞・豊音・智美・ゆみ・睦月・桃子・美穂子

 

        池田華菜さんの無残な姿が発見されました。

 

 

 

ト:・・・おや?

  昨日の犠牲者は池田さんだったみたいだね?

  彼女がこんな姿になるなんて、昨晩一体何があったのか・・・

 

  今日の会話時間は8分だよ。

  もちろんスキップも可能だけど、そろそろ考えることも増えてきたんじゃないのかい?

 

 

 

  それじゃあ4日目、始めようかね・・・?

 

 

 

久「おはよう、みんな。・・・池田さんがやられたわね・・・!」

 

ゆ「昨日の吉留の結果だ。彼女の結果は●。人狼なのか、それとも彼女が真のコスだったのか、判断に苦しむところだな。」

 

咲「・・・でも、和ちゃんは残ってるね。」

 

和「・・・そうですね。吊られるのは分かっていますから、噛まずとも良いと考えたのでしょう。それより私が疑問なのは、池田さんのことです。」

 

ワ「ワハハ~。原村目線からすると、池田は人外のはずだったな~?それなのに、なんで死体が池田のしかないんだ~?」

 

桃「そうっす!そのあたりの弁明を聞かせてほしいっす!」

 

ゆ「・・・私から見ても、原村は限りなく怪しい。だがもし、彼女が真だとすると・・・」

 

和「・・・私が考えられる可能性は2つです。池田さんは狂人等ではなく、人狼だった。もしくは狐で、占われて死亡した。後者の場合は、狩人のGJが発生していると考えます。」

 

久「・・・始めに言っておくけど、今日は和を吊るわ。よほど納得できる答えが見つからない限りはね。じゃあ池田さんの答えを確認するためにも、一度占いの結果を聞かせてもらいましょう。2人とも、いい?」

 

豊「了解だよ~!」

 

桃「任せるっす!」

 

久「それじゃ。・・・せ~の・・・!」

 

 

 

桃「蒲原部長さん、●っす!」

 

豊「福路さん、○だよ~。」

 

 

 

ワ「・・・ワハハ~。なるほどな~・・・?」

 

美「あ・・・姉帯さんも私を占ってくれたんですか?」

 

豊「そうだよ~。インターハイですっごい人だな~って思ってたの!だから、今回選ばせてもらったよ~!」

 

美「あら・・・ふふ、ありがとうございますね?」

 

豊「とんでもないよ~♪」

 

桃「・・・私から見ると、池田さんと姉帯さんで福路さんを囲ったようにしか見えないっす。でもあいにくっすけど、私は今度こそ●を見つけたっす!何考えてるか分からないから警戒したんすけど、ずばりビンゴだったっすよ~!!」

 

ワ「ワハハ~・・・これで私からすると、怪しい1人と、確定人外が見つかったぞ~・・・!」

 

桃「人狼は部長さんのほうっす!」

 

ゆ「・・・蒲原が●、か・・・。」

 

久「・・・とりあえず、池田さんが狐ってことはなさそうね。智美の色を吊って確かめたいとこだけど、ここは和の真偽が先ね。」

 

塞「・・・ちょっと怖いけど、しばらく置いておくってのは?後半になってから吊っても、まだ間に合うんじゃない?」

 

睦「うむ。確かに原村さんが真だった場合、その恩恵は大きいかと。ですが・・・」

 

胡「もし人外だったらどうするの?それこそ人狼とかだったら、むざむざ放置するってことになるよ?」

 

白「・・・それはダルい・・・」

 

咲「・・・まずないとは思うけど、狐でも困るよね。それこそすぐにでも吊らないといけなくなるけど・・・?」

 

豊「狐なら、私が占ってみようか~?狐なら呪殺しちゃうんだよ~!」

 

桃「なんでそっちが呪殺するんすか!それは私の仕事っす!」

 

ゆ「占い師が占うのだけはやめてほしい。最悪な結果になられても困るからな。」

 

美「・・・なるほど。確かにサイコがまだいる可能性が高いこの状況では、怪しすぎる原村さんを占うのは得策とはいえませんね・・・。」

 

A「ナラドウスル?ヤッパリツル?」

 

久「・・・一番の安全策はそれね。和の色も確認できるし、何よりサイコだった場合の危険性も減るし・・・。」

 

ま「それしかないじゃろうな・・・さすがにこの状況で、飼う必要性もなかろう。」

 

京「確かに、危なすぎるっすね・・・」

 

久「よし、決まりよ!今日は和を吊ることにしましょう。反対の意見の人はいる?」

 

和「・・・仕方ないかと。自身が●なのは分かっていますから、早かれ遅かれいずれ吊られるのは覚悟していましたし・・・。」

 

咲「その・・・ごめんね?和ちゃん。」

 

和「・・・いえ、構いません。では今日は私吊りとして、残った時間は占いのお二方の真偽についてお話しませんか?」

 

ワ「ワハハ~。とりあえず、モモは人外だな~。」

 

桃「私は真っす!部長さんが人狼っす~!」

 

豊「真は私だよ~?」

 

桃「違うっす!」

 

久「・・・まだ断定は出来ないけど、池田さんって可能性も十分にあるわよね?」

 

ゆ「あるな。原村の色次第だが、池田が真か、もしくは欠けだったという可能性もある。」

 

桃「先輩!?」

 

ゆ「・・・個人的にはモモを信じてやりたいが、まだ全面的には無理だ。私に○をつけてくれたが、○出しはそれこそ誰にでも出来るからな・・・。」

 

美「そうですね。むしろ出した●が確実でないと、信用することは出来ないかと・・・!」

 

胡「なら、豊音も頑張らないとね!」

 

A「ファイト!トヨネ!」

 

豊「うん、頑張るよ~!」

 

塞「・・・ちなみに、もし真欠けじゃなかった場合の内約ってどうなってるのかな?私、さっきからそれが凄く気になってるんだけど・・・?」

 

白「・・・狂、背、サ。この内2つ・・・」

 

ゆ「同意見だ。無論、池田が人狼だった場合には話は別だが、私もその3つの役職ではないかと考えている。言ってしまえば、陣営を勝たせるために自分を駒に出来る役職だからな。」

 

胡「特にサイコは怪しいよね!護衛にきた狩人も狙えるし、対抗占いしてきた真も消せるんだから!」

 

咲「・・・私的には、サイコの候補は占いの3人以外にもいますよ?」

 

豊「え?誰~?」

 

ま「・・・まぁ、怪しいとこではあるのぅ。」

 

ゆ「・・・私だな。私がサイコの場合は、占いと狩人は絶望的といっていいだろう。」

 

塞「それを自分で言っちゃうんだもんな~・・・加治木さん、本当に霊能で合ってるのかな・・・?」

 

久「・・・今はゆみの真偽を確かめるところじゃないわ。それに一応は真確定でいくって言ったでしょ?しばらくはその路線でいくわ。」

 

咲「むぅ・・・」

 

京「・・・咲。おめ~やけに加治木さん疑ってんな?」

 

咲「当たり前でしょ?霊能候補が1人だけなんて、むしろ信じられないよ。」

 

京「まぁそりゃそうだろうけど・・・」

 

白「・・・話を戻そう・・・?」

 

睦「うむ。今は、占いの真偽を考えないと・・・!」

 

ワ「そうだぞ~?ゆみちんは後回しだ~。」

 

ゆ「・・・そう言われるとあれだが、確かにその通りだな。しかし実際問題として、確かめるには吊って色を見るしかあるまい?」

 

塞「まぁ、最終的にはそうなるわよね・・・」

 

ま「霊能もいずれかで決め打たにゃあならんわ。信じるか、信じんのかをな。」

 

桃「先輩は真に決まってるっす!それで部長さんを吊って、私も真である事を証明するっすよ~!!」

 

ワ「されないぞ~?ゆみちんも騙りじゃない限りはな~?」

 

美「ふむ。・・・久?そろそろいいんじゃないかと思うけど・・・?」

 

久「・・・そうね。これ以上は堂々巡りになりそうだし。」

 

ゆ「では、今日は原村を吊るということでいいんだな?」

 

久「そうね。みんなも和に投票してちょうだい。あとこれでコスもいなくなるから、狩人は自分の判断で護衛をしてちょうだいね。それじゃ・・・」

 

 

 

『スキップで。』

 

 

 

ト:了解だよ。

  それじゃあ早速投票を始めちゃってちょうだいな。

 

     ズルズル・・・ズズズ~・・・

 

 

 

○投票結果

 

   久(0)→和 まこ(0)→和    和(14)→ゆみ 咲(0)→和

 京太郎(0)→和 白望(0)→和 エイスリン(0)→和 胡桃(0)→和

   塞(0)→和 豊音(0)→和    智美(0)→和 ゆみ(1)→和

  睦月(0)→和 桃子(0)→和   美穂子(0)→和

 

 投票の結果、原村和さんは処刑されました。

 

 

 

和「あまり役に立てませんでしたね・・・ですが、最低限の仕事は出来たということで、良しとしておきましょう・・・」

 

 

 

 

 

○5日目(昼) 犠牲 トシ・優希・華菜・白望

        処刑 佳織・未春・和

        生存 久・まこ・咲・京太郎・エイスリン・胡桃・塞

           豊音・智美・ゆみ・睦月・桃子・美穂子

 

        小瀬川白望さんの無残な死体が発見されました。

 

 

 

ト:おや、昨日の犠牲者はシロだったみたいだね。

  あの子を手にかけるなんて、ずいぶんと大胆不敵だね~?

 

  今日の会話は7分だよ。

  吊り対象は決まってるのかもしれないけど、話せることは時間があるうちに話しちまったほうがいいよ?

 

 

 

  それじゃあ5日目、スタートさ。

 

 

 

塞「おはようみんな。まさかシロがやられちゃうとはね~・・・」

 

胡「むぅ・・・シロの勘、結構頼りにしてたんだけど・・・!」

 

A「ザンネン・・・!」

 

久「おはよう。いきなり私が狙われなかったのはありがたいわね。それで早速なんだけど、ゆみから結果を教えてもらえる?和の色、●だった?」

 

ゆ「・・・いや、原村の色は○だった。」

 

咲「う、嘘・・・!?」

 

ま「和が○って・・・つまりコスではないっちゅうことか・・・!?」

 

ゆ「私自身も信じがたい結果だが、恐らくは狂人か背徳、もしくはサイコだろう。自分が占われたのを利用して、真を誘い出し、消しに来たと考えられる。」

 

豊「でもでも~、それって危なくないかな~?」

 

美「そうね。COして対抗が出なければ、それこそ無駄死にになるだけだし・・・?」

 

ゆ「・・・賭けに出ていた、としか考えられん。私も昨日の夜、この結果にずいぶんと頭を悩ませられた・・・。」

 

久「・・・もし和が騙りだとしたら、見事に賭けに勝ったってことか。」

 

ゆ「最善としては、原村が狂人、吉留がのせられた人狼。そしてコスはまだ残っているというのがいいのだが・・・さすがにこれは無理だと思っていいだろうな。」

 

咲「・・・それより、もっと根本的に疑う場所があると思うんですけど・・・!」

 

ワ「そうだな~・・・さすがにこれは、少々疑わしくなってきたぞ~・・・?」

 

ゆ「・・・信用を落としているのは分かるが、それでも虚偽の報告をするわけにはいかん。」

 

桃「せ、先輩を疑うのはやめるっす~!」

 

塞「でも、やっぱりちょっとね・・・?」

 

ま「・・・そろそろ決め打つべきかもしれんぞ?加治木さん、ほんまに人外の可能性ありじゃわい。」

 

久「・・・ちょっとだけ待って。まずは占いの結果を教えてちょうだい。」

 

豊「あ、そうだったよ~!」

 

桃「忘れるところだったっす!」

 

久「忘れないで、お願いだから。それじゃあいくわよ?せ~の・・・!」

 

 

 

桃「嶺上さん、○っす!」

 

豊「蒲原さん、○だよ~!」

 

 

 

咲「・・・東横さんが私に○、ですか・・・?」

 

ワ「ワハハ~。姉帯は私に○か~。これで私がパンダになってしまったぞ~。」

 

桃「嶺上さんは昨日から先輩を疑いまくってったっす!これは真を消したい人狼に違いないっす!・・・そう思ってたんすけど、申し訳ないっす・・・」

 

豊「私は、逆囲いっていうのに気をつけたよ~。もしモモちゃんと蒲原さんが人狼同士だったら、私が疑われちゃうからね~。でも、結果は○だから村人だよ~!」

 

桃「い~や!間違いなく人狼っす~!」

 

豊「村人だよ~?」

 

胡「・・・この場合、今日の吊り候補は蒲原さんだよね?」

 

A「マチガイナク!」

 

睦「ですが、色を確かめようにも・・・」

 

ゆ「・・・正直、疑われて終わりそうだな。どちらの結果を出しても、占い師共々吊られそうだ。」

 

美「・・・ですが、確かめるには加治木さんを吊るわけにはいきませんし・・・?」

 

ま「厄介なとこじゃのぅ・・・!」

 

塞「・・・とりあえず今日は蒲原さんで、明日の霊能結果がおかしかったら吊るとかは・・・?」

 

久「・・・確かに、それでもいいんだけど・・・」

 

ゆ「・・・GJ無しでいけば、吊りはあと6回だ。私目線では、まだ●が1つ。それもおそらくはコスの●だ。人狼3匹と狐と考えると、そろそろ私の処遇を決めるべきかもしれん。」

 

塞「・・・だから、それを自分で言わないでってば~・・・!?」

 

胡「本当に真なのか人外なのか、分からないよ!?」

 

ゆ「む・・・すまん。客観的に言っていたつもりだったのだが・・・」

 

桃「だから先輩は真っす!あんまり疑うんなら占っちゃうっすよ~!?」

 

京「・・・東横さんのこれも、本当に素でやってるだけなのか分からなくなってきたもんな・・・?」

 

ま「案外、本当に繋がっとるのかもしれん。狂人と人狼、もしくは・・・」

 

咲「・・・背徳と狐ですよね。加治木さん、始めに東横さんに占われてましたし・・・!」

 

A「・・・デモソレ、ワカリヤススギル!」

 

美「そうね。もし彼女たちが本当に繋がっているとしたら、いくら何でもあからさますぎるわ・・・」

 

京「そう思わせといてってことなんじゃないすか?こんだけ露骨ならそれはないだろうって・・・」

 

桃「っていうか、何でこんなに疑われなきゃいけないんすか!?直訴してやるっす~!」

 

久「仕方ないわよ。確定するまでは、全てを疑わなくちゃいけないんだもの。」

 

豊「私は・・・どうなのかな~?モモちゃんは騙りって分かるけど、加治木さんは真の気がするんだけど~・・・?」

 

睦「そう信じたいところではありますけど、でも全部を信用するわけには・・・!」

 

ま「・・・どうするんじゃ久。加治木さんをとりあえずまだ置いておくんか、信用するんか、それともここで吊るんか・・・」

 

咲「・・・といっても、信用するっていうのは頷けませんが・・・!」

 

桃「むしろ、吊るって言うなら断固反対っす~!」

 

美「久・・・?」

 

久「・・・置いておきましょう。まだ若干の余裕はあるわ・・・!」

 

咲「・・・あくまで置くだけですからね。私はまだ疑ってますので・・・!」

 

京「なんか、おめ~怖ぇぞ・・・!?」

 

ゆ「・・・分かった。ではここからは信用を得るためにも、客観的な見方などではなく、もっとちゃんとした推察をさせてもらう・・・!」

 

塞「お願いだからそうして・・・!」

 

胡「そうしてもらえないと、こっちだって信用できないんだからね!」

 

A「マッタクダ!」

 

久「よろしく頼むわ、本当に・・・!」

 

 

 

ト:さて、残り1分を切ったよ。

  何だかこれを言うのも久しぶりな気がするね・・・?

 

 

 

久「・・・それじゃあ今日は、智美に投票でお願いね!」

 

桃「人狼は吊るっす!」

 

ワ「ワハハ~。これで私が●だったら、モモとゆみちんを疑ってくれよ~?」

 

豊「蒲原さんは○なんだよ~!」

 

睦「どういう結果なのか、少し怖いですね・・・!」

 

塞「でもこれで●だと、疑うとこまた増えるわね・・・」

 

京「大丈夫っす!みんなで考えれば、何とかなるっすよ!」

 

塞「・・・うん、そうだよね。ありがとう。」

 

咲「・・・今度は臼沢さんなんだ・・・?」

 

ま「・・・いい加減にしとかんと、本当に去勢されても知らんぞ?」

 

A「チョンギレ!」

 

京「ってだから違うんだって!?」

 

 

 

ト:そこまでだよ。

  懲りない子がいるみたいだけど、投票を始めておくれ?

 

 

 

○投票結果

 

     久(0)→智美 まこ(0)→智美  咲(0)→智美 京太郎(0)→智美

 エイスリン(0)→智美 胡桃(0)→智美  塞(0)→智美  豊音(0)→桃子

   智美(11)→桃子 ゆみ(0)→智美 睦月(0)→智美  桃子(2)→智美

   美穂子(0)→智美

 

 投票の結果、蒲原智美さんは処刑されました。

 

 

 

ワ「ワハハ~。ゆみちんとモモは怪しいぞ~・・・!」

 

 

 

                         6日目に続く・・・


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