咲 -saki- 人狼編   作:九尾の狐

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とりあえず1話だけ投稿。
もう出来上がってはいるけど、パソがおかしいので次話は待って~。

あらかじめ注意しておきます。

作者は決してアンチ久、アンチ泉ではありません。


清澄・阿智賀・千里山・姫松①

 

雅:ほんなら第3回戦を始めるで~。

  今回は21人っちゅう阿呆みたいな大人数やからな。

  新しい役職が追加されとるから注意し~。

 

 

1、背徳者

 狐陣営の村人。

 役割としては狂人と同じで、騙りを行いながら狐陣営の勝利を目指す。

 狂人との大きな違いは、『狐が誰かを最初から分かっていること』、『狐が全滅したとき、後追い自殺をしてしまうこと』である。

 占い、霊能には○と出て、また村人なので人狼に噛まれれば死亡するし、占われても死ぬことはないので注意。

 

2、猫又

 村人陣営のある意味ジョーカー。

 特殊な能力は存在しないが、その真価は死亡したときに発揮される。

 猫又が死亡したとき、もし人狼に噛まれれば人狼の誰かを、投票で処刑されれば残っている人物の誰かを道連れにして死亡する。(この時、投票で処刑されても人狼、狐を道連れにすることがある)

 村人としては絶対吊りたくないし、人狼としても絶対に噛みたくない存在。

 もし猫又を騙られてしまうと、そのまま敗北が決まることもあるので注意。

 

 

 

久「猫又とは、また面倒くさい役職を・・・」

 

恭「複数出た場合には、覚悟を決めなあかんな。」

 

咲「選択を間違えれば、犠牲者が出ますしね・・・。」

 

優「猫又は、扱いは村人のままでいいのか?」

 

和「問題ありません。占い師や霊能のような、村人の役職の一つと考えて結構です。」

 

穏「分かった!」

 

宥「でも、今回は狐さんにも味方がいるんだね・・・」

 

ま「狂人とは違って、初めから狐が分かっとるっちゅうのが怖いわ・・・」

 

由「狂人が怒りそうなのよ~。」

 

漫「まぁ、人狼の内約が分かる役職も、これとは別にありますし・・・」

 

泉「・・・まぁ、適当に頑張ればええんです~・・・」

 

Q「・・・どうしたんや?急にやる気なくなったやん?」

 

セ「やりたくない役職でも当たったんか?」

 

泉「そんなんすぐ分かりますよ~だ・・・。」

 

Q&セ「?」

 

 

 

雅:まずは5分からスタートや。

  だけどこれ以上話し合うことがない思ったら、時間をパスすることも可能やで。

  そんときはうちに言ってもらえれば、過半数の同意でスキップするわ。

 

 

 

洋「まぁ、うちがおるんや。5分もいらへんけどな~。」

 

絹「期待しとるで、お姉ちゃん!」

 

怜「最後のほうは、むしろ足りなくなりそうやけどな~。」

 

竜「うちも、今度は頑張るで!」

 

 

 

雅:今回の内約は、人狼(4)、狂人(1)、狐(2)、背徳者(1)、共有(2)、占い師(1)、霊能(1)、狩人(1)、猫又(1)、村人(8)や。

 

 

 

玄「・・・あれ?足すと22人になるよ?」

 

憧「1人は初日の犠牲者だとして、もう1人は・・・」

 

晴「私も今回は参加するってことだよ!」

 

和「赤土さんも参加するんですね・・・!」

 

絹「今まではずっと犠牲者やったしね。」

 

晴「愛宕監督と赤坂代行の恩赦でね。私もやるからには、ばんばん活躍するからよろしく!」

 

洋「んなこと言って、実は人外ちゃうんか~?」

 

久「まぁ、始まってみれば分かるでしょ。」

 

 

 

雅:あと気づいとるもんもおるかもしれんが、今回は狐も2人や。狐も人狼と同じで、身内同士が分かるから注意せ~よ。

 

 

 

咲「あ、本当に2人になってる。」

 

優「面倒臭さも2倍だじぇ・・・!」

 

 

 

雅:ルールは初日役欠け有り、占い有り。あと特別ルールとして、人数が3分の1になった翌日、進行役から欠けの役職の発表があるから忘れんなや?

 

 

 

漫「欠けの役職・・・?」

 

由「珍しいルールなのよ~。」

 

恭「つまりうちらの場合、参加している人数21人の3分の1、つまりは7人以下になった翌日に、欠けがなんだったかを知ることが出来るわけやな。

 

セ「それって何かメリットあるんか?」

 

Q「大有りですわ。終盤まで占いが残ってそいつを真だと信じ込んでたときに、欠けは占いやって言われたらどうなります?」

 

玄「騙りだってことが無条件でばれちゃうのです・・・!?」

 

宥「あったかくない・・・!?」

 

恭「逆に欠けを知ることで、推理の最後の詰めにもなりますわ。」

 

灼「・・・でもこのルールだと、人外が騙りを行うのも覚悟が必要・・・!」

 

絹「そうやな!もし欠けの役職乗っ取ってもうたら、終盤で必ずばれてまうんやから・・・!」

 

 

 

雅:まぁメジャーなルールやないけど、今回はこれでやるで。

 

 

 

  ・・・ほんじゃ泉、悪いんやけど・・・

 

 

 

泉「は~い。ほな皆さん頑張ってくださ~い。」

 

優「?どこ行くんだじぇ?」

 

和「もう始まりますが・・・」

 

 

 

雅:それじゃ第3回戦・・・

 

 

 

  スタートや!!

 

 

 

○2日目(昼) 犠牲 雅枝・泉

        処刑 なし

        生存 晴絵・久・まこ・優希・和・咲・宥・玄・灼・憧・穏乃

           怜・セーラ・竜華・浩子・由子・洋榎・恭子・漫・絹恵

 

        愛宕雅枝さんの無残な死体が発見されました。

        二条泉さんの無残な死体が発見されました。

 

 

 

久「はぁっ!?」

 

優「だじぇ!?」

 

和「」

 

咲「えっと・・・?」

 

Q「・・・なるほどなぁ・・・」

 

セ「泉・・・不憫なやっちゃ・・・!」

 

怜「おいしすぎるやろ・・・!?」

 

竜「と、怜・・・笑ったらあかん・・・!」

 

洋「・・・えっと・・・?」

 

晴「・・・なるほど。そういうことだったわけか。」

 

灼「・・・狐・・・!」

 

穏「泉が狐・・・!?」

 

憧「まぁ、それしかありえないしね・・・」

 

恭「・・・とりあえず、始めましょか。」

 

由「そ、そうするのよ~。」

 

宥「それじゃあ、私からいいですか・・・?」

 

晴「宥から?COかい?」

 

宥「はい。私は共有のCOです。」

 

久「宥が共有か・・・」

 

ま「・・・今度は疑われん位置についたわけじゃな?」

 

宥「はい。それでなんですが、対抗はいますか・・・?」

 

 

 

憧「・・・いないみたいね。」

 

洋「なら確定やな。これ以降出てきても信じんで~?」

 

穏「えっと、1人しか出てきてないって事は・・・」

 

宥「うん。私の相方さんは伏せることにするよ。」

 

和「共有トラップですね・・・!」

 

咲「複雑そうだね、和ちゃん・・・」

 

宥「それで、今日はさっきと同じで、せ~ので占いの結果を言ってください。・・・誰を占ったかは、もう分かってるんですけど・・・。」

 

洋「むしろ違う奴を占った~言う奴が出たらおもろいんやけどな。」

 

怜「・・・」

 

久「いいんじゃない?共有の判断に任せるわ。」

 

晴「そうだね。宥に任せるよ。」

 

由「任せるのよ~。」

 

宥「そ、それでは・・・せ~の~・・・!」

 

 

晴「二条さん○!」

 

恭「二条○や!」

 

竜「泉は○やで!」

 

玄「泉ちゃんは○なのです!」

 

怜「洋ぽんは●やで!!」

 

 

宥「」

 

Q「」

 

セ「」

 

洋「・・・って誰が人狼やねん!?」

 

怜「おぉ、やっと突込みがきたで。」

 

久「えっと・・・」

 

宥「・・・あ、冗談・・・?」

 

怜「そうやで。でもあんま面白くなかったな~。洋ぽんは嘘つきやで~。」

 

洋「ってなんでうちが嘘つきになっとんねん!?」

 

絹「・・・あ、もしかしてさっきのお姉ちゃんの・・・?」

 

和「・・・一応聞いておきますが、遺言はそれでよろしいでしょうか?」

 

咲「の、和ちゃん・・・」

 

優「和ちゃんが怒ってるじぇ・・・!?」

 

怜「すまんな・・・うちは洋ぽんに騙されただけなんや。許してほしいわ・・・!」

 

竜「怜・・・!」

 

セ「・・・あ~、すまん。ちょっと悪ふざけしとるだけで、悪気・・・もあるんやろうけど、とりあえず勘弁してくれや。」

 

Q「あとでちゃんと言うときますんで。」

 

怜「うち、責められとる・・・!?」

 

竜「だ、大丈夫やで怜!うちがちゃんと守ったるからな!?」

 

和「・・・」

 

咲「あ、あはは・・・」

 

宥「え、えっと・・・それじゃあ、それぞれの理由を教えていただけますか・・・?」

 

晴「いいよ。私はさっきのプレイ内容からだね。さっきは柱COしてくれたのに、今度はグレランで~ってなったらさすがに可哀想だから。占いの真偽はともかく、○を貰っておけば参加時間も増えるだろうし~って考えてたんだけど・・・仕方ないとはいえ、ちょっと悪いことしたね。」

 

恭「うちもほとんど同じですわ。私はそれプラス、千里山で一年でレギュラー取った奴って認識しとります。注意するにこしたことはありまへん。」

 

玄「私も同じだよ!」

 

竜「うちもや!」

 

セ「・・・おい待て、後半2人。」

 

漫「さすがに、それは・・・」

 

玄「うぅ、でも、本当に言われちゃったし・・・」

 

竜「付け加えることもあらへんし・・・」

 

久「・・・吊るべきかしら・・・?」

 

ま「かなり疑わしいがのぅ・・・」

 

Q「まぁ、それでも真って可能性は、多少ありますしな・・・」

 

怜「ちなみにうちの理由はな・・・!」

 

和「つまみ出しますよ?」

 

怜「・・・だ、黙っとくで~・・・」

 

憧「・・・どう思う?」

 

穏「赤土先生と、末原さんが真目に見えるけど・・・」

 

灼「・・・っていうか、そうとしか見えな・・・」

 

宥「・・・玄ちゃん。もしかして、また嘘ついてる・・・?」

 

玄「ち、違うよ!?今度はちゃんと真だよ!」

 

晴「嘘は駄目だね~?玄?」

 

恭「真は私やしな。」

 

竜「ちゃう!真はうちや!」

 

宥「今日は・・・グレランかな・・・?」

 

 

 

久「・・・いいんじゃない?占いロラしちゃって。」

 

 

 

咲「え・・・?」

 

絹「も、もう・・・!?」

 

久「だってあんなに怪しいのが2人もいるんだし、グレランするだけ吊りの無駄よ。」

 

Q「・・・いや、さすがにそれは賛成できませんわ・・・」

 

ま「どうしたんじゃ・・・?」

 

和「部長・・・?」

 

洋「・・・うちが言うのもなんやけど、何言っとるんや・・・!?」

 

晴「・・・そっちの2人が怪しいってのはいいけど、さすがにそれでロラはされたくないな~。」

 

恭「ほんまですわ。・・・あえて聞かせてもらいますけど、竹井さん、あんた狂人ちゃうやろな・・・!?」

 

久「狂人なわけないでしょ。私はちゃんと考えて言ってるのよ。」

 

玄「あぅあぅ・・・!?」

 

竜「う、うち、めっちゃ疑われとる・・・!?」

 

灼「・・・どうするの?宥さん・・・?」

 

宥「・・・グレランです。まだ、占いの決め打ちはいけません・・・!」

 

久「・・・ちゃんと考えてるって言ってるのに、結局グレランにするわけ?私の話聞いてたの?・・・あなた、もしかして人外の騙りじゃないでしょうね・・・!?」

 

宥「・・・私は、共有です・・・!」

 

ま「・・・おい。ほんまどうしたんじゃお前!?」

 

和「お、落ち着いてください!?」

 

優「部長らしくないじぇ!?」

 

咲「ぶ、部長・・・!?」

 

セ「・・・落ち着けっちゅうねん。ほんまどうしたんや?」

 

怜「竹井さんらしくないで・・・?」

 

Q「・・・狂人?それなら納得もできますが・・・」

 

漫「ど、どういうことやろ・・・!?」

 

絹「う、うちに聞かれても・・・!?」

 

晴「・・・猫又か・・・?」

 

灼「・・・でも、吊られに行くのは猫又でも悪手・・・」

 

憧「ましてあんだけ怪しいと、人狼としても噛みづらいわよね・・・」

 

洋「・・・もしかして、それを狙っとる人狼なんちゃうか?逆に噛まれんでも可笑しない思わせるつもりで・・・」

 

穏「ど、どういうことなの・・・!?」

 

優「もしかして、柱COだじぇ・・・・?」

 

由「こんな物騒な柱は勘弁してほしいのよ~・・・」

 

恭「わざわざ怪しまれるメリットでもあるんか・・・?」

 

セ「・・・なぁ、どうするんや?グレランや言うても、このままなら俺は竹井に投票するで?」

 

憧「さすがにそうなるわよね・・・」

 

宥「・・・いえ、今日は竹井さんには投票しないでください。」

 

絹「え?どうしてや?」

 

穏「宥さん・・・?」

 

宥「お願いなんですけど、明日は竹井さんの色を教えてほしいです。あの行動には、何かしらの意味があるんじゃないかって・・・」

 

和「・・・なるほど。部長の色によって、それを確かめるわけですか・・・!」

 

竜「でも、狐やったらうちが占ったら死んでまうで?」

 

セ「それは別にええやろ?」

 

恭「いや、何で騙りが占って狐が死ぬねん。」

 

晴「まぁ、私が占わないとね。」

 

玄「ちゃんと色を見せるのです!」

 

宥「・・・狐なら、もう1匹しかいないので構いません。もしかしたら、背徳者も死ぬかもしれませんし。」

 

ま「逆に●なら、久がこんなことをする理由を探るっちゅうわけじゃな・・・!?」

 

咲「そっか。もしかしたら、こうせざるをえない理由があるのかも・・・!?」

 

 

 

雅:残り1分を切ったで。

  考えることが多そうやけど、とにかく結果をまとめてや~。

 

 

 

宥「・・・グレランでお願いします。」

 

穏「占いと、竹井さんと宥さん以外ですね!」

 

和「・・・私としては、占いの真偽関係無しに、怪しい人は吊ってしまいたいのですが・・・」

 

玄「全くなのです!でも、今日はお姉ちゃんの言うとおり別の人にするのです!」

 

咲「でも、これで○だったら、占いの無駄遣いにならないかな・・・?」

 

晴「仕方ないよ。それに○なら○で、ある程度推理することが可能だしね。」

 

恭「まったく、面倒なプレイングしくさって・・・」

 

 

 

雅:時間やで。

  怪しいと思う人物に投票してや。

 

 

 

○投票結果

 

  久(4)→セーラ まこ(2)→漫  優希(0)→洋榎 和(0)→久  咲(0)→怜

  宥(0)→由子   玄(0)→漫   灼(1)→久  憧(0)→漫 穏乃(0)→漫

  怜(1)→久  セーラ(2)→洋榎 竜華(0)→灼 浩子(1)→漫

 由子(1)→セーラ 洋榎(3)→久  恭子(0)→まこ 漫(5)→浩子 絹(0)→まこ

 晴絵(0)→洋榎 

 

 投票の結果、上重漫さんは処刑されました。

 

 

 

慢「うぅ・・・話すこと考えてる間に終わってもうた・・・」

 

 

                         

 

 

 

○3日目(昼) 犠牲 雅枝・泉・穏乃

        処刑 漫

        生存 久・まこ・優希・和・咲・宥・玄・灼・憧

           怜・セーラ・竜華・浩子・由子・洋榎・恭子・絹・晴絵

 

        高鴨穏乃さんの無残な死体が発見されました。

 

 

 

郁:おはようさん。

  今日はいくのんが進行役やで~。

 

  穏乃ちゃんがやられてもうたな~?

  あの子の分まで、しっかり頑張ってな~。

 

  時間は今日も5分やな~。

  それじゃあ始めるで~?

 

 

 

  3日目、スタート~!

 

 

 

憧「シズがやられたっての・・・!?」

 

セ「あいつなら返り討ちにしそうなんやけどなぁ。」

 

Q「あんたと一緒にせえへんでください。」

 

宥「おはようございます。早速なんですが、占い結果を教えてください・・・。」

 

久「わざわざ無駄に占わせたんだから、さっさと終わらせて他のこと話し合いましょう。当然、全員○なのよね?」

 

宥「・・・それではお願いします。・・・せ~の・・・!」

 

 

 

恭「竹井、○や。」

 

竜「竹井さん、○やで!」

 

晴「竹井さん、○だね。」

 

玄「竹井さん、●なのです!」

 

 

 

久「・・・決まりね。今日は玄ちゃんを吊りましょう。無駄な占いかと思ったけど、一応は効果があったみたいね?」

 

ま「・・・久・・・?」

 

優「・・・部長・・・?」

 

宥「・・・みなさんの、その色を見ての推測を教えてください・・・!」

 

恭「まぁ狂人やろうな。生きとるっちゅうことは狐じゃなさそうやし、おそらくこうやって無駄に占わせて、時間稼ぎするつもりなんちゃうか・・・?」

 

竜「私もそう思うわ。初めは、泉がおらんなって自暴自棄になった狐やと思うとったけど、まだ生きとるわけやしな・・・」

 

晴「それもあるけど、私はむしろ背徳者なんじゃないかって睨んでるよ。せめて一度でも占われる危険性を減らして、狐の生存にかけてるんじゃないかな?この場合、竹井さんがそういう戦術を取ってきたことで、狐が占われる危険性の高い人だってとこまでは推理できるんだけど・・・」

 

灼「さすがハルちゃん・・・!」

 

憧「いや、まだ晴絵が真だって確定したわけじゃないんだからね・・・?」

 

玄「みんな騙されているのです!竹井さんは人狼だよ!きっと、自分を犠牲にして真を見つけに来たんだよ!狐は残り1匹、人狼は4匹、ここで真を消しちゃえば、あとは大丈夫だと判断したんだよ!」

 

絹「え・・・?」

 

玄「だから、あとは噛んでる間に見つければいいんだよ!それで人狼が2匹以上残ってれば、人狼の誰かが狐はあの人だって言っちゃえば、狐はもう吊るしかないんだよ!?」

 

怜「・・・く、玄ちゃんが・・・!」

 

セ「・・・輝いとるで・・・!?」

 

玄「ムフ~!」

 

久「・・・まさか、玄ちゃんの言を真に受けるわけじゃないでしょうね?」

 

和「・・・ですが、もし玄さんが真なら、その理由にもうなずけます・・・!」

 

Q「・・・確かに、狂人や背徳者ならともかく、人狼は竹井さんに●をつけづらいでしょうなぁ・・・!」

 

咲「身内切りするにしても、どちらにしろ無用に注目を浴びてしまいますからね・・・」

 

ま「・・・なぁ久。そろそろ教えてくれんか?お前さん、一体なにを考えとる・・・!?」

 

久「・・・私が言えるのは、人外は玄ちゃんだってことよ。もし私を切るなら、それなりの覚悟をしておきなさい・・・!」

 

優「部長・・・!?」

 

宥「・・・占いの理由は分かりました。それで、霊能にCOしてほしいんですが、いかがでしょうか・・・?」

 

晴「・・・いいと思うよ。後になってぞろぞろ出てくるより、早いうちから出てくれたほうが真偽つけやすいしね。」

 

恭「潜伏して噛まれたりしたら、それこそ洒落にならんしな。出てきて噛まれるかもしれんけど、うちも賛成しとくで。」

 

竜「うちは潜伏しといたほうがええと思うんやけど、確かに知らんうちにおらんなったほうが困るしな・・・。」

 

玄「・・・私は、まだ潜伏してたほうがいいと思うよ・・・?」

 

宥「・・・え?玄ちゃんは、どうしてそう思ったの?」

 

玄「だって、出てきたら噛まれる危険性があるんだよ!?この状態だと、お姉ちゃんと霊能は危なすぎるよ・・・!?」

 

セ「・・・なるほど。霊能は出んで、姉さんを守れっちゅうことか。」

 

洋「・・・分かる気がするわ。うちが占いで共有に絹が出とったら、霊能には伏せてほしくなるで・・・。」

 

絹「お姉ちゃん・・・!」

 

怜「・・・玄ちゃんの気持ちも分かるけど、多分大丈夫なんちゃうか?」

 

竜「え?それってどうしてなん?」

 

怜「人外は8匹・・・泉が消えても、まだ7匹もおるんや。悪く見て占い真欠けとしても、まだ3匹も潜伏しとるちゅう計算になる。霊能COはここでしか信じんっていえば、騙りは絶対に来るはずや・・・。」

 

Q「・・・確かに園城寺先輩の言うとおりですわ。むしろここで1人しか出んかったら、霊欠けの騙りの方がよほど信憑性ありますで・・・!」

 

恭「それは分かるんやけど、そんなこと言ったら真かて出づらいわ・・・」

 

和「・・・覚悟を決めていただきましょう。これだけの大人数でやっているのですから、無血の勝利などありえません・・・!」

 

咲「・・・もし後で出てきても、絶対に信じないよ。占いで○をもらってるひとでも、狂人だって決め付けちゃうんだからね・・・!」

 

宥「・・・ありがとう、玄ちゃん。でも、お姉ちゃんも頑張るから・・・ね?」

 

玄「お姉ちゃん・・・!?」

 

灼「・・・宥さんの覚悟を、無為にしないためにも・・・!」

 

憧「霊能は、絶対COしてちょうだい・・・!」

 

由「一つ目の天王山なのよ~・・・!」

 

宥「昨日の上重さんが、○か●かだけを言ってください。・・・せ~の!」

 

 

 

優「○だじぇ!!」

 

洋「○や!!」

 

 

 

絹「お、お姉ちゃんが霊能やったん・・・!?」

 

ま「優希が霊能じゃったとはのぅ・・・」

 

洋「・・・ほんまは、もうちょい潜伏するつもりやったんやけどな。確実に●を見つけてから出よう思ってたんやけど、これは仕方ないで・・・!」

 

優「でも、これで人外は見つけたじぇ・・・!」

 

洋「あぁ、その通りや・・・!」

 

久「・・・面白い展開になってるけど、どっちを信じるの?私としては、もう面倒だから占い同様全部ロラしちゃえばいいと思うんだけど・・・?」

 

恭「そんなん賛成できるわけないやろが・・・!?」

 

晴「・・・分からないな。それは策か?それとも、単に私が竹井さんを見誤っていただけか・・・?」

 

憧「宥姉ぇ、どうするの?ここもグレラン・・・?」

 

灼「・・・竹井さんは、一応パンダになってるけど・・・!」

 

絹「でも、霊能の騙りもいるんやで!?霊能結果もパンダになったらどうするん!?」

 

ま「・・・単なる信頼勝負だけは、勘弁してほしんじゃがのぅ・・・!」

 

宥「・・・もう一つだけ、聞きたいことがあるんです。」

 

咲「え?」

 

由「何なのよ~?」

 

宥「・・・私は、昨日竹井さん以外に投票してくださいってお願いしました。でも、竹井さんに投票した人がいますよね・・・?」

 

和「・・・!?」

 

咲「・・・和ちゃん・・・!?」

 

Q「・・・昨日、共有の指示を無視して竹井さんに投票したんは、園城寺先輩、洋榎姉、鷺森さん、それに原村さんですわ・・・。」

 

宥「・・・理由を聞きたいです。」

 

怜「・・・すまん。怪しいんやからいいやろって思うてもうた。ほんますんません・・・。」

 

洋「同じや。あんだけ大口叩いとるんやから、吊られても文句ないやろって思うてもうた・・・。」

 

灼「・・・今までのプレイングから見てて、明らかにおかしいと・・・だから、その・・・」

 

和「・・・すいません。共有の指示を無視して、自分の考えに走りました・・・。」

 

晴「・・・共有の指示は絶対だよ。それは忘れちゃ駄目だからね?」

 

宥「・・・時間を使ってすみませんでした。それで、今日なんですが・・・竹井さんを吊ります。」

 

久「!?・・・黙って聞いてたけど、ここでその話になるんだ・・・?4人中3人も私を○って出してるのよ!?私を吊るのおかしいでしょうが!!」

 

ま「って、落ち着かんか!?」

 

怜「せやかららしくないやろ・・・!?」

 

洋「ほんまどうしたっちゅうねん!?」

 

久「今日は宥吊りよ!こんだけおかしい指示出すなんて、共有としてありえないわ!騙りよ!!」

 

咲「そ、それはないです!部長、一体なにを考えて・・・」

 

 

 

郁:荒れとるな~♪

  でも残り1分やから、ちゃんと考えてや~?

 

 

 

和「そ、そんな・・・もう・・・!?」

 

怜「やっぱ時間が足りんで・・・」

 

宥「・・・今日は竹井さんです!そして、わがままですが一つお願いがあります・・・!」

 

セ「お願い?・・・なんや?」

 

由「私に出来ることなら、なのよ~。」

 

宥「・・・もしまだ残っているのでしたら、狩人の人は今日は私を護衛してください!さっきあんなことを言いましたけど・・・もしかしたらだけど、人外が分かったかもしれないんです・・・!?」

 

洋「な・・・なんやて~!?」

 

恭「それほんまか!?」

 

Q「一体、どこに気づいたっちゅうねん・・・!?」

 

宥「ですから、今日だけはお願いします・・・!もし噛まれてしまったら、戦犯は私で結構です・・・!」

 

絹「松実さん・・・!?」

 

セ「・・・おい狩人、いるんなら分かってるやろうな!?」

 

洋「今日は共有護衛や!もしうちが死んだら、あのちびじゃりも吊ったってや!?」

 

優「それは私のせりふだじぇ!私が死んだら、あの垂れ目を吊ってほしいじぇ!」

 

洋「って誰が垂れ目やねん!?」

 

 

 

郁:時間やで~。

  ほな、みんな投票初めてな~?

 

 

怜「分からへん・・・一体なにに気づいたんや・・・!?」

 

 

 

○投票結果

 

 久(17)→玄  まこ(0)→久 優希(0)→久  和(0)→久 咲(0)→久

  宥(0)→久   玄(1)→久  灼(0)→久  憧(0)→久

  怜(0)→久 セーラ(0)→久 竜華(0)→久 浩子(0)→久

 由子(0)→久  洋榎(0)→久 恭子(0)→久  絹(0)→久

 晴絵(0)→久

 

 投票の結果、竹井久さんは処刑されました。

 

 

 

久「3日目落ちとは・・・まぁ、これで私の役目は終わりだから、いいんだけどね・・・!」

 

 

 

                         4日目に続く・・・




作者は本当に泉が嫌いなわけではありません。全部くじが悪いんです。

※今回の流れ

くじで各役職決めました。
   ↓
占い師は~~か。こいつなら初日に占いそうなのは泉か~~かな?なら今日は泉を占ったってことで・・・
   ↓
  泉(狐)
   ↓
  Oh・・・

何もかんもくじが悪い・・・!

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