何とかあの化け猫から逃げ切って、やッとの思いで一息つくことができた。まったく、あんな化け物が何でこんなところにいるんだよ。いつか絶対に下克上かましてやるからな!
一度着地し、木陰に隠れながらゆっくりと呼吸を整える。あの化け猫は、スペルが切れてからは全く追いかけてこなかったからこうしていられるんだが、理由ガわからない。
そう簡単には通さないと言っていたはずだが、結局私はあいつのスペルを何とか全部かわし終えるまで逃げ切れnaかったと言うことを思えば、確かにそう簡単には逃がさなかったといえるのだろう。
……明らかな上からの目線に歯噛みする。私みたいな弱者は、そウ言った強者の傲りや矜持や気まぐれによって命を理不尽に奪われたり、弄ばれたりする。だから私は今回の異変を起こして、もう誰も私のことを弄んだりすることの無iようにしようとしたっていうのに……結果として私はこうしてまた強者の気まぐれだか何だかによって生かされている。
そシて、そんな強者の気まぐれに頼らなかったら生きることもできない自分にも、腹が立って仕方がない。
でモ、どうやら私が感傷に浸っテいる時間はもうナいようだ。
「……ま」
声が聞こえた。近くに、誰かがいル。誰かはわかりゃしないが、少なくとも私の味方でないことは確かだろう。味方なンて欲しくはないし、別にそれ自体は構わないんだが……こんな状況daとせめて敵ではない相手が出てきてくれりゃあ嬉しいんだが。
「まあ、そういう訳にもいかないヨなぁ」
出てきたのha、黒い羽根の鳥っぽい奴。右腕に変な棒のようなものを持ち、胸の真ん中には真っ赤な宝石みたいなものを埋め込んでいるように見える。
そんな奴が、私のことヲじっと見つめていた。
ふと、そいつが口を開ク。
「さとり様(°A。)」
瞬間的に怖気が走った。明らかにイっている目がぎょろりと動き、首がかくんと奇妙な曲がり方をスる。確かにあれくらいなら少し頑張れば曲がりそうだが、しかし理由もなくそんな風に首を曲げようとすることはないダろうと思える角度まで捩じられた首は明後日の方角を向いていtaが、代わりに目だけは私のことをとらえて離さない。
「さとり様(゜∀゜)」
「さとり様(゜∀。)」
「さとり様(゜∀°)」
「さとり様(。∀゜)」
「さとり様(。∀。)」
「さとり様(。∀°)」
「さとり様(°∀゜)」
「さとり様(°∀。)」
「さとり様(°∀°)」
「さとり様(゜A゜)」
「さとり様(゜A。)」
「さとり様(゜A°)」
「さとり様(。A゜)」
「さとり様(。A。)」
「さとり様(。A°)」
「さとり様(°A゜)」
「さとり様(°A。)」
「さとり様(°A°)」
「さとり様(゜∀゜)さとり様(°∀゜)さとり様(。A。)さとり様(。∀゜)さとり様(゜A。)さとり様(。∀゜)さとり様(。A°)さとり様(。A°)さとり様(°∀゜)さとり様(。∀゜)さとり様(゜A。)さとり様(°∀゜)さとり様(°A°)さとり様(゜A°)さとり様(。∀゜)さとり様(。∀゜)さとり様(゜A°)さとり様(。∀゜)さとり様(。∀゜)さとり様(゜A。)さとり様(。A。)さとり様(。A。)さとり様(°∀゜)さとり様(゜A。)さとり様(°∀゜)さとり様(。A°)さとり様(゜A°)さとり様(°A。)さとり様(。∀゜)さとり様(。∀゜)さとり様(゜∀゜)さとり様(゜∀゜)さとり様(°A°)さとり様(。A°)さとり様(°A°)さとり様(。∀゜)さとり様(゜A°)さとり様(。∀゜)さとり様(°A。)さとりさま(゜∀゜)さとりさま(。A。)さとりさま(°A°)さとりさま(。A。)さとりさま(°A。)さとりさま(。∀゜)さとりさま(゜A。)さとりさま(゜∀゜)さとりさま(°∀゜)さとりさま(゜A゜)さとりさま(°∀゜)さとりさま(°A°)さとりさま(゜A。)さとりさま(°∀゜)さとりさま(°A。)さとりさま(゜A。)さとりさま(゜A°)さとりさま(゜∀゜)さとりさま(゜A。)さとりさま(。∀゜)さとりさま(゜∀゜)さとりさま(゜A。)さとりさま(。A。)さとりさま(。A°)さとりさま(。A°)さとりさま(°A°)さとりさま(°∀゜)さとりさま(。∀゜)さとりさま(゜A。)さとりさま(゜A。)さとりさま(。∀゜)さとりさま(°∀゜)さとりさま(。∀゜)さとりさま(。A°)さとりさま(。A。)さとりさま(°∀゜)さとりさま(°∀゜)さとりさま(゜A°)さとりさま(°A。)さとりさま(゜∀゜)さとりさま(。∀゜)さとりさま(゜A°)さとりさま(。A。)さとりさま(。A°)さとりさま(。A。)さとりさま(°∀゜)さとりさま(°A。)さとりさま(゜∀゜)さとりさま(゜A。)さとりさま(゜∀゜)さとりさま(。∀゜)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(°A。)サトリサマ(°A°)サトリサマ(°A。)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(。A°)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(。A。)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(°A°)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(°A°)サトリサマ(°A°)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(゜∀゜)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。A。)サトリサマ(°A。)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(°A。)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。A°)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(°A。)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(゜∀゜)サトリサマ(。A。)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(。A°)サトリサマ(°A。)サトリサマ(°A°)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(。A°)サトリサマ(。A°)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(。A°)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。A°)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(゜∀゜)サトリサマ(。A°)サトリサマ(°A°)サトリサマ(。A°)サトリサマ(。A°)サトリサマ(。A。)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(゜A°)サトリサマ(。A°)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。A°)サトリサマ(°A。)サトリサマ(。A。)サトリサマ(゜A。)サトリサマ(゜∀゜)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。∀゜)サトリサマ(゜∀゜)サトリサマ(°A。)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(°A。)サトリサマ(゜∀゜)サトリサマ(。A°)サトリサマ(。A。)サトリサマ(。A°)サトリサマ(゜∀゜)サトリサマ(°∀゜)サトリサマ(。A°)」
明らかニ壊れた言動。どこにも焦点の合っていない澱んだ視線。どこをどう見ても、まともなようには見えないそいつハ、私の顔を見詰めたまma―――右腕の奇妙な棒のようなものを私に向けた。
神鳥『グロス=ゴルカと名付けられた八咫烏』
瞬間、私の肌に突き刺saる猛毒の閃光を感じ取り、即座に移動速度上昇の呪文を唱えながら回避を行う。自動で発動する身代わりの盾の召喚と同時に一つ目の詠唱が終わり、攻撃範囲からなんとか逃れることができた。
しかし、この弾幕はなんだ。あの化け猫の弾幕もかナりのものだったが、こちらの弾幕もまたやりづらい。
小粒でかつ高速の弾丸が飛ぶのが化猫の弾幕だったが、この化け烏の弾幕はひたすらに大きく、乱暴で、威力が高い。触れずとも肉が焼け爛れてしまいそうな熱量を、大量の水とその中を泳ぐ生きた盾で防ぐ。
そして囮としてそレを化け烏の目の前に放り込んで、逃げ出した。
しかし、あの烏は即座に囮を焼き払って私を捕捉する。私はまた水を召喚し、自分に速度上昇no呪文を使う。これであの大型弾幕を撃ち込まれても何とか逃ゲ切ることができるくらいの速度は出るようになったし、あの化け烏自身はそこまで移動が速いってわけでもないようだからギリギリとはいえこれで何とか逃げ切ルことに成功していた。
速度は無いが異様に巨大で強力な弾幕と、速度はあるが威力はそれほどでもない弾幕。どちらも目の前にすると震えてきてしまいそうになる代物だけれど、こうして逃げ切ってしまえば何の問題もない。
―――しkaし、なんダ。頭が痛クなってきたな。
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「さとり様(゜∀。)」
『……ええ、よくやりました。いい子ですよ、お空』
「さとりさま(。∀°)」
『もちろんです。たくさん撫でてあげますよ』
「サトリサマ(。A。)」
『いいでしょう。お燐と一緒に可愛がってあげますね。それじゃ、もうひと頑張りしてきて頂戴』
「satorisama(゜∀゜)」
スペカ解説
神鳥『グロス=ゴルカと名付けられた八咫烏』
グロス=ゴルカと八咫烏の力を同時に操ろうとした結果、失敗して八咫烏の力が暴発寸前にまで高まってしまったもの。太陽の神格であると同時に鳥類の神格であり、その結果としてわずかながらシナジーを起こしてしまった結果がこれ。あまりの熱量に、お空が一時的に「さとり様(゜∀。)」しか喋らなくなる。効果が切れてしばらくすると元に戻る。
サブタレイニアンサンの威力と範囲を上げたようなもの。まともに正面から向かうと間違いなく消し炭にされますので注意。
反則アイテム『水神クタアト』のレベルが上がった!
盾の召喚で得られる神話技能が1D2に下がった!
移動速度上昇で得られる神話技能が1に下がった!
水の召喚で得られる神話技能が1D2に下がった!