仮面ライダーW外伝ーWな探偵/スクールアイドル護衛日誌   作:じんばぁ

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ラストバトル!な6話目です!今回は戦闘描写アリです


護衛最終日

ー護衛最終日ー

 

〜ライブ前〜

 

穂乃果「今日はファンのみんなと…それから文絵さんを!笑顔にするよ!やるったらやる!」

 

ほ「1!」

 

ことり「2!」

 

海未「3!」

 

真姫「4!」

 

凜「5!」

 

花陽「6!」

 

にこ「7!」

 

希「8!」

 

絵理「9!」

 

μ's「μ's!ミュージックスタート!!」

 

ついにμ'sのライブが始まった。しかし一曲目、二曲目とライブは進み、どういうわけか西村文絵が現れないままライブは最後の曲を迎えたのだった。

 

翔「…どういうことだ?」

 

フ「思いとどまってくれた…と思いたいところだけど彼女は見たところ相当ガイアメモリの毒に犯されていていつ自制が効かなくなってもおかしくない状態だった…翔太郎、警戒を強めよう」

 

翔「あぁ…」

 

…とその時、現れたな…西村文絵…!

 

ほ「!!…文絵さん…!」

 

西村文絵「私は…μ'sが大好きだった…μ'sは私の心の拠り所だった…でも…急にラブライブの出場を辞退して…私たちファンの期待や思いを裏切った…!許せなかった…!だから私はあんなことを…でも、μ'sがもう一度ラブライブにエントリーして…この間の穂乃果ちゃんの申し出を聞いて…μ'sが本気でファンと向き合ってくれていることが分かった…だから一度はμ'sを恨んだけど…私、やっぱりμ'sが好き…けど…もう私は…ぐっ!?ぁあぁぁぁぁあぁ!!!!!」

 

そう言うと彼女はいきなり苦しみだし、ドーパントになってしまった。

 

翔「!?おいおい、ガイアメモリなしでドーパントになりやがったぞ!」

 

フ「あぁ、おそらくガイアメモリと彼女自身が融合してしまったんだろう…しかもこの間あった時とは姿が少し違う…メモリ自体も進化している…メモリの進化と一体化…普通では絶対にあり得ない事だ…」

 

コックローチドーパント「ダレ…カ…ワタ…シ…ヲ…ト…メテ…」

 

翔「!!」

 

ほ「翔太郎さん…!」

 

希「フィリップくん…彼女を…!」

 

翔「…あぁ…止めてやるよ…俺が…いや、俺達が!」

 

フ「…彼女は僕達が必ず助ける。それと希ちゃん、これから少しの間…僕の身体を頼むよ?」

 

希「え?身体??それってどういう…」

 

翔「まぁこれからすることを見ればわかる。行くぜ?相棒」

 

フ「あぁ」

 

返事を聞くと俺は懐からダブルドライバーを腰に装着しジョーカーメモリを取り出す。するとフィリップの腰にもダブルドライバーが出現、と同時にフィリップもサイクロンメモリを取り出す。そして…

 

≪Cyclone!≫

 

≪Joker!≫

 

フ/翔「変身!」

 

フィリップがサイクロンメモリを自分のダブルドライバーに挿入、そしてフィリップは意識を自分の身体から手放す。倒れるフィリップをのんたんがナイスキャッチ!

 

希「え?フィリップくん?えぇ!?どうしたん!!?」

 

するとフィリップのダブルドライバーに挿入されているメモリがドライバーに吸収され俺のダブルドライバーに半分挿入された状態で現れる。俺はそれを完全に挿入しジョーカーメモリをもう片方のソケットに挿入。そして最後に二本のメモリが入ったダブルドライバーを開く。

 

≪Cyclone!Joker!〜♪〜♪≫

 

凛「緑と…」

 

真「黒の…」

 

花「半分こ!?」

 

フ「安心してくれ希ちゃん。僕は意識が翔太郎の体に移っただけだから問題ないよ」

 

W「…さぁ、お前の罪を数えろ…!」

 

♪挿入歌→Cyclone Effect

 

フ「翔太郎、まずは相手の体力を削る、それから最後にメモリブレイクだ。いいね?」

 

翔「ま、いつものパターンってヤツだな。救おうぜ…彼女の魂を…!」

 

フ「ふっ…もちろんさ」

 

僕達はサイクロンジョーカーの特性である素早い動きを駆使して彼女を追い詰める。

 

コ「ぅぐ…がぁぁぁ!!!」

 

まぁ、おとなしく攻撃を受けてくれるはずもないか…暴走状態なら尚更のことだ。

 

翔「ぉ熱っ!!?おいフィリップ!火の玉出してきやがったぞ!アイツ本当にコックローチか!?」

 

フ「これもメモリが進化している影響だというのか…実に興味深い…」

 

コ「ぁぉぉああああ!!!」

 

翔「おいフィリップ!感心してる場合か!また撃ってきやがったぞ!熱っ!熱っ!!あぁくそッ!こうなったら全部撃ち落としてやる!フィリップ!ルナトリガーで迎撃するぞ!」

 

≪Luna!≫

 

フ「ああ…そうしよう」

 

≪Trigger!≫

 

≪Luna!Trigger!〜♪〜♪≫

 

ルナトリガーの放った光弾がコックローチドーパントの放つ火球を次々と相殺してゆく。

 

に「色が変わった…」

 

凛「凄い!弾が曲がって全部あの火の玉に当たってるにゃ!」

 

真「…あれズルくない…?」

 

翔「今度はこっちからお熱いのお見舞いしてやるぜ…」

 

≪Heat!≫

 

フ「彼女に接近するにはあの火球を防ぎながら進むしかなさそうだ…ここはヒートメタルでいこう」

 

≪Metal!≫

 

≪Heat!Metal!〜♪〜♪≫

 

穂「こ…今度は赤くなったよ!」

 

海「なんだか力強そうな見た目ですね…」

 

僕たちは彼女の放つ火球を専用武器、メタルシャフトで弾きながら彼女に接近。

 

翔「もう逃がさないぜ…!」

 

≪Heat!Joker!〜♪〜♪≫

 

そして懐に潜り込んでからのヒートジョーカーによるインファイト。

 

翔「ぅおら!」

 

コ「ぐ…がぁぁぁ!!!」

 

こ「す…凄い…パンチが燃えてる…」

 

花「ううぅ…痛そうです…」

 

フ「…そろそろ頃合いかな。翔太郎!マキシマムドライブ、行くよ!」

 

翔「あぁ!」

 

≪Cyclone!Joker!〜♪〜♪≫

 

≪Joker!Maximum drive!≫

 

僕達はジョーカーメモリをベルトのマキシマムスロットに装填し風を巻き起こし、その風を纏って上昇。ある程度の高さに達した所でスロットのボタンを叩く。

 

フ/翔「ジョーカーエクストリーム!!」

 

俺達はその場で縦に一回転しその勢いを利用して彼女に急降下し必殺のキックを炸裂させる。決まったぜ…これで彼女は…

 

コ「ぐ…ぐおぉおぉおおぉぉぉ!!!」

 

翔「!?どういうことだ!?メモリブレイクできてねぇぞ!?」

 

なんと彼女はマキシマム受けてもメモリブレイクせずにいた。

 

フ「…メモリの侵食が進みすぎて普通のマキシマムドライブではメモリブレイクできなかったんだ…」

 

となれば俺達の取るべき行動はただ一つ。

 

翔「もっと強力なマキシマムで…か」

 

フ「そうするしかないようだね」

 

そういうことならアレを呼ぶしかなさそうだ。

 

W「来い!エクストリーム!!」

 

俺が呼ぶとエクストリームメモリはどこからともなく現れ抜け殻になってのんたんに抱えられているフィリップの身体を吸収し俺達の真上にやって来た。

 

希「え…えりち!ふ、フィリップくんがびゃー!って!びゃー!ってあの鳥に吸い込まれたぁー!!」

 

絵「は…ハラショー…」

 

に「もうなんでもアリね…」

 

俺達はエクストリームメモリをドライバーにセット・展開。

 

≪Extreme!〜♪≫

 

ほ「Wが開いたーーーっ!!?」

 

…穂乃果、わかりやすい説明をありがとな…

 

♪挿入歌→Extreme dream

 

翔「さぁて、仕切り直しだ。次であんたの魂を救って見せる!!」

 

フ「検索を終了した。彼女にはダブルプリズムエクストリームが一番有効なようだ。行くよ、翔太郎!」

 

俺はプリズムメモリを起動さドライバー横のマキシマムスロットにプリズムメモリを挿入。プリズムのマキシマムドライブを発動させる。

 

≪Prism!≫

 

≪Prism!Maximum drive!!≫

 

さらにエクストリームメモリの挿さったダブルドライバーをいったん閉じ、もう一度開くことによってエクストリームのマキシマムドライブも発動させる。

 

≪Extreme! Maximum drive!≫

 

W「うぉぉぉぉおぉ!!」

 

俺達は風と光をまといながら空高く飛び上がる。と、その時彼女が口から火球を吐いてきた。俺達は慌てて身を捩って回避。だが運悪くその火球がマキシマムスロットにかすってしまいプリズムメモリが外れてしまった。

 

翔「っ!?しまった!!プリズムメモリが!」

 

プリズムメモリが外れたことで強制的に技が中断させられてしまう

 

翔「くそッ…プリズムメモリがどっかいっちまった…」

 

フ「彼女に唯一有効な技が使えなくなったとなると彼女を救う道は…」

 

翔「おいおい…嘘だろ…?」

 

コ「がぁぁぁ!!!」

 

フ「な!?いつの間に!ぐぁ!?」

 

いつの間にか僕たちの背後に回っていた彼女に首を絞められてしまう。動揺したせいだろうか…彼女が近づいてきているのに全く気付けなかった…

 

翔「ぐ…どうすれば…」

 

万事休す…そう思われた時…

 

ほのことうみ「がんばれー!!仮面ライダー!!」

 

まきりんぱな「負けるなー!仮面ライダー!!」

 

にこのぞえり「いけー!!仮面ライダー!!」

 

♪挿入歌→W-B-X~w-boiled extreme~

 

穂乃果ちゃん達の僕達を応援する声が聞こえた。さらに1人また1人と声援は増えて行き…ライブ会場にいる人全員が僕達に声援を送ってくれていた。そしてその時一陣の風が吹きその風は僕たちを彼女の拘束から解放してくれた。

 

翔「ゴホッ!ゴホッ!な…なんだ?何が起こったんだ…?」

 

フ「わからない…でも諦めるのはまだ早いってこと…かな?」

 

やがて吹き付ける金色の風は僕達を包み僕達に輝くの翼と沸き起こる力を与えてくれた。

 

ほ「金色の…」

 

希「仮面ライダー…」

 

こ「きれい…」

 

翔「!!?これは…!!風都タワーの時と同じだ…!」

 

フ「これなら…彼女を救える…!」

 

僕たちは金色の風を纏いながら急上昇。

 

翔「なぁフィリップ…この技、過去に2回使ったけどまだ技名決めてなかったな…」

 

フ「ふっ…そういえばそうだった…ネーミングは君に任せるから早く決めてくれたまえよ」

 

翔「そうだな…ゴールド…ゴールデンエクストリームでどうだ?」

 

フ「ゴールデンエクストリーム…良い名前だ、それでいこう」

 

そして彼女に急降下しながら必殺キックを放つ。

 

W「ゴールデンエクストリーム!!はぁぁぁぁぁ!!!」

 

コ「ぐぁぁぁぁ!!!」

 

キックは命中、彼女は大爆発を起こした。

 

そして元の姿に戻り膝をつき倒れた彼女からコックローチメモリが抜け落ちメモリは粉々に砕け散りなくなった。僕達は慌てて彼女に駆け寄り脈を測る。

 

フ「大丈夫だ、気絶しているだけなようだ。命に別条はない…」

 

こうして一連の襲撃事件は幕引きとなった。

 

 

 

 

最終話に続く

 




次の最終話はエピローグもといHoukokushoです

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