仮面ライダーエリチカブト−GOD SPEED khorosho−   作:じんばぁ

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みんなは俺が守る!守ってみせる!!
今回は戦いの神(笑じゃない)の出番です!


第3話

こんにちは!私の名前は高坂穂乃果!音ノ木坂学院で生徒会長とスクールアイドルグループμ’sのリーダーをやっています!それでね?私、最近気付いたことがあるんだ!

 

穂乃果「…やっぱりスクールアイドルと生徒会の両立は無理だよぉ〜!」

 

海未「何を言っているんですか…作業はほとんど私とことりがやっているではありませんか…」

 

ほ「うぐっ…」

 

…こっちの鬼みたいな娘は海未ちゃん、海未ちゃんは穂乃果に厳しいよぉ…

 

ことり「穂乃果ちゃん、あともうちょっとだから頑張ろ?」

 

ほ「うぅぅ…」

 

こっちの天使みたいな娘はことりちゃん!ことりちゃんは優しいなぁ…

 

 

 

 

ほ「お…終わったぁ…」

 

海「まったく…毎日書類を処理していればこんなことには…」

 

こ「まぁまぁ海未ちゃん」

 

ほ「よーし!帰ろう!」←聞いてない

 

海「ッッッ!!」

 

こ「あ…えぇっと…ことり今日中に衣装を仕上げちゃいたいから今日は一緒に帰れないの…」

 

ほ「え?そうなの?」

 

海「私も今日は弓道部の方に顔を出すので一緒には帰れません」

 

ほ「え?」

 

 

ー帰り道ー

 

 

ほ「ま…まぁ?たまにはこういう日もあるよ!うん!…ってんん?アレは…」

 

ゴゴゴゴ…

 

ほ「い…隕石!?うわぁぁぁ!!?」

 

 

 

 

 

 

ほ「うぅ…ごほっ…うぅ…た…助かった…でも…音ノ木が…」

 

辺りを見渡すと辺り一面が廃墟になってて…

 

ほ「…ことりちゃんと海未ちゃん…!」

 

気づいたら学校に走ってた

 

ほ「海未ちゃん!ことりちゃん!」

 

こ「穂乃果ちゃん!」

 

海「穂乃果!無事だったのですね…」

 

ほ「うんっ!穂乃果は無傷!2人は大丈夫だった?」

 

こ「こ…ことりは大丈夫だけど…海未ちゃんが…」

 

海「痛っ…!…瓦礫に足を挟まれてしまったせいで…折れている…かもしれませんね…」

 

ほ「と…とにかく!病院に行こう!?」

 

こ「そ…そうだね!海未ちゃん、立てる?ことりの肩に掴まって?」

 

海「ことり…すいません…」

 

ほ「…」

 

ことうみ「穂乃果(ちゃん)?」

 

ほ「…あ…あれって…」

 

海「なんなんですかあの怪物は!?」

 

ほ「ワーム…?」

 

ワーム「グルルル…」

 

ほ「こ…ここは…!」つ鉄パイプ

 

海「そんな!」

 

こ「穂乃果ちゃんっ!」

 

ほ「だ…大丈夫だから!2人は先に逃げてて!!」

 

こ「そんな…」

 

海「やめてください穂乃果!」

 

ほ「う…うわぁぁぁっ!!」

 

ガンっ!

 

っ〜!!腕がシビれる…ってあれ?全然効いてない!?

 

ワ「グルルル…」

 

ほ「ぐ…うぉぉぉぉ!!」

 

ガンっガンっガンっ!

 

れ…連続で叩けば…!ってこれも効いてないの!?

 

ワ「シャーー!」ガッ

 

ほ「あぅ!?い…イヤ!離しー」

 

 

ザクっ

 

 

ことうみ「えー」

 

ほ「…ゴフッ」

 

え?穂乃果のお腹に…穴?え?これは…血?痛い…痛い!

 

ほ「ガフッ…うぁ…ゴフッ」

 

こ「いやぁぁぁ!!!」

 

海「ほ…穂乃果っ!!!」

 

ほ「ゴホッ…うみちゃ…こ…とりちゃ…にげ…て」

 

海「そんな…」

 

こ「なんで!?…血が止まらないよぉ!」

 

ほ「ほの…かの…ことは…いいから…にげ…て…」

 

海「ほ…穂乃果…?穂乃果!!」

 

こ「穂乃果ちゃん!!!」

 

 

穂乃果…死んじゃうの…?まだ、2人を守れてないのに…!せめて2人は…!!

 

「君は何のために戦うんだ?」

 

え?あなたは…加賀美新さん!?

 

「あれ?なんで俺のこと?」

 

なんでって…テレビでやってたから!仮面ライダーカブト!

 

「…天道の言ってたのはこういうことだったのか…で、君は何のために戦うんだ?」

 

え?戦う…理由?理由はもちろん…2人を護りたいから!

 

「そっか…君にとってあの2人は大切な存在なのかな?」

 

うん!私、頭悪いから…いつも2人に助けてもらってばっかりで…だから!今度は私が2人を助ける番なんだ!

 

「そっか…俺もバカだからなんかわかるな…その気持ち」

 

あ、やっぱり本物の加賀美さんもおバカなんですね!

 

「…君、遠慮ないな…」

 

あ、えっと…ゴメンなさい…

 

「…アイツが君に魅かれた理由がわかった気がするな…」

 

あいつ?

 

「そう、俺の相棒」

 

AIBO?

 

「アイツはへそ曲がりだけどきっと君に力を貸してくれると思う」

 

え?穂乃果に?

 

「あぁ!その力ならみんなを護れる!」

 

 

 

 

 

ほ「…はっ!!!?」

 

海「ほ…穂乃果!!??」

 

こ「い…生き返った!!?」

 

ほ「…あれ?加賀美さん?あ!お腹!…ってあれ?穴が塞がってる…っていうかこのベルトは…」

 

気づくと穂乃果のお腹の穴は塞がってて腰にはベルトがまかれていた…

 

海「穂乃果…よかった…よかったです…!!」ギュー

 

こ「穂乃果ちゃぁん!!」ギュー

 

ほ「うぐっ!?苦しい…海未ちゃん、ことりちゃん、どこか安全な場所に隠れてて…」

 

海「またあなたはそんなことを!」

 

ほ「次は大丈夫!」

 

こ「?」

 

ほ「来て…ガタックゼクター!」

 

私が手をかざすと…

 

ドカン!ガガガガ!!ブブブブ!

 

廃墟の壁を突き破ってガタックゼクターがやってきた。

 

ほ「ありがとう…ガタックゼクター…私に力を貸して…変身っ!!」

 

私はガタックゼクターを掴むとそれをいつの間にか腰に巻かれていたベルトにセットした。

 

《Henshin》

 

電子音声が鳴った後、私の身体はマスクドライダーシステムの厚い装甲に包まれた。

 

海「ほ…穂乃果…?」

 

こ「へ…変身…した…!?」

 

ほ「みんなは私が守る…!守ってみせる!!」

 


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