【完】真・ハイスクールD×D夢想 覇天の御使い 作:ユウジン
そして見てみたらお気に入り登録数と総合評価が400突破です。ありがとうございます!まさかまだ20少しの話数でここまでいくとは……
「唯一のビジョップがここに……」
一誠たちは現在旧校舎の一角にある開かずの間前にいた。
ドアの前にはKeep Outと書かれた黄色いテープが縦横無尽に巻かれている……殺人現場か何かか?
「しかしなんでここに?」
「引きこもりなのよ……」
引きこもり悪魔……それはどうかと思うんだが……
「それに一番の理由として能力が強力すぎるのよ。自分でも制御できないほどにね……それで今まで封印せざるを得なかった。で、最近は私たちの……まあ本当は一誠のお陰なんだけど活躍して大丈夫だろうと判断されたのよ」
封印か……まあ引きこもりだったらそこまで困らないのだろうか?いや、それでも外に出たいとか思わないだろうか……
「一応夜に出れるようにはしてあるのだけど……当人が出たがらないのよ」
「それはまた……」
そう言ってリアス先輩は何かしら施してあったらしい封印を解除するとドアを開けた。
「さぁ……入るわよ」
そう言ってドアが開かれた次の瞬間……
「ヒィイイイイイイイイイイイイ!だ、誰ですかァアアアアアアアアアア!?」
ものすごい大音量の声が響き渡った……
「なんだいったい……」
そう呟きながら一誠達が中に入るとそこにいたのは……小柄な背丈……ぱっちりして赤みが混じった目……少し先のとがった耳……金髪……スタイルは全体的にツルペッタンだが物凄い美少女がいた。
「あの……グレモリー眷族に入るには容姿も基準の一つなんですか?」
「どうしたのよ一誠」
「いや、だってまたずいぶんかわいい子が眷族だなぁと……」
一誠がそういった次の瞬間衝撃の事実を突きつけられた。
「彼女……じゃなかった。彼はギャスパー・ウラディ……正真正銘の男の子よ」
「…………………………え?」
一誠だけじゃない。一緒にいたアーシアやレイナーレも「はい?」みたいな表情だ。
「い、いやいや先輩。そんな冗談は冗談と言いませんよ?どこをどう見たって女の子……」
「女装好きなんです」
姫島先輩から追加情報……一誠はギシギシ体を動かしギャスパーを見る。
「ひっ!」
ギャスパーは怖がって後ずさる。
「ほんとに男?」
「は、はい……」
「なぜ女装?」
「だってこっちの方がかわいいもん……」
「………………」
もんとかいうなぁ!と内心叫びつつ一誠を膝をついた……
「い、一誠さん大丈夫ですか!」
アーシア駆け寄る……
「誰かタイムマシンつくってくんねぇかな……そしたら俺さっきまで戻って可愛いとか言おうとする俺をぶん殴る」
なんでしかこの可愛いくせして男の娘ですってよ奥さま!いや奥さまおらんけど!
「事実って時には残酷よね……これだけ似合ってても男って……」
レイナーレも顔がひきつってる……
「あ、あの……この人たち誰ですか?」
「新しいナイト……後、人間(自称)とその仲間二人よ」
「先輩!なんですかその(自称)って!俺は生まれも育ちも地球生まれ地球育ちの人間です!」
リアス先輩に一誠は猛然と抗議したが他のメンバーは「え?なにいってんの?」みたいな目をしてきた。冗談じゃねぇ……
「さ、一誠の足掻きは置いておくとして」
「足掻きってなんすか!事実ですよ!」
そう言っても誰も聞きやしない。最近は俺が人間(自称)が当たり前になってきてるのか!?
「ギャスパー。お外に出るわよ」
「お、お外はいやー!」
そう言って近くの段ボールに入ってしまった。
「これは重症だなぁ……」
一誠は頭を掻きながら段ボールを開ける。
「ほら。出ろって言われてんだからおとなしく……」
そう言って手を取った次の瞬間……何か感じる違和感……それと共にギャスパーが消えた。
「…………ん?」
一誠は先程までいたはずのギャスパーが消えてしまったため辺りを探す。
「お外は嫌いですぅ……」
すぐにギャスパーは見つかった……と言うか部屋の隅で震えていた……だがなんだ今のは……一誠は動体視力も反射神経もずば抜けてる。 その一誠を反応すら許さずここまでの距離とは……何事だ?
「これがギャスパーの能力よ」
リアス先輩の言葉に一誠は首をかしげた。
「
「そう。能力は視界に収めたものの時を止める力」
それは凄い。時を止めるなんて戦いではそれほど有利な力もないぞ……
「しかもギャスパーは転生前はヴァンパイアと人間のハーフでね。
リアス先輩の説明を聞いて一誠は感心してしまう……だが、
「うぅ……僕のお話なんかしてほしくないのにぃ……」
「……………………」
中身がこれでは宝の持ち腐れだ……いや、むしろこういう性格だったから大事には至らなかったと考えるべきか?
「でも外にでないって大丈夫なんですか?まあ吸血鬼なら昼間は無理でも血とか飲まなくて……」
「彼はデイウォーカーって言って昼間も外を歩けるしハーフだから血は十日に一度程度で良いのよ。あと、ニンニクも大丈夫よ」
なんだその対吸血鬼対策を片っ端から攻略したような能力……しかも
「血は生臭いから嫌いなんですぅ……」
「…………っておい!吸血鬼なのに血が嫌いなのか!?」
「ヘタレヴァンパイア……」
「小猫ちゃんがいじめるぅううううううううううう!!!!」
なんか色々残念な奴だな……
「でもこんなんで悪魔稼業出来るんですか?」
「ギャスパー君はインターネットを介した特殊な契約で稼いでいます。若手のなかでもトップクラスの収益なんですよ?」
姫島先輩の言葉に一誠は成程とうなずく。これは性格以外は高スペックだな……後はこのどうしようもなく頼りない性格を除けば完璧か……
「それでどうします?これでは戦いの場に出せませんよ」
「そこなのよ……ギャスパーは能力的な相性だけなら一誠も相手をしたくないでしょう?」
「そりゃ俺だって時を止められたら手も足も出ませんしね……」
接近戦に持ち込めばワンパンだがな……
「…………そうだわ一誠。祐斗や小猫のようにギャスパーを鍛えられないかしら?」
「鍛える……ですか?」
こう……ムキムキに?……ってなんだか今一瞬脳裏をビキニの下だけを履いたムキムキのおっさんが走っていったぞ……吐き気が……
「一誠が想像してるのとは違うわよ……」
考えてたことがばれた……だが、
「だけど俺はギャスパーみたいな人外系の特訓は専門外ですよ?」
「そうじゃなくて……何て言えば良いかしら。性格の矯正?」
「ああ~」
リアス先輩の言いたいことはわかった。つまりこの弱気を直せないかと言うことか……
「まあ……やれるだけやってみましょう」
「何時もごめんね一誠」
この程度の頼み事ぐらい大したもんじゃない。
「じゃあ私たちはそろそろ会談の打ち合わせにいくわね」
そう言ってリアス先輩と姫島先輩、後は聖魔剣について聞きたいとかで祐斗も同行して出ていった……
「じゃあどうすっかなぁ……」
一誠は頭を掻く。請け負ったもののこのギャスパーをどうにかすると言うのはなにげにマゾゲーかもしれない。
「私に考えがあるぞ」
そこに手をあげたのはゼノヴィアだ。
「考え?」
「ああ、まあ見ていろ。まずは外に出よう」
「太陽は嫌です~」
もう日暮れなんだが……まあギャスパーには関係ないか。平気でも苦手なのは変わらないらしい。
「行くよギャー君」
そう言って小猫はギャスパーが潜り込んでる段ボールごと持ち上げて外に運び出した。
「で?考えって?」
一誠は頭を外に出ながら一誠はゼノヴィアに聞く。
「ん?ああ、一誠。私は常々こう思っている。健全な精神は健康な肉体に宿るとね!」
「……………………」
なんかそんなことを言いながら追い掛けてくる姉が居たっけなぁ……
「ヒィイイイイイイイイイイイイ!!!!」
「さぁ避けないとこのデュランダルの錆のなるぞ!」
「待てぇえええええええい!!!!」
スパコーン!っとゼノヴィア一誠は叩いた。
「あだ!……何をするんだ一誠!」
「アホかお前はぁ!そんなことしてたらギャスパーが強くなってもトラウマが植え付けられるわ!」
逃げる方は洒落にならないんだ……地面に剣がぶつかる度に地面がえぐれる斬撃とか機関銃のように氣弾を発射されたりだとか逃げても逃げても一瞬で前に回り込んでにっこり笑って自分をつかまたりだとか有り得ん馬鹿力で自分を(本人は軽くのつもりで)叩く姉たちを思い出しながら一誠はゼノヴィアお説教である。
「む……なんか不思議な説得力を感じるな……」
そりゃあ実態件をもとにしてますからね!
「だが体力をつけると言うのは間違っちゃいないんだがな……」
だがなぁ……それよりももっとやっておきたいのは
時を止めるなんて言うチートじみた能力を使いこなせないと言うのは惜しい……そうなると……
「にんにく食べれば元気が出るよ、ギャー君」
「ヒィイイ!!!!ガーリックらめぇええええええええ!!!!」
気づけば今度はにんにく片手に小猫がギャスパーを追いかけていた。まあこれくらいなら大丈夫か……デュランダルより平和だ。
「しかしあーやって見るとヴァンパイアってのも色々あるわよねぇ」
「どういう意味だ?レイナーレ」
一誠はレイナーレの呟きに首をかしげる。
「ヴァンパイアって滅茶苦茶閉鎖的な一族でプライドばっかり高くて自分の種族以外は皆ゴミ屑精神だからよ。あれはそういう意味では普通の吸血鬼とは違うわね」
「ハーフだからでしょうか?」
「そう言うこともないと思うわよ?」
そんなレイナーレとアーシアの会話を聞きつつこれからの修行を考える……
「あれ?北郷じゃん」
「匙?」
そこにジャージに身を包みスコップ片手にきたのは生徒会のポーン。匙である。
「どうしたんだ?」
「ああ、ちょっと花壇の整理にな。最近人の出入りがあっただろ?だからきれいにしとくんだ」
「なるほどね……」
何てやり取りをしていると匙の目はギャスパーを補足した。
「あれ誰だ?」
「さっきまで封印されてたグレモリー眷族のビジョップだ」
「な、なんだと!?もしかしてグレモリー眷族にはいるのって容姿のチェックもいるのか?それじゃなきゃあんな可愛い金髪ブロンド美少女……」
「あ、そうそう。あれは男の娘だからな?」
一誠がそういった瞬間匙が固まった。
「…………え?」
「正真正銘駒王学園の男子生徒らしいぞ」
「…………なぁ北郷……俺を過去に送ってくんねぇか?そしたら俺は可愛いとか言ってしまった自分をぶん殴る……」
ガックシと膝をついて匙は一誠に懇願した。無論一誠に過去に人を送るなんて力はない。
「て言うか詐欺だろ!あんな可愛いのに!」
「女装は趣味だってよ」
「なんでだよ!似合うだけに残酷さが強調されるわ!」
匙は泣きながら叫んだ。まあ気持ちは分かるよ……すごく分かる。
「それで女装ちゃんはなんで塔城とおいかけっこ?しかもにんにく持ってるし……」
「ギャスパーは引きこもりで対人恐怖症で
「女装って見せてなんぼじゃねぇの!?しかも対人恐怖症って自分から話題を作りそうなことしといて変じゃね!?」
「まあそこは置いておくとしてさ……ギャスパーの
「時間停止か……いろんな風に使えそうだよなぁ……」
「そうなんだよ……」
そんな会話をしていると、
「なんだぁ赤龍帝……女の悩みか?」
「アザゼル!?」
一誠は突然のアザゼルの登場に流石に驚いた。
『アザゼル!?』
一誠の驚きで他の皆も驚き、そして武器を構えた。
「おいおい。俺は弱いもの苛めをしに来たんじゃねぇんだよ。つうか俺と戦えるのなんざ赤龍帝位だぜ?それより聖魔剣使いはいるか?」
「いねぇよ。先輩たちと会談の準備に行った」
「そうか……じゃあ仕方ねぇな……なら手ぶらで帰っても持ったいねぇしな。おいそこのヴァンパイア」
「ひゃ、ひゃい!」
アザゼルの登場にさっさと木の影に隠れてるギャスパーはアザゼルに声をかけられて飛び上がった。
「お前の
「俺の
「当たり前だろ、それは龍王・ヴリトラ力を封じた
「そんな使い方もあるのか……」
「ったく……最近の若い奴は自分の
アザゼルは肩を竦めた。
「まああと手っ取り早いのは……赤龍帝の血を飲ませてやることだ」
それを聞くとギャスパーはビクッと体を震わせた……
「ま、それだけだな。さて帰るか……あ、そうそう。うちの白龍皇が驚かせて悪かったな」
「別に気にしてねぇよ」
なら良かったとアザゼルは笑う。するとふとレイナーレを見た。
「お前……堕天使だな?……そうか、お前いま赤龍帝のところににいたのか」
「っ!」
レイナーレは体を硬直させる。
「安心しろよ。別に裏切り者が~とかみたいなことはしねぇよ。ま、楽しくやってるならなんも言わねぇ。じゃあな」
と言って何処かに消えた……
「なに考えてんのかわかんねぇおっさんだぜ……」
一誠はため息をつく。
「じゃあとりあえず俺の
そう言って匙の
「さて……それからどうすっかなぁ……時間を止めるか……だとしたらやっぱり……あれだな……」
一誠は少し待ってろと言い残し走る。それから少し待つとボールをもって帰ってきた。
「ギャスパーの修行はこれだな」
「ボール……ですか?」
ギャスパーは首をかしげると一誠は頷く。
「方法は簡単だ。これを投げるからギャスパーはボールだけを止めるんだ。まあ意識したものだけを止める練習だな。見たものを全部止めないようにしろよ」
「わ、わかりました」
デュランダルやニンニクに追いかけられるよりは良いと判断したのかギャスパーは大人しく言うことを聞いて一誠から三メートルほど距離をとった……
「まずはゆっくりやるからな」
そう言って一誠は山なりにボールを投げた……
「え、えい!」
「おお!ほんとに止まったぞ」
空中で止まったボールを見て匙は驚いている。と言うかこっちもビックリだ。ああいう風に止まるのか……
「と、止まった……」
無駄な力は匙に吸いとられて力の制御する負担が軽減されているためかギャスパーも思ってた以上に簡単に行ったのには驚いていた。
「よーし。次々やっていくぞ~。次は二個のボール纏めてだ!」
「は、はい!」
修行はそのあと日が沈んでリアス先輩が帰ってくるまで続いたのであった……
「頼んで悪かったわね」
「いえいえ」
リアス先輩達が帰ってきたあと今日は修行は切り上げて皆で荷物を取りに部室に戻る。
「疲れましたぁ……」
「お疲れ様ギャー君」
ギャスパーはヘロヘロになりながら小猫にお茶を貰った。
「匙くんにも今度お礼を言わないといけないわね」
因みに匙は生徒会の方に行っている。
「そう言えばアザゼルがまた来たらしいわね。なにがしたいのかしら……」
「祐斗に会いたがってましたし大方
「そうね」
そんな一誠とリアス先輩のやり取りをギャスパーは見ている。
「ん?どうしたんだ?」
「いえ、やっぱり凄いなぁって……僕なんかアザゼルに見ただけでも竦んじゃうのに」
「いや俺だって怖いぞ……ただ怖がっても逃げてくれる訳じゃないしな」
「やっぱり凄いです」
ギャスパーがキラキラしながら見てくる……なんか照れ臭い。
「それに比べて僕は……」
「でも俺はお前の能力羨ましいぞ?」
「え?」
ポカンとギャスパーは一誠を見た。
「え?なんか変なこと言った?」
「いえ、初めてそんなことを言われて……」
「いやだってその能力あったら俺は姉さんに使って逃げてたね」
そんな能力があればきっとぶっとばされる回数は激減してただろう。
「もう朝から晩まで空を舞い続けてたし……我ながらよく生きてたよなぁ……」
「桂音さんってそういうひとには見えなかったけど?」
「祐斗……俺は姉は桂音姉さんだけじゃないんだよ」
まあ流石に桂音姉さん抜いても13人の姉がいるとはこの場にいる皆は思うまいが……
「壁にめり込み空を舞い地面を転がり命の危機を感じ……そんな毎日のお陰で俺は女の人に近付かれただけでその時の緊張が体を支配するしさぁ……お前の能力俺もあったらきっとこんな体質にならなかったと思うよ」
「一誠の頑丈さの一端を見た気がするわ……」
全員が頷いた……そして一誠の今までの人生には同情した。
「やっぱり……お姉さんは怖いですか?」
「こわいっつうか……まあ無茶苦茶だけどいま思えば姉さんたちなりのコミュニケーションだったのかなぁと思ってるんだよ」
姉さんたちからもいろんなことを教わった。だが中には腕っぷしが自慢で他のがからっきしの姉さんもいるんだ。その姉さん達が一誠を吹っ飛ばしたのだがいま冷静に考えるとその姉さんたちはそれしか教えられなかったのがあると思うんだ。
勉強は苦手で手先も不器用……なら教えるのは武術……まあ姉さん達なりに弟にお姉ちゃんをしようとしたのだろう。まあやり方はどうかと思うけどね……
余談だが成長してから姉たちに謝られたことがある。小さい頃のとは言えトラウマ植え付けた事は姉達にとっても罪悪感だったらしい。でもやっぱりさ……姉達にも言ったけど嫌いにはなれないんだ。
「やっぱ姉さんは好きだししごかれたお陰で俺はいまここにいられると思うしな……だから嫌いとかこわいとか……そういう感情はないよ」
さらっとシスコンにもとれる発言だったが皆は黙って聞いた。
「ぼ、ぼくも一誠先輩みたいに強くなれるでしょうか……」
「なれるさ、きっとな」
一誠は笑って答えた。
「一誠くんって人間タラシ……いや、この場合は悪魔タラシかな?そんな感じだよね」
「タラスのは普通悪魔の仕事なのにね」
「え?」
一誠は唖然とすると皆はそれを見て笑う……一誠はなんで笑われたのか分からずひたすら首をかしげるだけだった……
何とかギャスパー登場です。と言うかレイナーレがいるからアザゼルとの会話が難題……さて、今回は少しだけ姉達にも触れました。はっきりいいましょう。一誠も何だかんだで重度のシスコンです。サーゼクスさんやセラフォルーさんのこと言えないくらいにはシスコンです。まあ個性的な姉たち相手にしてたらシスコンじゃないと精神的に持ちません。まあ突っ込みたいこともあるかもしれませんが現時点ではここまでしか言えない感じですね……やはりその姉たちが出ないと深いところまではかけません。
さて次回はアスカロンゲットと朱乃さんの陥落ですかね。