週1程度に戻っただけで何を言うとんねんとか言わんといて…。
1日3回とか投稿してた時がおかしかったんや…。
「え、ほんまにそれでええん?」
「えぇ。情報提供者を探さなきゃいけないの。だから、情報が整理出来るまでは皆観光してて大丈夫よ」
「なるほど。…んじゃ、どうする?」
言って、時守は1年生専用機持ちの方を向いた。
既にダリル、フォルテの2人はこの場を、二人揃って去っている。
「京都を満喫するッス!」と意気込んでいたフォルテが意気揚々とダリルの腕を掴んでいたのをつい先程、全員で温かい目で見送った。
「どう、って…剣はもう回るのが…あっ」
「もちろん」
「わたくしたちが」
「一緒に回る…」
だから付いてくるなと目で語っているシャルロット、セシリア、簪の意図を察せぬ程、一夏は鈍感ではない。
自身の恋が絡むと鈍感…というより、感覚が無くなるのだ。
「では消去法で私が」
「そしてアタシが」
「なら私も」
お前に付いていくと目で語る箒、鈴、ラウラの圧力に首を横に振れず、了承。
ずんずんと進む3人に腕を持っていかれてその後をただただ付いていく一夏。
待ってくれと頼むも、3人は聞く耳を持たなかった。
「…なんであいつまだ付き合ってないのに尻に敷かれてるん?」
「さ、さぁ…?」
「ですが一夏さん、何となくですけれど結婚したら本当に尻に敷かれてそうですわね」
「…一夏は、悪を成敗しようとはするけど、身内にはなかなか強く言わないから…」
将来誰と結婚しても休日に妻の言いなりになっているであろう一夏が目に浮かぶ。
「ねぇ剣。一夏がカメラ持ってきてたけど、剣は持ってきてない?」
「え?あー、写真か。まあカメラちゃうけど、一応携帯のやつは…」
「そういえば、最近の日本の携帯電話のカメラも馬鹿にできない程に技術が進歩していましたわね」
「そうそう。…んでさ、この前中学ん時に使ってたガラケーの会社から新商品のモニター頼まれてん」
「何それ凄い」
簪が目をキラキラと光らせながら時守の方を見やる。
つまりは、早く見せてくれと言う事。
「まあこれやねんけど」
「あっ。前から気になってたけど、そういう事だったんだ」
「買い換えた訳では無かったのですわね」
「おう。2TBの超高画質カメラ機能付きやって。そんなにアプリとか入れへんからあんま使い道無いねんけどな」
「ほ、他に機能とかは!?」
「あー、何やっけ。あ、アレや。どっかのスイッチ押して指紋認証したらデータを全部ISに移して、投げたら手榴弾になる機能」
「その機能は要りますの!?」
簪の顔が満面の笑みかつ憧れの表情になる一方、セシリアの顔が驚愕に変わった。
「え、普通に要るで?IS修理に出してる時に襲われたら便利やん」
「まず発想が物騒なんじゃないかな?…そ、それとさ、剣?」
「お?」
「中学の時、ガラケーだったの?」
「ツッコミ遅ない?」
時守は、彼と関係を持っている女性を含むと、かなり庶民的な生活を送っていた。
お嬢様のセシリア、簪、楯無は言わずもがな、父親からは愛されていたシャルロットは、それなりには資金援助は受けていた。
そもそも、4人とも中学時代に既に代表候補生になっており、便利な機能の多い、いわゆるスマホを持たされていたのだ。
「まあ要らんかったしな。中学時代は勉強の邪魔やったし」
「なるほど。…剣さん、日本の中学ではどれくらい賢かったんですの?」
「え?いや、自分ではそんな分からんけど、よう先生からは、大学は京都か東京のトップにお世話になれるやろ、って言われてたで。意味分からんけど」
「えっ…。け、剣、それほんと?」
「おぉ」
話の中で、唯一簪だけがその事態の異様さに気づいていた。
時守の考えでトップとは、洗剤、もしくは様々な分野でのトップがあるので一概に言えないものだ。
だが、一般的に大学のトップ、と言えば偏差値。
京都と東京といえば、選択肢など無いに等しかった。
「…日本の大学ってそんなに有名ですの?」
「ま、まあ最近はIS学園が出ちゃったから薄れてるけど…」
「…剣、凄い…」
「……簪、そんな見つめやんといてや。照れる」
さらにこの男、以前臨海学校にて理子から聞いた話によると、生徒会長としてバリバリ働きながら部員の少ない部活に入部し、助っ人としても働いていたらしい。
ワーカホリックになっているのではないだろうかと、内心簪は心配した。
「…え?てかなんでIS学園が出たから日本の大学が薄れてんの?」
「あれ、剣知らないの?IS学園って卒業したら実質大学卒業と同じ扱いになるらしいよ」
「はぁ!?」
「IS学園に入学して、剣さんにあって半年が過ぎましたけど、ここに来て一番の驚きようですわね…」
「まあでも、学歴社会の日本じゃ驚くのも無理は無い、かも…」
知らんかった…と天を仰ぐ時守を見て苦笑するシャルロット。
IS学園卒業が実質大学卒業と同じ扱いではあるが、なぜか今このタイミングで謎のIS学園付属大学なるものも開校される予定だと、今まさに国会では話題になっている。
「…っていやいや。こんなこと話すために京都来たんちゃうやん。観光や観光」
「だよねっ!剣って京都とかいっぱい行ってたの?」
「オーキャンとか遠足で何回か行ったような気が…しない」
「しないんですのね」
「…じゃあ、私が案内する?」
「ん。頼むわ簪」
簪を先頭にして、4人は歩き出した。
◇
「竹林って乳首と若干似てるよな」
「やめてくださいましっ!」
古風な街並みを見て回りながら歩き、現在は竹林が見える道を4人で歩いていた。
時守の不意の一言にセシリアがやや怒り気味のツッコミを入れる。
歩いていると、脇道からふわりと人影が現れた。
「あら…」
「うわぁ…」
「綺麗…」
「…ん?」
セシリア、シャルロット、簪がその人影の美しさに声を漏らす中、時守は普段と変わらぬ声色で首を傾げた。
「アーリィやん!」
「ぬ?オォっ、ケンちゃんじゃないのサ」
「「「…え?」」」
そしてその人物は、時守の声に反応してこちらに振り向き、笑顔を見せた。
理解出来ていない3人を尻目に、その人物、アーリィは時守に近づいた。
「えらい久しぶりやなぁ」
「そうサね。夏にイタリアに来てボコッて以来になるのサ」
「ハッハッハー!まあええわ、次は俺がボコるからなー」
「言ってるといいのサ。まだ私には勝てないだろうしね?」
出会って早々煽り合うIS学園の制服を来た男子と、右目に伊達政宗、胴体に日本の和の心、さらには火傷の跡と欠損した腕、加えて赤髪、さらにははだけた着物から見える巨乳。
関西人と傍から見ればただのコスプレのヤバい奴の会話は、明らかに周囲の注目を集めていた。
「ね、ねぇ剣。その人知り合い?」
「おぉ。…アレ、同じヨーロッパやのに知られてへんで?アーリィ」
「無理もないのサ。私は所詮、第2回にたまたま出たら奇跡的に優勝出来ただけの女サ」
ヨーロッパ、そして第2回、優勝。その3つの単語から、セシリアとシャルロットが口を開けた。
「ま、まさか…イタリア代表の…」
「『
「お、ようやく思い出してくれたようなのサ。その通り。私はアリーシャ・ジョセスターフ。ご存知の通りイタリア代表をやってるのサ。話は良くケンちゃんから聞いてるのサ、セシリア・オルコット、シャルロット・デュノア。それにそちらは…更識楯無の妹さん、簪、だったかな?」
まるでアイドルに生で会えたファンのように発狂しだす2人。
それもそのはず、あの織斑千冬に、不戦勝という形ではあれ勝ちをもぎ取り、第2回モンド・グロッソを制覇した人間なのだから。
…もちろんそこには、2人が熱狂的なファンだと言う事もあるのたが。
「…ア。ケンちゃん、済まないのサ」
「ん、どしたよ」
「私はちょっとヤボヨウがあってね、とある場所に行かないといけないのサ」
「なんや、そうなんか。なら引き止めて悪かったな」
「いいのサ。…私としても、若い芽と多く出会えるのは良い経験になるのサ」
じゃーねー、とひらひらを手を振りながらデカいピンヒールをがっこんがっこん石畳に打ち鳴らしながら、アーリィは去っていった。
その彼女の後を追う白猫の存在に気づくことも無く、シャルロットとセシリアは未だきゃーきゃー言っていた。
「やばい!その、えと、やばい!!」
「は、はわわわ…。あ、さ、サイン!サイン欲しいですわ!」
「…二人共、代表になれば簡単に会えるよ?」
「「はっ!!」」
簪の一言に2人は現実に戻ってきた。
セシリアとシャルロットがここまでアリーシャを神聖視している理由は簪には分からないが、恐らく日本の女子が織斑千冬に憧れるのと同じような感じなのだろうと思うことにした。
「それより、ちょっとここで着替えてみない…?」
「…え。こんな人目につく所で着替え?」
「もうっ、そうじゃ、ない…!…私の知ってるお菓子屋さん、そこにあるんだけど、そこで着物体験サービスやってるから、どうかなって」
「おっ、ええやん。…あ。ここおとんの従兄弟が経営してる所やん」
「えぇ…」
また親戚かと内心ツッコミ、声にも出したい簪だが声に出なかった。
この男の顔の広さに一々突っ込んでいては体力が持たないことは、これまでの付き合いで学んでいるのだ。
「おっちゃん久しぶりー!」
「ん?…あらあらあら、剣ちゃんやないの!」
「あれ、おばさんやったか」
「まあまあ、えらいおっきなってー、IS学園言うた?そこに行っとるんやろ?景子はんから連絡来てなー」
「げ、清洲のおばはんこっちにも連絡寄越してるんかよ」
久しぶりに会う親戚の家に入る時の挨拶では無いのでは、という疑問はもう捨てた。
後ろには現実には戻ったものの、未だとして興奮しているシャルロットとセシリア。
3人のお世話を押し付けられたような形になった簪の目は、なぜか半泣き状態になっていた。
「あ、俺の着物まだ残ってる?」
「もちろん取ったあるけど、着るん?」
「おぉ。あ、この子らにも飛びっきりに似合うやつ頼むわ」
「ふふっ、任せとき」
しかしやはり、地元とも取れる関西に帰ってきて終始嬉しそうな彼の表情を見て、笑みを浮かべる簪であった。
◇ ◇
「で、お前はなんでああも敵を引きつけるんや?」
「…考えてみろよ。100%敵が寄ってくる囮だぜ?使いやすいだろ?」
「お前がちゃんと逃げてくれたらな」
箒、鈴に続き最近自虐キャラと化してきた一夏が、旅館の大広間で盛大に滑った。
和服の時守が和服の簪、シャルロットと1着だけあった綺麗なドレスを着たセシリアとの京都観光を満喫し終えた頃。
簪のISが一夏に敵、オータムが迫っているのを感知し、専用機持ち全員で捉えたのだ。
「おいコラクソ共!いい加減離しやがれ!」
「あー、オータムやっけ?床に唾飛ばさんといてくれる?ここ一応俺の叔母さんの旅館やから」
「…時守一族って何なんだ…?」
食堂、花月荘、お菓子屋さん、そしてこの旅館。
その全てが時守剣の2親等以内の人間によって経営されている事実。
まだ誰にも知られていない、と言うより時守すらも知らないルーツがあるのだが。
「てかお前パスポートは?さっき身ぐるみ剥いだけど不携帯やったやん」
「……言うかよ」
「あ、もしもしポリスメン?ちょっと不法入国者見つけてんけど」
「ホテルにいるスコールに預かってもらってんだよ!!…あ」
「ふむ、良くやった時守」
「いえいえ。アホですもんこいつ」
やっちまったと青ざめた顔で虚空を眺めるオータム。
「じゃあ裏切ったとかいうあの2人も一緒か」
「てめえエスパーか!?…Oh…」
「敵ながら亡国機業が可哀想になってきたわ」
「いや、むしろこの状況を見てIS学園側に寝返ろうとしてるんじゃないか?」
やらかしたと俯くオータム。
ここまで来ると流石にスコールが可哀想になってくる。
「…っと、そろそろ自己紹介に入ってもいいのサ?」
「あぁ」
オータムのアホさに千冬や楯無らが呆れていると、その空気を変に読んだのか、アリーシャが話題を変えた。
「私の名はアリーシャ。
セシリアとシャルロットは知らないはずがなく、同じ国家代表としての地位を持つ楯無や、もちろんモンド・グロッソを見たことがある箒、鈴、ラウラ、簪、一夏もその名前を聞いた覚えがあった。
「腕と目はなんかやらかしてんやんな?」
「そういうことサ。まあ、別に気にしてないんだけどね」
あっさりとえげつないことを聞く時守に、さらにそれを「気にしてない」と返すアリーシャ。
さらに―
「ではここで現状を整理する」
―そのままの流れで現状を説明しようとする千冬。
国家代表クラスの人間にはまともな奴は居ないのかと、代表候補生は皆思い、その結果なぜか比較的マシな代表である楯無が異様に慕われることとなるのは別の話。
「向こうはマイナス1、こっちはマイナス2だ。そして、ここにアーリィが入ってプラス1、向こうにこちらの人間が渡ってプラス2。人数の移り変わりでいえばこちらの方が不利だが、勝てない訳では無い」
「2人が裏切ったからもう各々の役目は隠さないわ。鈴ちゃん、箒ちゃん、一夏くんと言った近距離高火力の機体はアタッカーメイン。セシリアちゃん、シャルロットちゃん、簪ちゃんはサポートメインよ。まあ、倉庫の方は最初は忍び込んでおくから展開しないんだけどね?」
単純な人数の移動では向こうに軍配が上がるが、元の人数、そして一人ひとりの質の違いを考えればどうなるかは分からない。
「…え?俺は?」
「言ったでしょ?剣くんは最後の砦。…ギリギリまではここにいて、ピンチになった所に『雷動』で駆けつけてちょうだい」
「あっ、そゆこと」
どちらか片方で既に戦闘を開始してしまうと、そのどちらかがさらに大きなピンチになった時、駆けつけづらい。
一大事になるまでは本部で待機。文字通り最速の単一仕様能力の『雷動』で、現場に駆けつけるといった具合だ。
「うーん…、でも、またみんながヤバそうになるのを待つって感じのポジションで心が痛むな…」
「安心しなさい。ヤバそうになるなんて、ありえないから」
「そうですわ!わたくし達7人だけで、必ずや倒してみせますわ!」
「鈴、セシリー…」
「ま、実際剣の単一仕様能力だと周りに影響が出すぎるしな」
「一夏の言う通り、だよ?こんな所で大規模放電なんてしたら、色々狂っちゃうからね」
「あ、ほんまや」
一夏とシャルロットに言われ、気づいた。
自分の身の回りに電気を纏う程度の『雷動』ならまだしも、雷そのものを飛ばす『雷轟』や、眩い光を放つ『雷鳴』は一般人への被害も小さくはない。
「てことは俺も戦うなら近接メインか」
「そうなるな。だが、このままなら師匠の出番は無いぞ」
「…あぁ。冷静に考えても、何も起こらん限りは時守と更識姉が合流する必要は無い。スコールにアーリィ、ダリルとフォルテに篠ノ之、凰、オルコット。ゼフィルスの操縦者と潜入に織斑、ボーデヴィッヒ、デュノア、更識妹だ。何もアクシデントが起きなければ、完封できる戦力差だろう」
確かに、そうだ。
敵のトップとはイタリア代表のアリーシャがやり合い。
他はそれぞれ余剰戦力とも言えるほどの人数をぶつけている。
しかし―
「ゴーレムの存在は無いんすか?」
―時守にはどうしても拭えない光景があった。
自分に強烈なダメージを与え、数多の機体に囲まれ、最後には完勝できたもののあまりいい思い出がないゴーレム達。
それらが、地元関西で暴れるのをずっと気にかけていたのだ。
「ありえん。派手にやり過ぎて世界各国から目をつけられるのも嫌がるだろうし、何よりも奴らは遠隔か自動操作。近くに味方が密集していれば思わぬ自爆を呼ぶ可能性もある」
「あっ、そういやそうでしたね。キャノボん時も俺の動きをコピーしてるって言ってましたし」
(ちっ…、記憶力の良いガキだぜ…)
あ、そーかそーか。と緊張の欠片も感じさせない雰囲気を漂わせながら千冬の言葉に頷く時守。
そんな彼を見て、オータムは内心焦っていた。
織斑千冬の読みは完璧だ。篠ノ之束というジョーカー以外、こちらに有利になる手札はない。
ゴーレムを連れてきても良かったのだが、いかんせん時守剣との相性が悪すぎる。
(マジィ…。アタシが捕まっちまったせいでかなり形勢が不利だ…。こりゃまたあのクソチビにごちゃごちゃ言われちまうな…)
「ほな、頑張ってな」
「…気ぃ抜けるからもうちょっとしっかりした見送り方してくれない?」
「気合いだぁーっ!」
「ったぁっ!?何も背中叩くなって言ったんじゃないわよ!」
「…む?気合いはそう入れるものだろう?」
「頬じゃなかったか?箒」
「そもそも、こんな時の気合いなど自分で入れるものだぞ!」
バッシーンッ!と凄まじい音を背中から響かせ、鈴が目尻に涙を溜めて時守に吠える。
箒の言ってることも一夏の言っているアントニ〇猪木も間違いではないのだが、不意の一撃が相当効いたようだ。
「…まあしょうみ言うとやで、俺の本気やったら、俺の本気やったらスコールとかいうおばさん余裕やったで?」
「……何よその言い方、じゃあアタシは1人で鼻歌歌いながら倒してやるわよ」
「…じゃあ私は武装を封じて徒手空拳だけで倒してやろう」
「……では私は、ISなど展開せずに倒そうではないか」
「……亡国機業なんて木刀1本で十分だ!」
「えと、えと…」
「更識。このアホどものボケに乗っからなくていい」
ゴゴゴゴゴンとまたもや人の体の部位同士がぶつかって鳴っていい音ではない音が、時守、鈴、箒、ラウラ、一夏の頭から煙とともに発された。
のたうち回る5人。この5人の共通点で言えば千冬をいじって千冬にシバかれるという流れを自然に行えるという事だ。
「おいバカども、分かってるんだろうな。特に、代表候補生達」
「っ、はいっ!」
「分かっています!」
代表候補生。
その言葉に、鈴とラウラが真っ先に反応した。
代表候補生のまま燻っている者には、平等にチャンスが与えられる。…とは限らないのだ。
このようにIS学園に所属しており、発生した事件を解決できるか否か。
それも、戦闘が起こった時に勝てるかどうかは強いかどうかでほぼ決まる、国家代表の選出に大きく響いてくる。
「何もパフォーマンスを気にしろ、だとか、魅せて勝てなどは言わん。これは正真正銘の戦いだ。ただ勝って帰ってこい。それだけだ」
千冬の凛々しいその一言に、一夏、箒、鈴、セシリア、シャルロット
ラウラ、簪は、一瞬にして奮い立たされた。
京都での開戦まで、後数分
どんなフラグを立ててるのかはお楽しみ。
原作でも矛盾したフラグとかそもそも設定矛盾してるのやめてクレメンス〜。
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