※注意事項※
・『蕁麻』はイラクサと読みます。花言葉は、悪意。
・この作品はまだ話数が設定されておりません。
・完成版になれば、アナウンスします。
・その他、なにかあればここに書きます。
吸魂の蕁麻
吸魂の蕁麻
[001]
――――――――――――――。
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――――――。――――、――k、――、――――――――。
――――u――。
――、――――――――――――r――o、――――。
――――――。k、a――。
――――――――――wwww――――。
――――――。
――aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa――
「――くっくっく」
――――――? ――――?
「……お迎えだ。◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎」
――watch――time――turner――what――why――?
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――。
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m A o K u R o K a W a
K i L l
H e R
[002]
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
息を切らしながら走る少女が居た。オッタリー・セント・キャッチポール村を駆ける。村人たちは奇異なものを見るような目で、桃色の髪の彼女を見る。
何かから怯えるように逃げる少女――黒川真魚。彼女は村を走り続けた。
――ここではマズい。ここで魔法を使えば、確実に人目に付く。
魔法を使うところをマグルに見られてはならない。もしもマグルに見られれば、魔法省からの警告は免れないだろう。緊急時には使うことを許されているとはいえ、その証明が出来なければ、結局は同じこと。
――『未成年魔法使いの妥当な制限に関する法令』――。
未成年の魔法使いは、マグルの面前で魔法を使うことを、固く禁じられている。証明出来なければ、最悪ホグワーツ退学の可能性も浮上する――!
真魚は後ろを振り向いた。
「…………っ!!」
まだだ、まだ追って来ている――しかも、さっきより増えている! 訳が分からない! 何故まおが襲われる? 何故――?
心当たりが無いでは無かったが、しかし意味が分からない。どうしようもない。
――ミスった。
――こいつらは明らかにまおが1人になる時を狙っていた。まおのミスだ。よくもまあ魔法界に慣れてきたと思ったものだな? 前年度、あんなに散々な目に遭ったというのに――!
……黒川真魚が何故1人で走っているのか? それを説明するためには、時間を巻き戻さなくてはならない。
[003]
それは約2時間前。
真魚は若葉、萌子、直、そして真魚の見舞いに来ていた千夜、シャロ、カレン、薫子、由紀、美樹とオッタリー・セント・キャッチポール村へ下りていた。
前年度のトライ・ウィザード・トーナメント、そしてヴォルデモート復活に関わるあれこれが真魚に与えた傷は、余りにも深かった。外傷もそうだが、何より内傷があまりにも酷かったのだ。
全校生徒から見放され、虐められ、怯えられ、それでも味方してくれた仲間たちも、最後には敵に回った。そして――セドリック・ディゴリーの死と、ヴォルデモートの復活、死喰い人、日刊予言者新聞――ありとあらゆるものが彼女を襲った。
その結果、彼女は壊れた。
最早その眼には光が無く、焦点が合ったことはあれから殆どない。常に何かに怯えているかのように震え、恐怖と絶望の記憶が蘇るたび、泣き叫ぶ――普段通りの生活は出来る。ただ、そういった精神面だけが、砕け散ってしまった。
故に、まずその傷を癒さねばならなかった。彼女は何でもないように振舞ってはいるが、それが無理をしているのは、誰の目からも明らかなのだ。だから何日かに一度、こうして外に連れ出して精神面のケアを図っていた。
だが、それは功を奏しなかった――という訳ではない。少しずつだが、回復しているのもまた、誰の目からも明らかだった。少しだけ眼に生気が宿り、弱々しくだが笑えるようになっていた。
――ちゃぶ台返しが無ければ、きっと、その精神は回復の一途を辿り、完全回復が見込めただろうに――。
閑話休題。
「じゃあ、どこ行く?」
萌子が言った。
「アイスクリーム屋さんとかどうでしょうか!?」
若葉が目を輝かせて言う。しかし、
「却下」
却下された。
「えー……」
「えー……じゃないでしょうが……アイスクリーム食べるんなら、こんなとこで食べるよりうちで食べる方がよっぽどいいわ――売り上げに貢献しなさい、偽庶民」
「何ですかもうー! 偽お嬢様ー!」
「じゃあさ、今日はアクセサリー! アクセサリー見に行こうよ! まだ行ってないし! ね、みーくん!」
由紀が美紀にふる。
「えぇ!? そ、そうですね……でも、アクセサリーって高いんじゃないですか? 特にこの辺、高級な店が並んでるらしいですし……あとみーくんやめて下さい」
「うーん、そっかー」
「大丈夫ですわ! どんな値段だろうと、この小橋若葉が居る限り、買えないものはありませんわ!!」
「いちいち主張すんなこのブルジョア!」
「何です? 何です? 僻みですか?」
煽っていく若葉。
「ふふふ……休戦協定したからって、あまり調子乗らないでよね……あんまりやり過ぎるとそのうち決闘申し込むわよ」
「問題ありませんわ。偽物に負ける道理などありませんの」
「じゃあ引き分けね、この偽物め」
「本当に仲良いな、お前ら」
直が茶化す。
「「仲良くない!!」ですわ!!」
「息ピッタリデース!」
「うふふ、妬いちゃうわね」
さらに茶化すカレンと千夜。実際、コンマ0単位の狂いもないハモりであった。
「あはは」
真魚が薄く笑う。
「真魚ちゃんは、どこか行きたいところとか、ありますか?」
薫子が控えめに聞く。
「そうっすね……まあ、どこでもいいよ。みんなが行きたいとこで……オッケーっすよ」
真魚が言った。
「よーし! 真魚ちゃんのお許しを貰ったということで! さっそく色々買いに行こう!」
「イエーイ! 買うデース!」
「ちょ、見るだけじゃないんですか!?」
「え? 何言ってるの? 冗談だよ〜! ぷぷぷ、みーくんってば相変わらず冗談分からないね〜」
「まだまだ子供デース」
「はっはっは、キレていいですかね」
「「ごめんなさい」」
そんなこんなで、村に辿り着いた一行。そして宣言通り、アクセサリー売り場へ向かった。
オッタリー・セント・キャッチポール村にはアクセサリー職人が沢山住んでいる。ここの気候はアクセサリーによく使われる黒曜石や翡翠が、通常の場所よりも劣化しにくい環境なのだ。
また、ここから出土する鉱石は本当に効果のあるパワーストーンとして扱われており(言うまでもなく、近くに魔法使いたちが住んでいることに由来する魔力が、この地に染み込んでいるからだ。それに彼らは気付いてないが)、そういった事情から、ここには高級アクセサリー屋の店が建ち並んでいる。
「うわー、高い……」
「これじゃあとても買えないね……」
苦笑する直と萌子。値段に関しては、読者の想像にお任せする。
「でも、綺麗ね」
「そうね。まあ、実物が値段と釣り合ってるだけ、他の店よりはマシってとこかしら」
「買いましょうか?」
「あんたの金では絶対買いたくない!!」
「買いマショウか?」
「あんたの金でも絶対買いたくない!!」
和解しても、変に意地を張る性格は未だに直っていない。まあ、シャロだし仕方ない。
「今なんか馬鹿にされた気がするわ」
「気の所為じゃないでしょうか?」
「そうね」
薫子には、割と素直である。
「ほらほらー、まおちゃんまおちゃん、これ付けてみてー!」
由紀が緑色のネックレスを真魚に渡す。
「それきっと似合うよ! ほら、早く早く!」
「急かすな……今つけるから――っていうか、これ買ったんすか?」
「え? 買ってないよ?」
「ゆき先輩買ってないのに持ってきたんですか!?」
驚愕する美紀。
「え? だって、ほら。見本って書いてるし」
「でも、一応店の人に声掛けといた方がいいですよ……どっから持ってきたんですか」
「えーっとね、あそこ」
由紀が指差したのは、何気に結構距離のある店だった。
「……返してきましょう」
「……返した方がいいっすね」
「えー……」
3人は店に向かった。
「まったく、ゆき先輩ってば……」
「ごみん……」
「まあ、いいじゃないっすか。返せばいいんすから」
「そうだけど……すみません、これ、勝手に持っていっちゃって……」
「…………」
店主は、無反応。
「……えっと、ここに置いときますね」
店主は、無反応。
「あれ?」
「……寝てるんすかね?」
「店番してる時に寝るなんて、不用心だな〜」
「あ、ゆき先輩!?」
ゆきはカウンター代わりの台を回り込むと、店主を揺さぶった。
「起きてー! 起きないと持ってっちゃうよー!」
店主は、無反応。
「……なんか、おかしくないですか」
美紀が呟く。
直、若葉、シャロ、萌子、カレン、千夜、薫子もこちらへ来た。
「どうした?」
直が言う。
「……すみません、ちょっと」
美紀が、店主の髪を上げて顔を確認した――。
「――――っ!!」
全員が、絶句した。
店主の顔には、一切の生気が無かった。青白く、眼は虚ろでどこも見てはいない。口の端からは涎が垂れている。だが、脈はある。心臓は動いているのだ。
「これって――一体?」
美紀が言う。
「何よこれ――なんかまるで、魂抜かれたみたいじゃない」
シャロが言った。
瞬間。
辺りは黒い霧に包まれた。
「「「「「…………っ!!!」」」」」
旋律するシャロ、若葉、由紀、美紀、そして――真魚。
暗く染まった空から、何か闇が降りてきた。地上を滑るように近付いて来る者もいた。
「――――――――いや」
真魚は眼を見開き、叫んだ。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
さらに向こうへ、真魚は駆け出した。そして、黒い霧の中に消えた。
「真魚!」
「真魚ちゃん!」
「くっ――こんな時に――!」
闇は彼女たちを擦り抜けて行った。まるで興味がないようだ。次から次へと――冷気を孕んだその闇は、真魚を追いかけているかのように。
「ヤバいデス……!!」
「真魚ちゃんが!!」
「こ、ここは私に任せて!」
由紀が走り出す。
「ゆ、ゆき先輩!」
「一人じゃ危険よ!」
「大丈夫! しゅご――めぐねえが居るから!! みんなは先に帰ってて!!」
由紀はそう告げると、霧の中に消えた。
[004]
――そして、今に至る。
足が痛い。足が痛い。だが、人目からは何とか逃れることが出来た――村の外れにある小さな崩れたトンネル――ここなら誰も来るまい。
「はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
瓦礫の山を背にして、真魚は背後のものに向かった。
「はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
トンネルの中は真っ暗だ。黒い霧が充満していて、最早何も見えない。
「はぁっ――はぁっ――『ルーモス 光よ』」
真魚は杖を取り出し、呪文を唱えた。お馴染みの点灯呪文――杖の先端が明るく光った。広範囲は照らせない。だが、これで十分――状況を確認するならば、これで十分過ぎた。
眼前に広がるのは、闇、闇、闇、闇、闇。
蠢く、闇。
「はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
闇は蠢きながら真魚に近づいて来る。
闇――否、それはローブ。闇色の、病み色のローブ。悍ましい、瘡蓋だらけの手。フードから覗く落ち窪んだ眼。奇怪に変形した口。
闇の魔法生物――廃人の成れの果て――ディメンターである。
「はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
肩で息をしつつ、まだ少し残っている冷静さを保って、追っ手の数を数える。
1、2、3、4、5――10――15――20――駄目だ、数えられない。まだまだいる。
悍ましき闇の使者は少しずつ――しかし確かに、真魚に近付く。
――勝ち目はあるか? どうだろうか? 無いかも――いや、ある――あると思わなければ――希望を喰らうこいつらには、絶対に勝てない!
一瞬灯った希望の光。だが、それさえもすぐに奪われた。
ディメンターは周囲の空気ごと、その希望を吸い尽くし、喰らい尽くす――狂気の冷気がトンネルを凍てつかせる。真魚を凍えさせる。
「はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
蘇るのは絶望の記憶。迫害され、蹂躙された、あの悪夢のような最悪の記憶――。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ――」
息使いが荒くなる。早く守護霊を出さなくてはならない――でなければ――本当に死んでしまう――!!
ディメンターが放つ冷気が、真魚の指を悴ませ、焦燥させ、冷静さを奪う――喰らう。
蘇るのは死の記憶。残酷なる緑の閃光、無慈悲な帝王、味方だった者たちは、彼女を見捨て、迫害する――。
「いやだ――いやだ――いやだ――みすてないで――セドリック――いやだ――いやだ――いやだ――いやだぁぁぁぁぁ!!!!」
ディメンターが、迫り来る!
「『エクスペクト・パトローナム! 守護霊よ来たれ!!』」
無理矢理呼び覚ましたのは希望の記憶。絶望の中、自分を信じ、励ましてくれた、今やもう居ない仲間たちの姿。
杖の先から銀色の光が放たれる。そして銀の光は収縮し、海蛇の姿となってディメンターを襲う。
蜘蛛の子を散らすように去っていくディメンター。逃げ遅れたディメンターに、無慈悲なる海蛇は牙を剥く。巻きつき、噛みつき、消し飛ばす。雲散霧消させ、殺す。
次々と居なくなるディメンターの軍団。確実に減ってはいる――いるのだが、如何せんその量が多すぎる。一匹だけでは、捌き切れない。
海蛇の合間を縫って、ディメンターが真魚に迫る――そして、希望を喰らう。
希望を喰らう。
希望を喰らう。希望を喰らう。
喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。「いやだ」喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。「やめて」喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。海蛇は消えた。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。希望は無喰らう。喰らう。喰らう。喰らう。ディメンターがフードを脱ぐ。喰らう。喰らう。喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう思い出など微塵も遺さない喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう「たすけ喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう死喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう「やだ喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう死喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう「喰らう悍ましい指が真魚に触れた喰らう悍ましい指が真魚に触れた喰らう悍ましい指が真魚に迫る喰らう悍ましい指が真魚に迫る喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう喰らう――。
ディメンターの接吻が今。執行される。
その瀬戸際だった。
「『エクスペクト・パトローナム!!』」
銀色の犬がリボンをたなびかせ、集まったディメンターを根刮ぎ刈り取った――狩りとった。
『『『『『『『――――!!』』』』』』』
集団故の弊害か、我先にと逃げるほど柴犬の餌食となり、雲散霧消していく。かといって逃げなければ、銀色の光の餌食となり、雲散霧消していく。
――完全なる詰み。
ディメンターは、一匹残らず残滅された。
「まおちゃん! 大丈夫!?」
ギリギリで生き残った真魚に駆け寄ったのは、猫めいた帽子を被り、傍らに銀色の人形の何かを携えた少女。丈槍由紀だ。
「いやだぁ……やだよ……ころさないで……なんで……みんな……みすてないでぇ…………やだよ……いやだ……いや……」
譫言のように呟くだけで、最早意識は朦朧としていた。身体は氷のように冷たく、血が通っているのかどうかさえ怪しい。心臓の鼓動も、弱い。
「た、大変だ――めぐねえ! どうしよう!?」
銀色の人影は口を動かしたように見えた。
「あ、そうだった! チョコ……チョコ……あった!!」
背中に背負ったディバッグを下ろし、中を探る。銀色の影が指し示す箇所に、それがあった。
最近購入した板チョコ――ディメンターに特別影響を受けやすいため、もしもに備えて装備していたが、想定外の形で功を奏した。
「まおちゃん、チョコだよ! 元気だして!」
「やだ……やだ……こっちこないで……いや……へび……みんな…………わたし……」
「あ、そうか、食べる力がないんだ――」
由紀は板チョコを割って、小さな破片にした。
「はい、まおちゃん! チョコ! 食べないと――し、し、ん、じゃうよ!」
「……………………」
光の消えたままの真魚の眼が、チョコの破片を捉えた。残った最後の意識をサルベージして、舌をチョコに伸ばす。
「………………」
チョコを、食べた。
「っ……」
咀嚼している真魚を、由紀は見守る――少しずつだが、体温が戻ってきた。助かったか?
「…………っ」
「!」
黒い、深淵のような眼が由紀を捉えた。真魚が、息を吹き返したのだ。
「……ここ、どこっすか……」
「えっと……オッタリー・セント……なんだっけ……と、とにかくそんな感じの村の、トンネルだよ!」
「……ああ、まおってばミスって……で、ディメンター……」
「あぁぁぁ! あ、あんまり思い出さない方がいいよ! 辛いから!」
「……助けてくれたんすか」
「危ないところだったよ。めぐねえが教えてくれなかったらどうなってたことか……」
「そうっすか……ありがとう……」
「うん……」
真魚の眼は、光を灯さない。
「……帰ろう。もう、ディメンターは居ないよ」
「……うん」
由紀が真魚の手を引く。
その手はまだ少し、冷たかった。
役者が大体揃ったので、ついに解禁してしまいました。Part.5『オーダー・オブ・ザ・フェニックス』!
いや、本当気分転換以外の何物でもないんです! 本当です! 信じて下さい!
それはともかく、如何でしたでしょうか? なんか何人かのキャラが変わってますね。何があったのでしょう? その辺は、恐らくまだまだ先になるであろうPart.3、4をお楽しみに。
……先にこういうのやるとネタバレになっちまうからやめようとは思うんですけどね。つい。
話数が追加されれば、ここでも追記します。