仮面ライダーW外伝ーWな探偵/スクールアイドル護衛日誌   作:じんばぁ

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Love♡Warsをりんぱなに歌ってほしいと思うのは僕だけ?
おまたせ…してたかどうかはさておき外伝の外伝、第2話です。


EX-2

ラブW!2

 

 

 

翔太郎「おーい亜樹子ぉー、もどったぞー」

 

鳴海探偵事務所に戻りお茶を淹れてもらおうと亜樹子を呼ぶがそこにいたのは…

 

竜「む…左か」

 

翔「お?照井??」

 

この真っ赤で無愛想な男は照井竜。そしてWと共に風都を護るもう一人の仮面ライダー…仮面ライダーアクセルでもあり刑事でもある。そしてなんと言っても亜樹子の旦那でもある。

 

にこ「照井…?」

 

凛「誰にゃ?」

 

花陽「??」

 

翔「あ〜…紹介がまだだったな…」

 

カクカクシカジカコレデキマリダ!

 

凛「刑事さんで仮面ライダーなんだね!」

 

花「探偵と刑事の協力…凄いですっ!」ムフー!

 

に「(なんか怖そうな人にこ…)」

 

竜「…左、誰だこの子供達は?」

 

翔「μ’sのにこりんぱなだ」

 

竜「みゅーず…所長がしきりに口にしていたワードだ…」

 

やれやれ、照井はそういう方面にはめっぽう疎いからな…困っちまうぜ…

 

翔「っていうかなんでお前がここにいるんだ?」

 

竜「あぁ…ドーパント絡みの事件があってな。お前たちに捜査協力を依頼しに来たんだが…そこで所長に留守を任されてしまった…」

 

この男…硬派で頑固だが所長=亜樹子=嫁には頭が上がらないらしい。っていうか亜樹子の奴何勝手に出かけてるんだ!?

 

花「事件!?事件なんですね!?」

 

凛「そうなの!?」

 

に「2人とも落ち着きなさいよ…」

 

フィリップ「翔太郎…聞きなれないようで聞いたことがある声がするけど…お客さんかい?」

 

花陽と凛の話し声に反応して普段は奥のガレージに籠りっきりなフィリップが珍しく事務所の方にやって来た。

 

フ「僕は今チーズケーキ鍋について検索中で忙しいんだ…って凛ちゃんに花陽ちゃんににこちゃんじゃないか、なるほど…翔太郎に風都を案内してもらってその最後に僕たちの仕事場を覗こうという事か…久しぶりだね」

 

凛「ひっさしぶりにゃー!」

 

花「すごいっ!!名推理ですっ!!」

 

に「チーズケーキ鍋を検索って…ブレないわね…」

 

竜「左、フィリップ、2人ともちょっといいか…?」

 

照井は依頼の件で俺とフィリップと3人だけで話をしたいらしい…

 

翔「あー、こいつら3人も同席して良いか?」

 

竜「駄目に決まっているだろう」

 

フ「この3人はドーパントの事も仮面ライダーの事も知っているし何より口は堅い。ちょうど職業見学をするみたいだし問題はないんじゃないかな?」

 

竜「いや、事情を知っているとはいえ一般人を巻き込む事は出来ん」

 

まぁ…そりゃそうか…こればっかりはしょうがねぇな…にこりんぱなに今日のところは帰ってもらうか照井にまた日を改めて来てもらうかのどっちかしてもらうしかねぇか…いや、実行するなら当然後者だな…俺がどう理由をつけて照井を帰そうと考えている間に花陽が動いた。え?花陽?

 

花「だ…ダメ…でしょうか…?刑事さんと探偵さんのお仕事…見たいです…」ウルウルウル

 

な!?あざとい!なぜ花陽がこんな技を!?…フッ…そうか…ことりの仕業か…!

 

竜「ぐ…俺に質問するな!!」

 

そしてこの状況をどう解釈したのか凛も花陽に続いたのだった。

 

凛「刑事さん…凛も見たいにゃぁ…」キラキラキラ

 

なにしてんだこいつら!?凛にいたっては目からなんかキラキラしたもんが出てるぞ!?どんなトリック使ってるんだ!!?

 

竜「く…そんな目でこっちを見るな!!」

 

そしてにこまでもが動いた。こん中じゃ1番マトモだと思ってたんだが…

 

に「刑事さぁん…にこもぉ…お仕事見たいなぁ〜…」キャルルーン

 

竜「絶望が…俺のゴール…だ…」

 

そんな言葉を残して照井は陥落したのだった。というか気絶した。まぁ…この事は亜樹子には黙っておこう…せめてもの情けだ…

 

〜数分後〜

 

フ「で、要件は何だい?」

 

竜「あぁ…近頃風都を根城にしている不良グループがどこからか大量にガイアメモリを入手してな…こちらも対処に手を焼いている…」

 

フ「なるほどね…」

 

翔「…つまりそいつらに俺たちがお仕置きをしてやりゃいいってワケだな…?」

 

竜「まぁ、平たく言えばそうなる」

 

翔「うし、そうと決まれば早速行くか!こんな事件今日中に終わらせてやるぜ」

 

竜「今回は相手の数が多い可能性が高い、俺もついて行く」

 

フ「にこちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃん、さすがにここから先は危険だから君たちは事務所に残ってくれたまえ」

 

に「えぇ、そうさせてもらうわ」

 

りんぱな「…」

 

へっ…俺と…いや、俺たちと照井がいればとっとと片付くな。なんて事を考えながら俺はマシン・ハードボイルダーに颯爽と跨る。それに続いて先ほどWIND SCALEで買ったハットを被った凛もハードボイルダーに跨る。…ん?

 

翔「…って凛!?危ねぇから中で待ってろ!」

 

凛「…もん…」

 

翔「ぁん?」

 

凛「やだもん!凛は絶対一緒に行くにゃ!」

 

参ったな…フィリップは事務所から出てこねぇし…俺は助け舟を出してもらおうと照井に声をかけ…

 

翔「おい照…ぃ…」

 

竜「何をしている。行くぞ、左」キリッ

 

花「行きましょう!」ワクワク

 

そこには何かが吹っ切れた照井とフルフェイスのヘルメットを被って照井のバイクに跨っている花陽の姿が…俺に味方は無し…か。

 

翔「はぁ…仕方ねぇな…連れてってやるけど絶対に余計な事するんじゃねぇぞ?」

 

凛「がってんにゃー!!」(>ω<)/

 

竜「小泉と言ったな…お前も着いたらどこかに隠れていろ」

 

花「わ…わかりました!」

 

かくして俺と照井はりんぱなを連れて事件現場へ向かうのだった…

 

 

 

 

 

 

To be continued…

 


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