咲 -saki- 人狼編   作:九尾の狐

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和×咲×恭子×漫

こんな関係がいいと思います。


千里山・姫松①

 

 

雅:準備も出来たし、ほなさっそく始めよか!

  まずはルールなんやけど・・・

 

 

 

洋「・・・あ~、その前にちょいええか?おかん?」

 

 

 

雅:ん?何や?

 

 

 

絹「いや、何って・・・」

 

洋「確かに動画とかの撮影はしとらんみたいやな。それはええんやけど・・・」

 

 

 

 頑張って~!

 騙されんじゃねぇぞ~!?

 若い子は元気があってええのう・・・

 そうですねぇお爺さん

 

 

 

洋「このギャラリーは何やねん!?うちらだけやなかったんか!?」

 

 

 

雅:松実さんはちゃんと伝えたはずやで?

  阿智賀の関係者だけで楽しむってな。

 

 

 

Q「・・・阿智賀の関係者って・・・」

 

 

 

雅:阿智賀女子麻雀部の後援会の皆さんや。

  昨日の動画を見てくれとった人がおったみたいでな。

  ぜひもう一回見たいいうリクエストがあったんや。

 

 

 

泉「関係者って、そういう意味ですか・・・!?」

 

セ「大人の汚さを見せ付けられたで・・・」

 

怜「生きるんてつらいなぁ・・・」

 

竜「うち、また晒し者にされるん・・・!?」

 

 

 

雅:まぁそう身構える必要も無いで。

  金取るわけやないし、単なる道楽の一つや。

 

 

 

由「全然安心できないのよ~・・・」

 

漫「うぅ・・・またいきなり吊られてもうたら・・・!?」

 

洋「陰謀や!うちは大人の陰謀になんか負けへんで~!?」

 

 

 

雅:ちなみに、松実館の板長さんも楽しみにしとるみたいやな。

  この意味、洋榎は分かるか?

 

 

 

洋「よっしゃ!そんじゃさっそく始めよか!?」

 

恭「おかずの変更なんて要求するからや・・・」

 

由「ばちが当たったのよ~。」

 

絹「お姉ちゃんの阿呆・・・!」

 

 

 

雅:ちなみに、初戦は姫松と千里山の10人や。

  阿智賀のみんなは昨日もたくさんやっとるし、まずは見学みたいやな。

 

 

 

 うぉ~!頑張ってくださ~い!

 まぁ気をつけなさいよね。

 皆、頑張ってね~。

 応援するのです!

 頑張・・・

 

 

 

怜「・・・見事に観客の一部になっとるで。」

 

セ「俺ら、はめられたわけやな・・・」

 

Q「彼女らからすれば、後援会も身内みたいなもんですからね。」

 

泉「私らええとばっちりやないですか・・・!?」

 

セ「主にあいつのせいやな。」

 

 

洋「」

 

 

怜「・・・洋ぽん・・・」

 

竜「めっちゃみんなに怒られとる・・・!?」

 

泉「・・・こうなったら、もうやるしかないですわ・・・!」

 

 

 

雅:そういうこっちゃ。

  そんじゃルールやけど、まずは始めやし特別なルールは無しや。

  人狼(2)、狂人(1)、占い(1)、霊能(1)、狩人(1)、村人(4)の、初日役欠け無しの占い有りやな。

 

 

 

絹「こ、今度こそ負けへんで・・・!」

 

由「頑張るのよ~・・・!」

 

 

 

雅:役職はもう選んだから分かっとるな。

  初日は5分や。

  何かしらの不都合が起こらん限り、昨日と同じでいくで?

 

 

  それじゃあさっそくやけど、2日目スタートや!

 

 

 

○2日目(昼) 犠牲 雅枝

        処刑 なし

        生存 怜・セーラ・竜華・浩子・泉・由子・洋榎・恭子・漫・絹恵

 

        愛宕雅枝さんの無残な死体が発見されました。

 

 

 

洋「よっしゃ始めよか~!?過ぎたことを悔やんどってもしゃあないで!」

 

セ「それお前にだけは言われたないわ!?」

 

漫「どうします?やっぱり占いCOからいきますか?」

 

泉「私はそれに賛成です。とりあえず何かしらのヒントがないことには、推理のしようがないですわ。」

 

Q「そうですな。ほなら、また一斉にCOしますか?」

 

恭「それがいいやろ。騙りに乗られんようにするにはそれしかないで。」

 

絹「それじゃあ合図は誰がやります?今回は共有がおらんのですよね?」

 

由「なら私がやるのよ~。私は占いじゃないから構わないのよ~。」

 

怜「ほな、真瀬さんにお任せやな。」

 

竜「頑張ってな~。」

 

泉「なにをどう頑張れと・・・?」

 

洋「なら由子でええやろ。ほな由子、頼むで!」

 

由「お任せなのよ~。それじゃあいくのよ~?・・・せ~の~・・・!」

 

 

 

恭「主将、○ですわ!」

 

Q「江口先輩、○やな。」

 

 

 

怜「・・・うちらの頭脳が見事に分かれよったで・・・」

 

竜「えっと、恭子が洋榎さんに○出して・・・」

 

由「浩子がセーラに○出しなのよ~。」

 

恭「・・・占った理由としては、人狼やった際のトラッシュ防止ですわ。放っておくと場の雰囲気の中心になってまうようなお人ですからね。警戒するにこしたことはありまへん。」

 

Q「私が江口先輩占ったんは、周りからの信頼を集めやすいいうことと、まぁ単純に確率論ですわ。2回戦3回戦と村側やったし、そろそろ人狼なってもええんちゃうか思うたんですが・・・まぁ見事に村人でしたわ。」

 

洋「ふふん!恭子もうちのこと分かってるようやないか・・・!」

 

セ「あいにく俺は今回も村人や。人狼とはあんま縁がないな~。」

 

絹「ってことは、どないします?またグレランやろか・・・?」

 

怜「まぁそれが妥当やろうな。この4人を抜かしての勝負っちゅうこっちゃ。」

 

漫「うぅ・・・私、またいきなり吊られてまうん・・・!?」

 

竜「まぁ今日はグレランになるとしてや。占いの内約はどうなっとるんやろな?」

 

泉「内約、ですか・・・。」

 

怜「・・・どうしたんや、竜華。」

 

セ「お前、まさか変なものでも食ったんちゃうやろな・・・!?」

 

Q「あかんですわ・・・さすがにこれは予想外すぎです・・・!?」

 

竜「うちまともなこと言うたらあかんの!?」

 

由「・・・無難に、また真狂だと思うのよ~。」

 

絹「今回は人狼が2匹やし、まだ潜伏してるとちゃいますか?」

 

洋「いや、うちは案外真狼が正解やないかと睨んでるで!」

 

漫「人狼が1匹騙ってるっちゅうことですか・・・?」

 

竜「でも、それやと危険やないか?いきなり注目浴びるんやで?」

 

洋「ずばり!うちが注目してるんはそこや!」

 

泉「・・・ん?」

 

漫「注目・・・?」

 

セ「・・・あぁ、なるほどな。俺にもお前が何言いたいんか、分かった気がするわ・・・!」

 

怜「なるほどな・・・確かにこの2人ならそれもありそうやで・・・」

 

絹「ど、どういうことや・・・?」

 

竜「さ、さぁ・・・?」

 

由「・・・分かったのよ~。つまり2人とも、自信家なのよ~。」

 

洋「その通りや!このどっちかが人狼やったら、自分が場を操作したるぐらいのつもりで騙ってきてもなんもおかしないっちゅうこっちゃ!」

 

恭「・・・なるほど。確かに主将の言うこともありえそうですね・・・!」

 

Q「っていうか、案外正解なんちゃいます?末原さん、あんた実は人狼なんやろ?」

 

恭「私は真ですわ。人狼はそっちやろうが・・・!」

 

泉「ちょい待ってください!?ってことは、占われた2人も人狼なんちゃいますか!?」

 

怜「いきなり、囲ってきたっちゅうこっちゃな・・・」

 

Q「・・・ありえますわ。正解言って信頼させようとしとる、洋榎姉ぇが人狼っちゅう可能性が・・・!」

 

セ「お前が人狼か。確かにそんな顔しとるしな。」

 

洋「って何でや!?そんなん男顔に言われたないわ!」

 

セ「誰が男顔やこの唐揚げが!?」

 

洋「唐揚げ美味しいやろが!?」

 

セ「それは認めたるわ!」

 

 

 

セ&洋「ガルル・・・!」

 

 

 

竜「セ、セーラ!仲良うせなあかん!?」

 

絹「お姉ちゃんも落ち着かなあかんて・・・」

 

漫「どっちかが人狼なんやろか・・・?」

 

怜「・・・もう面倒くさいし、この2人吊ってまおうや・・・?」

 

 

 

セ&洋「何でや!?」

 

セ&洋「って真似すんなや!?」

 

 

 

由「・・・もう勝手にするのよ~・・・」

 

泉「手に負えませんわ・・・」

 

恭「・・・今日はグレランやろうな。妥協策やけど、しゃあないで・・・」

 

 

 

雅:残り1分やな。

  喧嘩せんとちゃんと話し合いしぃや。

 

 

 

Q「ほなグレランですわ。私としては対抗に投票したいとこではあるんですがね・・・?」

 

恭「そんなん私かて同じや。」

 

竜「誰に投票すればええんやろ・・・?」

 

怜「さすがに見当がつかんで・・・」

 

由「本当に私たちの中に人狼がいるのかも疑問なのよ~。」

 

泉「ほんまですわ。案外、本当にあの4人の中にいるんちゃいます?」

 

絹「なんや私もそんな気ぃしてきたわ・・・」

 

漫「あかん・・・私また吊られてまう・・・!?」

 

セ&洋「ガルル・・・!」

 

 

 

雅:そこまでやな。

  とりあえず喧嘩しとる2人はあとで私んとこに来ぃや。

  ほな、投票始めぇや!

 

 

 

○投票結果

 

  怜(1)→由子 セーラ(0)→漫 竜華(0)→漫 浩子(0)→由子 泉(2)→由子

 由子(4)→漫   洋榎(0)→泉 恭子(0)→怜  漫(3)→泉 絹恵(0)→由子

 

 投票の結果、真瀬由子さんは処刑されました。

 

 

 

漫「危なっ!?」

 

由「残念なのよ~・・・。」

 

 

 

 

 

○3日目(昼) 犠牲 雅枝・怜

        処刑 由子

        生存 セーラ・竜華・浩子・泉

           洋榎・恭子・漫・絹恵

 

        園城寺怜さんの無残な死体が発見されました。

 

 

 

穏:皆さんおはようございます!

  昨日の犠牲者は園城寺さんでした!

  惜しい人を亡くしましたが、勝利に向かって頑張りましょう!

  あと、先ほどから皆さんが食べているお饅頭は、私の実家『高鴨和菓子店』で販売中です!

  ほどよい甘さと、リーズナブルなお値段が自慢の一品です!

  お土産の際にはぜひどうぞ!

 

 

 

  それでは、スタートです!

 

 

 

憧:シズ~?

  時間言い忘れてるわよ~?

 

 

 

穏:あぁっ!?

 

  今日の時間は4分で~す!?

 

 

 

セ「・・・色々と突っ込みたいことがあるんやけどな。」

 

竜「でも、このお饅頭美味しいで?うち帰りに買うてくわ♪」

 

Q「ほどよい甘み、それでいてしつこすぎず、何個でもいけそうなこの口当たりの良さ・・・研究のしがいがあるっちゅうもんですわ・・・!」

 

泉「いや、何を研究してるん・・・いやまぁ、確かに美味しいんですけどね・・・」

 

漫「良かった・・・!いきなり吊られんでほんまに良かった・・・!」

 

恭「結構危ないとこやったけどな。」

 

洋「どうでもええんやけど、何も昨日と同じ場所殴らんでもええやないか・・・!?ほんま鬼かっちゅうねん・・・!?」

 

絹「喧嘩してたお姉ちゃんが悪いんやで?それに江口さんも怒られたんやし、どっこいどっこいやないか。」

 

洋「あいつ殴られてないんやで!?不公平や!」

 

絹「そらよそ様の子やしな~。最近色々うるさいみたいやし。」

 

セ「俺はそんなん気にせんけどな。多分うちの親も気にせんで?むしろ殴られるようなことした俺が悪いって、さらに殴ってくんに決まってんわ。」

 

竜「監督も大変やな~。この前も各方面に電話してたみたいやし・・・」

 

Q「そら仮にも強豪校が、準決勝で敗退ですからね。悪い言葉も出てくるっちゅうもんですわ。」

 

セ「ほんま、なんで監督が頭下げなあかんねん。負けたのは俺らのせいやろうが・・・!」

 

恭「そらしゃあないですわ。名門の監督っちゅうもんは、そもそも負けが許されへんのや。」

 

漫「酷いお話ですわ・・・」

 

 

 

泉「・・・って、なんでお饅頭食べつつ談笑しとるんです!私らゲーム中ですよ!?」

 

絹「あ。」

 

竜「忘れとった・・・」

 

セ「こいつのせいやな。」

 

洋「何で!?」

 

Q「ほな、結果言いましょか。誰か合図頼みますわ。」

 

絹「ほな私がやりますわ。・・・せ~の!」

 

 

 

恭「漫ちゃん、○や。」

 

Q「泉、●や。」

 

 

 

泉「・・・船久保先輩。また人狼ですか・・・!?」

 

Q「ちゃうわ。人狼はお前やないか。」

 

恭「船久保さんが人外なんは確定やな。私が漫ちゃん占ったんは、やけに吊られることを嫌がってたからや。昨日初っ端に吊られたからかもしれんけど、それを利用して生き残ろうとしたっちゅうんなら見逃せへんからな。まぁ結果は○なんやけども。」

 

Q「私が占ったんは、泉の昨日の台詞からやな。『占われた人も人狼なんちゃうか』って言うてたけど、確かに囲いの可能性があるとはいえ、それを最初に口にしたんは泉や。私から見て、周りの視線をこっちに集めようとしてるように見えたわ。そこが気になったんやけど、見事に当たったみたいやで。」

 

泉「そんなん誰かて分かることですわ!私は船久保先輩に投票させていただきますからね!?」

 

竜「泉・・・泉が怜をやったんか・・・!?」

 

泉「って怖いからやめてください!?」

 

洋「・・・これはどうなんやろな。吊るべきか否か・・・」

 

セ「吊って確かめればええんちゃう?それで違ったらフナQ吊りでええやろ?」

 

絹「けど、二条さんが○やったとき、浩子が狂人やったらどうするんです?吊ったら村負けですよ?」

 

漫「私は、占ってくれた末原先輩を信じたいんですけど・・・」

 

竜「ほな、試しに泉を吊ってみようや。吊って○やったら、また考えへん?」

 

泉「物は試しで私吊らんといてくださいよ!?」

 

洋「そんなら霊能COしとこか。うちが霊能や!ちなみに由子は○やったで!」

 

絹「お姉ちゃんが・・・ってほんまか?」

 

洋「絹っ!?」

 

漫「か、騙りですわ!CO霊能!確かに真瀬先輩は○やったけど、主将は人外です!」

 

セ「よっしゃ!今日はこいつ吊りで決まりや!」

 

洋「って何でや!?こら漫!お前が人外やったんか!?」

 

漫「私は本物です!せやからいきなり吊られるんが怖かったんですわ!?」

 

Q「・・・まぁ言い訳は聞いときましょ。占った2人がこうなっとるわけですけど、こりゃどういうことです?」

 

恭「考えるまでもないわ。主将か漫ちゃん。どっちかが狂人やったっちゅうことや。つまり船久保さんは人狼確定や。」

 

Q「ほう・・・私からすれば、すでに人外は3人とも見えてるわけですがね?」

 

絹「えっと、つまり浩子が真やった場合、二条さんが人狼で、末原先輩、お姉ちゃん、漫ちゃんの中に人狼と狂人やな。」

 

竜「逆に恭子が真なら、浩子が人狼で、洋榎か漫ちゃんが狂人、そんでもってグレーに人狼やな。」

 

セ「・・・ったく、結局誰を吊ればええっちゅうねん。」

 

泉「そんなん船久保先輩に決まってます!こんなん考えるまでもないやないですか!?」

 

洋「あ~もう!どいつが人狼やっちゅうねん!?」

 

 

 

宥:残り時間、1分を切りました~。

 

玄:さぁ、覚悟を決めるのです!

 

 

 

竜「だ、誰に投票すればええん!?」

 

絹「うちかて分かりませんわ!?」

 

セ「もうしゃあない!こいつが怪しい思う奴に投票や!」

 

泉「言っときますけど、私は人狼ちゃいますからね!?」

 

漫「主将が人狼か狂人・・・ほな末原先輩は・・・」

 

Q「まぁ私は泉に投票やな。確実に見える場所から吊ってきましょか。」

 

洋「漫が騙りや!・・・けどそうすっと、恭子はどうなんのや・・・?」

 

恭「この2人が○なんは確かや。ここは船久保さん吊りしかあらへん!」

 

 

 

灼:・・・そこまで。

  それじゃあ、みんな投票してほし・・・。

 

 

 

○投票結果

 

 セーラ(0)→洋榎 竜華(0)→泉 浩子(2)→泉   泉(3)→浩子

  洋榎(2)→漫  恭子(0)→浩子 漫(1)→洋榎 絹恵(0)→泉

 

 投票の結果、二条泉さんは処刑されました。

 

 

 

泉「せやから私は人狼ちゃうんですってば!?」

 

 

 

 

 

○3日目(昼) 犠牲 雅枝・怜・絹恵

        処刑 由子・泉

        生存 セーラ・竜華・浩子・洋榎・恭子・漫

 

        愛宕絹恵さんの無残な死体が発見されました。

 

 

 

晴:みんなおはよう!

  やっと職員会議終わって、ようやく合流だよ!

  夏休みも会議だなんて、やってられないね!

 

  今日の会話時間は3分間!

  そろそろ話をまとめてかないと、苦労するよ?

 

 

 

  それじゃあ3日目、スタート!!

 

 

 

洋「おはようさん!泉は●!本物の人狼やったで!?」

 

漫「おはようございます!皆さん騙されんといてください、泉ちゃんは○です!つまり船久保さんが人外ですわ!」

 

Q「私の占い結果や。洋榎姉ぇ○。囲いを警戒したんやけど、まぁ霊能結果から見ても人外は対抗と上重さんで確定やな。」

 

恭「私の占いは江口○や。私も囲いを警戒したけど、どうやらそんなことは無かったみたいやな。江口は確実に村人やで。」

 

セ「俺が村確すんのはありがたいんやけど・・・」

 

竜「つまりどうなってるんや・・・!?」

 

洋「こら漫ぅ!お前ようも絹をやってくれたな~!?」

 

漫「主将こそ、妹追い出すなんて酷いですわ!?」

 

Q「私の提案は、とりあえず対抗吊りですわ。上重さんでもええんやけどな。」

 

恭「認められんわ。私も対抗吊り以外あらへん。主将が真ならそれで終わりやし、漫ちゃん真ならあとは竜華だけや!」

 

竜「うち!?うち人狼ちゃうよ!?」

 

セ「まぁ性格的に向いとらんのは分かっとるんやけどな・・・」

 

洋「こんなん漫吊りに決まっとるわ!お前あとででこに『吊』書いたるからな!?」

 

漫「私に落書きしていいんは末原先輩だけです!主将には触らせまへん!」

 

洋「何やと!?」

 

漫「何ですか!?」

 

Q「・・・・・・・・・関係ない疑問なんですけど、あんたらもしかして・・・?」

 

恭「事実無根や。そんなん一切あらへん。」

 

漫「先輩!?」

 

洋「へっ!ざまぁみ~や!?」

 

漫「うぅ・・・末原先輩のスパッツマニア~!」

 

恭「って何でやん!?」

 

竜「あかん・・・場が混沌しとる・・・!?」

 

セ「もうゲーム関係ないやないか・・・」

 

竜「と、とにかくまとめなあかん!?みんな、落ち着くんや!」

 

Q「な・・・清水谷先輩が・・・!」

 

セ「輝いとるで・・・!?」

 

竜「トキィ!」

 

洋「・・・ってどういう効果音やねん・・・!?」

 

漫「(・・・末原先輩やったら、やっぱりスズゥとか言うてくれるんやろか・・・!?)」

 

恭「(・・・サキィ・・・いやいや・・・)」

 

竜「ほなまず確認やな。漫ちゃんが真やとすると・・・」

 

恭「船久保さんが破綻。終わらんかったらあとは竜華が人狼で終了や。」

 

セ「で、万が一このおもろいんが真やとすると・・・」

 

洋「その呼び名ははむしろ誉れやで!・・・まぁうちからすると、そこが問題なんや。漫が騙りは確定としても、問題は3人の中の誰が人狼なんやっちゅうことや。間違いなくこの3人、真狂狼やからな。」

 

Q「まずは確実に吊るべきや。末原さんか上重さん。このどっちかを吊ろうや。」

 

恭「駄目に決まっとる。霊能が真狂である以上、船久保さんしか吊りはあらへん!」

 

竜「・・・残りはどう思っとる?ちなみにうちは、漫ちゃん吊りしかありえへんけど・・・」

 

セ「・・・迷うとこやな。個人的にはこいつ吊ってまいたいんやけど、竜華が人狼っちゅうのがどうにも腑に落ちんとこやし・・・」

 

漫「私は船久保さんです。主将は騙りですけど、間違いなく狂人ですわ。なら末原先輩の言うとおり、今日は船久保さんに投票します!」

 

洋「うちからすると、まだ両方真の目が残っとるっちゅうことが困りもんや。こうなると、とりあえず確実に漫は吊っておきたいとこやな。」

 

セ「ってことは、迷ってるんは俺だけってことかい・・・」

 

洋「優柔不断なやっちゃな・・・男ならびしっと決めたらどうなんや?」

 

セ「他の奴に言われても気にならんのに、お前にそれを言われるとやけに腹立つわ・・・!?」

 

 

 

晴:残り1分だね。

  さぁ、そろそろ結果をまとめようか!

 

 

 

Q「完全に意見が分かれとりますな・・・」

 

恭「・・・しゃあないわ。今日も自分の意思で投票や。」

 

洋「漫・・・今日がお前の最後やで・・・!」

 

漫「主将こそ、明後日の朝日は拝めんと覚悟しといてください・・・!」

 

竜「うぅ・・・うまくまとまった思ったんやけど・・・」

 

セ「・・・まぁ、竜華もようやってると思うで?」

 

 

 

晴:時間だね。

  それじゃあ投票開始!

 

 

 

○投票結果

 

 セーラ(0)→慢 竜華(0)→漫 浩子(2)→恭子

  洋榎(0)→漫 恭子(1)→浩子 漫(3)→浩子

 

 投票の結果、上重漫さんは処刑されました。

 

 

漫「私がですか!?・・・はぁ、まぁ初っ端に吊られるよりはええか・・・」

 

 

 

                         5日目へ続く・・・

 


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