真・恋姫✝無双 狐来々   作:teymy

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あっつぅううい!(訳:こんにちわ)
近所の小学生が乗った自転車に喧嘩売られ、負けて田んぼに落ちた作者(風邪気味)です。
AKB48(アイツの家族に暴露する48の秘密)を準備していたため執筆が遅れました。
絶対に許さんぞ…。
あ、あと仕事も忙しかったです。

今回はあまり進展なかったです…。
次…次は呉に入りますから!もう少し待ってください!


第九話 40秒で支度しな!

「芙陽ぉぉおお!!芙陽はいるかあああ!!」

 

城内に夏候惇の叫び声が響き渡る。

振り撒かれているのは殺気。正直一般人では良くて恐怖の対象、悪くて気絶である。

 

そんな嵐のような夏候惇が探しているのは芙陽。先程からすれ違う人々に『芙陽を見なかったか!?何故見ていないのだ役立たずめ!!』という理不尽全開の捜索方法を取っているのだが、殺気を振り撒いた状態で目の前に来られたうえでそんなことされては怯えて声が出ないか気絶するかの二択である。故に、夏候惇に情報が集まることは無く、仕方なく城内を駆け回っているのだ。

こんなことでは芙陽が見つかるまでに日が暮れてしまう。

 

「芙陽ぉぉおおおおおお!!」

 

「何じゃ騒々しい」

 

訂正、そんなことは無かった。

芙陽の声は夏候惇の後ろから聞こえてきた。振り向くと、面倒臭そうに煙管を咥えた芙陽が面倒臭そうに腕を組みながら面倒臭そうに歩いてきた。

 

「芙陽!貴様どこにいたのだ!」

 

「儂を呼ぶ声が聞こえたのでな」

 

「のんびり歩いてきたというのか!!私がどれだけ探したか…」

 

「見つからないように隠れとった」

 

「なんで!?」

 

「暴走したお主など面倒臭くてたまらん。さっきから城の者が儂の所にわんさか来とるんじゃ。『夏候惇様の暴走を止めてくれ』とな」

 

「じゃあさっさと私の所へ来ればよかっただろう!?」

 

「その前にすることがあったんじゃ。お主の恐喝の被害に遭った者たちへ『曹操へ話を持っていかないように』と厳命しておいた。

 全く。少しは成長したかと思えばまだ猪のままか。また曹操から罰を受けたいのか?そういう趣味かの?」

 

「そんな訳ないだろう!なんで貴様はいつもいつも私をそうねちねちと苛めるんだ!?

 私を苛めるのがそんなに楽しいか!!」

 

「楽しい。ああ楽しいとも。じゃがこれも夏候惇の成長を願っての…」

 

「せめてもう少し説得力を付けてくれ!!」

 

崩れ落ちる夏候惇。少々悪戯が過ぎたようだ。そのまましくしくと泣き始めた。

 

「おぉ、よしよし。お主は何か儂に話すことがあったのじゃろ?話してみなさい」

 

優しく頭を撫でて芙陽が言うと、夏候惇は顔を上げて『聞いてくれるか…』と話し始めた。

…騙されている。騙されているぞ夏候惇。

 

「芙陽…旅に出るって本当か…?」

 

体育座りをして芙陽に頭を撫でられ、上目づかいで涙目になりながら聞いてくる夏候惇。

 

「夏候惇……」

 

幼い子供のような夏候惇を、芙陽は優しく肩を抱き寄せた。

 

「芙陽、このまま私たちといないか?華琳様だってそう望んでおられるだろう?」

 

「夏候惇、そこまで儂を気に入ってくれたのか…」

 

芙陽は優しく微笑んだ。そんな芙陽に夏候惇は希望を見出し表情を明るくする。

 

「でも旅には出る」

 

「外道!?」

 

驚愕する夏候惇。芙陽はケラケラと笑って立ち上がる。夏候惇も芙陽に手を引かれて立ち上がった。

 

「今生の別れでもない。敵対は…するかもしれんがずっとではない。

 それに、儂がいなくとも曹操は大丈夫じゃろ。お主がいればの」

 

意見を覆すことは無い芙陽に、夏候惇は覚悟を決めて芙陽を睨む。

 

「…ふんっ、戻ってきたら私の部下にしてやるぞ、芙陽!」

 

言外に再会を約束した夏候惇は、その瞳の奥に少しだけ寂しさを映しながら去って行った。

 

「クフフ…可愛いものだ。のう?夏侯淵」

 

夏候惇が去って行った方向とは逆、芙陽の背後から夏侯淵が出てくる。

 

「当たり前だろう?私の姉者なのだからな、芙陽」

 

「お主も大概じゃの」

 

煙管を咥えながら呆れる芙陽。

 

「次はどこへ向かうつもりだ?」

 

「さて、虎でも見てみようと思っていたところじゃ」

 

「虎?……孫策か」

 

納得したように夏侯淵が頷くと、遠くから芙陽を呼ぶ声が聞こえてくる。

 

「芙陽様~!」

 

桃色の髪を角のように縛った少女が二人の下に駆けてくる。

芙陽はその姿を確認すると、煙管の火を消して優しく笑った。

 

「許緒や、そんなに走るでないよ。転んでも知らぬぞ?」

 

「も~私そんなにどんくさくないよぉ~」

 

唇を突き出して不貞腐れる許緒の頭を撫でて機嫌を取る。

 

「あ!そうだ芙陽様。荀彧に聞いたんだけど、旅に出ちゃうって本当?」

 

「ウム。今日明日で準備をしておくつもりじゃ」

 

「えぇ~寂しいよぉ~荀彧も付いて行くって言うし…」

 

シュンとしてしまった許緒の頭を、更に優しく撫でる芙陽。

 

「済まぬの。まだ大陸を巡っていたいんじゃ。見たいもの、会いたい人、知りたいことが沢山あるのでな」

 

「…また会えるよね?」

 

上目使いで芙陽を見上げる許緒。先程の夏候惇と同じ状況だが、芙陽は茶化したりしない。基本子供には優しい芙陽であった。

 

「勿論じゃ。そうじゃの…次に会うときお主が今よりも強く、賢くなっておったのなら、儂が知っている美味しい菓子を食わせてやろう」

 

「本当!?ボク頑張るよ!だから約束!」

 

頭を撫でていた芙陽の手を両手で握り、決意を新たにする許緒。そんな許緒を見て芙陽ももう一方の手を添えて、優しく微笑んだ。

 

「あぁ、約束じゃ。頑張るのだぞ?」

 

「うん!」

 

芙陽の言葉に満足したのか、「見送りは絶対するからね!」と手を振りながら許緒は走り去って行った。先程走るなと言った筈だが、芙陽は微笑みながら手を振り返していた。

 

「随分と懐かれたな。いつの間に仲良くなったのだ?」

 

「いつだったかの?最初は儂の事を怖がっていたんじゃが、鍛錬を付けたり菓子を食わしているうちに、かの」

 

「相変わらず子供には優しいな」

 

「子供と言うのは見ていて楽しいからの。いつであっても純粋で、何事もすぐに吸収し、一日二日で驚くほどの変化を見せる。いつまで見ていても飽きが来んよ」

 

「そういうものか…私はどうも子供が苦手でな…。季衣くらいの年頃なら問題ないが、それより下となると…目の前にすると何を言っていいのかわからなくなる」

 

「変に意識するからじゃろ。目線を合わせて話を聞いてやれば良い。子供は常に"理解者"を欲しておる。何をしたのか、何を見たのか、何をしたいのか。それを理解してやればいいだけの話じゃ」

 

「それが私には難しいんだが…芙陽は良い母親になるな」

 

「カカカッ。さてのう…そこらの小僧の子など産んでやる気にはならんがの」

 

「芙陽だってまだ若いだろうに…」

 

「儂はお主等よりもずっと長く生きておるよ」

 

「……そういえば言っていたな。忘れていたよ」

 

芙陽の見た目は現在女の姿である。一応曹操達と会ってからは正体を隠して女性で通しているが、その姿は非常に美しい女性である。雰囲気こそ大人びているが、見ようによっては夏侯淵と同じ年頃だと言えるだろう。

そんな芙陽が夏侯淵よりもずっと年上だと言う。『ずっと』と言うからには一つ二つの話ではない筈だ。だからこそ信じられなかった。どんな妖術を使ったのかと疑いたくなるような話である。

 

「クフフ…信じられぬのならそれでも良いがの」

 

「…まぁ、考えないようにしておくさ」

 

事実確認を保留し、夏候惇はため息をついた。

 

「発つのは明後日か?」

 

「うむ」

 

「では明日の夜はささやかながらも宴を開かせてもらう」

 

「有難いの。楽しみにしておこう」

 

「あぁ。ではな」

 

薄く微笑みながら夏侯淵も去って行った。

 

「クフフ、今日は千客…」

 

「芙陽様~!」

 

「万来じゃのう」

 

続いて聞こえてきたのは楽進の声。他にも二つ足音が聞こえることからいつもの三人娘だろう。

 

「芙陽様!」

 

「聞こえておるよ」

 

姿を見つけて近くに来ても大きな声を出す楽進に苦笑いで答える。

 

「芙陽様~旅に出ちゃうって本当なの~?」

 

間延びした声で于禁が問うてくる。この質問も今日の短時間で三回目だ。こんなことなら皆がいる場所で説明した方が良かったと、若干面倒臭くなってきた芙陽である。

 

「本当じゃよ。何故揃いも揃って真偽を確かめに来るんじゃ」

 

「いやそら芙陽様がずっとウチらと一緒にいると思ってんから…」

 

同じ村から来たはずなのになぜか一人だけ方言で喋る李典。親の影響だろうか?

 

「芙陽様、もう決めたのですか?」

 

「急な話で済まぬな」

 

「いえ…出来れば私はもっと稽古を付けて貰いたかったのですが…」

 

「お主は十分に強くなったよ。後は自分でも伸ばすことが出来るじゃろう。お主の周りには共に励む李典、于禁がいる。夏候惇という実力者もいる」

 

「はい…」

 

俯いてしまった楽進。芙陽は微笑んでその頭を撫でる。

 

「いずれまた稽古を付けてやる。その時までは励みなさい」

 

「必ずですよ?」

 

「約束しよう」

 

やっと笑顔になった楽進だが、李典がニヤニヤと笑っていた。

 

「いやぁ芙陽様は愛されとるな~」

 

「な!?真桜!?」

 

顔を真っ赤にしてうろたえる楽進。その反応に于禁も便乗する。

 

「凪ちゃん顔が赤いの~!」

 

「沙和まで!これは愛ではな…くもないですが!いえ!その、…そう!師弟愛というか!」

 

「必死になるところが怪しいっちゅうねん。芙陽様に惚れてまったんやろ~?」

 

「真桜!!」

 

「これ、落ち着け」

 

楽進の頭と肩を撫でて落ち着かせる。顔は赤いままだが大人しくなる楽進。

 

「うぅ~」

 

「凪ちゃん可愛いの~」

 

「沙和!っ第一、芙陽様は女性だ!」

 

「華琳様の部下が何言っとんねん」

 

最もである李典の言葉に詰まる楽進だった。

芙陽が実は男性にもなれることを知らない三人はそのままワーキャーと再び騒ぎ出す。現実は非情である。

 

「ねぇねぇ芙陽様~、沙和もなにか御褒美欲しいの~」

 

「ん?お主も稽古を付けてやろうか?」

 

「そんなのいらないの!」

 

「お主武将じゃろ」

 

「それよりも~今度一緒にお店を廻ってほしいの!」

 

「買い物かの?」

 

「そうなの!芙陽様ってすっごい綺麗なのにいっつも同じ服しか着ないし~、オシャレした芙陽様が見たいの~」

 

「おぉ~そらウチも見てみたいな~」

 

「カカカッ。まぁ良かろう。お主等に任せるとしようかの」

 

「約束なのー!」

 

「李典はどうじゃ?何か望みはあるかの?」

 

「んー?ウチはこれと言ってないかなぁ。芙陽様のお任せやね」

 

「クフフ。ならば今度儂の知っている絡繰りでも教えようかの」

 

「なんやて!?芙陽様はそういう知識も持っとるんか!?」

 

「少しはの。楽しみにしておくが良いよ」

 

「っくぁー!こんなことならもっと早く知りたかったわ!そしたら芙陽様といろんな話が出来たっちゅうに!」

 

「カカカッ。次の機会に、じゃのう…」

 

「待てへ―――ん!!!」

 

崩れ落ちた李典を引き摺りながら、三人娘は去って行った。

 

それを見送った芙陽は煙管に火をつける。

 

「さて、旅の支度と挨拶周りに行かねばの。桂花も誘おうかの」

 

ユラユラと煙を残しながら廊下を歩いて行った。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「芙陽様?挨拶回りと仰いましたけど…誰に?」

 

芙陽の隣を歩く桂花が訪ねてくる。桂花は旅支度に出かけるという芙陽の誘いに即答して付いてきた。今日の朝に告白を済ませてから好意を隠さなくなっていた桂花なので、周りにいる兵士や侍女が二度見したほどだ。それだけ酷い態度だったのかと落ち込んだ桂花だったが、芙陽が頭を撫でるとすぐに回復した。調教済みである。

 

桂花が疑問に思っているのは挨拶をするという人物だ。挨拶回りと言うなら、城で暮らしていた芙陽達だ。城内の人間へ挨拶をするのが普通であると考えた桂花だが、芙陽は今街を歩いている。

 

「酒屋の主人じゃろ?それと飯屋の女将じゃの。あとは甘味屋の主人に酒屋。広場で良く遊んでいる子供たちに酒屋じゃの」

 

「あの、酒屋多いです。三件出てます」

 

「仕事が無いと暇じゃからの、夜の友を探して酒屋巡りとかしておったのよ」

 

「まぁ、この短期間でそれだけ交友を広げていることは凄いですけど…」

 

好意を隠さなくなったとはいえ、今まで芙陽に"ツッコミ"を入れてきた桂花。多少勢いは削がれたものの、行為自体はやめないらしい。

 

「まずはそこの広場じゃの。もう子供たちが集まっている筈じゃ」

 

「そういえば良く子供たちの下へ通っていましたね」

 

店の並ぶ通りの外れにある空き地。広場のようになっていて、子供たちの遊び場でもある。

広場には男女問わず十数人の子供たちが遊んでいて、男子は木の棒を振り回しており、女子は一か所に集まって何やら輪になっている。

 

「あ!芙陽さまだ!」

 

「芙陽さま~!」

 

それぞれ好き勝手に遊んでいた子供たちだが、芙陽の姿を捕えるとわらわらと集まってくる。桂花は子供が苦手なのか、少し怯えたように芙陽の後ろにさりげなく避難した。

 

 

「「「「「チィース!」」」」」

 

 

「芙陽様!?」

 

が、ちょっと看過できない事態が起きたので芙陽の隣に戻って顔を見上げる。

 

「………」

 

「…何故そんなにも苦々しい顔をしていらっしゃるのですか?

 いえそれよりも今の子供たちの挨拶"のようなもの"はなんですか!?」

 

「……儂の国で言うところの『昨今の乱れた言葉遣いの若者の挨拶』、じゃの」

 

「何故それを子供たちに!?」

 

「時代の先取りに、と何気なく教えたら何故か流行っての…」

 

「その…大変心苦しいですが、挨拶された方はどこか『イラッ』としますね」

 

「……儂もじゃ」

 

「注意してくださいよ!」

 

「何度も言い聞かせたんじゃが…ええい、挨拶せんよりマシじゃろ!」

 

「開き直った!?」

 

「芙陽さまー!今日はどうしたの?」

 

「ん?おぉ、旅の支度をな」

 

「あぁ、この前言ってたやつ?じゃあもう旅に出ちゃうのかー」

 

「あの、芙陽様!?何故子供たちは芙陽様が旅立つことを知っているのですか!?」

 

「子供等には少し前から言い聞かせておったしの」

 

「私より先に!?」

 

「今度は"ご"っていうところへ行くんでしょー?」

 

「しかも私がまだ知らない行先まで知ってるじゃないですかーやだー」

 

驚愕が続いてとうとう悟ったような笑顔まで見せる桂花。流石にこれは不味いと芙陽は思った。

ウフフと気味の悪い笑いを続ける桂花の肩をガっと力強く掴み、意識を呼び寄せるために振るいながら語りかける。

 

「良いか、儂等が向かうのは、江東じゃ」

 

「今更!?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「そろそろ桂花の馬にも名前を付けてはどうかの?」

 

曹操の下を発って数日。桂花は幽州から乗り続けた馬に跨り、芙陽は歩いて旅路を行く。桂花の乗る馬は公孫賛から譲り受けたもので、速さこそないが長い旅路でも荷物を載せて軽々と進む力強さを持った良い馬だ。芙陽が頼んで譲ってもらったのだが、白馬に拘る公孫賛はこの栗毛の馬を連れてきた。『どうせなら白馬をくれ』と芙陽は言ったのだが、『いくら芙陽でも白馬は渡さん!私は白馬で名を上げるんだ!』と良くわからない憤りを見せたので大人しくこの馬を貰ったのだった。

 

「名前、ですか?…まぁこの子も短くない付き合いですからわからなくもないですが」

 

「じゃろう?」

 

「ですが何故突然?」

 

「いやなに、昨晩眠くなかったので起きてたんじゃがの、あまりにも暇じゃったんで夜通しこやつと語り合ってたんじゃ」

 

「あの、結構衝撃の事実なんですけど、芙陽様は動物と言葉を交わせるのですか?」

 

「言ってなかったかの?」

 

「聞いてないから衝撃受けてるんです!」

 

「ほら、儂、狐じゃし」

 

「あ、なんか納得できるようなできないような…」

 

「それに妖じゃし」

 

「もういいです納得します」

 

「それで、名前はどうするんじゃ」

 

「語り合ったんですよね?どんな性格なのですか?」

 

「ふむ、人に例えると穏やかじゃが芯の通った良い女じゃよ」

 

「雌だったんですね」

 

「ブルルッ」

 

「こやつは『主と荷物をしっかり運べるような力強い名前が良い』と言っておる」

 

「男前ですね…。芙陽様は何か良い案はありますか?」

 

「そうじゃの……。千里…いや万里(バンリ)とかどうじゃ」

 

「また直球で来ましたね」

 

「安直じゃがいいじゃろう。こやつも気に入ったようじゃしの」

 

「ブルンッ」

 

「本人…人?まぁ、この子が良いならそれで構わないです。よろしく頼むわよ、万里」

 

万里は決意を示すようにもう一度勇ましく嘶いた。

 

江東まであと少し。

 

新たな出会いを望み、一匹と一人と一頭が進む。

 

 

 

「仲間が増えたの。やったなけい…」

 

「ヒヒィンッ!」(おいやめろ)

 

「!?…お主なかなかやるの」

 

「あの、二人で盛り上がるのやめてもらって良いですか」




芙陽ハーレムに淑女が加入しました。
名前は安直すぎて軽く自己嫌悪しました。馬の名前って難しい…。あとなんかキャラ濃いぞ万里。どうしてこうなった…。

そろそろ芙陽のプロフィールとか作ろうかな…。いや設定集はあるんですけどね?
絵も描けたら描きたいな…。あ、作者は素人です。人に見せるような絵は描けませんので期待はしないでください。絶対だぞ!作者との約束だ!

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