禁書の世界でスキルコントローラー   作:佐藤家の二人目

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今回はちょっとだけレンの強化です。
できれば早くに能力を発現させたかった・・・
ゆっくり読んでいってください。


超能力戦争?

今俺はクラスの教室で先生と向き合って話し合っている。

せっかく超能力を手に入れたんだ。

使いたくなるってものでしょう?

それでクラス対抗の戦争的なやつをやろうと提案してみた。

 

「せんせー」

 

「レンちゃん、なんですか?」

 

「超能力を使って戦争のようなことがしたいです」

 

「危険だからやめておいたほうがいいですよ」

 

「それでもやりたいんです」

 

だって完成(ジ・エンド)で超能力いろいろゲットできそうだからね。

たくさんあって困るものでもないし。

ちなみに戦争と言うより戦略ゲームみたいになりそうだ。

 

「分かったわ、校長先生に話してみるからね」

 

「ありがとうございます」

 

「今から言ってくるからみんなに伝えといてね」

 

「はい、きちんと伝えておきます」

 

「偉いわね(ナデナデ)」

 

「えへへへ」

 

頭をなでられるのって気持ちいいんだぞ!

今は関係ないか。

これで使える超能力が増えるね。

 

 

 

 

 

 

~クラス対抗戦~

 

この学校では1学年が3クラスだから総当りで2回戦うことになる。

一方通行は2回目でつかうとして、一回目は俺が駆け回ってどんどん完成させてやる。

当麻と一緒に行こうかな?

ここでも好感度を上げておけばいずれ・・・

付き合うってことは無いからね!

自分が男を好きになるのはありえないと思っているがどうなるか分からない。

と、とりあえず戦争のルールを説明するよ。

 

まず大将を一人決める。

その大将が攻撃されたら負けになる。

次に陣形を決める。

一回目は大将を守る感じで大将の周りに半分、その他で攻撃とした。

大将は一方通行になった。

レベル的に一番高いからだな。

追加のルールとして、一方通行は動いてはいけないとついた。

これはハンデだそうだ。

あまりにも差がありすぎたしね。

さて俺は一番先頭をいく。

立案者だからしょうがない。

戦法としては一気に突っ込んで決着という形になった。

俺としてはゆっくり戦ってもらいたいんだが。

完成(ジ・エンド)で超能力を増やせそうだったからな。

短期決戦でもある程度はいけるだろう。

そろそろ開始だな。

勝つぞー

 

 

「これよりAクラス対Bクラスの試合を始めたいと思います」

 

いよいよだ。

本気を出せば勝つのはたやすい。

それでは意味がないんだ!

気分的にはこんな感じ。

 

「それでは開始!」

 

ブザーが鳴り合戦が始まった。

とりあえず号令

 

「私はあそこに行くからみんなついてきて!」

 

「相手の大将は強いから気をつけろー!」

 

相手も来たか。

いっちょ派手にやってやろうじゃないか。

 

「でんきのやり(レベル1バージョン)、いけ!」

 

「うわっ」

 

「きゃつ」

 

「うぅ」

 

そういえば相手は小学生だったな。

攻撃を当てたら泣き出すんじゃないだろうか・・・

泣き出したけど気にしている暇はない。

相手の大将までいち早く駆けつけないと。

 

「きゃっ」

 

相手の風の玉?みたいなのにあたった。

痛みはほとんどないがこけてしまった。

 

「仕返ししないとね、いけー」

 

電気の槍らしきものを相手にぶつける。

大将発見。

すばやく近づき攻撃。

 

「大将討ち取ったリー!」

 

「さすがレンちゃんだな」

 

「すごいですね」

 

当麻と一方通行からほめられる。

 

「えへへ」

 

実は結構嬉しい。

ちなみに当麻は俺の目の前で相手の超能力を消してくれていた。

これのおかげで楽に相手の大将まで行けた。

 

「当麻君が守ってくれたからだよ、ありがとう」

 

当麻が顔を赤くする。

照れてる当麻っていい感じ。

次の合戦では後ろに下がるつもり。

はしるとつかれるんだよ。

当麻は前に行かせる。

男には頑張ってもらわないとね。

私は一方通行の前で敵から守ってみせる!

といっても一方通行は攻撃を全部跳ね返すんだけどね。

そのことを伝えないように頑張るだけさ。

 

「では第二戦Aクラス対Cクラス」

 

今回はサボリです。

疲れました。

 

「はじめ!」

 

「みんながんばってねー」

 

なんか眠いな。

寝不足かな?

 

「レンちゃん、そっちに火の玉が!」

 

「へ?」

 

ねぼけてたから対処が間に合わないよ・・・

 

「ふぅ」

 

ちょっと横によけるだけで当たらなかった。

こっちを狙ってたわけではなさそうだから流れ弾かな。

ここまで飛んでくるってことは結構押されてるみたいだ。

加勢はしない。

ただ応援するだけだ。

 

「当麻くーん!ここで勝ったら晩御飯食べさせてあげるよー」

 

「やってろうじゃないか!」

 

当麻の餌付けは終わったも同然だな。

 

「レンちゃん。僕にも作ってください」

 

一方通行も餌付けできてたんだな。

 

「いいよー、だから当麻くんがんばってー」

 

そのまま押し返していき、相手の大将の目前までいったみたいだ。

 

「大将うちとったぞー」

 

当麻が名乗りを上げる。

多めに作ってあげよう。

相手の大将倒したし。

 

「当麻くんすごいね」

 

「これでレンちゃんの晩御飯が食べられる」

 

「当麻くんありがとうございます」

 

A、C、Bの順になった。

Aは優勝。

勝ててよかったね。

このあときちんと晩御飯を作ってあげました。




次の更新はいつになるのか分かりません。
できればすぐ二と行きたいところですね。

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