とある英雄の伝説大戦(レジェンドウォーズ)   作:マッスーHERO

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後篇です。
今回から後書きの書き方や次回予告を少し変えました。
感想よろしくお願いします。

追記・3月5日に俳優の納谷悟朗さんがお亡くなりになりました。
銭型警部で有名な方ですが、仮面ライダーの首領やウルトラマンエースの声を担当されており、特撮界でも重要な方でした。
今回は黄泉川のセリフの中に納谷悟朗さんのセリフの中でも僕の一番大好きな「ウルトラマンA」最終回のセリフをモチーフにしたものを入れています。
こんなところで書いていいことかわからないのですが、ファンとして納谷悟朗さんのご冥福を祈りたいと思います。


信念(後篇)

「オラオラ!どォした?」

 

ディケイドはマスカレイドドーパントをライドブッカー・ソードモードで斬りまくる。

 

「雑魚はどいてろォ!」

 

ディケイドはアップドーパントとアンフェアドーパントに迫る。

 

「「こいつを見てもそういえるかな?」」

 

アップドーパントとアンフェアドーパントは声をハモらせ言うと、手に持ったお互いのステッキを合わせるとそこから光線を出す。光線はディケイドと戦っていた5体のマスカレードドーパントに当たる。するとマスカレードドーパントのマスクが赤くなる。

 

「くっ!?」

 

マスクが赤くなったマスカレードドーパントは手に強化された様々な武器を持ち、ディケイドに襲いかかる。ディケイドはライドブッカー・ソードモードを振るがマスカレードドーパントはなんなく耐えきり、逆にディケイドに襲いかかる。

 

「雑魚が少し強くなってェ、調子に乗るなァ!」

 

[Attack Ride Brast]

 

ディケイドはバックルにカードを装填する。ライドブッカーから大量の弾丸が発射され、マスカレイドドーパントに当たるが、マスカレイドドーパントは弾丸をはじき返す。そしてマスカレイドドーパントはディケイドにパワーアップした銃器で反撃する。

 

「めんどくせェな…隠し球でいくかァ!」

 

ディケイドはライドブッカー・ソードモードで弾丸を弾きながら、かつて使用した響鬼…に似たカードをバックルに装填する。

 

[Kamen Ride Todoroki]

 

するとディケイドの姿が響鬼に似た、仮面ライダー轟鬼に変化する。

 

[Attack Ride Onngekigenn Returai]

 

D轟鬼はライドブッカーを投げ捨てると新たなカードをバックルに装填する。するとD轟鬼の右手にギター型の武器『音撃弦・烈雷』が現れる。D轟鬼は烈雷でマスカレードドーパントを斬りまくる。3体のマスカレードドーパントがメモリを排出し、元の人間に戻る。さらに2体のマスカレードドーパントにD轟鬼は烈雷を突き挿す。そしてD轟鬼はカードをバックルに装填する。

 

[Final Attack Ride TTTTodoroki]

 

「音撃斬!雷電激震!」

 

烈電のボディーが展開し、烈雷に弦のパーツが追加される。D轟鬼はギターの演奏のように烈雷を弾く。マスカレイドドーパントは苦悶しながら爆発し、メモリを排出する。それを見たマスカレードドーパントのうちの一体がD轟鬼にダイナマイトを投げつける。ダイナマイトは爆発し、D轟鬼は数人の元マスカレードドーパントとともに爆煙にのまれる。

 

「バカヤロオ!仲間がいるだろうが!」

 

「だがこれで殺ったぜ!」

 

2体のマスカレードドーパントが言い合いをしていると後ろから彼らの肩を叩くものがいた。

 

「「なんだよ!?」」

 

[Attack Ride Strikevent]

 

「ご心配どォも!」

 

2体のマスカレードドーパントを緑色の仮面ライダー、Dゾルダが牛の頭のような形のガントレットで殴る。2体のマスカレードドーパントはギャグ漫画のように飛ぶと壁に突っ込み、メモリを排出する。

 

「危ねェ、危ねェ、とっさにミラーワールドに飛び込まな かったら、死ンでたぜェ」

 

Dゾルダはカードをバックルに装填する。

 

[Attack Ride Advent]

 

カードが読み込まれると近くの鏡から牛がたのモンスター『マグナギガ』が現れる。Dゾルダはマグナギガの後ろに立つと更にカードをバックルに装填する。

 

[Final Attack Ride ZZZZoruda]

 

「吹き飛べェ!」

 

Dゾルダはライドブッカー・ガンモードをマグナギガの背中にセットすると引き金を引く。するとマグナギガの体からおびただしい数のミサイルなどの火器が発射され、マスカレードドーパントたちを残らず吹き飛ばす。爆風が止むとそこにはアンフェアドーパントとアップドーパント、そして元の姿に戻ったディケイドがたっていた。

 

「「やるねえ」」

 

「随分と余裕だなァ…次はテメエらだぜェ!」

 

2体に向かってライドブッカー・ガンモードを向けたディケイドは容赦なく発砲する。しかし…

 

「「無駄だよ」」

 

「何!?ぐわっ!」

 

アンフェアドーパントとアップドーパントの持つステッキが怪しげな光を出し、直後にディケイドに弾丸が直撃したのだ。

 

「(弾丸が返ってきただァ?)」

 

「「やっぱりその姿では能力は使えないんだね?一方通行」」

 

「どうかなァ?」

 

ドーパントたちの言ったことは事実である。一方通行はディケイドの状態では能力が使用できないのである。

 

「(反則と増加…なるほどな)お前ら、なンで俺が能力を使えないと思う?」

 

「「?」」

 

「それはな…このディケイドが能力を使わなくてェいいほど強ェからだァ!」

 

ディケイドはライドブッカーから一枚のカードを取り出す。

 

「俺の最後の奥の手ェ、よく見ときやがれェ!」

 

ディケイドはバックルにカードを装填する。

 

[Attack Ride S rider Buckle]

 

すると、ディケイドの右手にディケイドライバーのバックルと同じ形のバックルが現れる。唯一の違うのは、バックルのエンブレムが違うというところだけだった。ディケイドはベルトのバックルを取り外すと横に投げ捨て、新たに現れたバックルをベルトにセットする。

 

「チート野郎にはこいつだァ!」

 

[Kamen Ride Black RX]

 

ディケイドは新たなカードをライドブッカーから取り出すとバックルに装填する。するとディケイドの姿が緑と黒の仮面ライダー、ブラックRXに変身する。

 

「「どんな姿でも同じだ!」」

 

アンフェアドーパントとアップドーパントのステッキが光る。すると天井から鉄骨がDブラックRXに向けて落ちてくる。

 

[Form Ride Black RX Biorider]

 

DブラックRXがカードを装填するのと同時に鉄骨が地面に落ちる。激しい砂煙が立ち上るが、DブラックRXは現れない。

 

「「潰れたか…」」

 

「ンなわけねェだろ!」

 

突如、アップドーパントの背後から水のような液体がアップドーパントに絡み付く。

 

「兄貴!?」

 

「なんだよ、この水!?」

 

水はアップドーパントを散々締め付けた後、青い仮面ライダーの形になる。それはDブラックRXが『不思議なことが起こり』変身した怒りの王子、バイオライダーだった。Dバイオライダーは右手に持ったライドブッカーでアップドーパントを切り裂く。さらにカードをバックルに装填する。

 

[Final Attack Ride BBBBlack RX]

 

「終わりだァ!」

 

「ぐわああ!」

 

Dバイオライダーがライドブッカーでアップドーパントを切り裂く。アップドーパントはDバイオライダーの『スパークカッター』を喰らい、メモリを排出する。

 

「くっ…よくも兄貴を!はっ!」

 

アンフェアドーパントのステッキが光り、無数の釘がDバイオライダーに迫る。しかし釘はDバイオライダーの体を通り過ぎる。

 

「unfair…不公平なさま…公正でないさま…単体のメモリのパワーは低いがァ、アップと併用すりゃ高い力を発揮するわけかァ…だが、こいつには効かねェなァ」

 

「ならば!」

 

アンフェアドーパントがステッキを振るとガス管から炎が噴き出す。

 

「ハア…」

 

[Form Ride Black RX Roborider]

 

爆炎がDバイオライダーを包み込む。

 

「勝った…」

 

「『勝った』?寝言はァ寝て言ェ!」

 

爆炎が一瞬で晴れ、銃撃がアンフェアドーパントを襲う。爆炎の晴れたところにいたのは、ライドブッカー・ガンモードを構えた『悲しみの王子』RXロボライダーであった。

 

「炎を吸収するなんて…」

 

「これで終わりだァ!」

 

DロボライダーはDブラックRXに戻るとライドブッカー・ソードモードを構える。そしてカードをバックルに装填する。

 

[Final Attack Ride BBBBlack RX]

 

ライドブッカーの刀身が光る。アンフェアドーパントは最後の悪あがきにステッキを振りかざすが、ライドブッカーにはじかれ、腹を刺される。これがブラックRXの必殺技『リボルクラッシュ』である。

 

「ぐわああああ!」

 

「フィニッシュだァ…」

 

DブラックRXはライドブッカーを引き抜く。アンフェアドーパントは爆発し、メモリを排出した。メモリを排出した男とアップドーパントの男の顔はそっくりだった。

 

「なるほど双子だったかァ。どおりで息が合ってたわけだァ」

 

ディケイドはそういうと投げ捨てたバックルを拾った。

 

「ぐあああ!」

 

「!黄泉川!?」

 

オーイエローの悲鳴を聞き、ディケイドは走り出す。

 

 

 

オーイエローはキングドーパントに苦戦していた。キングドーパントの2メートル超の大剣がオーイエローを襲う。

 

「どうした!どうした!」

 

「うっ!」

 

「おらァ!」

 

ディケイドがライドブッカー・ソードモードでキングドーパントを攻撃し、オーイエローを助ける。

 

「邪魔なやつだ!」

 

「黄泉川ァ!こんなやつ相手にどォした!」

 

「大きなお世話じゃん!」

 

そういうとオーイエローはスターライザーを構えてキングドーパントに突っ込む。キングドーパントはスターライザーを大剣で受け止める。

 

「黄泉川さんよ、あんたもしつけえなぁ!」

 

「大きなお世話じゃん!」

 

「黄泉川ァ!頭下げろォ!」

 

[Final Attack Ride DDDDecade]

 

ディケイドはそう叫ぶとライドブッカー・ガンモードで必殺技『ディメンションブラスト』を発動し、キングドーパントとオーイエローに向けて放つ。オーイエローは頭を下げて被弾を回避し、光線はキングドーパントに直撃し、キングドーパントはメモリを排出した。

 

「一方通行…助かったじゃん」

 

「…」

 

「あれっ?もう終わっちゃった?」

 

オーイエローとディケイドのところへ、体調の戻ったクウガがやってきた。

 

「よっしゃ!残るはリーダーだけじゃん!」

 

「リーダーは上か?」

 

「ちょっと待てェ…」

 

「なんじゃん、一方通行?」

 

「黄泉川…テメェ、何を隠してる?」

 

ディケイドはそういうとオーイエローにライドブッカー・ガンモードを向ける。クウガは慌ててディケイドの前に立つ。

 

「一方通行!なにやってんだ!?」

 

「どけ、三下ァ…さっきの王様野郎が言ってたンだァ。『黄泉川さんよ、あんたもしつけえなぁ!』ってなァ」

 

「…」

 

オーイエローは無言でディケイドを見つめる。クウガはその間でオロオロしていた。

 

「お前…前にもこいつらと戦ったな?それも何度か…そこまでしてェこいつらをつぶしたいのはなんでだ?」

 

「…」

 

[King]

 

「「「!」」」

 

「まだおわってねえぞ!」

 

突然のガイアウェスパーに三人が驚く。見るとキングドーパントが再度メモリを差し込み立ち上がっていた。二人の注意がキングドーパントに向いた瞬間、オーイエローは上の階へ走り出した。

 

「黄泉川!」

 

「どこへ行くんだ!?」

 

「よそ見はいけないぜ!」

 

二人は上の階へ走ろうとするが、キングドーパントが新たに装備した巨大なマスケット銃の攻撃にさえぎられる。

 

「くっそ!」

 

「このクズ野郎がァ・・・」

 

「死ね!」

 

キングドーパントがマスケット銃のトリガーを引き、弾丸が二人に向かい飛び出す。その時…

 

[イクスパンド・シーイックパワー]

 

[Clock Up]

 

二つの電子音がビルに響く。それと同時にクウガとディケイドの前に水の壁が発生し、壁は弾丸を弾き飛ばす。さらにキングドーパントは一瞬のうちに吹き飛び、再度メモリを排出した。

 

「なんだァ?」

 

「今のは…いや、そんなことより黄泉川だ」

 

二人は今の現象に疑問を抱くが、メモリを回収するとすぐにオーイエローを追った。その姿を二人の青い戦士が見ていた。

 

 

 

上の階にクウガとディケイドがたどり着くと、そこにはオーイエローと一人の少年が対峙していた。少年はやせ形で下の男たちとはどこか違う空気を漂わせている。少年はオーイエローに語りかける。

 

「黄泉川先生、あなたもしつこいなあ…」

 

「自分の教え子の始末ぐらい自分でつけるじゃん」

 

「教え子か…高校を中退して、縁も切れたでしょうに…」

 

「なぜじゃん?あんなに心優しかったお前が…」

 

「なぜ?ふふふ…はっはっは!」

 

少年は笑いだしながら、メモリを取り出す。

 

「ふざけるなよ。あんたが一番わかってるはずだろう!」

 

「…」

 

「俺がいじめられていたのを…あんたわかってたんだろう!」

 

「…」

 

オーイエローは無言で少年を見つめる。

 

「心の優しさなんか反吐が出る!この世はしょせん力だ!金だ!だから高校を中退して、死に物狂いで努力して今の地位を築いた!体も鍛えた!もうクズなんて言わせない!」

 

[Edge]

 

少年はスリムな体型にナイフを装備したエッジドーパントに変身する。オーイエローは黙ってキングスマッシャ-を構える。

 

「へえ~子供に銃を向けるんだ~」

 

「…」

 

「子供に銃を向けないのがあんたの信念じゃなかったのかよ!あれは嘘だったのかよ!」

 

「…」

 

「野郎、黙って聞いてりゃあ!」

 

「待てェ!」

 

二人の会話にクウガは我慢できなくなり飛び出そうとするが、ディケイドがそれを止める。

 

「一方通行!」

 

「いいから黙ってみてろォ…」

 

「あんたも傷つくのが怖いか?だろうないじめを見過ごす先生だもんな!」

 

「…」

 

オーイエローは黙ってキングスマッシャ-を捨てる。それをみたエッジドーパントはナイフを構えてオーイエローに近づく。

 

「さすが黄泉川先生、安心したよ…じゃあな!」

 

「黄泉川!」

 

エッジドーパントのナイフがオーイエローに迫る。クウガの叫びがビルにこだました。しかしナイフは金属音を発しながらはじかれる。

 

「何!?」

 

「確かに私は子供に銃は向けないじゃん。でも…」

 

よく見るとオーイエローが持つ丸い盾にナイフがはじかれていた。

 

「防具は別じゃん!」

 

オーイエローは『サークルディフェンサー』でエッジドーパントを殴りつける。

 

「そんな武装もあったのか…」

 

「お前用の特別装備じゃん!ほかの奴らはみんな成人してるから銃を向けられるしな!」

 

「やっぱ、すげえなあの人」

 

「な、言ったろォ…」

 

クウガとディケイドは二人の戦いに手を出さずに立っていた。

 

「お前にはやさしさを失わないでほしかったじゃん…」

 

「なんだと…」

 

「弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ちを昔のお前は持っていたじゃん…それを失ってほしくはなかったじゃん」

 

「きれいごとを!」

 

エッジドーパントのナイフを持つ手をオーイエローが掴む。

 

「たとえ、その気持ちが何百回裏切られようと…失ってほしくなかったじゃん」

 

「だったら…なんで、俺を救ってくれなかった!なぜだ!あんたみたいな先生が…」

 

「気づけなかった…アンチスキルの仕事で学校を開けていて、月詠先生も病気で学校を休んでいた間にそんなことがあったなんてね…学校に戻ってきた時にはお前はもう…」

 

エッジドーパントはオーイエローの腕を振り払うと後ろに向かって飛ぶ。そしてナイフを両手で構える。

 

「そんな言い訳は聞きたくない!死ねえ!」

 

エッジドーパントのナイフに光が灯る。そしてナイフを前に出して突進する。

 

「もう一度、思い出してくれ…あの気持ちを…」

 

オーイエローのサークルディフェンサーにエネルギーが集まる。オーイエローはサークルディフェンサーを前に出すと、前方にジャンプする。

 

「うおおおおお!」

 

「疾風・超力ディフェンサーじゃん!」

 

サークルディフェンサーとナイフがぶつかり合う。

 

「うっ!」

 

エッジドーパントのナイフが折れる。それを見たオーイエローはサークルディフェンサーを投げ捨てるとエッジドーパントに接近する。

 

「光速スプラッシュイリュージョンじゃん!」

 

「うわあああ!」

 

オーイエローの高速の連続ハイキックがエッジドーパントに連続でヒットし、エッジドーパントはメモリを排出し、少年に戻りながら倒れた。

 

 

 

 

Exeのメンバーがアンチスキルの隊員によって連行されていくのを黄泉川、浜面、一方通行が遠くから見ていた。

 

「二人には面倒をかけたじゃん」

 

「まったくだァ…」

 

「でもよ、なんでまたあんな逆恨みしてたような奴にそこまで…」

 

「根はいい奴だった…とっても…ただ少し思い込みが激しくてね、そばにいてやれれば良かったじゃん」

 

「へェ…教師らしいことォ言うじゃねェか」

 

「まあよかったじゃないか、あいつもわかってくれたみたいだったしさ」

 

浜面はそういうとヘルメットをかぶり、ビートチェイサーにまたがる。

 

「じゃあ、謝礼楽しみにしてるからな」

 

「ああ、ありがとうじゃん」

 

浜面はビートチェイサーを発進させ、帰って行った。

 

「さて、私たちも帰るか…」

 

「ああ…」

 

黄泉川と一方通行は歩き出した。黄泉川はポケットの中のあのリーダーの少年からの手紙を握りしめていた。それは少年が連行される前に書いた短い手紙であり、黄泉川への謝罪と必ず更生するという誓いとともにある一言が書かれていた。それは…

 

『Fに気をつけてください。あいつはこの街を壊そうとしている』

 

「(F…何者じゃん?)」

 

謎の人物『F』…あとから考えればこれは始まりだったのかもしれない。あの戦いへの…

 

 

                                       つづく




初「今回から前後編になりましたね!」

佐「更新速度は相変わらずですけどね…」

黒「さらに今回から後書きだけセリフの前に名前が付きますの」

御「確かに誰のセリフかわかりにくいしね」

佐「では早速、ヒーロー紹介に行きましょう!」

初「平成ライダー十号にして、世界の破壊者…仮面ライダーディケイドです!」


仮面ライダーディケイド  変身者 一方通行  変身装置 ディケイドライバー 決め台詞 未登場(考えてありますが、まだ出しません)


身長 192㎝ 体重 83㎏

平成仮面ライダーシリーズ第10作にして、平成仮面ライダー10周年記念・テレビ朝日開局50周年記念作品のライダー。
顔やエンブレムのモチーフはバーコードで基本カラーはマゼンタ。
カードをベルトのバックルに装填することで様々な能力を使用でき、また様々な仮面ライダーに変身することができる。
大ショッカーにより作られたとされている。

ライドブッカー

ディケイドの主武装。別のライダーに変身してもこの武器で戦う。
カードバインダー形態のブックモード、ガンモード、ソードモードの3形態に変形する。
内部のライダーカードホルダーはクラインの壺へと通じており、ここにライダーカード・エネルギーを無尽蔵に貯蓄している。

ライダーカード

カードの種類によって効果が変わる。

カメンライド・各ライダーに変身する。

アタックライド・技の発動。

フォームライド・ライダーの形態を変える。

ファイナルアタックライド・必殺技の発動。

そのほかにも何種類かのカードが存在する。

マシンディケイダー

最高時速 350km/h

今作ではまだ使用していない、ディケイドの専用バイク。
アタックライドカードで他のライダーのバイクに変形できる。

小説オリジナル設定

今作のディケイドは例外を除き、第一次平成ライダーシリーズのすべてにライダーに変身できる。
例外とはたとえば王蛇、オーディンなどの完全に悪のライダーには変身できない。
しかし、G4や歌舞鬼のようなグレーゾーンのライダーには変身できる。(この辺は小説内で解説します)
また激情態のようにディケイドの状態でほかのライダーの能力も使用できるが、その場合は100パーセントの力が発揮できない。

オリジナル武器

Sライダーバックル

ディケイドのベルトのバックルと基本構造は同じだが、中央部分のエンブレムが平成ライダーから1号~RXまでのいわゆる昭和ライダーのものになっている。
ディケイドのベルトのバックルはある機能のため取り外しが可能のため、そのままバックルを入れ替えて使用する。
ディケイドに昭和ライダーへ変身する能力を付加させる。
ただし、このバックルには平成ライダーのカードはディケイドのカメン・アタック・ファイナルアタックライドのカードしか装填できない。

主な必殺技 ディメンションキック

十枚のカードのオーラを通り抜けて撃つキック。


初「以上ですね」

御「設定上最強ね…」

佐「でもSライダーバックルの設定はスーパーヒ-ロー大戦から考えたらしいですよ」

黒「サブライダーへの変身はかなり強力ですの」

初「次のヒーローは平成ライダー1号、仮面ライダークウガですね」



仮面ライダークウガ 変身者 浜面仕上 変身装置 アークル(前編で誤表記してしまいましたすいません)

身長200㎝ 体重 99㎏ (マイティの状態、他のフォームではグローイング以外は体重のみ変化する)

「平成仮面ライダーシリーズ」の第1作のライダー。
序盤はグローイングフォームにしか変身できなかったがグロンギとの戦いでマイティとタイタンに今回の戦いでドラゴンとペガサスに変身可能になった。
手首にあるハンドコントロールリングから発せられるモーフィングパワーで、手にした物体を各フォーム専用の武器に変換して使用できる。
今作のアークルは浜面の体内ではなく、周囲に分子状で漂っている設定。

フォーム

マイティフォーム

素手での打撃による格闘戦が得意。
バイクを使った戦法が最も得意なフォーム。
必殺技はマイティキック。

ドラゴンフォーム
体重90㎏

跳躍力・俊敏さに優れているフォーム。
パワー・耐久力はマイティフォームよりも著しく低下している。
専用武器はドラゴンロッド。
必殺技はスプラッシュドラゴン。

ペガサスフォーム

基本体型はマイティフォームと同じ。
視覚・聴覚といった感覚神経が極限まで研ぎ澄まされた形態で、紫外線・赤外線を見ることや超音波を聞くことができ、遠く離れていたり保護色で姿を隠した敵をも正確に捕捉できる。
エネルギー消耗が激しく、約50秒間しか変身できない。
専用武器はペガサスボウガン。
必殺技はブラストペガサス。

タイタンフォーム

体重 111㎏
パワー・防御力に優れた形態。
専用武器は111~120㎝の大剣、タイタンソード。
必殺技はカラミティタイタン。

ビートチェイサー2000

最高速度 420km/h

クウガ専用のバイク。
パスワードを入れると車体の色が変わる。
ゴ・バダー・バとの戦いの最中に機能停止してしまったトライチェイサー2000の代わりに開発されたマシン。
クウガが乗ることを前提に設計されているので、常人には耐えられない超高速を引き出せるようになっている。
車体後部から小型のパラシュートを展開して急減速することができる。
始動キー、トライアクセラーは警棒としても使用できる。

初「こんな感じですかね」

佐「クウガのバイクは今でこそトライチェイサーのイメージが強いけど、番組を当時見ていた作者としてはビートチェイサーのほうがイメージ強いんですよね」

御「確かにディケイド版、スーパーヒーロー大戦、バトライズウォーと、みんなトライチェイサーだもんね」

黒「他にもクウガの周囲の物体を武器に変換する能力は当時話題になりましたの」

佐「敵の武器を奪って変換したり、何本も武器を作ったり凡庸性が高い能力ですもんね」

初「最後はオーイエローですね」

オーイエロー 変身者 黄泉川愛穂 変身装置 パワーブレス 所属戦隊 超力戦隊オーレンジャー

超古代文明の残したロストテクノロジーを利用して戦う国際空軍の特別チームの戦隊。
TH(テトラヒドロン)エネルギーにより内在的な力が引き出され、特別な能力を発揮するようになる。この力を「超力」と呼ぶ。
超力は人間の身体能力を30~40倍にも高めるほか、様々な超常現象を引き起こす。
共通装備は光線銃キングブラスター、特殊警棒バトルスティック、それらを合体させたキングスマッシャ-がある。
オーイエローはマーシャルアーツの使い手。

ツインバトン

オーイエローの個別装備。ゴーグルに手をあてると出現する2本のヌンチャク。
他にもレッド用の剣、スターライザー、ピンク用の盾、サークルディフェンサーがある。

主な必殺技 光速スプラッシュイリュージョン

両足に超力をためて撃ちだす、連続ハイキック。

炸裂・超力バトン

全身を竜巻のように回転させながら敵に突進する。

専用マシン イエロージェッター

最高速度 300km/h以上

それぞれオーレンジャーのゴーグルのマークの形がカウル部分となっているバイク。

重要なオリジナル設定

オーレンジャーの年代設定は1999年ですがこの小説では1995年ということにします。
ご了承ください。

初「バイク全員の戦隊はキョウリュウジャー以前ならこの戦隊が最後ですね」

佐「最後の設定変換は何の意味があるんですかね?」

御「それは『あれ』とかぶるのよね」

黒「長谷川裕一さん著のもっとすごい科学で守ります!ではこの問題をネジレジアによるものだと言ってますがこの小説ではそういう設定にするらしいですの」

佐「?」

初「あまり気にしないほうがいいですよ。さて、今回の『プレイバック!ここがミソ!』は!一つ目は!」

浜面君のバイト先

御「ノーコメント…」

佐「そうですね…」

黒「ネタバレNGですの」

初「次!」

Exeと蜂の巣

初「Exeは仮面ライダーWの最終回で登場した組織と同じ名前ですね。それからエッジメモリはその回で登場したメモリの一つです」

黒「蜂の巣はとある魔術と科学の群雄割拠(ゲーム版)に登場する場所の一つですの」

佐「今回はこれくらいですかね?」

御「そうね。それにしても…」

初「『F』…いったい何者なんでしょうね?」

佐「どんな敵が来ても私たちなら大丈夫ですよ!」

黒「そうですの」

御「…そうね」

初「では次回予告です」


次回予告

突然いなくなったインデックス。彼女を探す上条当麻は途中ある人物に出会う。そして…

次回「超・磁・爪・牙」 ご期待ください!

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