真・恋姫✝無双 狐来々   作:teymy

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ケモロリ!(訳:御機嫌よう。作者の欲望を込めた渾身の挨拶)

友人に彼女が出来たらしいのでどうやって別れさせようか悩みに悩んでいる作者です。
恋ちゃんとの戦闘が好評なようで何よりです。
今日はあのコンビの話!迷いに迷って書き上げました。

これで良いのか?


第二十四話 生きてこそ

洛陽の城の中、玉座に座る少女は感情を消した表情で目を閉じていた。

 

虎牢関から送られた伝令兵の言葉に、彼女は覚悟を決めていた。

 

汜水関が落とされてすぐ、虎牢関までやって来た諸侯連合は驚くべき早さで虎牢関までもを突破した。

守備に当たった将、華雄、張遼、呂布、陳宮は全員が消息を絶った。

帰ってこないところを見れば心配にもなるが、少女は彼女等を信じている。必ず生き延びてくれていることだろう。

 

今、目の前には親友であり、信頼できる軍師の賈詡がいる。

賈詡は必死になって少女を説得していた。

 

「ねぇ、月…これ以上は限界よ。華雄も、霞も、恋も音々音も、皆やれるだけの事はやってくれた」

 

「そうだね、詠ちゃん」

 

月と真名を呼ばれた少女、董卓はゆっくりと目を開ける。

賈詡は悲痛な面持ちで拳を握りしめていた。

 

「きっと皆生きてる。霞からの伝令にもあったでしょ?『ギリギリまでやる』って」

 

「うん。霞さんなら大丈夫」

 

「恋だって簡単に死ぬとは思えない。ねねも恋が守ってると思うし、華雄は報告だと撤退できたみたい」

 

「そうだね。皆には感謝しなきゃいけないよね」

 

「劉恊様も既に安全な場所へ送ったし、もう心配することは残ってないわ」

 

「うん。劉恊様を無事にお送りできて、良かったね」

 

「だから、月。逃げよう?

 全ては十常侍が月を利用したから…月は悪くない!今だっていつ十常侍の奴らが月を殺しに来るかわからない!きっと月の首を連合との取引材料にする積りなのよ!」

 

勿論董卓の首を差し出したところで、今更十常侍が助かる見込みなど無い。彼等はそんなことも分からない程に追いつめられているのだ。

 

「もう虎牢関は落ちてる。すぐにでも連合はやって来るわ。今ならまだ逃げられる…だから、お願いよ、月!」

 

虎牢関からの伝令が来てから、賈詡はずっと董卓を説得し続けていた。

賈詡にとっては幼いころからの親友。そして、命を懸けて守るべき愛する主なのだ。

 

「でもね、詠ちゃん…」

 

董卓は再び目を閉じた。

 

「私が死なないと、もうこの乱は終わらないと思う。私達がいくら大声で叫んでも、乱を未然に防ぐことは出来なかった。

 もう、終わらせるには私の首が必要なんだよ」

 

「でも…!」

 

「それにね、どこかに逃げてしまったら…もっと被害が大きくなるよ?乱は終わらないし、私を探すために色んな所で戦争が起きる」

 

「……」

 

「そして、必ずそれは涼州にもやって来る。私の故郷だから……そこを探すのは当然だよ」

 

「故郷に迷惑を掛けるのが嫌?」

 

「うん。噂で流れてる私のしたことを考えたら…もう帰れないけど…」

 

董卓はそこで一度話を切った。

目を開けると、辛そうな顔をした賈詡。

 

「詠ちゃん…詠ちゃんは、私に付き合わなくて良いよ」

 

「っ!?月!!」

 

「詠ちゃんならどこかに仕官できると思うよ。曹操さんならどうかな…実力があれば身分は問わないって話だし――」

 

パンッ、と。

乾いた音が響く。詠は顔を真っ赤にしたまま、息荒く手を振り抜いた姿勢で固まっていた。

董卓の頬がジワリと熱を持ち、痛みが広がっていく。

 

「月……それ以上言わないで。もし月が死ぬ気なら、ボクは必ず後を追うわよ」

 

「詠ちゃん…」

 

怒られるだろうとは思っていた。賈詡からしてみれば董卓を見捨てろと言われたようなものだ。怒るのは当然だと思った。

しかし、『後を追う』とまで言われるとは思っていなかった。

そこまで思ってくれているのは嬉しい。しかし、董卓はこれからの自分の末路に親友を付き合わせたくはない。

 

葛藤が董卓の胸中を渦巻き、何も言えなくなる。

 

考えても考えても自分が生き延びる道は無い。しかし、そうなれば賈詡さえも道連れにしてしまう。

董卓がやっとのことで口に出した言葉は、小さな弱音だった。

 

「……どうすれば良いんだろうね…。どうすれば良かったのかな…」

 

道は閉ざされ、意味も無く過去を悔いる。董卓に今できることはそれくらいしかなかった。

賈詡も同じように俯き、何も言うことは出来ない。

 

しかし、そこで聞こえてきた言葉は賈詡のものではなく、第三者のものだった。

 

 

「取り敢えず、話を聞かせて貰おうかの」

 

 

「「っ!!?」」

 

驚きで上を向き、声の主へと視線を送る。

 

そこには金色の髪をした、白い着物の男がいた。

 

「だ、誰よ!?」

 

賈詡が吠える。懐から小さな刃物を取り出し、董卓を守るように前に出て構えた。

 

「まぁ、そう警戒するな。今はまだ何もせんよ」

 

そう言って男―芙陽は煙管を取り出し、火をつける。煙を吐き出す芙陽に賈詡が怪訝な顔をしたが、芙陽は構わず話を続ける。

 

「儂は芙陽と言う。そっちのお主が董卓じゃな?」

 

董卓を見てそう聞く芙陽だが、賈詡は焦る。目の前に突然現れた謎の男の言葉など信じられるわけがない。

今まで苦労して董卓の姿を隠して来たのだ。ここで正直に答えることなど出来なかった。

 

「董卓は私よ!」

 

「嘘吐け。儂が来たとき咄嗟に董卓を庇ったじゃろ。お主が賈詡じゃな」

 

「くっ…!」

 

焦った賈詡は判断力が落ちていた。悔し気に唸るが、今はそれよりも親友の命を守ることを優先した。

 

「この子に手は出させないわ!」

 

「だからまだ何もせんと言っとるじゃろうに。軍師なら状況を正しく判断せんかい」

 

「アンタの言葉なんて信じる訳ないでしょ!」

 

「ならどうする?お主が儂に勝てる訳も無し、ここから董卓を逃がせると思うか?」

 

賈詡は更に唸る。絶体絶命であった。

 

「詠ちゃん、良いから下がって」

 

「月!」

 

「良いから。…大丈夫」

 

たとえ賈詡が命を捨てて芙陽を足止めしたとして、董卓本人に逃げる意志が無ければ意味が無い。

賈詡はそれを読み取り、短刀は構えたままだが、大人しく下がった。

 

董卓は賈詡が下がったことを確認すると、芙陽と目線を合わせる。

 

「お待たせしました。董卓は私です。お話を伺いたいという事ですが…?」

 

「そうじゃの。ま、お主の噂と儂が調べた本人の人物像が余りにも真逆での、ちと自分の眼で確かめようとここまで来た」

 

「そうですか…」

 

余りにもふざけた理由に賈詡は驚くが、董卓は特に気にしたような様子は無かった。

 

「それと、この大陸を騒がせた十常侍にも先程会ってきての」

 

「っ…!」

 

「なっ…!」

 

これには董卓も驚きを隠せなかった。十常侍と会うなど、簡単に言えることではない。彼らの周囲には常に護衛が付いているのだ。それも選りすぐりの優秀な護衛である。

不用意に会いに行けばすぐに殺されるか、捕えられるかのどちらかだ。

しかし、芙陽は既に『会って来た』と言う。それほどの武を持っているのか、もしくは十常侍の回し者か。

どちらの可能性が大きいかなど、考えるまでもない。

 

「アンタ!あいつらになんか言われて月を殺しに来たんじゃないの!?」

 

賈詡は再び董卓の前に出る。

 

「いや、十常侍は既に死んだよ」

 

「…えっ?」

 

「儂が殺した」

 

「はあ!?」

 

「いやな?儂も最初はちょっと話を聞きたいだけだったんじゃが…。

 まず、儂が十常侍を探しているとな、宝物庫でごそごそ聞こえるからこれは間違いないとそこへ向かったんじゃよ。見事十常侍が宝を掻き集めてせかせかと引っ越し作業の途中だったんじゃ。

 しかし声を掛けたらいきなり襲い掛かってきての…」

 

当たり前である。

 

「護衛連中を吹き飛ばしたら『宝はやるから護衛になれ』と言うのでな、『要らん』と答えたら全員で襲い掛かってきてな。

 話も聞かんし鬱陶しいしで…もう知らんと思って殺してやったわ」

 

芙陽が話したことは全て事実である。

葵に案内され、狐の姿で最短距離を風の如く駆け抜けた芙陽は、まず十常侍を探すことにしたのだ。

そこからは話の通りで、芙陽の事を『自分たちを殺しに来た』と勘違いした宦官たちは狂った様に芙陽に襲い掛かった。流石に話も聞かず殺しに来る者たちに苛ついた芙陽は、『話す価値も無し』と判断してその場で全員切り捨てたのだ。

 

ケラケラと笑う芙陽。董卓と賈詡は唖然であった。

信じられない話をこうも軽く話されてしまっては、どうにも反応が出来ない。

 

一体目の前の男は何者なのか。二人の脳裏はその疑問に支配された。

しかし、その疑問の答えに近づいたのは董卓であった。

 

「貴方は…もしや、『天の御使い』ではないですか?」

 

「なっ、コイツが!?」

 

「そのように呼ばれることもある」

 

「っ……!」

 

賈詡の背を冷たい汗が流れる。

 

『天の御使い』の事は知っている。

売り出し中の劉備陣営に現れた謎の人物。太陽のように輝く金髪に、白い着物、桃色の羽織を着ているとされ、男だとも女だとも言われている正体のつかめない存在。

黄巾の乱では冀州での殲滅戦で5万の戦力差を一人で覆したとされ、一躍有名になった。

更に斥候や伝令の報告では今回の諸侯連合にも劉備と共に参加しており、華雄、呂布を撃退している。

 

そんな呂布をも超える化物が目の前にいるのだ。

何故一人でこの場に来ているのか。来るにしても虎牢関からここまでの距離を何故こんなにも早く移動できているのか。

疑問は絶えない。しかし、賈詡は震える足が崩れないよう精一杯の虚勢を張ることしか出来なかった。

 

「先程も言ったが、儂はお主と話をしに来た。これまでの事を聞かせて貰いたいが、如何かの?」

 

「…わかりました。お話しします」

 

董卓は目の前の存在に何を思ったのか、いつの間にか落ち着きを取り戻し、静かに語り始めた。

 

駐屯していた場所に小帝弁と劉恊を連れた十常侍が現れ、助けを求められた。

帝を救うためだとすぐさま軍を率いて洛陽へ向かうが、政争の混乱に乗じて自分たちを連れてきた十常侍の筆頭が殺されてしまう。

態勢を整える間もなく暗殺の罪が董卓に被せられ、抑え込まれている間に劉恊が帝へと押し上げられた。この時完全に後手に回っていた董卓は小帝廃位まで自身の仕業だと広められてしまう。

ここまで来るとせめて洛陽の民は救って見せようと、出来る限りの尽力を行った。

しかし、善政を行っているにもかかわらず十常侍や豪族の腐敗は進み、更にはあらぬ噂を流されて董卓自身も追いつめられてしまった。

数少ない味方も次々と追放や暗殺を受け、気付けば反董卓連合が立ち上がっていた。その時には董卓の味方は既に数えるばかりとなってしまっていた。

連合を抑える力も奪われ、撃退するにも十常侍の妨害を受け満足に将兵を動かすことが出来ず、結局ここまで来てしまったのだ。

 

董卓は淡々と話し終えると、立ち上がり芙陽に頭を下げた。

 

「なっ月!?」

 

「詠ちゃん、ごめんね…。

 芙陽様……貴方が『天の御使い』様であると言うのなら、どうか私の首をお持ち帰りください」

 

「月!!」

 

賈詡は叫び、董卓に縋り付く。しかし、董卓は頭を上げなかった。

芙陽はその光景を煙管を吹かしながら眺めていたが、やがて煙を吐き出しながら言い放つ。

 

 

「嫌じゃ」

 

 

この言葉に驚いたのは董卓。

賈詡は驚きもしたが、取り敢えずは最悪の結末は回避できたのかと成り行きを見守った。まだ安心できるわけではないのだ。

董卓は下げていた頭を上げて悲しそうに言う。

 

「…どうしてでしょう?この戦は最早私の首なしでは収まりません。それとも、芙陽様は争いをお望みですか?」

 

「いや、儂は別に争いを望むわけではない。あるならあるで構わんがの」

 

「……では、何故?」

 

董卓が問えば、芙陽はまるで悪戯好きの子供の様な顔で言った。

 

「お主が気に喰わんからじゃ」

 

「……どういう、意味でしょうか…」

 

董卓は珍しく苛立ちを覚えていた。滅多に怒ることの無い彼女だが、このような時にこんなふざけた事を言い出す芙陽には怒りが湧きあがる。

しかし、芙陽はそれを感じながらも一切気にせず語りだす。

 

「儂は他人が生きることを望もうが死を受け入れようがどちらでも構わん。

 じゃがの、己の罪を知りもせず唯のうのうと生きることを望む者や、全てを諦めて死に逃げる(・・・・・)者は気に喰わん。

 董卓、お主は後者じゃの」

 

「…死に、逃げる…?」

 

「儂が最も嫌う事のうちの一つ。『死者を冒涜すること』じゃ。お主は、お主を生かそうと死んでいった者たちを蔑ろにし、その死を無駄にしようとしている」

 

「そんな、こと…」

 

董卓は狼狽えながらも必死に否定しようとした。

 

「そんなことないか?…ならば、何故そこまで動揺している?そして、何故まだここに居る?」

 

「そ、れは…」

 

董卓の動揺は治まらなかった。

"死に逃げる"―その言葉に、心内を覗かれたような衝撃があった。

 

「ですが、私が逃げてしまえば戦は…」

 

董卓の言う通り、この戦は諸悪の根源とされる董卓を滅ぼさねば終わらない。そうなればこれまでよりもっと多くの死者が出てしまうだろう。

兵だけではなく、民の犠牲が出るのだ。董卓にはそれが許せなかった。

 

「お主、賈詡が何のためにお主の顔を隠して来たと思っておる。お主の影武者を立て、名を捨てれば良いじゃろう」

 

「っ……!」

 

「賈詡、お主はその案を出さなかったのか?」

 

「考えてたわよ!でもね…天から来たアンタにわかるかは知らないけど、"名を捨てる"って言うのは簡単に覚悟できることじゃないのよ!」

 

「なら、何故董卓の姿を隠した?」

 

「っ、それは…!」

 

「董卓の顔を隠し、"名"を捨ててまで"命"を守ろうとしながら、その二つを天秤に懸けなかった時点で無意味じゃろう」

 

賈詡が黙り込む。芙陽の言う通り、賈詡は董卓の命を守るために名を捨てて逃げる計画を立てたものの、それを進言することは出来なかった。元より最終手段として考えていたのだ。親友の董卓にそれを選ばせる勇気が足りなかった。

 

「儂はなぁ董卓。逃げるために死にたがっている奴を殺してやるほど、お人よしではない」

 

止めとばかりに芙陽が言えば、董卓は目を見開いて震えた。

よろよろと足を動かし、ゆっくりと近づいて来る。

 

「なら、どうすれば良いのですか…」

 

董卓がポツリと言う。

 

「名を捨て…民を見捨て…親を捨て…そうまでして生きろと言うなら…!故郷にも帰れず死ぬことも許されない私は、どうすれば良いのですか…!」

 

董卓は泣きながら叫んだ。溢れる涙を拭いもせず、子供の様に泣きながら芙陽に縋りついて叫んだ。

 

芙陽は縋りつく董卓の肩を両手で掴み、腰を屈めて真正面から顔を見る。

 

「それはお主自らが答えを出さねばならん。どう生きるのか、何のために生きるのかは、お主にしか決められん。

 お主の仲間、家族、お主のために倒れた者を思うなら、生きてそれを見つけなければならん。

 『人は皆、己の幸福のために生きている』

 友と平穏を過ごすのか、新たな名で世の行く末を見るか、旅に出て探し続けるか。何でも良い。

 誰に縋っても良い。泥に塗れようと、屈辱を受けようと生きてみよ。その末に死を選ぶなら、後悔することはあるまいよ」

 

「……」

 

董卓は俯き、震えた。下を向いた顔からは更に涙があふれ、小さな声で嗚咽を漏らす。

 

「……たい…」

 

「どうした、言ってみろ」

 

その嗚咽は次第に言葉に変わり、声も少しずつ大きくなっていく。

 

「い、きたい……死にたく、ない…!」

 

「聞こえんな。ハッキリ言ってみろ」

 

「生きたい…!」

 

やがて限界を迎え、董卓は己の全てを吐き出した。

 

 

 

「もっとデカい声で言ってみろ!!」

 

 

 

「死にたくない!!

 死にたくないよ…!生きたい…詠ちゃんと、一緒に!

 お父様も、お母様も、安心させてあげたいの!『私は大丈夫』って!

 恋さんと、ねねちゃんと、霞さんと、華雄さんと、また一緒に暮らしたいの!!」

 

 

 

董卓は泣いた。

全てを吐き出しながら、大声で泣いた。

賈詡も既に限界であった。その場に崩れ落ち、顔を覆って、董卓に謝りながら泣いていた。

 

どうして自分がこんな目に遭わなければならなかったのか。

どうして自分が騙され、罪を着せられ、討伐などされなければいけないのか。

どうして自分が、殺されなければいけないのか。

 

董卓は過去を呪った。無知であり、少しでも十常時を疑わなかった自分を呪った。

しかし、過ぎてしまったことはどうにもならない。

董卓は大声で泣きながら、目の前の存在に縋った。

 

「助けて…お願い、だから…!……わたしたちを、たすけて…!」

 

まるで幼子。自分ではどうにもならないと、全てを投げ出して縋った。

 

やがて芙陽は一つ溜息を吐いた。その溜息にビクリと体を震わせる董卓。

 

「『助けて』等と…まるで子供じゃの…」

 

言葉の意味を理解し、このままでは先程のように叱られ、見捨てられるのではないかと思えば、更に体は震えた。

 

だが、芙陽の顔は優しかった。

芙陽自身が言ったのだ。『誰に縋っても良いから生きろ』と。

 

「やれやれじゃの…」

 

それに、芙陽が最も嫌う事。そのもう一つ。

『子供に害を成す事』

 

 

 

「泣く子には勝てん…暫くは面倒を見てやる」

 

 

 




『月ちゃんを揺さぶってみよう』の回でした。

最初は説教回にするつもりなんてなかったんや…。
でも張三姉妹の話を思い出して違和感。ちょっと修正→思いっきり脱線。
もう芙陽さんは手が付けられません。あの狐ェ…絶対作品内で自我を持ってるぞ。
作者の言う事なんか聞きゃしないんだ…。まさかオリキャラと作品の主導権を奪い合う事になろうとは。

ケモロリ!(訳:さよなら。夢は叶うと信じて歩いて行く別れの挨拶)


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