口下手提督と艦娘の日常   作:@秋風

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第四十三話 夏の慰安旅行 其の十二

 

 ――ああ、気持ちいいなあ。

 

 夏の星空の下、月夜に照らされて神秘的な光を放つ海を眺めながら、アドミラル・ヒッパー級三番艦の少女――プリンツオイゲンは感嘆の溜息を漏らした。

 耳を澄ませば細波の音。昼間あれだけの活気と喧騒を見せる広大な海と砂浜も時間と共に、その帳を静かに下ろしていく。少しばかりの寂寥感こそ感じるひと時ではあるが、湯船に浸かる彼女の瞳に憂いの色は一切無い。

 現在、プリンツが腰を据えているのはホテル自慢の露天風呂の一角。言わずもがな、彼女の本国であるドイツと同様に、温泉大国である日本が誇る伝統的入浴文化の一つだ。

 ごつごつと張り出した岩壁や生い茂る草木等々。元来の自然の景観を損なう事無く設計されたであろう空間に、プリンツは満足げに一人大きく伸びをした。

 

 まるで自然の贅沢なる場所に現在プリンツは一人だけ。

 夕食後、昼間の疲れによるものか眠気に襲われた彼女は少しばかり仮眠の時間を取った。その所為で他の者と入浴の時間がずれ込んだ故の結果だ。仲間達と一緒に入れなかったのは残念だが、こうして一人静かに星空を眺めながら、というのも案外悪くない。

 後でビスマルク姉さまを誘ってもう一度来ようかな、などと思考する彼女の元に聞き慣れた二人の声音が届いた。

 

「部屋にいないと思ったら一人でこんな贅沢していたんだね」

「あなたが一人なんて珍しいわね。ビスマルクはまた提督の所かしら」

「わあ! レーベ! マックス! いらっしゃい!」

「ふふっ、いらっしゃいって。プリンツも随分日本に染まったね」

 

 鎖骨から太腿辺りまでを覆うバスタオル姿で現れたレーベとマックスに、日本式歓迎法で嬉しそうに迎えるプリンツ。漢字や片仮名にこそ未だ悪戦苦闘する三人だが、日常会話で使う単語や慣用句などは考えずとも口にできる程度には日本という国に染まっている。

 そのまま二人はプリンツが空けた二人分の空間に足を滑らせる。ゆっくりと、しかし確実に包まれていく温かさに知らず知らずの内に口元からは笑みが零れていた。

 

「ああ……日本のお風呂ってどうしてこうも気持ちがいいのかな」

「ドイツのお風呂はあまり熱くないもの。私は日本の身体に染み渡るような熱めの湯船が好きだわ」

「一日の疲れが抜けていくような気がするよねー」

 

 ドイツに居た頃も温泉はよく利用していた三人ではある。あるが、国が変われば文化が変わるように、当然温泉としての在り様は祖国の其れとは大きく異なっていた。中でも特に驚いたのが湯の温度の差である。

 ドイツの温泉は身体を温める目的も兼ねる日本とは違い、張られている湯の温度はあまり高くない。つまりぬるいのだ。日本で言う所の温水プールに近いそれはそれで、別の気持ち良さがあるのだが、疲れた身体を癒すという意味では日本の温度の高い湯に勝るものはない。

 

「それより二人は他の皆とは一緒に入らなかったの?」

「……私とレーベ、さっきまで砂浜を散歩してたのよ」

「なんでまたこんな時間に?」

「あはは……流石にちょっと胃がもたれちゃってね。すぐにお風呂に入る気になれなかったんだ」

 

 どこか言い辛そうに語尾を萎める二人を眺めつつ、プリンツは内心で――ああ成る程と苦笑した。レーベもマックスも駆逐艦の一員であり、夕食のひと時を盛り上げた当人達でもある事を思い出したからだ。

 表情こそ笑顔を取り繕っているが、まるで雪のように艶やかな白肌の指で、お腹の辺りを擦るレーベとマックスの表情はお世辞にも良いものとは言えなかった。むしろ、どちらかと言うと”げんなり”に近い。

 要は食べ過ぎただけなのだが。賞品こそ豪華で思わず参加してしまったという背景を踏まえても、胃もたれという代償は思いの外二人を苦しめたようだ。

 

「霰、本当に嬉しそうな顔してたもんね。私もちょっといいなって思っちゃった」

「僕もいつか提督の膝の上に座ってみたいなあ」

「響が言っていたけど、アロマ効果と安眠効果が期待できるらしいわ」

 

 手の平で湯溜りを作りながら、期待に満ちた表情で夏の夜空を見上げるレーベと、最近絆を深めた同僚に聞かされた実体験を、羨望の籠った瞳で口にするマックス。鎮守府外の人間が聞けば眉唾物、と聞き流す提督に関しての噂も、実情を知っているプリンツからすれば別段可笑しい話ではないのか、神妙に頷いている。

 まあそれらの話も、最近提督の膝に座った駆逐艦娘五人中四人がその場で眠ってしまった事を考えれば、あながち間違っているという訳でもないが。

 

 他では知らないが、この鎮守府では提督の膝に座る事が駆逐艦娘の中での一種のステータスになっている。

 やれ私は提督の膝に何回座っただの、やれ私は頭を何回撫でてもらっただの。野生を忘れた少女達の意地の張り合いは、川内が夜戦をねだる回数と同程度には日常茶飯事な出来事だ。

 だが、数多いる駆逐艦の中でもレーベとマックスの着任時期は後発組。故に中々チャンスが回って来ず、こうして希望を口にしては溜息を漏らす日々を送っている。早くあの意地の張り合いに参加したいと考え始めてしまっている辺り、二人ともしっかりとこの鎮守府に染まっている。

 

 ちなみに本人が自覚しておらず、公表していないから誰も知らないが、提督と触れあっている回数は全艦娘を差し置いて、初期艦である電が一番であったりする。

  

「提督とっても優しいから、レーベもお願いしてみたらいいんじゃないかな?」

「無理無理! 恥ずかしいよそんなの!」

「レーベは意気地なしね」

「う、うるさいなあ!」

 

 ひょんな事からよろしくない方向へと傾いてしまった天秤にレーベは慌てて反論を考えたが、悲しい事に口から出たのは負け惜しみのような一言のみだった。

 羞恥からか耳の先を赤く染めつつ、口元まで湯船につけながらレーベは怨みの視線をマックスへと送る。

 

 ――マックスだって提督の膝に座りたいくせに。

 いつも一緒にいるレーベは知っている。目の前の澄まし顔の相方が、実は人一倍提督と触れ合いたがっている事を。

 提督に褒めてもらうために箸の練習に精を出し、廊下ですれ違えばいつまでも目で追いかけ、提督の好きな食べ物を好きになろうと日本食に挑戦し、話す機会があればさり気なく帽子を外し、いつでも撫でてもらえるよう準備に余念がない。秘書艦前日には当日のスケジュールをキラキラしながら何度も読み込む相方。それがレーベの知っているマックスという少女だ。

 

 無表情で口数が少ないせいか周囲からはクールで大人っぽいと評されているが、とんでもない。内に秘める子供っぽさは六逐の暁に比肩する、と割と本気でレーベは思っている。違うのは、暁が感情を素直に表に出すタイプなのに対して、マックスは内に秘めるタイプという点だ。

 自らの性格を消極的、と自覚するレーベにとって暁の天真爛漫な感情表現は眩しくもあり、同時に一つの目標であるからこそ分かる両者の違い。要は暁の全身から迸る子供っぽいオーラを内面に集約したのがマックスという感じだ。

 しかし実際、彼女達は子供っぽいのではなくまだ子供なのだから、甘えたくなるのも当然である事にレーベ本人が気づいていない所に、年頃の少女の心の機微が感じられる。

 そして、そんな本人すらうやむやな少女の心を彼の提督がどう捉えているかなど、言うに及ばず、最早語る必要性を感じない。

 

 と、内心で反論の皮を被った照れ隠しを色々と考えているレーベであるが、過去の経験からマックス相手に口喧嘩では勝ち目がない。仕方がないので話題を変える事で場の好転を促そうと試みる。

 

「でも僕はすぐリタイアしちゃったけど、マックスは頑張ってたよね」

「私とビスマルク姉さまのためにも頑張ってくれたんだよね。ダンケダンケ!」

「別に。料理が思っていたより美味しかっただけよ」

「相変わらず素直じゃないなあマックスは。そうそう前に提督も褒めてたよ。マックスは我慢強い子だって」

「……ふーん、そう」

「素っ気ない態度で誤魔化してるけど、顔がニヤけてるよマックス」

「……うるさい」

 

 場の好転大成功。予期せぬ方向からの攻撃が功を奏したのか、マックスの恥じらう顔にニヤニヤが止まらないレーベ。普段の嫋やかな一輪の花の如き表情が、悪戯を思いついた小悪魔的表情に変化している。こんな些細な事で一喜一憂する辺り、やはりレーベもまだまだ子供らしい。

 

「い、いひゃいよマックス」

「……うるさい口は塞ぐべき」

「本当に二人は仲がいいねー」

 

 図星を突かれたマックスがレーベの頬をむにっと掴む。負けじとマックスの頬をレーベが掴もうとする様子を、プリンツは微睡にも似た表情で穏やかに眺めている。

 場は完全にリラックスモード。三者共、湯の温かさと心地良い空間に気を緩め、心底油断していた。だからこそ気が付かなかった――誰かが露天風呂へと続く扉を開けた音に。

 一拍置いて入ってきた人物が湯船に近づいてきて初めて、プリンツは人の気配を察しゆるりと振り返った。本当に何気なく、あっさりと。

 

 

 そうして現れた人物――提督と視線が重なり、穏やかに流れていた四人の時が止まった。

 

「…………む?」

「…………え?」

「…………っ!」

「…………わあ!」

 

 困惑、疑問、緊張、歓喜。四者共、ある種突然の遭遇に口では小さく、心の中で大きな反応を見せた。特に提督の反応は芳しくなかった。表情は青ざめ、やってしまったと言わんばかりに眉に皺を寄せて硬直している。

 当然である。公衆浴場で突然異性と出くわして驚かない者など、この日本という国には存在しない。ましてや普段立場上特に注意している入浴関係で、あろうことか半裸で部下である少女達と遭遇するなど、提督からすれば最も犯してはならない大罪に分類される出来事だ。

 

 ふと顔を上げた先にパネルボードを持った一人の妖精さんが。

 そのパネルに書かれた文字を見て、提督は自身の考えの至らなさに苦悶し、片手で顔を覆った。

 

 ――混浴。

 

 可能性はあった。露天風呂へと続く道の途中で、腰に長めのタオルを巻いて入浴する旨の注意書きが立てられていたのだ。しかし混浴の文字はなく、提督本人も”そういうものか”と然して気にせず通り過ぎてしまった。普段の提督ならもう少し深くまで考えが及んだかもしれないが、ほろ酔い状態では無理からぬ事であった。

 そもそも普通であれば、混浴である事は事前にホテル側から案内が入るのだが、今回に限って言えば、提督の部屋が浸水した事による処理に追われ、案内係との打ち合わせが省かれた事が大元の原因だ。

 

 それでも一応混浴の案内が無い訳ではなかったが、一部の艦娘が事前に情報を全て密閉してしまった事により、提督が知る術は全て無くなってしまっていた。

 唯一の救いはプリンツ達が案内にあったであろう通り、全身をバスタオルで覆ったまま入浴していてくれた事か。もしこれが生まれたままの姿だったなら、提督はそのまま大本営に辞職表を提出し、その足で憲兵の所へと自首していたかもしれない。

 

 ――とにかくまず謝罪をしてから、すぐにこの場を離れなければ。その後、正式にもう一度謝罪の場を設けよう。

 こんな時でも判断だけは冷静な自分に心底嫌気が差しつつ、謝罪のために頭を下げようとする提督に、しかしそれよりも早く入浴中の三人が動いた。

 

「提督! 提督もお風呂入りに来たの? 今日一日楽しかったけど疲れたよね? 僕らと一緒に温泉に浸かって疲れをとろ? ね、ダメ?」

「あなたはいつも頑張りすぎね。良い機会だから一緒にゆっくりしていって」

「Adm……提督だ! うわー提督だ! 提督提督! わあ!」

「む……むむ」

  

 提督の右腕にレーベが、左腕にマックスがするりと両腕を絡ませる。話の中心人物が突然現れたはいいが、即座に去りそうな空気を敏感に感じ取ったが故に、逃がさないための咄嗟の行動なのはいいが、反射的行動なので本人達も少し動揺して瞳が泳いでいる。

 少しばかり遅れを取ったプリンツに至っては、よく分からないテンション高めの言葉を漏らしつつ、なぜかペタペタと提督の鍛えられた身体を遠慮なく触っている。まるで見事なセクハラ行為である。

 

「い、いやすまない。君達がいるとはついぞ知らなかった。私はすぐに出ていくから改めて入浴を楽しんでくれ」

『ええ…………』

 

 何故そこで世界の終りのような悲しい表情をするのか。

 両腕に感じる力が一層強くなったような気がして、提督は尚更唸ってしまう。どうして彼女達はここまで異性との入浴に抵抗がないのか、そこまで考えて提督は一つの回答に辿り着く。

 

「そうか……確か、ドイツの温泉文化では混浴が主流だったな」

「そうだよ。でも日本にも同じような文化があるよね?」

「そうそう。金剛から聞いたけどハダカノオツキアイって言うんだよね?」

「服を脱いで、腹を割って話をする事で信頼関係を結ぶ日本の古き良き伝統ね。だから提督も心配せずに私達と一緒に疲れを癒したらいいの」

「……金剛は英国生まれの帰国子女ではなかったか?」

 

 海外娘への日本文化の教えに若干の偏見と偽りが見え隠れし、不安になる提督。なおも両腕を捕縛された上、プリンツに期待の視線を向けられて、提督の心はしな垂れる植物の如くへたりと折れた。

 幸いな事に妖精さん情報では、殆どの艦娘は入浴を終えており、これ以上誰かが入ってくる事はまずないらしい。三人の雰囲気から、ここでの入浴ルールもしっかりと守ってはくれそうだ。そしてなにより、レーベとマックスが首を縦に振るまで離してくれそうにない。

 提督は決断する。ここで退いても彼女達との関係に溝が生まれるだけならば、いっそ進んで彼女達の知るドイツ文化の一端に触れる方が有意義かもしれない、と。

 肺に溜まっていた空気を吐き出して、提督は諦めにも似た表情で苦笑しながら口を動かした。

 

「……君達が不快でない、と言うのなら少しだけ時間を共にしよう」

「不快な訳ないよ! 僕、提督に聞いてみたい事が一杯あったんだ!」

「ん……レーベの言う通りよ。さあ入りましょう」

「やったあ! 提督とおっふろ~おっふろ~」

「あ、あまりはしゃぐと滑って転んでしまうぞ」

 

 両腕、背中をぐいぐいと押されて気が気でない提督を余所に、三人娘は実に楽しそうに湯船へと足を踏み入れる。そしてそんな提督の心労や気苦労も、露天風呂という癒しの空間により雲散霧消して消えていく。

 暫しの無言。まるで示し合わせたかのように、四人は瞬く星々を見上げ同時に脱力する。

 

 やはり風呂は偉大だ、と一人爺臭い感傷に浸る提督の膝の上に、突然重さと柔らかさが綯交ぜになった妙な感触が走り、慌てて閉じていた瞼を開くと――

 

「マ、マックス……顔が近いのだが」

「ふうん。やっぱりあなた、凄くいい匂いがするのね。凄く落ち着く匂い……」

 

 ――そこにマックスが居た。胡坐の上に行儀よく座りながらすんすんと鼻を鳴らして提督の匂いを嗅いでいる姿はまるで、飼い主と犬そのもので実に微笑ましい。これがもし提督が幼女でマックスがオッサンだったならば、一気に事案成立となるのだから世の中不公平である。

 鼻先が身体に触れそうな程密着してくるマックスの深い臙脂色の瞳に見つめられ、狼狽した提督はとりあえずマックスの頭を撫でた。駆逐艦娘膝の上着席対応時の癖になりつつある行為だが、なんと満足率九〇パーセントを誇る。これでマックスも満足してくれるだろうかと提督は内心で願い、静かに祈りながら頭を撫で続ける。

 

「て、提督……僕も」

「むう……」

 

 なんと次が来た。

 照れ笑いを見せながらいそいそと空いている提督の右膝に収まり、頭を撫でられる感触にほにゃりとレーベは相好を崩した。そんな微笑ましい光景とは裏腹に、膝の上に二人の少女をのせて両腕で頭を撫でる提督の今の姿は最早カオスに近い。

 だが、それよりも何よりも今の提督を苦しめる要素は別にある。

 

 ――ふ、二人が動く度に何か柔らかい感触が全身を襲う……!

 忘れているかもしれないが、現在レーベ達の身体を包むのは長めの薄いバスタオル一枚だけだ。当然動けば密着している提督の身体にも色々と当たる。そう、色々と。

 ふにゃん、ぽよん、ふにふにと。かつての電シャワー室乱入事件の倍近い罪悪感に襲われつつ、それでも気にしてしまう男の性に提督は今日一番の自己嫌悪に苛まれた。

 しかしここで興奮でもしようものなら、提督としてだけではなく人として何もかも終わる。危機感を感じた提督は一人静かに素数を数え始めた。混乱しているのは間違いない。

 

 半ば虚ろっている提督の視線が、なぜかキラキラした瞳で近づいてきたプリンツと交わる。

 

「提督! 次は私の番ですか!? 次は私の番ですね!」

「プリンツ流石に君は…………すまない」

「わあ……」

 

 露骨にがっかりして項垂れるプリンツの頭を、せめてもの侘びとして提督は優しく撫でた。レーベやマックスならばまだ許容範囲内だが、流石に今の姿のプリンツを膝にのせるのは提督の精神衛生上無理がある。

 なおもぷくっと頬を膨らませて拗ねるプリンツの表情が妙に子供っぽくて、提督はつい口元を綻ばせてしまった。

 

「むー! なんで笑ってるんですか!?」

「いや何少し、な」

「それじゃあ罰として髪! 私の髪洗って下さい提督!」

「ぬう。経験がないから上手くやれるか分からないが、それでもいいのなら」

「本当ですか!? やったー!」

「あ、いいなー」

「……美味しいとこどり」

 

 無難な所で折衷案を承諾した提督にプリンツが諸手を上げて喜びを露にする。

 その姿を羨ましそうに見ていたマックスとレーベの視線が提督の背中に刺さるのに、そう時間が掛からなかった事は然るべき現象であったと言うべきか。

 結局、その後提督は三人の髪を洗う事になり、誰の髪が一番綺麗かについて逆上せるまで問い詰められたりしたのだが、それもまた提督業を生業とする者の宿命なのだろう。

 

 

 ちなみに、最後の最後で注意書きを無視したビスマルクが堂々と素っ裸で提督達の前に現れ、以後暫く提督とまともに顔を合わせられなくなった事は別のお話。

 




 クリスマスとか知らない。

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