仮面ライダーエリチカブト−GOD SPEED khorosho− 作：じんばぁ
というわけでお久しぶりです！10話できました！
《Henshin》
ほ「ぇええ！！？にこちゃんがザビーに！？」
に「わぁ…！」
に「穂乃果、ことり、こっからはパーフェクトハーモニーでいくわよ？」
ほ「うん！」
こ「ぱ…ぱーふぇくと…え？」
ほ「とにかくチームワークってことだよ！ね？にこちゃん！」
に「ま、簡単に言えばそういうことね」
こ「チームワーク…わ…わかった！」
に「ことり！穂乃果！さっきの指示通りお願い！」
ことほの「うん！」
穂乃果はゼクターの角を指で弾き
ことりはゼクターの尻尾を引いて
にこはゼクターの羽を反対側へ倒す。
ほのことにこ「「「キャストオフ！」」」
その掛け声と同時に
穂乃果はゼクターの角を反対側に倒すし
にこはゼクターの向きを180度反転させる。
《《《Cast off》》》
《Change Stacbeetle！》
《Change Dragonfly！》
《Change Wasp！》
それぞれキャストオフをし、それぞれ作戦通りに動く。
ほ「うぉりゃぁぁぁ！！◯国無双みたいだーーー！！うぉぉぉ！！！」
穂乃果は仮面ライダーガタックの専用武器、ガタックカリバーでサナギ態のワームをバッタバッタと切り捨てる…というか吹き飛ばしながら前へ進む。
ことりはゼクターの羽をたたんで尻尾をもう一度引く。
《Rider shooting》
こ「ライダー…シューティング…！当たってください！！！」
ことりはドレイクの必殺技、ライダーシューティングでサナギ態のワームを一掃し成虫態ワームまでの一本道を作る。
に「グッジョブことり！あとはにこに任せて穂乃果の援護にまわりなさい！誤射しないようにね！」
こ「う…うんっ！にこちゃんも気をつけてね！」
ことりは穂乃果のもとに向かう。
…今度はちゃんと援護できてるみたいね…
に「さて、ことりのあけてくれた道が塞がる前に…クロックアップ！」
ベルトのバックル横のスイッチをスライドさせてクロックアップを発動。
《Clock up》
止まった時の中で成虫態ワームに向かって一直線に走り出す。
に「一撃で決める…！」
走りながらゼクターのボタンを押す。
に「ライダースティング…！」
《Rider sting！》
電子音に続いてタキシオン粒子が左腕に満ち、ザビーの必殺パンチ、ライダースティングを放つ準備が完了する。
成虫ワーム「！？カカカカ！」
こちらに気づいた成虫ワームもこちらに向かって走り出す。
に「（気づかれたか…げ！？こっちに走ってきた！？こうなったら…カウンターで…！）」
にことワームの距離が縮まりついにお互いの射程圏内へ…
成「シュッ！！」
成虫ワームがにこの顔面目掛けてパンチを繰り出す。
に「ッつぁあぁぁ！！！」
にこはそれをギリギリで躱しダッシュの勢いも利用して成虫ワームのボディーに左拳を突き刺す。
成「カハ！！？」
カウンターで綺麗に入ったパンチはダッシュによる助走のエネルギーも相まり一瞬にして成虫ワームを木っ端微塵に吹き飛ばした。
《Clock over》
そして時は動き出す。
に「た…倒せた…」
にこは緊張の糸が切れてその場に尻餅をつく。
ほ「スゴいよにこちゃん！！！あのカウンター！！！じょるとかうんたーってやつ！？ねっ！ことりちゃん！」キラキラ
こ「うんっ！すっごくカッコよかったよ！」キラキラ
2人ともクロックアップしてにこを見てたのね…
に「ははは…カッコいいってアイドル的にどうなのよ…？でもこれならなんとかみんなを…みんなの笑顔を守れそうね…！」
ー西木野総合病院前ー
絵里「ようやく着いたわね」
真姫「えぇ…」
私こと絢瀬絵里と西木野真姫は真姫のご両親の働く西木野総合病院に脚を負傷した園田海未の治療と真姫のご両親の無事を確認するために穂乃果たちとは別行動でやって来ていたのだった。
海未「あの…本当にすいません…私が脚を負傷していなければもっと早くにたどり着けたはずなのに…」
絵「気にしないの、真姫はご両親の無事を確認するためっていうのがメインでしょうけど私は怪我をした海未を守るために一緒にいるんだから、ね？」
真「ちょっと、それじゃ私が海未の事考えてないみたいじゃない…私だってちゃんとここに来るまでちゃんと海未を守ってたわ！」
絵「ふふ…そうね、ごめんなさい」
そう、ここに来るまでに相当な数のワームを倒しながら進んで来た。正直私より真姫の方が必死に海未を守ろうとしていたようにも見えた。…私だって真剣に戦ってたわよ？
海「絵里、真姫…なんだかたくましくなりましたね…」
真「そ…そうかしら？///」
絵「天の道を行く”あの人”の影響かもしれないわね…」
と、その時。
ガシャーン！
院内からガラスの割れる音と悲鳴が聞こえた。
真「…院内にもワームが！？」
絵「とにかく中に！」
ー西木野総合病院 院内ー
院内では案の定ワームが暴れていた。
絵「真姫は奥にまだ人とワームがいる可能性が高いからそっちに！海未は私の後ろに！…変身」
《Henshin》
真「えぇ！変身！」
《Henshin》
海「わ…わかりました！」
真姫はサソード(MF)に変身して院の奥へ、海未は襲われないように私の後ろにつく。私はカブト(MF)に変身してカブトクナイガンをガンモードにして遠くからワームを射撃する。
ワーム「グギギギ！？」
ここでキャストオフしたら院内がめちゃくちゃになる…となればマスクドフォームの状態で脱皮される前に倒すしかなさそうね…
絵「さぁ、かかってきなさい？」ユビクイ
ワームは私のやすい挑発に乗り飛びかかってきた。
絵「海未！伏せて！」
海「え、は…はい！」フセッ
私は海未を伏せさせるとクナイガンをアックスモードに切り替えワームの着地点で構える。そして飛びかかってきたワームは自分からアックスの刃に突っ込み爆発する。
絵「ふぅ…」変身解除
海「絵里…どんどん戦い方が鮮やかになってる気がします…」
絵「あらそう？ありがと」
ー西木野総合病院 院内奥ー
院内の奥に進んでいくと誰かがワームに襲われていてその襲われている人っていうのは…
真「あれは…ママ！！ッ！！」
私はサソードヤイバーをワームに投げワームに向かって駆け出す。
ワ「グギ！？」
私の投げたサソードヤイバーはワームに突き刺さり私はそれを引き抜くとワームを縦に一閃、そして斬ったワームを遠くへ蹴り飛ばす。
ワームは蹴り飛ばされた先で爆散した。
真「…大丈夫だった？」変身解除
真姫ママ「ま…真姫ちゃん！？」
ママは私を強く抱きしめる。
真姫ママ「真姫ちゃん！！よかった…無事だったのね…1人でここまで？」
真「うぅん…エリーと海未と。それで海未が脚を怪我してて…診てほしいの」
真姫ママ「エリーと海未…絢瀬さんと園田さんね？」
真「えぇ、そうよ」
真姫ママ「そう…園田さんは怪我を…でもパパはまだ第一診察室に…」
第一診察室…あそこは1番入り口の近くの診察室…それならエリーがなんとかしてくれているはずだから問題なさそうね…。
真「入り口付近はもう大丈夫だと思うからパパを迎えに行きましょう」
真姫ママ「え？そうなの？そ…そうね、行きましょう！…真姫ちゃん…なんだか立派になったわねぇ…」シミジミ
真「ヴェエ！？べ…別にいつも通りだから！///」
私とママはエリーと海未、そしてパパと合流するために第一診察室へ向かって歩き出す。
続く
はふぅ…やっとゾルゲ組の話です笑（もう正直存在忘れてたとか今更言えない…）そしてカブトだから仕方ないとはいえなんか絵里がKKEすぎてなんかアレですね！でもこういう絵里も好きです、はい。