インフィニット・ストラトスΔ(デルタ)   作:Empire

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今日はちょっとセクシー風…


R-15タグ入れた方が良いのかなぁ…


第二十五話 二組の愛

IS学園、尋問室

無機質な造りの狭い部屋にブライスと篠ノ之箒がいた

硝子一枚隔ててデルタ・フォースのメンバーが見聞きしていた

 

 

どうやら先のIS暴走についての取り調べを受けているが…

 

 

ブライス「本当に何も覚えていないのだな?」

 

箒「……ごめんなさい…」

 

 

ブライスは側にあった機器を見ていた…嘘探知機である

 

結果は嘘ではない…

 

ブライス「一時中断だ…逃げるなよ…」

 

 

そう言って一度尋問室を出たブライス

 

 

カズマ「隊長…」

 

出てきた所を呼び止めたカズマ達

 

 

ブライス「友也の嘘探知機での結果…彼女が嘘をついていないと言う事が確定になった」

 

拓巳「あー…つまり篠ノ之って奴は…自分の名前…何処出身…家族の名前…それら全てわからないって事は」

 

カズマ「記憶喪失か…」

 

どうやら箒は先程の赤黒いオーラを纏っていたISが解除された途端に記憶喪失になったのだろう…

 

ウィノ「そんな都合良く記憶喪失になる訳?」

 

エミリア「でも友也さんの嘘探知機で嘘をついていないと言う事が出てますし…正直私もあまり信用出来ないです…」

 

一夏「だが…機械が嘘をつく事はないしな…やっぱり本当に…」

 

一夏の言う通り、嘘探知機が嘘をつく筈がない…

 

カズマ「……あの打鉄…脳波に何か細工をするシステムでもあったのか…?」

 

8『わからない…だがあの赤黒いオーラを出し始めた直後、箒の人体スペックが跳ね上がっていたんだ…』

 

龍真「やはりあのシステムはΔドライバではないのか?」

 

8『だけど…ビームを弾くあのフィールドは完全にΔドライバの機能だ…これは一つの仮説だけど…』

 

8の仮説を聞こうとデルタ・フォースメンバーは全員耳を立てた

 

 

8『恐らくだけど…あれはISとその搭乗者のシンクロ率を強制的に上げるシステムだと思う…』

 

ウィノ「シンクロ率を?」

 

8『ああ…もちろん強制的に上げるのだからその時の体の負担は大きい筈だ…でも箒の記憶喪失の状態を見ると…脳にダメージを与える副作用があると思う…そして一夏とカズマの強力な格闘攻撃と射撃攻撃でダメージが限界となって強制的にシステムダウンして、脳に大きなダメージを与えたまま切れたから…記憶喪失になったんじゃないかな』

 

 

8の仮説は当にその通りでは無いかと思うが…一応は仮説、まだ確定ではない

 

 

 

 

 

 

メンバー全員は箒の尋問を見終えてそれぞれの部屋へ帰っていった

 

 

 

 

カズマ・ウィノの部屋

 

 

 

カズマ「はぁ……いっ…つつ…」

 

カズマは部屋に戻ってTVをつけてベッドに腰掛けると全身の筋肉が軋む様な痛みが襲った

 

先程の戦闘で無理しすぎたのだろう…所謂筋肉痛である

 

 

ウィノ「痛いの?」

 

痛がっているカズマを心配そうに見つめるウィノ

 

 

カズマ「相当ダメージが残ってるらしいな…参ったな…」

 

8『仕方無いさ、今回は不測の事態って奴だ…記憶喪失になったあの箒って奴はもう一夏には関わる事はないだろ』

 

ウィノ「一夏の写真見せても反応無かったもんね…」

 

 

カズマ「これでゆっくりと休める……ウィノ、先にシャワー浴びて良いか?」

 

ウィノ「ん?良いわよ」

 

カズマ「サンキュ…」

 

そう言って着替えを持っシャワー室に入ろうとしたら

 

 

コンコン

 

突然部屋のドアがノックされた

 

 

カズマ「はい…どちら様?」

 

「あ…私です、副担任の山田です」

 

 

山田先生とわかってドアを開けたカズマ

 

 

カズマ「何ですか?」

 

真耶「男子の大浴場が解禁になりましたので…それ知らせに…」

 

 

どうやら男子の大浴場が使えるようになったとのお知らせだ

 

 

カズマ「そうですか…わざわざありがとうございます」

 

真耶「疲れた体を癒してくださいね、いくら鍛えていても疲労が溜まっていたら怪我になりかねませんですから」

 

カズマ「はい…わかりました」

 

 

そう言ってカズマは部屋を出て大浴場に行こうとした

 

 

ウィノ「お風呂入るの?」

 

カズマ「ああ…たまには湯船に浸かりたい物さ…じゃあ行ってくる」

 

 

 

 

 

カズマは一人で大浴場に向かった

 

 

途中で龍真、拓巳、淕と会って、もう風呂に入ったと言った

 

 

 

 

 

 

 

 

大浴場

 

 

 

着ていた制服を脱いでドアを開けると大きな湯船…まるで銭湯の様な広さである

 

 

 

カズマはその湯船に浸かり、その気持ち良さに疲れが癒される感覚がした

 

カズマ「……眠くなるな………」

 

 

癒される感覚にカズマは眠ってしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「……?」

 

唇に柔らかい感触を感じてそっと目を開けたカズマ…

 

 

 

 

ウィノ「あ…起きちゃった…」

 

 

何とカズマの上に乗っかっているウィノであった

 

 

カズマ「な……え?……ちょ…」

 

カズマはまるで熟れた林檎の様に顔が赤くなった

 

現在彼女は素っ裸、彼女の色んな所が丸見えなのである

 

 

 

カズマ「…っ!何やってんだよ!お前は!!」

 

カズマは目を閉じて怒鳴った

 

 

ウィノ「良いじゃない、恋人同士なんだし」

 

無邪気に答えるウィノ

 

 

カズマ「…だったら出る…」

 

そう言って立ち上がろうとしたが…

 

ウィノ「まって!!」

 

ウィノはカズマを抱き締めて阻止した

 

カズマ「あ…ちょっと…!」

 

 

ウィノが抱き締めている影響で体が密着し、ウィノの胸がカズマの体に触れている

 

 

ウィノ「お願い……しばらく…このままでいさせて…あたし…心配したんだからぁ…」

 

カズマ「ウィノ…」

 

ウィノは泣いていた

 

ウィノ「カズマのΔ-ラインが…素体アーマーになって…やられちゃうじゃないかって……心配で…あたし……でも…カズマの疲れを少しでも癒そうって思って……それで…」

 

カズマ「……」

 

カズマは自然と申し訳ない気持ちになった…

 

彼女の援軍を断った挙げ句…一気にピンチになって心配をかけてしまった自分…

 

彼氏として…やってはいけない事だと思った

 

 

カズマはウィノをそっと抱き締めた

 

ウィノ「カズマ?」

 

カズマ「ごめん……本当にごめんな…手のかかる彼氏で…」

 

ウィノ「…カズマ……そんな事無いよ…何時でもカズマは…あたしの大好きな人だもん…そして…」

 

 

ウィノはカズマにキスをした

 

ウィノ「ずっと…ずっとカズマの隣に居たいの……これからも…ずっと…何時までも…」

 

カズマ「…ああ……俺も…ウィノと一緒に居たい…俺の……その……愛してる女の子だからな」

 

二人はもう一回キスをした

 

今度は舌を絡め合う、ディープキスであった

 

ウィノ「ん…んぁ…」

 

カズマ「……ふぅ…」

 

 

二人の間に唾液の糸が繋がっていた

 

 

 

ウィノ「カズマ…だぁい好き…」

 

カズマ「俺も…大好きだ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エミリア「は…はわっ!?ななななな何やってるのですか!?」

 

ウィノ「ん?あれ?エミリア?」

 

 

そこに一夏とエミリアが入って来た

 

二人ともタオルで恥ずかしい所を隠している

 

一夏「お前ら何で素っ裸なんだよ!!混浴ならタオルで隠せよ!!」

 

カズマ「ごっ…誤解するな!!俺は最初に入っていて、その後に…」

 

ウィノ「違いまーす、初めからずっとこれでしたー!」

 

カズマ「んなっ!?」

 

ウィノ「良いじゃない!ちっちゃい頃から一緒にお風呂入った時、こうだったでしょ?」

 

カズマ「それはまだ幼かったから…」

 

その話を聞いていたエミリアは顔から湯気が出ていた

 

エミリア「は…ぅ……はうぅ…い…一夏様!!」

 

一夏「な…なんだ…?」

 

 

エミリア「私達も一緒に、裸で入りましょう!!」

 

エミリアはタオルを取っ払って素っ裸になった

 

一夏「どわっ!?ちょ待て!!エミリア!」

 

 

エミリア「さあ!!一夏様も!!」

 

エミリアは勢いに任せて一夏のタオルを取っ払って、一緒に湯船に飛び込んだ

 

 

水飛沫がカズマとウィノにかかる

 

 

 

一夏「ぶはっ!!エミリア…いきなり何なんだよ…」

 

 

むにゅ…

 

 

一夏は何かを掴んでいた

 

一夏「ん?何だこれ…柔らかい…」

 

一夏は揉んでみた

 

エミリア「ひゃう!」

 

一夏「え!?」

 

一夏は何と…エミリアの胸を掴んでいたのだ

 

 

ウィノ「一夏…大胆…」

 

 

 

一夏「どわああああっ!!ごめんエミリア」

 

謝罪しながら離れる一夏

 

 

エミリア「あっ…もうちょっと触っても良かったですのに……って何を破廉恥な事を!!はうぅぅ…(ぷしゅぅ…)」

 

 

 

湯気を出しながら沈んでいくエミリア、それを見て一夏は彼女を支えた

 

 

一夏「エミリア…大丈夫か?」

 

エミリア「はうぅ…ご…ごめんなさいですぅ……」

 

 

そうして二組のカップルの混浴が始まった…

 

 

 

 

 

 

エミリア「ウィノさん…」

 

ウィノ「ん?何?」

 

エミリアはウィノの胸を見ていた

 

 

エミリア「どうしたら……その……そんなに大きくなるんですか?」

 

ウィノ「どうしたらって言っても……自然と?」

 

エミリア「…っ…もう良いです!!どうせ私は貧乳です!!女の魅力も無い女の子ですからっ!」

 

涙目で不貞腐れるエミリア、どうやら自分の胸とウィノの胸を比べていたのだろう

 

 

一夏「あ…あのさ……俺はそんな…胸があるかないかで判断しないから…」

 

エミリア「………本当ですか?」

 

 

一夏「大切なのは外見じゃなくて…中身だろ?」

 

エミリア「うっ……えぐっ……いちかさまぁ…」

 

一夏「ちょ!?エミリア!?なんで泣くの?」

 

エミリア「うれしいですぅ!!一夏様ぁ!!」

 

泣きながら一夏に抱きつくエミリアであった

 

 

 

 

 

 

 

その後先に入っていたカズマ達がタオルを巻いて出て、その後に一夏達が出ていった

 

 

 

 

 

なんとも一騒動あったお風呂であった…

 

 

 

 

 




ウィノのスタイル 身長162cm
B85W54H84

エミリアのスタイル 身長154cm
B71W51H73




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