インフィニット・ストラトスΔ(デルタ)   作:Empire

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早速第二話
カズマ達のISはガンダムブレイカー風に説明したいと思います


…伝わりにくいかなぁ…


第二話 Δ(デルタ)-ライン

デルタ・フォースの基地内にかなり豪華なマンションが建っていた

 

一人の中年男性が仁王立ちしていた

 

かなりの高身長でガタイの良さがその男性の威圧感を出している

 

 

 

 

 

「全く…時間遅れるぞ…」

 

 

男性が腕時計を見た瞬間

 

 

 

ウィノ「すみませーん!!お待たせしましたー!!ε=(ノ゚д゚)ノ」

カズマ「ギリギリですみません!!ε=(ノ゚д゚)ノ」

 

 

 

猛ダッシュでやって来たカズマとウィノ

 

「バカモン!!」

 

ドゴッ!ドゴッ!

 

カズマ「だっ!?」

ウィノ「いっ!?」

 

いきなりの鉄拳制裁を頭に受けた二人は余りの激痛に踞った

 

「いったい何処で油を売っていた!?集合時間の5分前には着いていろと言ったはずだ!!」

 

「「す…すみません…」」

 

余程の鉄拳だったのか二人は殴られた頭を擦っていた

 

 

「今度からちゃんとしろよ?まあとりあえず自己紹介だ、俺はデルタ・フォースIS部隊隊長、ジュード・ブライス大尉だ」

 

カズマとウィノは敬礼をして

 

カズマ「本日付でデルタ・フォースIS部隊に配属されました、カズマ・アーディガンと申します」

 

ウィノ「同じくウィノ・マグガバンであります」

 

ブライス「うむ…ではこれがお前達の部屋の鍵だ、そこで制服に着替え、第二ISハンガーへ集合…今度は遅くなるなよ」

 

「「はっ!」」

 

二人はブライスから部屋の鍵を受け取り、それぞれの部屋へ向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

デルタ・フォース 宿舎

 

自分の部屋へ辿り着いたカズマは鍵を開けて中へと入った

 

 

部屋はまるで高級ビジネスホテルの如く、調度品がしっかりしており、TV、PC、更にユニットバス着いており、生活に関しては問題なかった

 

 

そしてクローゼットにデルタ・フォースの制服があった

 

 

 

全体的に黒が基調、袖に赤いラインが入っており、胸にデルタ・フォースのエンブレムが施されている

 

 

上着の丈が長い事から、コート風の制服である

 

ズボンも黒基調で赤いラインも入っている

 

(イメージとしてはマクロスFのSMSの制服)

 

 

カズマはインナーに青いTシャツを来ており、その上に制服を着た

 

着てみるとカズマの膝元まで上着の丈があって、クールな雰囲気を醸し出している

 

 

カズマ「~♪」

 

どうやら気に入った様子、その場でポーズを鏡に向けて決めてたりしている

 

 

コンコン

ウィノ「カズマ?着替えた?そろそろ行くよー」

 

カズマ「ああ、わかった」

 

カズマは部屋のドアを開け、その前に制服を着たウィノがいた

 

ウィノの制服は上は丈が腰より下辺りまであり、恐らく自前だと思うがピンクのミニスカートを着用している

 

ウィノ「カズマ…コートって暑くない?」

 

カズマ「そうかな?」

 

ウィノ「でも似合うよ」

 

カズマ「そうか、ウィノも似合ってる」

 

ウィノ「そう言われると…照れちゃうな…少し…」

 

顔を赤くして頬を指で掻くウィノ、世辞でもやっぱり嬉しいのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

そして二人はISハンガーへ到着した

 

 

まず二人が驚いたのは様々な種類のISが開発、製造されている現場、技術者の数も多く、その設備もどれも最新鋭である

 

 

ブライス「お前達!!こっちだ!!」

 

ブライスから呼び出された二人はとある一室へと入っていった

 

 

 

 

 

 

ブライス「よし、制服に着替えたか…二人とも一丁前に改造制服にしやがったな?」

 

ブライスが二人の制服を見て言った

 

ブライス「カズマの奴は…コートか…一緒にいて暑苦しい奴だと思われるぞ?」

 

カズマ「その…コート好きなんですよ…俺…」

 

ブライス「そしてウィノ、お前自前でミニスカート用意するなんてな…制服はファッションじゃないぞ?」

 

ウィノ「いや…最近の女の子はこう言うのが流行りなんですよ…」

 

ブライスは二人の制服を見てからかった

 

その後奥から一人の技術者が現れた

 

 

「おーそいつらがお前の部下か?」

 

ブライス「おう、準備できたか?マードック」

 

この男性はデルタ・フォース専属IS技術開発者、ゲイリー・マードック

 

ブライスとの旧知の仲で、彼のISもマードックが開発、制作したと言われている

 

 

 

マードック「そんで、お前達のIS、特別に作っておいたぞ!」

 

 

カズマ「え?俺達に…」

 

ウィノ「IS…ですか?」

 

突然、自分達の為にISを作ってくれた事に驚きつつ、カズマは質問した

 

 

カズマ「その…隊長、質問良いですか?」

 

ブライス「なんだ?」

 

カズマ「何故俺達に専用のISが…」

 

 

マードック「何寝惚けてんだ?お前達のIS適正ランクがA以上だったんだよ、それで軍上層部がお前達の専用ISを作るように依頼を受けたんだよ」

 

 

ウィノ「軍上層部から直々にですか!?」

 

 

ISの適正ランクはその人のISでの総合的に運用出来るか、上手く扱えるという判断の基準となっている

 

カズマとウィノはA+という高いランクを叩き出し、これを見た軍上層部は二人にカスタムISを作る為に二人にアンケートを実施したのだ

 

カズマ(あのアンケートはそういう意味だったのか…)

 

ブライス「さあ入れ、お前達の専用ISだ」

 

 

 

カズマとウィノは開けられたシャッターをくぐり、中で佇んでいたISを見た

 

 

 

 

 

 

 

マードック「フレームが青いのがカズマ、ピンクのフレームがウィノのISだ」

 

 

 

 

Δ(デルタ)-ライン・スタンダードアーマー カズマ・アーディガンカスタム

 

カズマのISは標準的な装甲で、一般的な追加装甲のISである

 

背部にフライトユニットと呼ばれる大型ウィングブースターを取り付けており、脚部にも小型バーニアが装備されている事から、高機動戦を重視したカスタマイズがされている

 

肩部と腕部、脚部に装甲、頭部は特殊なバイザーが着いている

 

 

(ガンダムブレイカー風に表すと)

 

ボディ ストライクガンダム

アーム ストライクノワール

レッグ ストライクノワール

バック アストレイフライトユニット

 

カズマ「凄い…ところで武装は」

 

マードック「武装はお前さんがアンケートで要望した通りの物が搭載されている、ただしデットウェイトになるようなものは量子化(インストール)してあるからな、これがデルタの武装だ」

 

 

マードックから渡された携帯端末にはカズマのΔ-ラインの武装が映されていた

 

Δ-ライン・スタンダードアーマー カズマ・アーディガンカスタム武装

腰部搭載型ビームライフルショーティー×2

ストライクシールド

ビームセイバー×2

量子化武器

ビームバスターガンソード

 

 

 

特に特徴的なのがこのビームバスターガンソードである

これは高火力の粒子ビームを放てるバスターガンと刀身展開時に全長2mの巨大な実体剣になる遠近両用の武装である

バスターガン形態は刀身の先端部が両外側に分かれ、その中心から砲身が現れる構造となっている

 

他にも取り回しの良い牽制用のビームライフルショーティーは、ハンドガン型の小型ビームライフルである

 

 

ウィノ「凄いわね…言葉が出ないわ…」

 

ブライス「最新鋭の技術盛り沢山だなマードック」

 

 

 

この高性能ISを制作したマードックを改めて尊敬の意で見つめる三人であった

 

 

マードック「次はウィノのISだ、こっちのピンクのフレームがそうだ」

 

 

ウィノはピンクのフレームのISに近付いた

ウィノ「これが…あたしの…」

 

 

Δ-ライン・ライトアーマー ウィノ・マグガバンカスタム

カズマのISに比べかなりの軽装甲の機体で、ライトアーマーの名の通りである

軽装甲で重量が軽くなっているので運動性と機動性はカズマのスタンダードアーマーを越えている

 

背部はスタンダードアーマーと同じフライトユニットを装備されている

 

この機体は高速格闘モードと呼ばれる形態があり、この形態になると肩部、脚部にブースターが展開され、イグニッション・ブーストと同じくらいの瞬間加速が可能となり、その速度を維持しながら格闘戦が展開出来るという代物である

 

(ガンダムブレイカー風に表すと)

ボディ アストレイタイプ

アーム ユニコーンガンダム

レッグ アストレイタイプ

バック アストレイフライトユニット

 

ウィノ「この高速格闘モードを使いこなせるかどうかだね…」

 

カズマ「常にイグニッション・ブーストで移動する程の速度らしいな…」

 

マードック「そうだ、だが慣れてしまえば問題ない、鍛練あるのみだな…この端末に武装が映してある」

 

ウィノは端末を受け取り、それに映されていた武装を確認した

 

 

Δ-ライン・ライトアーマー ウィノ・マグガバンカスタム

武装

腕部展開式ビームブレイド×2

量子化武器

ショートビームライフル

 

ここで特徴的なのは両腕部に装備された展開式ビームブレイドである

一般的にトンファーの様な形状に展開するが、状況に応じて回転、固定をしている

ビーム兵器の為、重量が無いので高速格闘モードにおいて十分な成果を発揮する

 

 

カズマ「…少ないな…」

 

ウィノ「だって沢山あると不便じゃない?状況に応じて武器選択するなんて…あたし近接戦闘主体だからこの方が良いの」

 

ブライス「いや、俺達にとってはこの武装の乏しさは逆に不安だな…大丈夫なのか?」

 

マードック「問題ない、ウィノのアンケート結果をまとめた結果、この様になったのだ」

 

ブライス「ふむ…よし、早速飛ばしてみるか…お前達、ISを装着しろ」

 

「「はっ!」」

 

敬礼をして二人はそのままの服装でISを装着した

 

普通はISスーツと呼ばれる体にフィットした服装を着るのだが、デルタ・フォースの制服はISスーツと同じでそのままISを装着出来るのである

 

そして二人はISを装着し、カタパルトに足を固定させて

 

カズマ「カズマ・アーディガン、Δ-ライン、出る!!」

 

ウィノ「ウィノ・マグガバン、Δ-ライン、行くわよ!」

 

 

二人は大空へと飛び立って行った

 

 




ほとんどIS紹介になってしまった…
そして伝わったかなぁ……なんか前書きで書いた気がする

新キャラのモデルとイメージ声優

ジュード・ブライス イメージ声優 小西 克幸
モデルはマクロスFのオズマ・リー

ゲイリー・マードック イメージ声優 稲田 徹
モデルはガンダム00のイアン・ヴァスディ


ユカ・アーディガン イメージ声優 竹達 彩奈
モデルはToLOVEるのナナ、髪は黒

ユイ・アーディガン イメージ声優 悠木 碧
モデルはToLOVEるのモモ、髪は黒

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