仮面ライダーエリチカブト−GOD SPEED khorosho−   作:じんばぁ

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※戦闘中はFULL FORCEを歌:絢瀬絵里で脳内再生しといてください笑


第2話

はらしょー2

 

 

 

 

絵里「行くわよ…!」

 

私は怪物に向かってタックルをする。

 

男「グギギギ…」

 

効いてる…よし、今度は…

 

絵「はっ!」

 

裏拳。腕にたくさん装甲が付いているんだもの、攻撃でも使わなきゃ損よね?

 

男「グギ…グググ…」

 

すると男の体が光りだした。

 

男「シュー…」

 

絵「だ…脱皮…?」

 

あの怪物…夢に出てきた怪物となんだか似てるわね…ってあれ?消えた…!?

 

絵「うっ!?」

 

何!?今凄い勢いで何かがぶつかって…

 

絵「ぐふっ…」

 

また…!?

 

絵「あぁ!?」

 

く…おそらくこの攻撃は怪物の体当たり…

 

絵「どうやって対処すれば…」

 

「キャストオフ!」

 

あ…ああ!!それか!!それでアイツに対抗できるってことね?私はベルトのカブトゼクターのツノを浮かす。するとそれに合わせて全身に電気信号が行き渡り全身を覆っていた装甲が少し浮いた状態になる。えぇっと確か…

 

絵「…キャストオフ…!」

 

《Cast off》

 

掛け声とともに浮かせたツノを元の位置と反対側へ倒す。すると電子音とともに重厚な装甲が弾け飛び銀を基調としたカラーリングのボディはワインレッドのそれへ変わった。

 

《Change Beetle!》

 

例えるならさっきまでの装甲態はサナギ、これが真の姿ってワケね。

 

絵「いくわよ…!」

 

えぇっと…確か夢だとここのボタンを叩いてたわよね?確か掛け声は…

 

絵「クロックアップ!」

 

《Clock up》

 

右腰のボタンを叩き電子音が鳴ると瞬間、時の流れが変わった。廃墟から立ち上る煙、驚いた様子の希の髪、巻き上がる粉塵さえ全てがスローモーションで流れ始める。その中にこの空間のあらゆる物と違う速度で進む者が私と、もう一匹…

 

絵「ようやく見えるようになった…これで同じ土俵ね?」

 

男「グギギギ…」

 

絵「遅いわよ!」

 

私は怪物へ攻撃を高速で叩き込む。

 

絵「そろそろ終わりにしましょう」

 

必殺技…確かこのボタンを…

 

《1.2.3》

 

で、バックルのツノを元に戻す…

 

絵「ライダー…キック…!」

 

そしてツノをもう一度反対に…!

 

《Rider kick》

 

バックルから頭、脚の順にエネルギーが駆け巡る

 

絵「はぁっ!!」

 

渾身の回し蹴りは怪物の頭に炸裂。怪物は爆散、そして…

 

《Clock over》

 

スローな時の流れは通常のものに戻った…

 

希「あ…あれ?えりち?」

 

絵「…」

 

希「え…えりち…?」

 

絵「ハラショー!」

 

希「え?」

 

絵「この姿だととんでもなく速く動けるみたいなの!これでさっきみたいな怪物が出てきてもみんなを守れるわね!あ、そうだわ!変身しているうちににこを助け出しましょう!」

 

希「そ…そうやね!(わ…忘れてた…)」

 

 

 

に「…なんで誰も助けに来てくれないのよぉ〜…」

 

 

 

 

つづく

 


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