真・恋姫✝無双 狐来々   作:teymy

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け……ケモロリ…(謝罪と挨拶。遅れて済まない…)

前回の投稿が1月……生存報告して今月中に更新しますと宣ったのが3月……。
今…………4月も下旬に入ります……。
済まない……本当に、済まない……。

言い訳は後書きにて。


閑話 時には武器を置いて 其の七

「ふわぁ~ん!もう疲れたよぉ…」

 

良く晴れた昼、桃香は東屋で一人書物や書簡を手に情けない声を出していた。

 

いつもならば愛紗や朱里が共にいるのだが、桃香は彼女等を本来の仕事に向かわせたのだ。

桃香がお目付け役を遠ざけたかった…等と言う理由では決してなく、これが政務ではなくただ桃香の勉強であるからだ。

 

桃香としても平原の相に就任し、さあこれからは為政者だと意気込んで政務に取り掛かろうとしたのだが、如何せん彼女は勉強不足であった。

そこで忙しい政務の合間を縫ってこのように書物を紐解いたり過去の書簡を参考資料にしたりと、彼女なりに政治を知ろうとしているのだ。

この取り組みには愛紗や朱里、雛里なども喜んで応援し、手が空いた時には教師役として度々桃香と共に勉強会を開いていた。

 

だが、ついこの間まで反董卓連合へ参加し、兵を率いて遠征をしていたのだ。正直、今は戦後処理の兵や備蓄の補充などでどこも人手不足である。

そのような状態で劉備陣営の文武筆頭である二人を自分一人のために引き留めてはいけない。

そう判断した桃香は、『今日は出来るだけ一人で頑張る!』と言い出し、二人を仕事へ向かわせたのであった。

 

本来ならば桃香もそれなりに仕事があり、政務室に籠っているべきなのだが、残念ながら桃香は政務室を追い出されてしまった。

客将である毒舌猫耳軍師と新たに加わった毒舌眼鏡軍師に、『外で遊んで来なさい』『邪魔。知力を付けて出直してこい』と戦力外通告をされてしまったのだ。

 

これには桃香も涙目になりながら逃げだした。流石にここまで言われれば反論するべきなのであろうが、相手は劉備陣営の誇る二大毒舌軍師なのだ。割と仲が良い二人が結託すれば本気で泣かされる未来は想像に難くない。因みにこの二人以外に毒舌と言えば白い子狐がいるのだが、彼女は全身が癒し系なので毒を吐いても効果は半減し、結局周囲には『なんか可愛い』と思われてしまうので除外だ。

 

逃げた桃香は二大毒舌軍師と対を成す、二大癒し系軍師の下へ直行した。

忙しく働いていた二人の他にその場には愛する義妹のうちの一人もおり、涙目で…と言うよりほぼ泣きながら理由を説明したところ三人とも呆れながら、しかし生暖かい視線を桃香に向けながら苦笑いで答えた。

因みにこの三人は、毒舌軍師二人が反董卓連合参戦の際に非協力的だった豪族から戦果を盾に金子を毟り取ろうと気が立っていることを知っていたので別の政務室で働いていたのだが、桃香はそこまで考えを巡らせることは出来なかったようだ。

 

グズグズといじける義姉を慰めるために愛紗が出した提案、『では今日はお勉強でもしましょうか。お付き合いしますよ』との言葉に一瞬桃香は『うぇぇ…』という顔をしたのだが、以前よりは大人になっていたのかここで先程の『一人で勉強する』と言い出し、朱里から勧められた書簡を抱えて東屋にて一人奮闘し始めたのが昼前。

 

流石にそろそろ昼休憩を入れようと手に持った書物を閉じた瞬間、桃香の後ろから声がした。

 

「おや、もう奇声を発するのは終わりかね?」

 

「うわあっひゃあ!?」

 

正直なところ、武力では一般兵と同じ程の桃香だが、気配察知などはのんびりした性格が災いして一般人よりも鈍い。

突如現れた金髪の狐男、芙陽に年頃の乙女らしからぬ悲鳴で答えた。

 

「ふ、芙陽さん!?葵ちゃんもそうだけどなんでそう私の背後を取りたがるの!?」

 

桃香の抗議を、芙陽は咥えていた煙管を口から離してケラケラと笑って受け流す。

 

「カカカッ。何を言う、お主が鈍感なだけで儂は普通に歩いてきただけじゃよ」

 

葵に関しては芙陽の悪戯好きが移ったのと、実は葵の好感度が高いが故に悪戯の相手として遊ばれているだけなので芙陽に止める気はない。

 

「それで?お主は先程から一人で悩まし気に唸ったり奇声を発したりと忙しいようじゃが…」

 

「待って。その認識は流石に私が怪しすぎるよ……勉強してただけだもん…」

 

「勉強?………儂はてっきりそういう一人遊びなのかと…」

 

「そんな訳ないよね!?」

 

「『一人で奇声を発する会』?」

 

「名付けなくていいです!」

 

暫くは芙陽にからかわれていた桃香だが、やがて疲れ切ったのかやや強引に話題を逸らす。

 

「あー…もういいや…芙陽さん、お昼は?」

 

「これからじゃが」

 

「じゃあ一緒に行きません?今日は街の方で取ろうと思ったんですけど…」

 

「フム、良かろう。取り敢えずは出発するかの」

 

桃香の提案を受け入れた芙陽は、桃香が立ち上がったのを確認して歩き出す。

桃香も芙陽が吐く煙の匂いを感じながらその隣を歩き始めた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「カカカッ、それであの二人に追い出されたのか!」

 

昼時から少し遅れ、客入りが落ち着いた飯店に入った二人は昼食を取りながら話す。桃香は何故あの場所で一人で勉強会を開いていたのかを芙陽に説明していた。

 

「もうね、すっごい怖かったんだよー!桂花ちゃんなんて正に"威嚇"って感じで、もう『フシャ―!』って」

 

猫耳軍師の名は伊達ではなかったようである。

 

「まぁ、あ奴等も今していることはなるべくお主が関わらんように気を遣っているんじゃろうな」

 

「え?」

 

ふと、芙陽が漏らしたことに桃香が聞き返した。

忙しさ故に足手まといな桃香を追い出したように見えたのだが、芙陽は異なる見解に達したらしい。

 

「どういう事?」

 

「フム、まず…今あの二人がしているのはどのような案件かの?」

 

芙陽に聞かれ、桃香は会議で決定した各文官、武官の仕事を思い返す。

ここから、桃香はそれまでの休憩気分を切り替えることを意識した。

このままここで話をしていれば本来の昼休憩の時間は大幅に過ぎてしまうだろう。しかし、桃香は敢えてそれを考えないようにした。

 

芙陽とそれなりの期間接していればわかるのだ。これから芙陽の"講義"が始まるのだと。

 

「えっと…桂花ちゃんと詠ちゃんは平原の備蓄と金子の補填を担当してたけど…」

 

「なら、その補填の方法は?」

 

「……豪族や商人の人たちから徴収、それか借り受ける…かな。

 でも、それならやっぱり私が関わった方が豪族の人たちも協力的なんじゃ…?」

 

芙陽は少し笑いながら頷いた。

出会ったころ…朱里や愛紗たちの言うがままに理想だけを語っていた少女はもういない。桃香は自ら考えることを学んだ。その成長を芙陽は微笑ましく思っていた。

 

「そう、今この時だけを見るならばそれが良いじゃろう」

 

「なら、もっと先を見れば私が関わらない方が良い…?」

 

「何故だかわかるかの?」

 

芙陽は優しく問い掛ける。

薄く微笑んで桃香の瞳を真っ直ぐに見れば、桃香は何処か恥ずかしくなり視線を逸らした。

軽く腕を組み、愛しい教え子を見守る芙陽の姿は、教えられている桃香からして顔を赤くしてしまいそうなほど美しいと思えた。

 

それを見透かされないよう、顎に手を当てて考えることに集中する。

 

「う~ん…先…これから…」

 

桃香がまず考えたのは先の事。常に聞かされている、やがて来るであろう戦乱の時代。

そのために力を付けなければと反董卓連合に参加したのだ。

桃香たち劉備陣営はまだまだ弱小の域を出ない。文官、武官の将は客将もあるとはいえ優秀な人材が集まっている。ともあれ、財政も兵力も曹操などには足元にも及ばない。

まだ力を付けなければならないのだ。

 

「私が関わることで、力を付けるのに不都合があるのかな…」

 

"力を付ける"とはどういうことなのか。

簡単な話が、桃香の立場が『王』であるならば、『王』として立つために『国』が必要で、『国』が成るためには『民』が要る。

『国』とは『民』。極論ではあるが、民の多い国は力が強いと言える。尤も、まともな治政を行っているのならば、ではあるが。

 

「人が、集まりにくくなる…?」

 

そこまで考えた桃香ではあるが、結局確信を持てるまでには至らなかった。

正直に降参し、芙陽に答えを求める。

 

「う~ん、降参、です……」

 

ガックシと頭を下げた桃香に、芙陽はそれでも優しく笑いかけた。

 

「いや、なかなかに惜しいところまでは行っていた」

 

「それって、私が関わると人が集まらない…集まりにくくなるってこと?」

 

「その通り。しかし、その芯には辿り着けなかったな」

 

「うん…どうして人が集まらなくなるのか、それが分からなくて…」

 

芙陽は一つ頷くと、ゆっくりと解説を始めた。

 

「桃香よ、初めて会った時、お主に『王』の話をしたことを覚えておるか?」

 

「う、うん…芙陽さんが今まで見てきた人たちがどういう『王様』なのかって話かな?」

 

あの時酷く怒られたことを思い出したのか、気まずそうに答える桃香。

 

「そうじゃ。その時に言った通り、『王』には様々な種類がある。言うなればそれぞれの"色"。言い換えれば王としての"強み"じゃな」

 

「強み…特徴?」

 

「ウム。例えば、そうじゃの。

 曹操ならば『覇道』。"覇王"を自称し、誇りと力を示して求心を得る。

 孫策ならば『絆』。血筋を以て土地に密着し、結束を以て国を守る。

 公孫賛ならば『安定』。全てが一定水準に達しているなら、どの局面でも対応できる」

 

芙陽は指を一本ずつ立ててそれぞれを説明した。

そして、最後に四本目の指を立て、桃香の名前を呼ぶ。

 

「そして桃香、劉備。お主ならば『仁徳』。慈愛と信頼で人を惹きつけ、それが国の力となる」

 

突然名を呼ばれた桃香は驚く。以前に話した芙陽の出会った『王』達。その中に、いつの間にか桃香が連なっている。

全てを認められたわけではない。しかし、隠しきれない嬉しさが込み上げてくるのも事実であった。

 

だが、今は芙陽の講義の途中。気を引き締め直して続きを聞いた。

 

「お主の強みはそれじゃ。民に寄り添い、民と共に笑い、泣き、歩む。

 しかし、此度の金子の徴収はちとお主の"色"には似合わぬ」

 

「あ…そっか…」

 

ここで、桃香は芙陽の、そして桂花たちの思惑に辿り着いた。

 

「"色"や"印象"という物は意外にも重要でな。

 曹操が誇りを捨て、実のみを取ればどうなるか。孫策が自らの右腕である周瑜を蔑ろにすればどうなるか」

 

つまり、現代に訳して言うならば『イメージから外れることはするな』と言う事である。

 

だからこそ、客将である桂花と、新しく参入したばかりの詠が担当しているのだ。

 

「もう…そういう事なら素直に言ってくれれば私も泣かずに済んだのに…」

 

しかし、そうは言いながらも桃香は二人の思惑を嬉しく思っていた。

 

 

 

―――のだが、芙陽は呆れたように桃香を見て言い放つ。

 

「いや、これ多分お主に向けた課題とか、試練とかの類じゃぞ?」

 

「………はっ?」

 

だが、桃香は芙陽の言葉の意味が分からずただ唖然と芙陽を見返すだけであった。

 

「えっと―……?」

 

「いや……だってこれ、度が過ぎれば以前の都合の良い面しか見なかったお主と、そういう部分を見せないようにしていた朱里がやってたことと同じじゃろう」

 

「………………………………あっ!!!!???」

 

「えー……まじかぁ…」

 

流石の芙陽も呆れを通り越して遠い目をしている。

 

「じゃあ、『知力を付けて出直して来い』って言うのは…」

 

「ちょっとした助言じゃろうな。『外で遊んで来い』も"民の信頼を篤くしろ"と取れるし、恐らく朱里たちもそれに気付いたから勉強会を提案したんじゃろ」

 

朱里たちは桃香が一人で桂花たちの思惑に気付くのは難しいと踏んで勉強会でそれとなく教えようとしていたのだろう。もしかしたら桂花と詠が辛辣な言葉で桃香を追い出したのもそのまま朱里たちの下へ逃げると予想しての事かも知れなかった。

 

悲しいかな、しかし桃香は『一人で頑張る』と言ってそれらを台無しにしてしまったのだが。

 

「…………穴が合ったら入りたい…」

 

「多分入れるぞ?自分で気付けなかったから桂花のお仕置きは確定じゃろ」

 

「……落とし穴かっ!」

 

実は桃香。桂花特製の落とし穴には何回か填ったことがある。主に失敗やつまみ食いなどのお仕置き用に葵と協力して掘られた妙に出来の良い落とし穴である。

 

「うあー!どうしよう!?」

 

「いや、どうしようも何も、素直に怒られんかい」

 

芙陽は呆れながらそう言うが、桃香は頭を抱えながらむんむんと唸り、暫くすると勢いよく立ち上がる。

 

「よし、帰ったら怒られるから今日はこのまま子供たちと遊ぼう」

 

「何故余計に怒られる道へ進む」

 

「怒られたくないからだよ!おじさん!お勘定!」

 

「自棄か」

 

開き直った桃香はぷりぷりと怒ったように店を出て行く。芙陽もやれやれとその後を付いて行けば、昼を過ぎて集まった子供たちが前方から走ってやって来た。

 

「あ!劉備さまだ!」

 

「りゅうびさま~!」

 

「待ってたよ子供たち!これから皆を探そうと思ってたんだ~」

 

民からの信頼篤い桃香である。すぐさま子供たちに囲まれることになった。桃香は嬉しそうに子供たちと同じ目線ではしゃぎ始める。

 

「ふようさまもいる~」

 

「ふようさま、だっこ…」

 

同じく人気のある芙陽も囲まれてしまった。苦笑いで子供たちを撫で、中でも幼い少女のおねだりに優しく抱き上げて答えてやる。

 

「ふぁ……いいなぁ…」

 

子供たちに囲まれながら、羨ましそうに芙陽を見る桃香に、溜息を吐いた。

 

「……お主は年長じゃからな、我慢しなさい」

 

「あれ、さっきまで私も『王様』に数えてくれてたのにいつの間にか子供扱いになってるよ?」

 

「りゅうびさま、りゅうびさま」

 

驚愕している桃香を他所に、その隣に立っていた少女が桃香の袖を引いている。

 

「うん?どうしたの?」

 

「りゅうびさまはふよーさまと"ふーふ"なの?」

 

「ふぇ!?」

 

突然の質問に一瞬で顔を赤くする桃香。芙陽はそんな桃香などお構いなしに『ませた子供だ』とケラケラ笑っていた。

爆弾発言をした少女の他にも、桃香の様子を見た子供たちは新たな玩具を見つけたように囃し立てる。

 

「そうだよ!劉備さまは芙陽さまがすきなんじゃないの~?」

 

「"けっこん"しないのー?」

 

わーわーと騒ぎ出す子供たちに、桃香は顔を赤くしたままあわあわと狼狽えることしか出来ない。

 

「え、えー!?そんないきなり言われたって…ねぇ?芙陽さん」

 

見事に赤面しながらチラチラと芙陽を見る桃香だが、芙陽はニヤリと笑うと桃香の顔をジッと見つめた。

 

「………………」

 

「……え…っと…」

 

「……………ハッ」

 

「鼻で笑われた!?」

 

「りゅうびさま!?」

 

「りゅうびさま、しっかり!」

 

絶望の淵に立たされた桃香はヨロヨロとその場にへたり込み、何事かと子供たちが慰めに掛かった。

 

結局、その日は子供たちが必死に桃香を慰めたことで立ち直り、日が暮れるまで遊び通した。

勿論帰ってから二大軍師に加え、勉強を放り出して遊んでいたことに対して黒髪の義妹にまで怒られたのは言うまでもない。

 

芙陽はそれらをケラケラと、しかし優しく見守っていた。

 

結局のところ、桂花たちが今の仕事から桃香を遠ざけたのも、

それに気が付くようにそれとなく助言を与えたのも、

愛紗や朱里が桃香を導こうとしたのも、

子供たちが桃香の下へ集まり、落ち込む桃香を慰めたのも―――

 

 

―――桃香の『仁徳』があればこそなのだ。

 

 




桃香の好感度もちゃんと上がってるよと言う話。
王の特色については真・恋姫の赤壁で同じようなことが言われています。
朱里と雛里の絡みもしっかり書きたいなぁ…。

では言い訳タイムに入ります。
まぁお察しの方もいらっしゃるとは思いますが仕事が忙しすぎる。
三月は期末で大忙し…出荷ギリギリまで鬼の残業パーティしてました。
そして四月…新年度と言う事で酒席の付き合いが多く、週末は天辺過ぎまで飲み明かし、仕事の疲れを少しでも和らげるために休日は一日寝ておりました。
さあいざ書きはじめようとPCの前に向かっても、スランプに入ったのか一向に進まない文章。
これ…無理だ!と思いましたが、エタらせるわけにも行くまいと悪あがき的に閑話へ逃げ延びで参りました。
GWまで…GWまでが辛抱だ…。


仕事が辛いと話した私に友人が言い放った一言。
「まだ見ぬ嫁と娘を養ってると思えば仕事のモチベーションなんて上がりっぱなしだよ」
何て言うか、スゴいなお前は。


追記。
スランプ脱却のために色々なネタを考えてました。

【勇者として異世界に召喚されたけど魔王を保護した話】
主人公は魔王系。ドSで外道な女好き。チートな力と意地の悪い策略で気に入らない奴は問答無用で地獄行き。
魔王少女は妹系。真面目だが寂しがりやで甘え下手。柔軟性はあるが行動力が無い。とてもじゃないけど次期魔王には見えない。
勇者様は踏み台系。勘違いの塵芥。勢いに任せて魔王軍を滅ぼしたは良いものの、実は勇者でも何でもなくぽっと出の弱チート。現れた本物の勇者にガクブルの毎日。誰かアイツ殺せ。
……南蛮戦時……何番煎じだっていう話。

【二次創作、ARIA SideStory】
原作で語られなかったアリシアさんのフィアンセを主人公に、原作の裏側を描く。
原作から離れることの無いよう辻褄は確り合わせる。
過去話の際にも原作の設定から離れないようにする。
基準は原作で、アイの存在のみアニメ基準。灯里の友人となり度々ネオ・ヴェネツィアに訪れている。
アリシアの幼馴染である晃、アテナ、そして恩師のグランマ以外には主人公がアリシアの相手であることを知られないようにする。(交流はある)
正直触れない方が良いんじゃないかっていう部分に触れている作品。私としても謎のままって言うのが一番しっくりくるフィアンセさんです。

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