この作品は色々と問題がありますがこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m
全員、ホテルで休憩を取る事が決まりました。
船長と船員には船の弁償をジョセフさんとスピードワゴン財団名義で行って今までの給金を払い解散に。
船も危険になちゃったからなぁ。
いやぁ、あの偽船長になる予定だったのが死んだからな。
オランウータンも同様にヤリ逃げだな。
・・・笑えねえよ全然に、これが。
ポルナレフの荷物がゴミに間違われて警察に突っ込んでいるとアンが笑っているのに気づく。
全員が振り向きアンが気まずそうな表情をしている。
アンちゃんが未だに着いてきている。
多分、能力だけでなく承太郎達に惹かれてるんだろうな。
問い質すとツンデレそのものな反応で返ってくる。
どうするかで皆が迷うがジョセフさんの鵺の一声でホテル代を奢ることに。
ポルナレフが怒らせるが嬉しそうに承太郎に付いて行く。
俺には恐怖の目だがね(泣)
感謝くらいはしてくれよ・・・。
ホテルの部屋決めで俺は余ったポルナレフと一緒になる。
俺が居るからスムーズに決まちまったよ。
・・・また、室内戦だよ。
いい加減にしろDIO配下のスタンド使いどもぉっ!
運命か!運命の試練だとでも!?
いや、外道だが回避方法はある。
味方も一切怪我をしないグレートな方法だ、これが。
けど、これやるとポルナレフの戦闘経験が積めなくてどうなるか解らないんだよなぁ。
加えて俺の行動の疑念が出る可能性が。
敵とは思われないだろうけど不和の種を生んじゃうのはなぁ。
「いくぜ、香港を出てから碌な目に合わなかったからな。
早く安全な部屋でシャワーでも浴びようや」
ポルナレフが率先して部屋に向かうのに全員が笑みをこぼす。
確かに疲れが溜まってるんだよな。
特に承太郎と俺は。
途中で承太郎達と別れて俺達は9階、承太郎達は12階へ。
二人で部屋に入って警戒すると不気味な人形がベッド近くの小物置きの上に電話機と一緒に居たよ・・・。
そして、不自然に冷蔵庫の中身が机に置かれてる。
わざと攻撃を受ける気満々ですね。
ポルナレフはわざと気付いてないふりしてるけど。
悪魔のカードの暗示。
呪いに振り回され、精神状態の悪化。
不吉なる墜落の道を意味する。
スタンドの名は【エボニーデビル】!
「はぁ~。確か・・!」
「・・(しぃー!)」
ポルナレフが窓を開けて溜息を吐いて何かを言いかけた時に俺が手で抑えて静かにとジェスチャーをする。
不和が心配だけど、構わん行ってみよう。
「・・!(おい、既に敵が居るってのがわかってんのに何故・・!)」
「・・にやぁ(こいつを使うからさ!)」
ポルナレフが抗議するが俺がポケットから出したテープにマジかよと言いたげな表情に一瞬で変わった。
特に否定はされなかった。
俺は静かに冷蔵庫の前に立ち、ステッペンウルフを発動すると人形と一緒に風で別々に離してから纏わり縛る!
ストレングスとの戦いの経験で多少は融通が効くようになったらしい俺のスタンド。
現在
スタンド:ステッペンウルフ
破壊力:C スピード:A 射程距離:B 持続力:C 精密動作性:B 成長:?
表示するとこうなる。
精密動作性がCからBへ成長。
さっきの風で縛るのを名付けるならマジシャンズレッド風に【ウルフバインド】と名付けよう。
纏われた風が狼の形になりアギトを開けて噛み付く様に風が束縛するので。
流石に気づかれたのか冷蔵庫からガンガンと音が鳴るが知らんぷりでテープで何重にも貼り付ける。
人形はまだスタンドが憑いてないのが確認出来たので窓からポイ捨て。
ポルナレフが今のポイ捨てに怪訝な表情を浮かべたが。
アレが少し動いたから多分スタンド能力の副産物と無理矢理に誤魔化して電話でジョセフさん達に敵スタンド使いを捕まえたと伝えてと言っといた。
解せぬ顔だが行動に移して電話で連絡を始める。
よーし、【デーボ】戦終了!
ホテルマンとポルナレフの洗ってないパンツの犠牲は無かった事に。
とりあえず俺が束縛して様子を見ると言うとポルナレフは周りの様子見とついでに飲み物でも買ってくると言い外に出る。
5分経って戻ってこなかったらジョースターさんに伝えてくれと言われてだ。
デーボちょろいっすわーと調子に乗っていた。
実際に戦うとストレングスの次辺りで怖いけどね。