咲 -saki- 人狼編   作:九尾の狐

31 / 76
ってなわけで投稿!


清澄・宮守・鶴賀③

 

 

 

○6日目(昼) 犠牲 トシ・睦月・久・京太郎・胡桃

        処刑 塞・和・豊音・桃子

        生存 まこ・優希・咲・白望・エイスリン

           智美・ゆみ・佳織

 

        鹿倉胡桃さんの無残な死体が発見されました。

 

 

 

ト:昨日の犠牲者は胡桃だったみたいだね。

  全く、私よりも先に逝くなんて・・・

 

 

 

  冗談はおいといて、今日の会話時間は3分だ。

  ここらからは、無駄吊りは即敗北だよ?

 

 

 

  それじゃあ6日目、始めるとしようか。

 

 

 

ゆ「おはよう。占い結果は小瀬川●だ。どうやら人狼は蒲原ではなく小瀬川の方だったらしい。最終日のPPでの引き分けを防ぐためにも、ここは宮永か小瀬川を吊りたい。頼むから信じてほしい・・・!」

 

白「・・・・・・蒲原さん○。当然だね。狂人確定だよ・・・」

 

ワ「染谷○だったぞ~。これで片岡が●じゃなければ、この2人を吊って終了なんだが・・・?」

 

咲「ここまで来た以上、躊躇う必要はないかと思いますが・・・?」

 

ゆ「勢いを得た人狼が、よく言うものだ・・・!」

 

優「うぅ・・・でも、咲ちゃん狩人なのに噛まれてないじぇ・・・?」

 

咲「当然だよ。私は加治木さんに●をつけられてるんだから、ここで噛んだら自分の首を絞めるだけだもん。」

 

ま「確かにのぅ・・・じゃが、だからといって安易に加治木さんを吊るわけにも・・・」

 

佳「・・・えっと、残りは3回ですよね・・・?」

 

A「・・・マニアウ?」

 

ま「・・・着実にいくなら、まずは咲。次に小瀬川さんか加治木さんじゃが・・・?」

 

咲「駄目です。忘れたんですか?私はともかくとして、その後に小瀬川さんを吊った場合は、最終日に人狼と狂人が残るんですよ?」

 

ワ「だから、私は真だぞ~・・・?」

 

優「・・・ここまで来て、PPで引き分けにはなりたくないじぇ・・・!」

 

白「・・・忘れてるかもしれないけど、私目線だとあと加治木さんだけ。もしそれで終わらないようなら、破綻認定すればいい。・・・まぁ、終わるけど・・・」

 

ゆ「認められん!そんなこと言って、最終日にPPに持ち込む気だろう!?」

 

A「ド、ドウスル・・・!?」

 

ま「・・・加治木さんを吊って、終わらなければ引き分けか・・・」

 

優「蒲原さんはどうだじぇ?」

 

咲「それでもいいと思うよ?でもその後に小瀬川さんか私を吊って、最後は残ったほうと加治木さんで信頼投票だね。」

 

ま「・・・それもキツイのぅ・・・!」

 

佳「うぅ・・・き、決めました~!」

 

優「マジだじぇ!?」

 

A「ドキョウアルナ!?」

 

咲「・・・聞かせてください。」

 

ま「ふむ・・・。」

 

ゆ「・・・」

 

白「・・・」

 

ワ「・・・ワハハ~・・・」

 

 

 

佳「今日は加治木先輩です!昨日の結果を信じます!!」

 

 

 

ゆ「・・・妹尾・・・」

 

白「・・・終わったね・・・」

 

咲「・・・よく決めてくれました。」

 

ま「・・・確かに引き分けになるかもしれんが、それでもその決意は見上げたもんじゃ。」

 

優「格好いいじぇ!」

 

A「ヤルナ!」

 

ワ「・・・ワハハ~・・・」

 

佳「それでは今日は以上です!明日が来ちゃったら、ごめんなさい・・・!」

 

 

 

 『スキップします』

 

 

 

 

○投票結果

 

    まこ(0)→ゆみ 優希(0)→ゆみ  咲(0)→ゆみ 白望(1)→ゆみ

 エイスリン(0)→ゆみ 智美(0)→ゆみ ゆみ(7)→白望 佳織(0)→ゆみ

 

 投票の結果、加治木ゆみさんは処刑されました。

 

 

 

佳「・・・」

 

ま「・・・」

 

優「・・・」

 

A「・・・」

 

咲「・・・」

 

ワ「・・・」

 

ゆ「・・・」

 

白「・・・」

 

 

 

 

 

 この瞬間、村から全ての人狼は処刑されました。

 

 

 

 おめでとうございます!

 

 村人の勝利です!!

 

 

 

 

 

佳「・・・あ・・・!」

 

優「やったじぇ~!」

 

ま「ほんま大した奴じゃ!」

 

A「スゴイ!」

 

咲「・・・良かった・・・!」

 

 

 

ワ「」

 

ゆ「・・・負けたか・・・」

 

ワ「」

 

ゆ「・・・すまないな、蒲原。何とか小瀬川と宮永を吊って、引き分けにはしたかったんだが・・・全ては、私の実力不足だ・・・!」

 

ワ「・・・あ~、えっとな~・・・?」

 

 

 

 

塞「うわ~負けた~!?まさかシロのやつが本当に占い師だったなんて~!?」

 

桃「4回全部人外にヒットさせるとか、洒落にならない的中率っす・・・これじゃあ勝ち目がないっすよ~・・・」

 

咲「今回は、完全に小瀬川さんの独壇場だったね。これで負けたら、それこそどうしようもなかったよ。」

 

久「うぁ~・・・私を噛んできたあたりはナ~イスって思ってたんだけどな~・・・」

 

ま「ま、今回は運が悪かったということじゃな。」

 

和「当然の結果です。あれだけ頼りになる占い師はそうそういません。」

 

睦「凄かったね。見てて鳥肌が立ったよ・・・!」

 

佳「うん。頼りになったよ~!」

 

豊「やっぱりシロは格好いいよ~♪」

 

A「イエス♪」

 

胡「本当だね。いつもこの位やってくれればいいのに・・・。」

 

優「まぁおかげで勝てたじぇ!」

 

京「俺、結局いいとこ無しじゃねえかよ・・・」

 

 

 

ゆ「はぁ!?おい蒲原!それは冗談じゃないのか!?」

 

ワ「ほ、本当なんだぞ~・・・」

 

 

 

咲「ん・・・?」

 

和「どうしたんでしょうか・・・?」

 

優「何だか凄く驚いてるじぇ・・・?」

 

京「何だってんだ・・・?」

 

 

 

白「・・・あらかじめ言っておくよ・・・」

 

 

 

 

 

 

白「・・・謝罪の準備は出来ている・・・!」

 

 小瀬川白望(狂人)

 

 

 

 

 

一同「」

 

 

 

 

一同「はぁ~!?」

 

 

 

 

ゆ「・・・まさか、狂人誤爆がことごとく命中していたと・・・!?」

 

桃「信じられないっす!一体何をやっているんすか!?」

 

塞「こら正座を崩すな!しばらくそのまま反省してろぉ!!」

 

久「・・・さすがにこれは、私も怒っていいとこよね・・・!?」

 

白「・・・ダ、ダルい・・・!」

 

 加治木ゆみ・東横桃子・臼沢塞(人狼) 小瀬川白望(狂人) 竹井久(狂信者)

 

 

 

ワ「・・・結局、ゆみちんに当てただけで終わってしまったぞ~・・・」

 

豊「え~と、その・・・勝てたからいいんじゃないかな~とか・・・」

 

咲「・・・た、確かに勝てはしましたけど・・・!?」

 

佳「ふぇぇ・・・!?」

 

 妹尾佳織・初日犠牲者(共有) 蒲原智美(占い師) 姉帯豊音(霊能)

 宮永咲(狩人)

 

 

 

ま「・・・何と言うか・・・リアルに狂人じゃったのぅ・・・」

 

和「確かに、確率的には決してありえないことはないんですが・・・」

 

優「それでも驚きだじぇ・・・!?」

 

京「まさか、狂人に導かれて村勝ちって・・・」

 

睦「う、うむ・・・」

 

A「シロ・・・トチクルッタ・・・!!」

 

胡「びっくりだよ!?」

 

 染谷まこ・原村和・片岡優希・須賀京太郎・津山睦月・エイスリン・ウィッシュアート

 鹿倉胡桃(村人)

 

 

 

白「・・・人狼は蒲原さんと宮永さん、それと原村さん・・・」

 

白「・・・占い師は加治木さんで、霊能は竹井さん。狂信者は豊音・・・」

 

白「・・・狩人は東横さんで、共有は妹尾さんと熊倉先生・・・」

 

白「・・・そう思ってやっていたから、東横さんを吊った時点で人狼勝ちを確信してたんだけど・・・」

 

 

 

白「・・・最終日に加治木さんが私に●をつけて、あれ?・・・・ってなりまして・・・」

 

白「・・・その、今さら狂人だとも言えず・・・」

 

 

 

 

 

塞「・・・以上、聞くに堪えない狂人の言い訳でした。」

 

白「・・・あの、そろそろ足が・・・!」

 

豊「シロ、足痺れたの~?」

 

胡「じゃあ、次は足裏マッサージの刑だね!」

 

A「ワタシニマカセロ!」

 

久「いいわね。私も手伝ってあげるわ♪こういうの得意なのよ♪」

 

ゆ「・・・ふむ。手伝うのも、やぶさかではないな・・・」

 

桃「私に任せるっす~!!」

 

白「や、やめ・・・!?」

 

 

 

咲「うわ・・・地獄絵図・・・」

 

ま「・・・小さなお子様には見せられんことになっとるな。」

 

優「画像がないのが残念だじぇ!」

 

ま「何を言うとるんじゃ、お前さんは・・・」

 

和「・・・それより、いつまでそっちを見ているんですか?破廉恥ですよ?」

 

京「うぇ!?す、すまん!」

 

咲「・・・ねぇ京ちゃん。いい加減にしないと、本当に吊るされちゃうよ?」

 

優「まったく反省してないじぇ・・・!」

 

ま「男の子じゃもんなぁ・・・」

 

和「半径30M以内に近づかないでいただけますか?」

 

京「そんな!?」

 

 

 

佳「よしよし・・・智美ちゃんも頑張ったもんね?」

 

ワ「全く信じてなかったくせによく言うぞ~・・・」

 

佳「あう・・・」

 

睦「ですが、あれはさすがにどうしようもないかと・・・」

 

佳「そ、そうだよ~。あの2人が相手じゃ分が悪いと思うよ~?」

 

睦「うむ。」

 

ワ「ワハハ・・・占い師なんて嫌いだぞ~・・・」

 

 

 

ト「見てるこっちは楽しかったんだけどね。いつシロが騙りだと気づくのかと思ってたけど、まさか気付かないまま村勝ちになるなんて、全く予想してなかったよ。」

 

久「普通狂人が真目をとっても、どこかで破綻するのが目に見えてるしね・・・」

 

ゆ「私達から見ても、もはや初日の●出しは狂人の誤爆ではなく、完全に占い師が見抜いてきているとしか考えられなかったからな・・・」

 

桃「先輩に駄目元で囲ってもらったのに、即効で●つけられちゃったっすからね。もうどうすればって感じだったっす。一か八かで狩人COして、騙りが出たから小瀬川さんは破綻だ~って言おうとしたら、まさかの嶺上さんが狩人でしたし・・・」

 

塞「役職の配役にも恵まれなかったってことよね。これで宮永さんが村人とかなら、もう少し延命出来たかもしれないけど・・・」

 

久「私に○をつけて、狂信者だって言ってきたときには焦ったわよ。これ間違いなく真だと思ったもの。」

 

ゆ「・・・最大の敗因はあれだな。やはり、狂人が仕事をしなかったということか・・・」

 

桃「しなかったというより、する方向を完璧に間違えてたって感じっす。」

 

塞「シロって変に勘が鋭いところあるから、それも合わさって最悪な方向に進んじゃったわけね。」

 

久「以上で反省は終わり!ほら、シロもいつまでも寝てないでさっさと起きなさい?」

 

白「・・・ダ・・・ダ、ダル・・・」

 

胡「(・・・シロがさらに真っ白に・・・!)」

 

A「ドキドキ♪」

 

豊「ワクワクだよ~♪」

 

ト「それじゃあ次の準備だね。そうだね。次は狐も混ぜて・・・」

 

 

 

「・・・あら?久に呼ばれたんだけど、何だかいっぱいいるわね・・・?」

 

「本当だし!」

 

「えっと、鶴賀の人と・・・?」

 

 

 

久「・・・あ。」

 

ま「・・・なぁ?そろそろええ加減にしといたほうがええぞ?」

 

久「わ、忘れてたのよ・・・。」

 

ま「なお悪いわこのボケナスがぁ!」

 

咲「あの人たちって・・・」

 

 

 

 

 

 竹井久の思惑にはまりつつも、ゲームは進む。

 

 新たに現れた人物は一体誰なのか?

 

 

 

 全ては次回、明らかになる・・・!

 

 

 

 

 

「久。これ、頼まれてたお弁当作ってきました。でも、こんなにいっぱいいるなんて思わなかったから、さすがにちょっと少ないかもしれないけど・・・」

 

「キャプテンをパシリに使うなんて最悪だし!」

 

「か、華菜ちゃん。他の人もいるんだから落ち着いて・・・!」

 

 

 

 

 

                         続く・・・




真・狂人無双

いや、何となく思いついただけなんです。
特に悪気は無かったのよ~。

勘弁しておくれ。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。