口下手提督と艦娘の日常   作:@秋風

39 / 61
第三十七話 夏の慰安旅行 其の七

「お疲れ様です、提督」

「む、すまないな、鳳翔」

 

 鳳翔から手渡されたタオルを受け取り、軽く顔を拭く提督。海水に含まれる塩分が髪をパサつかせているため、掻き上げることで普段とは違う無造作な髪形となっており、日頃の提督の穏やかさを抑えて、ワイルドな雰囲気が表に滲み出てきている。

 

「ぬ? どうかしたのか?」

「あ、いえ、なんでもありません」

「そうか」

 

 視線を感じたのか疑問を投げかけてくる提督に被りを振る鳳翔。語彙のイントネーションが若干上擦っていたが、さして気にするでもなく提督は身体を拭く作業に戻る。鳳翔としては視線を”向けていた”のではなく”外せなかった”のだが、深く追求されなかったところを見ると提督はいつも通り通常運行のようだ。

 

「いまあきらかにていとくさんにみとれていたですはい」

「まるでじゅんじょうおとめのようなしせんでしたはい」

「これがぎゃっぷもえというやつですか」

「いとをかし」

「……この旅行が終わったら暫くデザート作りは控えましょうか」

『!? な、なにとぞおかんがえなおしを!』

 

 先の事を考えない蛮行を見せる妖精さんズに無慈悲な一言で形勢をひっくり返す鳳翔。大人げないと言えなくもないが、鳳翔とて一人の女性なのだ。からかわれれば反応するのは人として当然であり、むしろズザザッと目の前で一列に並び土下座する妖精さんズの学習能力に難があるのだ。最早この流れは様式美になりつつある。

 とはいえ、普段の言動や行動のせいで見落としがちだが、元々提督は見た目だけならワイルドな部類に入る。加えて仕事柄、こういった変化を見れることはそうそうないため、鳳翔が今の提督に対して新鮮味を感じることはある意味で当然ではあるのだが、妖精さんがそこまで考察する訳がない。

 物凄い勢いで頭を上げ下げする妖精さんと鳳翔の関係を微笑ましく思いつつ、自覚無き元凶である提督が口を開く。

 

「しかし子供というのは凄いな。あの小さい身体のどこからあのような活力が生まれてくるのか」

「ふふっ。長月ちゃん達、久しぶりに提督と一緒に遊べて凄く楽しそうでしたね」

「私も一応身体を鍛えてはいるが、彼女たちのパワーには勝てそうもないな」

「あらあら」

 

 子供の持つ遊びに対する活力を身をもって体感し、あっさりと白旗を振る提督。

 スイカ割りが無事終わり、対応してくれた大本営に対して礼を伝えた後、提督は一時間近く長月達と遊んでいたことになる。水かけ遊びから水中鬼など意外と海でできる遊びは多く、隙あらば飛び掛かってくる少女達に提督は終始圧倒され続けた。途中どさくさにまぎれて金剛が飛び込んで来たのを、姉妹艦の霧島が容赦なく吹き飛ばすという事件も勃発したが。霧島曰く『金剛姉さま、それは規約違反です』とのことらしいが提督にはよく意味が分からなかった。

 

「鳳翔は海に入らなくていいのか?」

「折角なので後で少しだけ砂浜を歩こうと思います。ですが今はこの子がいますので」

「……本当に気持ちよさそうに寝ているな」

「遊び疲れて眠くなってしまったんでしょう」

 

 自分の膝の上で静かに寝息を立てる少女の前髪をそっと撫でる鳳翔。薄紫色の髪に、三日月を模した髪飾りが特徴の睦月型三番艦弥生。透き通るようなディープグリーンの瞳は今は閉じられ、小さな口からはすやすやと寝息が漏れている。

 駆逐艦の中では絶大な支持を誇る提督の膝の上だが、こと安心感の観点で見れば鳳翔の膝の上も勝るとも劣らない。まるで本当の親子のように錯覚してしまうのは偏に鳳翔の持つ雰囲気の成せる業であろう。

 

「こうしてみると鳳翔は本当にこの子達の母親だな」

「…………」

「ど、どうした鳳翔?」

「……提督まで……提督まで私をそう呼ぶのですね」

 

 何の気なしに口にした単語に呼応するように、鳳翔が今まで見たことのない表情へと変化していく。むっと結ばれた控えめな口にジト目ともとれる視線。怖いというより明らかに可愛らしさが勝っているが、今そこを指摘できるほどの余裕は提督にはない。

 

 実際、鳳翔は雰囲気が落ち着いていることと、立ち居振る舞いが物静かであることから母親のように慕われているだけで年自体は皆とあまり変わらない。自分の中ではせめてお姉さんと呼んでほしいと思っているのだが、一度定着してしまった印象を覆すのは中々に難しく難航しているのだ。

 それでも慕われていることが実感できるため、艦娘の仲間たちにそう呼ばれるのはまだいい。許容範囲内ではある。だが、提督にそう呼ばれるのはどうしても嫌なのだ。はっきりとした理由は分からないが嫌なものは嫌なのだ。

 自身の失言に気がついた提督は素直に頭を下げる。

 

「すまなかった鳳翔。女性に対してあるまじき発言だった」

「いえ、私の方こそつまらないことで意地を張ってしまって申し訳ありません」

 

 お互いが自分の非を自覚しているため謝ることしかできず、微妙な空気が流れている。なおも膝の上で気持ちよさそうに眠る弥生の髪の上で、空気を和まそうとチャルメラを吹こうとした妖精さんAが妖精さんBに静かに吹き飛ばされていた。空気を読め、ということらしい。

 そんな光景に毒気を抜かれた二人はお互いに顔を見合わせふっと笑みをこぼす。

 

「お詫びでもないが、そうだな。鳳翔」

「はい、なんでしょうか」

「もし君がよければだが、一緒にお昼にでもいかないか?」

「……え?」

 

 まさかの提督からのお誘いに一瞬反応が遅れる鳳翔。

 確かに時間的には丁度お昼のピークが過ぎたあたりで、今ならどこも待たずにすんなり入れる時間帯であろう。いやしかし、今はそんなことはどうでもいいとばかりに鳳翔の動悸が激しくなる。

 

 初めてだったのだ。純粋に提督に何かに誘われることが。

 

 そもそも提督はどこか艦娘に遠慮している節があるため、滅多に自分から何かに誘うということがない。大概が艦娘からのアプローチか、場の流れによる突発的事例がほとんどだ。たまに大和や金剛が提督に誘われてデートに行ったなどと吹聴しているが、周囲はまるで小鳥の囀りかのように聞き流している。それくらい提督の誘いとは現実味のない話であったりする。

 

「……やはり私には向いていないか。こういうのは」

「あ! いえ、決してそういうわけでは!」

 

 思考が顔に出ていたのか提督に苦笑で返されてしまい、慌てて否定の言葉を返す鳳翔。そんな彼女に提督は『気にしなくていい』といいながらどこか穏やかな表情で空を見上げつつ口を開いた。

 

「特に大きな理由はない。ただ、君たちに貰ってばかりのモノを少しずつだけでも返していきたい、そう思っただけだよ」

「……提督」

「それに鳳翔にはいつも店で世話になっているからな」

 

 提督にしては本当に珍しく、まるで少年のように屈託のない笑顔を返され、鳳翔は胸の奥からじわりと疼きのような熱さがせり上がってくるのを自覚する。普段は不器用で口下手なのに時折本当に芯に残る言葉を残していくのだから困り者だ。

 

「提督は本当にズルイ人ですね」

「む? どういう意味だ?」

「ふふっ。内緒です」

 

 夏の陽気を運ぶように吹く風に髪を靡かせながら、鳳翔は珍しく茶目っ気のある表情で実に楽しそうに笑った。

 

 

 

 

「いらっしゃいませ。何名様でご来店でしょうか?」

「四人だぴょん!」

「かしこまりました。こちらの席へどうぞ」

 

 卯月の弾けるような笑顔に気圧されることもなく、ニッコリと笑顔のまま、身体に染み付いているのであろう丁寧な仕草で席まで案内してくれるウエイターに促されるように席に着く。壁がガラス張りになっていることでビーチが一望できる大本営運営の人気のある店で、常連客も多いという。

 

「しれ~か~ん、たまたまうーちゃんが近くにいたからよかったけど、やよぴょんだけ御飯に誘うなんてずるいな~」

「むう。そういうわけではなかったのだが」

「卯月、司令官を困らせたら……ダメ」

「ぷっぷくぷ~」

「あらあら、二人は本当に仲が良いのですね」

 

 店までの道中、ひょっこりと現れたのは弥生と仲の良い卯月だった。まるで狙いすましたかのように――というより実際は、ずっとこっそり陰から出るタイミングを見計らっていたわけだが、なぜこの微妙なタイミングで現れたのかには実は理由があった。

 

「卯月はいつも司令官を困らせる事ばかり……よくない」

「それは仕方ないぴょん。うーちゃんは司令官の困った顔が一番好きなんで~す」

「ぬ?」

 

 突然の卯月の告白に呆気にとられる提督。まるで意味がわかっていない、そんな表情で二人を眺めている。

 

 卯月の趣味は悪戯だ。悪戯といっても彼女にとってソレは一種のコミュニケーションであり、明確な悪意や怪我に繋がるものでは決してない。いわば彼女なりの挨拶に当てはめられる。しかし、程度がどうあれそういった行為に対して怒り、もしくは冷淡な態度、無視といった反応を見せる人物も少なくない。

 だが提督は違う。どんなにつまらなく、些細なことでもちゃんと反応してくれて、声を返してくれるのだ。いつも少しだけ困ったような表情で名前を呼んでくれる、そんな提督の表情が卯月は大好きだった。

 

「卯月ちゃんの気持ち、私も少し分かる気がします」

「ほーら見たぴょん? ほーらほら?」

「……むむむ」

「う、卯月、弥生、喧嘩はよくないぞ」

 

 頬に手を添えながらしみじみとした鳳翔の発言に気をよくした卯月が、弥生のほっぺたをつついてこれでもかと煽っていく。卯月はその性格と行動からウザさと可愛らしさの両方を兼ね備えており、巷ではウザ可愛いと評判だが、現状可愛らしさはどこぞへ消え、まるでウザさの権化みたいになっている。相手が摩耶や天龍なら既に手が出ていてもおかしくない程度には。とはいえ。卯月も相手が弥生だからこその行動ではあるのだが、目の前で弥生のほっぺたが膨らんでいくのを見せられている提督は気が気ではなかったりする。

 

「まあやよぴょんは真面目だから、うーちゃんみたいなのは難しいぴょん」

「そんなことない……です」

「およよ?」

「……分かりました。これからは弥生も頑張って司令官を……困らせてみせます」

「なぜそうなるのだ……」

「あらあら」

 

 これからの目標が決まったとばかりにふんすと小さく握りこぶしを作る弥生。なにがどうなってそうなったのかさっぱり理解できない提督が一人項垂れているのを鳳翔が愛おしげに眺めている辺り、彼女もそれなりに染まっている気がしないでもない。

 弥生は今のままでも十分魅力的な心を持っているのだから、無理しないでいいと伝えようとしたところでウエイターが皿を運んでくる。

 

「お待たせいたしました。当店はビュッフェ形式のバイキングとなっております。お飲物はあちらにございますジューサーバー等、セルフサービスでご利用下さい。ご要望がございましたらなんなりとお申し付け下さいませ。それでは失礼致します」

 

 丁寧な仕草で皿を並べ、一通り店の仕様を丁寧に説明してくれるウエイター。最後にお辞儀をした後ニコリと笑顔を残して下がっていくあたり、厳しい接客指導がされているのだろう。大本営の女性職員が率先して見習うべき淑やかさがここにはあるようだ。

 

「それじゃ卯月ちゃん。私と一緒にお料理をとりにいきましょう」

「了解だぴょん。卯月、抜錨で~す」

 

 自分の皿を持って軽い足取りで料理を取りに行く卯月。その後ろについていこうとする鳳翔と一瞬目が合う。そのまま鳳翔はすぐに向き直り卯月の元へ歩いて行く。言葉はなかったが、提督は鳳翔の言わんとすることが分かり、やはりこういった部分では彼女には敵わないなと肩を竦めた。

 

「私達も行こうか、弥生」

「……はい」

 

 提督の言葉で皿を取り、立ち上がる弥生。彼女の表情に表面上違和感はない。が、初対面の人間ではまず気が付かない微細な変化を提督は確かに感じていた。先程はああ言っていたが、おそらく卯月の言葉に思うところがあったのだろう、少しだけ思い詰めた表情に見える。この弥生の違和感に鳳翔は気が付いていたため、さり気なく卯月と席を外したのだろう。つまり『弥生ちゃんのフォローをお願いします』という意味があの視線には込められていたわけだ。流石は鳳翔、気配りの仕方が自然で無理がない。

 

 こういった場合、こちら側から聞くよりも本人が話す気になるまで待った方が問題を解消しやすい。そう判断し、提督は料理をとりわけながら、弥生の隣を歩く。皿の半分程が埋まったところで、少しずつ弥生の口から言葉が零れ始める。

 

「……弥生は感情表現が苦手……です」

「そうか」

「自分では笑ったりしてるつもり……なんですが……怒ってるの? とか言われます」

「…………」

「毎日笑顔の練習……してます。本も買って……みました」

「頑張ってるんだな」

「でも……上手くいきません」

 

 とつとつと話す弥生の言葉に頷いたり、相槌をとりながら提督は心の中である種の親近感にもよく似た感情が広がっていくのを感じていた。

 

(本当に……弥生は私に似ているのだな)

 

 感情表現が苦手で、口下手。反面、他人の事は良く見ており自分より他人を優先するところなど、実にそっくりである。昔から自身の性格のせいで苦労してきたことも多い提督にとって、弥生の悩みは他人事とは到底感じられなかった。

 

 人の持つ性格や感情はそう簡単に変えられるものではない。それらは長い時間をかけて、様々な経験や体験から自然と形成されていくものだからだ。他人に危害を加えるモノなど例外はあるにしても、”違い”は各々の個性として認められていくべきものである。少なくとも提督は、両親にそうやって育てられてきたと思っている。

 だからこそ提督は弥生に具体的な言葉は与えない。これからの自分を形作っていくのは他でもない弥生自身だからだ。

 

「弥生は今の自分の性格が嫌いか?」

「嫌い……ではないです。真面目なのは……弥生の良い所だと思うから」

「そうだな」

 

 弥生の言葉に心の中で安堵する提督。大丈夫だ、弥生は自分の性格を受け止めるだけの強さを持っている。

 というのもこういった問題の場合、少なからず自身の性格をコンプレックスにしてしまうからだ。一度ついてしまったマイナスイメージを払拭することは容易ではない。重要なのは自分という存在を認めて受け入れること。難しい事だが、弥生はしっかりと自分を理解した上で悩んでいるのだ。

 ならば自分のやることは一つ、と提督はデザートコーナーのある料理の前で弥生を隣へと呼んだ。

 

「弥生はこの料理、見たことあるか?」

「見たことは……あります。でも名前は……知りません」

「そうか。この料理はフルーツポンチって言う名前なんだ」

「……はい」

 

 何故呼ばれたのか、提督の意図するところが分からないまま目の前のフルーツポンチへと視線を巡らせる弥生。大きな器の中に色とりどりにフルーツが入っている。イチジク、タピオカ、蜜柑、葡萄、ブルーベリー、マスカット、桃、さくらんぼ、パイナップルに加え、杏仁豆腐の白色など思わず楽しくなる色合いだ。子供から大人まで人気なのも頷ける。

 

「凄く綺麗……だと思います」

「そうだな。それを踏まえた上で、隣の蜜柑だけの器を見てどうだ?」

 

 言葉と共に、隣の器を指差す提督につられるように視線を横へ移動させる。

 

「なぜかはよく分かりませんが……少しだけ……寂しいような気が……します」

「そうか。……私は、人の性格もこれと同じようなものだと思っている」

「え?」

 

 弥生のぽかんとした反応に苦笑しながらも、少しだけ楽しそうな表情で提督は言葉を続ける。まるで心の底からそう思っているかのように本当に嬉しそうに。

 

「さくらんぼの赤色は元気一杯な睦月かな。蜜柑のオレンジ色は優しい文月か、マスカットの緑色はさっぱりした性格の長月が似合いそうだな。パイナップルの黄色は素直な皐月、桃のピンク色はたまにすっぱいのがあるから二面性のある卯月っぽくないか? タピオカの黒色は物静かな三日月、杏仁豆腐の白色は純粋で真っ直ぐな菊月にぴったりだ。葡萄の紫色は大人っぽい如月、イチジクの茶色はマイペースな望月みたいだな」

「……ブルーベリーの青色……は?」

 

 隣で静かにじっと聞いていた弥生の、提督の言葉を噛み締めるかのような沈黙の後、もう答えは出ているであろう問いに提督はあえてその先へと話を進めた。

 

「弥生はフルーツポンチを綺麗だと言った。私は君たちの性格や物事に対する感情も同じように素晴らしい個性だと思っている。卯月の明るい性格は勿論素晴らしいものだが、弥生の物事に対して真摯で真面目な性格も比較できない魅力的なものだ」

「…………」

「自分を変えようと努力することは大切なことだ。だがそれと同時に、今の自分をないがしろにしたり否定したりしてはいけないということを心の隅に留めておいてほしい」

 

 柄にもなく、諭す様な言葉になってしまったことに少しだけ気恥ずかしくなってしまい、誤魔化すように苦笑しながら弥生の頭を撫でる提督。自分などの言葉でどこまで弥生の助けになったかは分からないが、今の自分が伝えられることはこれで全てだ。弥生のこれからを誘導するのではなく、未来の可能性の幅を狭めないように支えてやること、これも全て自分自身が両親にしてもらったことだ。

 

 頭を撫でられながら、弥生はじっと瞑っていたディープグリーンの瞳で真っ直ぐに提督を見つめた後、今まで悩んできた答えが見つかったような晴れやかな表情でふわりと微笑んだ。

 

「卯月は……ああ言ってましたけど……弥生はやっぱり司令官の笑った顔が好き……です」

「実は私も笑顔は苦手なんだがな」

「知って……ます」

「そうか」

 

 料理の乗った皿を片手で支えながら、空いた手で提督の手を握る弥生。『今度一緒に笑顔の練習をしましょう』と楽しそうに話かけてくる表情にはすでに不安の影はない。

 

「あ……司令官のお皿、真ん中に……ブルーベリーが一つだけのって……ます」

 

 弥生の指摘に少しだけ得意そうな表情で提督は伝える。

 

「ブルーベリーの青色は真面目で落ち着いた弥生にぴったりだな」

 

 直後、左手が少しだけ強く握られたことを感じつつ、提督は弥生と共にテーブルへと戻っていった。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。