とある英雄の伝説大戦(レジェンドウォーズ) 作:マッスーHERO
前回のダークサンバルカンのカラーリングは『スーパー戦隊バトルレンジャークロス』の偽戦隊をイメージしてます。
学園都市第七学区・上条の通う高校。教室からは熱心な教師たちの声が響くなか、上条のクラスはというと…
「…」
黒板には『自習』と書かれており、教壇では伊達健太が座って外の景色を見ていた。先生がいる自習ほどつまらないものはない。生徒たちは教科書を眺めたりしながら時間を潰していた。上条当麻はそんな伊達健太のようすをおかしく思いながらも、あることを考えていた。
「(御坂たちは…当分無理か)」
先日のガスドリンカーズ事件で御坂たちは負傷し、1人は腕を骨折、1人は病院で今も入院中である。
「(前の時みたいに強力な怪人相手に俺たちだけで戦えるのか…)」
上条は不安だった。過去のケースから考えると、ヒーローが揃わない今は敵にとって最大のチャンスである。
「(ネジラーとかいう怪人軍団、魔術とアストロスイッチの混成怪人…強力な怪人たちが現れたら…)」
「ねぇ…」
「(新しいスイッチやステイツがあるわけじゃない…戦隊の能力もあとはターボレンジャーの全員揃いくらい…)」
「ねぇ」
「(強力な敵にこの右手がどこまで効果があるのか…)」
「ねえってば!」
「はい!?」
上条が我にかえると、目の前には吹寄が立っていた。
「なに、辛気臭い顔してんのよ!授業終わったわよ」
「そうか…えっ?健太先生は?」
「今日は妙に元気が無くて、味気ない挨拶して出てっちゃったわよ」
「へえ…いつも元気なあの人が…」
「そんなことより、知り合いのヒーローたちやられちゃったんでしょ?私たちが頑張らなきゃいけないのよ」
吹寄はそう言うと上条の机を叩く。
「確かにな…」
「でしょ?しけたつらしてないで、新しい技でも考えなさい!」
吹寄は言いたいだけ言うとそのままどっかに行ってしまった。
「(そうだな…心配するより、今はやることをやるだけだ)」
上条はそう決意した。
その頃、この世界とは違うある次元ではドクターヒネラーがユガンデと先日誕生したアンコウネジラーを上条たちの世界に送り出そうとしていた。
「そいつは以前とは違い、弟抜きでもあの力を出すことができる。ユガンデ、新ネジリアクターの調子はどうだ?」
「万全です。どんな敵と戦っても負けることはないでしょう!」
「頼もしいわ、ユガンデ」
ヒズミナが現れ、ユガンデの肩に手を置く。
「まあ、見ていろ。紛い物のメガレンジャーなど粉砕してくれるわ!行くぞ、アンコウネジラー!」
ユガンデとアンコウネジラーは銀色のオーロラへと消えていった。
「遅かったか!」
「どうした、シボレナ?」
残された二人の元にシボレナが現れた。
「ドクターヒネラー!大変です。私たちが見たメガレッドはオリジナルです!」
「なんだと!?」
「バカな!あの世界では力を出しきれないのでは!?」
「何らかの方法で…それよりこのことをユガンデに…」
「無理だ。ネジリアクターの影響で通信は使えない」
「そんな…」
ドクターヒネラーは銀色のオーロラが消えた場所を忌々しげに見ていた。
「おのれ…久保田…メガレンジャー!」
場面は戻って、学園都市第七学区。特殊なアンチスキル用の車両は怪人の現れた場所へと向かっていた。
「よ、黄泉川先生…やっぱりヒーローたちに任せましょうよ」
「お前にはプライドはないのかじゃん!学園都市の平和は私たちの手で守るじゃん」
黄泉川と鉄装がそんな会話をしていると、車両が止まり隊員たちが外に降りる。
「状況は?」
「怪人は二体!攻撃で動けないようです!」
「そうか!」
黄泉川は怪人の方を見る。怪人たちはアンチスキルの攻撃で動けないように見える。
「よし、攻撃を続行しろじゃん!」
黄泉川はもう一度怪人を見る。アンチスキルと怪人の距離は少しずつ迫っているようだ。
「(なんで反撃をしない?なぜだ…まさか!)」
黄泉川は近くのアンチスキル隊員の方をたたく。
「前線の部隊をすぐ後退させろ!私は支部に戻って特殊装備を持ってくる!」
「え…は、はい、わかりました」
「鉄装!ここは任せたじゃん!」
「ええ!黄泉川先生!」
黄泉川は走りだし、人気のないところに入る。
「奴らはわざとアンチスキルを近づけている…何のために…とりあえず今は闘うだけじゃん!」
黄泉川はパワーブレスを構える。
「超力変身じゃん!」
黄泉川の体がスーツに包まれ、オーイエローに変身した。そしてオーイエローは戦場に戻るが…
「これは…」
アンチスキルたちは全員動かなくなっていた。恐らくあの怪人たちの仕業だろう。
「でも、これは一体どういうことじゃん…」
「ほう、お前がヒーローもどきの1人か!」
オーイエローが声の方へ振り向くとそこにはあのみたいの怪人が立っていた。
「お前たちがやったのか!?」
「そうだ。我々の手でしたことだ。この街の自衛組織はこんなものとは思わなかったがな」
「許さないじゃん!スターライザー!」
オーイエローはスターライザーを片手に2体の怪人に挑む。
それから数分後、上条たち五人が2体の怪人が出現した地点に到着した。
「なんだ?どうして誰もいないんだ…」
「アンチスキルが1人もいないなんておかしいぜよ」
上条と土御門は周りを見てそう言う。他の三人はと言うと…
「なんや、これ?」
「オブジェ?」
「ダイヤとかならいいな…」
そこらじゅうに置かれたクリスタルのようなオブジェを触ったりしていた。
「うっ…」
「あ、あれは!」
上条は路地からでてくるオーイエローを発見した。
「黄泉川先生!」
「来るな!」
オーイエローはそう叫ぶと倒れる。
「きゃあ!?」
「な、なんだと…」
吹寄が悲鳴をあげ、土御門が驚く。オーイエローの下半身はまるでクリスタルのような状態になっていたのだ。やがて彼女の全身はクリスタルに変わってしまう。
「ま、まさかこのオブジェ…皆…」
「人間や言うのか!?」
「悪趣味…」
困惑する五人の前に2体の怪人が現れる。
「まず、1人か」
「このアンコウネジラー様の敵ではない!」
「おい!お前らがこんなことをしたのか!?」
上条は激怒しながら2体の怪人に向かい叫ぶ。
「ほう、運がいいな。まさか幻想殺しと紛い物のメガレンジャーに出会えるとは!」
赤い怪人は剣から破壊光線を出して、五人を攻撃する。五人はギリギリで光線をかわし、変身アイテムを構える。
「赤を銀に変えた変則メガレンジャーでいくぞ!」
「おっしゃ!」
「「「「「インストール!メガレンジャー!」」」」」
「メガブラック!」
「メガシルバー!」
「メガブルー!」
「メガイエロー!」
「メガピンク…」
「電磁戦隊!メガレンジャー!」
上条のみがレッドではなく戦闘能力の高いシルバーに変身した、変則メガレンジャーで2体の怪人に挑む。
「バーニングユガンデ、それが貴様らを潰すものの名だ!」
「アンコウネジラーの力を見せてくれる!」
バーニングユガンデとアンコウネジラーはメガレンジャーたちに突っ込む。
「メガロッド!」
「シルバーブレイザー!」
ブラックとシルバーの専用武器がバーニングユガンデの剣とぶつかり、火花を散らす。ブラックはロッドから片手を離し、腰のメガスナイパーを引き抜く。
「喰らえ!」
メガスナイパーの光線がバーニングユガンデを直撃するが、バーニングユガンデは動じていない。
「くっ!」
「なんてやつだ…」
「そんなものか?ふん!」
バーニングユガンデは剣をふり、二人を自分から引き離す。
「ダーククライシス!ダークライトニング!」
「うわぁ!」
「ぐわぁぁ!」
バーニングユガンデの剣から雷激が発射され、二人を襲う。
一方そのころ、他の三人はアンコウネジラーと戦っていた。三人は腰のメガスナイパーを抜き、アンコウネジラーを攻撃する。
「早いとここいつ倒して、あいつらを助けないとね!」
「うん」
「よっしゃ!このまま撃ち続けるぜよ!」
メガスナイパーの一斉射撃でアンコウネジラーは防戦一方というように見える。三人は少しずつアンコウネジラーに近づきながら撃ち続ける。
「あと少しね」
「もう少し…」
「(妙だな…反撃が少ないような…)」
メガブルーがアンコウネジラーをよく見る。アンコウネジラーは苦しんでいるという感じではなく、むしろわざと攻撃を受けているように見える。
「まさか…二人ともすぐにあいつから離れるんだ!」
「へ?」
「え?」
「遅い!喰らええ!」
アンコウネジラーが三人に頭の突起物から光線を放つ。メガブルーだけはなんとか光線を避けることに成功するが、他の二人は光線を受けて先程のオーイエローのようになってしまう。
「な、なに!?」
「ハ!ハ!ハ!どうだ!俺のダイヤモンド光線の威力は?」
「ダイヤモンド光線だと!?」
メガブルーの元にメガシルバーとメガブラックが吹き飛ばされてくる。高笑いをしているアンコウネジラーの横にはバーニングユガンデがやって来る。
「そのとおり、人間などという下等生物を高価なダイヤモンドに変える。どうだ?素晴らしいことだろう?」
「ふざけんな!そんな身勝手が許されるわけがないだろ!」
「そや!そんなことのために二人や黄泉川先生を…」
「許さないぜよ!メガトマホーク!」
三人は専用武器を装備して怪人たちに立ち向かう。
「いくで!メガボーイズコンビネーションや!」
「「OK!」」
まずメガシルバーが2体の怪人に向かい、シルバーブレイザーをガンモードに変形させ、撃ちまくりながら突っ込む。
「はああ!ブレイザーインパクト!」
ガンモードの連続発射をくらい、動きを封じたのち、シルバーは素早くシルバーブレイザーをソードモードに変形させて、2体を斬り裂く。しかしアンコウネジラーにはダメージを与えたが、バーニングユガンデにはダーククライシスで防がれ、押し返されてしまう。だがメガシルバーはその反動を利用してバクテンしながら後ろに下がると両腕を横にのばす。
「二人ともいけ!」
「「おう!」」
腕を踏み台にして二人が飛び上がり、腕のバトルライザーを起動する。
「ライザーチョップや!」
「ライザ-パンチぜよ!」
二人の攻撃がアンコウネジラーとバーニングユガンデで直撃する。さらにメガロッドとメガトマホークの攻撃が2体を襲う。
「どうや!」
「くっく、まさかこの程度で全力とは言わせんぞ…ダーククライシス!」
バーニングユガンデには連続攻撃も効いていないらしく、逆にダーククライシスで反撃され、ブラックとブルーは後ろに吹き飛ばされる。
「な、なんて強さや…」
「反則ぜよ…」
「くっそぉ!」
バーニングユガンデは失望したという感じで三人を見ている。
「くだらん…この程度でメガレンジャーを名乗るとは…アンコウネジラー!やつらもダイヤモンドにしてしまえ!」
「了解!ダイヤモンド光線!」
アンコウネジラーのビームが三人を襲う。メガシルバーは回避動作をとろうとするが、ブラックとブルーが動けないために動くことを躊躇してしまう。光線はなおも三人に迫り、絶体絶命の三人…
「上やんだけでも逃げろ!」
「そんなことできるか!」
そしてダイヤモンド光線がついに当たってしまう…
メガシルバーは自分の体を確認するが、どこもダイヤモンドになってはいない。確かに光線が迫っていたはずなのに…。メガシルバーが周囲を見渡すと…
「こ、小萌先生!」
メガシルバーの左斜め前にファイブピンク=月詠小萌が倒れていた。どうやら、光線が三人に迫っていたときに間にわってはいったようだ。
「先生!大丈夫ですか!?」
「ぎりぎり、間に合いましたね…よかった」
ファイブピンクはそれだけ言うと完全にダイヤモンド化してしまった。
「小萌先生!小萌先生!」
「ちっ!アンコウネジラー!もう一度だ!」
「はっ!喰らえ!」
アンコウネジラーがダイヤモンド化光線が再び迫るが、今度は三人とも回避することができた。三人は先程彼らを庇ったファイブピンクを見て、両手をきつく握って怒る。
「ゆるさねぇ!」
「よくも小萌先生を…お前ら!ただですまさへんで!」
メガブラックは地面に落ちていたダイヤモンド化したメガイエローの持っていたメガスナイパーを拾い上げ、自身のメガスナイパーと共に乱射する。
「土御門くん!これを!」
「よし!行くぞぉ!」
メガブラックはキックで自身のメガロッドをキックでメガブルーの元に送り、それをキャッチしたメガブルーは自身のメガトマホークと共に二刀流でアンコウネジラーに再び挑む。
「ほう…勝てもしない戦いに出て、自ら死を選ぶとは…根性だけは本物と変わらんな」
「死を選ぶか…確かにそうかもしれない…でも希望を捨てない限り必ず勝利はくるんだ!ドリルセイバー!」
メガシルバー=上条当麻には以前、シルバーとレッドの力が託されている。その力でドリルセイバーを装備したメガシルバーは更にシルバーブレイザー・ソードモードとの二刀流でバーニングユガンデへと挑む。
「はあっ!」
「小賢しい!」
ドリルセイバー、シルバーブレイザーとダーククライシスがぶつかり、火花を散らす。
三人の戦いを遠くのほうから健太が見ていた。
「希望を捨てない限り、勝利は必ずやって来るか…久保田のおっさん。昔あんたにそんなこと言われたな…」
[健太…お前は最後までこの計画な反対していたな。他の世界の子供たちにまで力を与えることはかつて自分達のような結果をうんでしまうのではないかと言ってな…]
「レジェンド大戦の時、俺たちの戦いは皆から賞賛された…あのネジレジアとの戦いが嘘だったかのようにな…弾圧され、皆が苦しみながらも戦った…今でも夢に見るのはレジェンド大戦よりもあの戦いのことさ」
[だからこそ君はこの計画が始まった時、一番にこの世界にやって来ることを決めて、生徒たちをおいてまでこの世界に来た、そうだろ?]
「最低の先生だな、俺は。この大事な時期に生徒たちをほっぽり出すなんてさ」
健太はポケットから何枚かの写真を出す。ある写真には健太を中心に笑う生徒たちが、ある写真には健太を中心に7人の男女が笑いあっている。
[この世界において、君の力は制限される…だから君はあの変身実験の時以来、変身することはなかった]
「まさかその日にシボレナたちと会っちまう思わなかったがな」
健太は腕に巻かれたデジタイザーをいとおしそうに撫でる。
「おっさん…この世界はあいつらに任せるつもりだった…でもな…俺は」
健太は一度目を閉じ、そして強く見開く。
「俺は教師だ!だから生徒のピンチはほっとけない。そして俺は電磁戦隊の一員だ!ネジレジアを…許すわけにはいかない!」
[わかっている。変身許可はTPCより貰っているから、存分に戦え!あいつも出撃を待ってるぞ]
「いつも、悪いな久保田のおっさん」
[君からそんな言葉を聞く日がくるとはな…うん?どうした早川?お、おい…割り込み失礼!健太、朗報だぞ、あの子の手術成功したそうだ!]
「!ホントかよ裕作さん!これで気兼ねなく戦えるぜ!ありがとよ!」
健太はデジタイザーのカバーを閉めると、傍らに置いてあった自分の愛車にまたがる。
『健太…また…焼肉…食べようね…』
「…コムタン…必ず勝つからな!」
脳裏に浮かんだかつての友の言葉を胸に健太はスロットルをひねる。
メガシルバーのシルバーブレイザーとドリルセイバーがバーニングユガンデのダーククライシスによって弾かれる。そしてダーククライシスの一閃がメガシルバーを襲う。
「うわあ!」
スーツが火花を散らし、メガシルバーは後ろに吹き飛ばされる。
「いまだ!アンコウネジラー!」
「はっ!ダイヤモンド光線!」
ダイヤモンド光線がメガシルバーに直撃し、メガシルバーの頭と右腕以外がダイヤモンド化する。
「う…」
「「上やん!」」
「ほお…まさか我々のネジレ科学も異能の力として扱うようになったのかな…その右手は」
バーニングユガンデはメガシルバーの首を掴み、持ち上げる。
「ぐう…」
「その体、ドクターヒネラーに献上すればさぞお喜びになるだろう」
メガブラックとメガブルーはアンコウネジラーに踏みつぶされる。
「うう…」
「くっそ…」
「ダイヤモンドにして踏み砕いてやる!」
アンコウネジラーの頭の突起物が光り、二人のほうへと向けられる。そのとき…
「うん?」
「なんだこのエンジン音は?」
突如、周囲にバイクのけたたましいエンジン音が鳴り響く。バーニングユガンデとアンコウネジラーが周囲を見渡すと健太が乗ったバイクがバーニングユガンデに向かい突っ込んできた。
「おわ!」
バーニングユガンデはタックルした反動でメガシルバーを落として倒れる。健太はバイクの方向を変え、今度はアンコウネジラーにタックルを仕掛ける。アンコウネジラーは何とか避けるがその隙にメガブラックとメガブルーは脱出する。
「おっす!」
「何者だ!?」
バイクから降りた健太はヘルメットを脱ぎ捨てる。その姿をみたメガブラック、ブルー、シルバーの三人は驚きを隠せない。
「(なんで健太先生が?)」
「(わ、わからへん…)」
「お前ら、下がってな!」
健太はバーニングユガンデとアンコウネジラーをにらむ。
「貴様!なにものだ?」
バーニングユガンデはダーククライシスを健太に向ける。
「おいおい、つれないじゃないか。お前の宿敵…いや、お前を倒した男を?」
「何?」
『ユガンデ…勝負だ!』
『セイバースラッシュ!』
バーニングユガンデの脳裏…いやメモリーに浮かぶのはかつて自分に止めをさしたあの戦士…
「ま、まさか貴様…伊達健太か?」
「そうさ!」
「ユガンデ様!まさか奴は…」
「感じは変わっているが間違えない…」
「お前たちを倒すために次元を超えてこの世界に来たのさ!」
健太とユガンデの会話を三人は不思議そうに聞いていた。
「どういうことや…あの二人は知り合いなんか?」
「何者なんだ、あの人は?」
「健太先生…」
伊達健太はスーツの袖をめくる。腕にはデジタイザーがセットされていた。
「デジタイザーやと!?」
「まさか…」
「あの人は…」
健太はデジタイザーを構え、そして高らかに叫ぶ。
「インストール!メガレンジャー!アップロード!メガテクター!」
[3・3・5]
健太の体が赤いスーツに包まれ、上から金色のアーマーが装着される。
「…やはり貴様か…メガレッド!!」
「ユガンデ!昔の俺と思ったら大間違いだぜ!テクターメガレッド!」
テクターメガレッドはバーニングユガンデに指さした。
突如、メガレッドに変身した伊達健太。彼は何者なのか?そしてアンコウネジラーにダイヤモンド化させられた人々はどうなるのか?後篇へ…
ついに伊達健太変身しました。
次回はメガレンの総力戦です。