告白   作:竜猫

3 / 7
第3話

〜次の日〜

 

ピピピピッ

 

ピピピピッ

 

カチッ

 

明久「ふわぁぁぁぁ」

 

明久「(眠いなぁ…)」

 

明久「よし!今日指輪を買いに行こう!」

 

ピンポーン

 

明久「ん?誰だろう」

 

ピンポーン

 

明久「はーい。今行きますよー!」

 

パタパタパタパタ

 

ガチャ

 

秀吉「おっ、おはようじゃ!明久」

 

明久「あれ?どうしたの秀吉。こんなはやくに」

 

秀吉「その、一緒に遊びにでもと思ってのぅ!」

 

明久「あ、うん。いいよ!でも、その前に買いに行きたいものがあるんだけど…いいかな?」

 

秀吉「(ズキッ)」

 

秀吉「(…………指輪じゃよな)」

 

秀吉「(胸が痛い…やっぱりワシは…明久のこと…好きなのかの…)」

 

明久「………秀吉?」

 

秀吉「勿論いいに決まっておる!」

 

明久「(なんだか秀吉の元気がないような…)」

 

秀吉「して、明久よ」

 

明久「?(………考えて過ぎかな?)」

 

秀吉「朝ご飯は食べたかの?」

 

明久「ううん!今起きたところだから食べてないよ」

 

秀吉「ちょうど良かったのじゃ!ワシがサンドイッチを作ってきたので食べて欲しいのじゃ」

 

明久「秀吉の手作りサンドイッチ!?食べる!勿論食べるよ!」

 

秀吉「(……………これで少しでも姉上に勝てたらええのじゃが)」

 

──────────────────

─────────────

────────

 

明久「美味しい!」

 

秀吉「そ、そうかの…///口にあって良かったのじゃ」

 

明久「秀吉って…いいお嫁さんになるよね」

 

秀吉「だからワシは男じゃ!」

 

秀吉「(でも…明久に言われるのは悪い気はしないのう…///)」

 

明久「モグモグモグモグ」

 

秀吉「明久よ。口にケチャップがついておるぞ。」

 

フキフキ

 

明久「あ、ほんとだ…拭いてくれてありがとね秀吉♪」

 

秀吉「(その笑顔は反則じゃぁぁあ!!!!!)」

 

明久「あれ?秀吉もマヨネーズが頬についてるじゃないか。人のこと言えないじゃんか(笑)」

 

ペロッ

 

秀吉「……………?」

 

 

 

 

 

秀吉「……………………?」

 

 

 

 

 

 

秀吉「………………………………?」

 

 

 

 

 

ボンッ///

 

秀吉「にゃ、にゃ、にゃ!?にゃにするんじゃ!明久!!!!!」

 

明久「猫語になってるよ!?秀吉!?」

 

秀吉「そんなことないのじゃ!それよりワシの頬に何したのじゃ!」

 

明久「え?………………舐めた?」

 

秀吉「なんでそんなことするのじゃ!そしてなんで疑問系なのじゃ!」

 

明久「あははっ、ごめんごめん。秀吉が可愛いからつい」

 

秀吉「かっ、かか、かわっ…かわっ、かわっ…///」

 

明久「?」

 

秀吉「(この頬はもう洗わないのじゃ!)」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。