本当に嬉しいです。そしてありがとうございます。
この回はオリジナルキャラが一人登場します。
少し肌寒い朝。
時刻はそうだな……四時三十分位か。
いつも通り、少し汚れた前掛けと軍手を付け、頭には手拭いを巻いた俺は宮殿内にある温室の扉の前に立つ。
「うっし、今日も一日頑張るか!!」
一日の始まりには必ず言っている言葉を口にして自分に気合を入れる。
そして……温室の扉の横に付いている呼び鈴を鳴らす。
チリリィン! と少し甲高い鈴の音が辺に響く。
この温室の世話係りになって約一年だが、どうにもこの呼び鈴を鳴らすのには慣れねえな。
いや、なんだ……普通、温室に呼び鈴なんて付いているわけがないんだが、この温室に住んでいる変わり者が居るんだよ。
俺もこの事を初めて聞いた時は信じられなかったが、大将軍が言った事だったから嘘ではないと思った。現に住んでいたんだしな……
そういえば、変わり者で思い出したんだが、警備隊隊長のオーガも変わったよなぁ。
前までのアイツからはあまり良い噂は聞かなかった。だが、一週間ほど前からか? まるで人が変わったかの様に民に尽くす奴になった。
奴が変わるほどの出来事が一週間前にあったんだろうな……
一週間前といえば、ナイトレイドによる富裕層一家の惨殺事件もあったな。
俺も事件の詳しいことは知らんが……ナイトレイドか。
アイツ等のせいで重役や富裕層の連中が殺されている。
一応、警備隊の方でもナイトレイド専門の警備隊を編成したそうだが、成果は得られていない。
それもそうだよなぁ……相手は帝具という、帝国を築いた始皇帝が叡智を集結して作った武器を持っているんだ。
それに、ナイトレイドには戦上手で知られていたナジェンダ元将軍と、元軍人のブラートさん……そして、帝国最凶と言われていた暗殺者アカメがいるんだ。
生半可な実力と武器では敵うはずがない。
そうだな、もしもナイトレイドの奴等に敵う人がいるとしたらブドー大将軍やエスデス将軍、そしてこの温室に住んでいる人くらいだろうな。
あー、大臣直属の部下である羅刹四鬼もいるが、上で挙げた御三方に比べたら実力は天と地の差だな。
まぁ、羅刹四鬼よりも実力が下の俺が言えたことじゃないだが……
ってか遅いな。
いつもなら呼び鈴を鳴らして一分もしない内に扉を開けてくれるんだが、もう四分位経過しているぞ。
俺はもう一度呼び鈴を鳴らす。今度は少し強めに。
チリリリリィン!
この音なら温室の中には聞こえたと思うが……オカシイな。開く気配がしない。
あの人もこの時間帯には起きているし、寝てるなんてことはないだろう。
単に気付かないだけか?
チリリリリリリリィイイン!!
オラ、早く開けろ。
俺がありったけの力を振り絞って呼び鈴を鳴らすと、扉の内側からガチャリと鍵が外れる音がする。
やっと気付いてくれたか。
背筋を伸ばして扉が開くのを待つのと同時に空気をありったけ肺に溜め込む。
そう、朝の挨拶というヤツだ。
挨拶されて嫌な気分になる人なんていない。だから大きな声で挨拶をするのが俺流の……っと、そんな事思ってたら扉が開いたな。
よしっ! 言うぞ。
「おっっはようございますっ!! 今日も一日元気にがっぐほぇええええええ!?」
俺の渾身の挨拶は最後まで言うことができず、いきなり現れた拳に腹部を殴られた俺はそのまま倒れこむ。
あっ挨拶されたら返すのが礼儀ってもんだが、拳の挨拶とは……これは効いた。朝なのにハード過ぎるぜ。めっちゃ痛い。
「も、もう少し手加減……」
『黙れ』
痛いのを我慢して顔を上げると、無表情で俺を見下す少女が立っていた。
そう、俺に拳の挨拶をしてきた冷徹で無表情なこの少女が俺の上司であり、この温室に住んでいる変わり者、エリア将軍だ。
エリア将軍は約一年前にいきなり将軍になったツインテールの少女だ。
その髪型のせいで少し幼く見えるが、年齢はエスデス将軍と同じで二十代前半らしい。
まぁ、当時の俺たちにはどうでもいい事だった。
それよりも気になったこと……いや、気に入らなかったことがあった。
何故こんな少女が将軍になったのか? だった。
普通、将軍というのは『実力があり、戦況によって臨機応変に対応できる頭の優れた軍人』がなるものであった。
しかし、目の前にいる少女は頭は良くても、将軍級の実力がある様には見えなかった。
他の奴等もそう思っているだろう、今すぐにでも声を上げて抗議したかったが…………それができなかった。
ブドー大将軍の横にいる少女が、俺たちをジッと見ていたからだ。
笑えばとても美しいであろう少女の顔は今こうしている間も変化はなく、瞳は闇を連想させる黒。そこに光が入る余地など一切なかった。
そんな瞳で凝視されたら……何か怖くて文句が言えなかった。
『まぁ、どうせエスデス将軍に叩きのめされて辞めるだろうよ』
そう思っていた俺たちだが…………俺たちは彼女の実力を測り間違えていた。
やはりというか、エリア将軍の実力を試すために模擬戦をしたエスデス将軍は『エリアは私が認めた強者だッ!』と彼女を称した。
あの英傑で知られているエスデス将軍がだ。
それだけでも彼女に実力があるという事がわかったが、賊軍をたった一人で皆殺しにしたという知らせを聞いた時は驚いたもんだ。
それと同時に、俺たちは彼女に恐怖した。
その事を俺の親友であり、帝国海軍で働いてる奴に話したら「何で味方に恐怖するんだ?」って言われたから「お前もエリア将軍に会えばわかる」って言ってやった。
別に意地悪をしたわけじゃない。エリア将軍が纏っている雰囲気を言葉に表せられなかったからだ。
何ていうか、人だけど人じゃないみたいな……俺たちとは違う何かだと思った。
「あぁ~痛え……エリア様ってもしかしてS?」
「……」
俺の質問を普通に無視して温室に入っていくエリア将軍。
ッフ、いつもの事だから気にしないぜ。
何を隠そうエリア将軍は喋れない……らしい。
「らしい」って付けたのは、今日まで一言も話さず、筆談で済ませているからだ。
理由は聞かねぇようにしてる。そういう事は相手から話して貰うまで待つのが俺流だ。
まぁ、無表情で本当の無口とか、どんだけ愛想がないんだよ!! って思うだろ?
実際そうなんだよ。
エリア将軍は俺が冗談を言ったりしても何にもリアクション取らないんだぜ? ツッコミ書いてくれないんだぜ?
俺も意地張って何回も言ってるんだが、なーんにも反応しない。悲しくなってくる。
まぁ、約一年もこの人と接していると、無口で無表情で無感情というレッテルを貼られているエリア将軍が可愛く見えてきてしまう今日この頃。
(笑えばホント可愛いのにな……)
俺はそんな天地がひっくり返っても起きない事を思いながらエリア将軍の後ろ姿を眺める。いつものドレスアーマーを着ている彼女の背中は、身長の割に大きく……そして儚く感じ取れた。
(全く、何も言わないから色々と心配だぜ)
俺も立ち上がり、彼女の後を付いていく感じで温室に入ろうとする。
しかし、エリア将軍がこちらを振り返ったと思ったら…………扉を閉めて……!?!?
「ってちょっと待ってぇええええええええ!!」
直ぐにドアノブに手をかけて開けようとするが、開かないッ!?
どうやらエリア将軍が押さえているようで、押しても引いても叩いても横にスライドさせようとしてもピクリとも動かないッ!! どんだけ力あんだよ…………
そういえば、エリア将軍を慕う? 奴等で構成された『エリア将軍を見守る会』の連中からは『帝国最強のツンデレ』なんて言われてたな。
一ついいかお前ら、ツンデレっていうのはな……デレがあってこそのツンデレだッ!!!
もう一度言うぞ、デレがあってこそのツンデレだッ!!!
この、ツンでしか構成されてない人をツンデレと認めるほど俺も甘くないッ。
って、マジで開かないんですが……
「っちょ! エリア将軍、中に入れて下さい!!」
扉の隙間から『なぜ?』と書かれた紙が出てくる。
いや……こっちが聞きたいです。
「お願いしますぅ~~~、さっきの冗談は嘘ですから! ホントすみません!!」
俺は誠心誠意心を込めて扉の前で土下座する。
ははっ、もう土下座も慣れたもんだぜ……
土下座をして数分。やっと扉を開けてくれた。
「いやぁ、ありがとうございますエリア様」
俺はお礼を言って中に入る。
そんな俺を一度も見ないで温室の奥へと進んでいくエリア将軍……
前言撤回。
やっぱ、この人は可愛げないわ。
☆ ☆ ☆
あぁあああああああああ!! 五月蝿いッ!!
朝早くから何回鳴らすんですかッ!! あの馬鹿野郎。
オーガさんを説得した日から約一週間が経過し、
私の眠りは今も聞こえる滅茶苦茶五月蝿い呼び鈴によって妨げられる。
今の時間は……あぁ、朝の四時四十分ですか。
いつもの私なら三十分には起きているので、不審に思ったんでしょうね。
………ッチ。
何故将軍である私が、あのムカつく奴に合わせないといけないんですか?
そう思いながらもベッドから出た私はいつもの服装に着替えて深呼吸をする。
沢山の花の香り……私はこの花々の香りを嗅ぐとてもリラックスできます。
今も鳴っている呼び鈴の音さえ無ければ!! ですが。
私の至福の時を邪魔した罪は大きいです。
扉の鍵を開けた私は左足を前に突き出す形で踏ん張る。
どうせ開けた瞬間、この呼び鈴に負けない程の五月蝿い声で挨拶をしてくるのです。
私もお返しに拳で返してあげるとしましょう。
右ストレートでぶっとばす。真っすぐいって、ぶっとばす。ですッ!!!
「おっっはようございますっ!! 今日も一日元気にがっ『くらえッ!!』
私が繰り出した渾身の右ストレートは、挨拶をした人物の腹部目掛けて一直線に進み……クリーンヒット!!
よくわからない悲鳴を上げてその場に倒れる害虫……失礼、カインさん。ざまぁーみやがれ! です。
無様に床に倒れたカインさんを見下す。
「くふふ、お前にはその姿がお似合いだ」と言えないのが残念です。
カインさんは、元ブドー大将軍の精兵部隊、近衛兵の一人でした。
将軍の一人である私にも直属の部下を持たせて貰えるのですが、私の戦闘は単騎でこそ輝くものなので『部下じゃなくて温室の管理者が欲しい』って書きました。
べっ別に隊を指揮したことがないから心配だったとか、部下の訓練とか管理とかが大変そうだからって理由じゃないですよッ!!
そ、それで私の名誉ある下僕(部下)に選ばれたのが、私と一緒に植物の水やりをやっているカインさんというわけです。
物覚えが早く、近衛兵からこんな雑用係みたいな職になってしまったのにも関わらず、今日まで文句を言わない彼は、とても優秀な部下だと思います。
ただ……
「エリア様、手伝いますよ」
私が無駄に金をかけて作った池からジョウロに水を汲んでいると、そう言って持って行ってしまった。
気遣いが行き過ぎていると言いますか……優しすぎるといいますか……とにかく、何でもかんでも手伝おうとするんですよ。
この前も、私が大きな鉢を持っていると「力仕事は男がするもんだ」とか言って横取りされましたし……でも、私の力ってカインさんより数倍上なんですよね。
あ、これ言っちゃうとカインさんが拗ねそうなので言いません。
「そういえばエリア様、富裕層の一家がナイトレイドに殺された事件があったじゃないですか、あの事件の生存者っていないって聞きましたが本当ですか?」
『そう聞いている。何故?』
「あっ……いやぁー、金目当てにしてはやりすぎって言いますか、残忍な奴等だなっと思いまして」
そう言って笑顔でポリポリと頭を搔くカインさん。
……一週間前に起こったナイトレイドによる富裕層一家襲撃事件、世間では金目当ての犯行ということになっていますが、本当は違います。
ナイトレイドによって殺された富裕層一家は、田舎者を甘い言葉で自分たちの家に招き入れ、死ぬまで拷問して弄ぶサド家族でした。
そう……原作一巻でタツミ君の仲間であるサヨさんとイエヤス君を殺した一家です。
つまり、その非道な家族に天誅を下すべくナイトレイドが参上したということです。
さて、『残虐非道な一家をナイトレイドが殺した』なんていう知らせを真っ当な軍人が耳にしたらどう思うか。
「じゃあ、今までのナイトレイドによる殺しも何か訳が」と思う人が出てくると思います。こんな帝都の現状ですからね。
心の迷いは大きな隙を作る……そこを突かれたらひとたまりもありません。軍の士気が下がること必須です。
あ、エスデス将軍の部隊は別です。あの人たちは戦闘狂なので知りません。
そういう訳で真実は隠しています。隠蔽というヤツです。
もしも、真実を言いふらそうものなら……処刑されます。
まぁ、姑息な大臣がやりそうなことですね。
勿論ですが私は何も言いません。処刑されたくないですからね……エスデス将軍に狙われたくないですからね。
騙しているみたいで……っていうか騙しているので心が痛む……なんてことはありません。
非情? 無情? 外道? 何とでも言いなさい!
殺戮人形って言われている私にはもう何も怖くないッ!!
………そういえば、原作一巻のオーガさん暗殺イベントってどうなったんだろう。
オーガさんを助けるって決めたのは良いけど、タツミ君がオーガさんを暗殺しに来る日がわからない私です。
いや、オーガさんが非番の日に狙ってくると思うんですが、今の彼は仕事の虫に取り付かれたかの様に仕事熱心になってしまいまして……非番の日がないんですよ。彼曰く「年中無休」を目標にしているみたいです。馬鹿ですね。
さて、原作よりも悪い人じゃなくなったオーガさんですが、彼が犯した罪は消えません。
オーガさん暗殺イベント。絶対起きると思います。
一応、オーガさんを説得した次の日から見張っていましたが、タツミ君が来る気配がないのです。
うーん、もしかしたらオーガさんの死亡フラグは回避されたかもしれませんから、今日で見張るのも最後にしましょう。あんまりそちらばかりを気にしていては仕事ができませんので……
よしッ! そうと決まれば早速詰め所に行きましょう。
私が時計を見ると、時計の針は六時五十分を指していた。
ふむ、中々良い時間ですね。
今日のオーガさんの見回り時間は夕方からですが、帝都の見回りも兼ねてのんびり行けば丁度いいと思います。サボりじゃないですよッ!!
『出かけてくる。夜まで戻らない』
「わかりました」
『あとは任せた』
「了解です。エリア様もナンパされないように気をつけて下さいね」
そう言ってニッコリと微笑むカインさん。
あ? カインよ……それは嫌味か? 嫌味だなッ!!
私がナンパされたことないの知ってていっただろッ!!
優秀な部下と言いましたが前言撤回です。
コイツは唯のムカつく奴です。
「痛えぇえええ!? なんでいきなり殴るんですか!?」
ふんっ、そんな事もわからない馬鹿は減給です。減給ッ!!
私は痛がるカインさんに目もくれず、そのまま温室を後にした。
☆ ☆ ☆
「エリアさん! あの店の料理も美味いんだぜ!」
キラキラと瞳を輝かせてお店の案内をしてくれるタツミ君。
ごめんなさいタツミ君、貴方が今もこうしてドヤ顔でお店を紹介してくれていますが、ここのお店は私もよく行くお店なので知っています。
っていうか、私はタツミ君に聞きたいことがあるんですが……どうして貴方がここにいるのッ!?!?
私が帝都メインストリートを歩いていると「あっ! エリアさん!!」という元気な少年の声。
振り返るとそこには、何故か手を振って近づいてくるタツミ君の姿が……
無表情ですが、呆然としている私にタツミ君は
「この前は無礼なことしてごめんなさい! お詫びに何か奢るんで」
そう言ってきた。
私としては突然の出来事で何が何だかわからない状態で、何も考えずに頷いてしまい……今に至ります。
ホント何ですかこれ?
私はこの状況を理解しようと情報を整理する。
タツミ君はこの前のお詫びとして私に奢ると言ってきた。
この前というのは、タツミ君が私に仕官させて欲しいと模擬戦を挑んできた時のことですね。
そのお詫びとして奢ると声をかけてきた…………
こっこれって……つ、つつまり……
私、タツミ君にナンパされちゃった!?!?
そっそうですよ!! ナンパですよ! ナンパ!!
「君可愛いね~お兄さんとお茶しない?」 で有名なナンパですよ!!
「―――さん?」
ふふ~、どうだカインよ。
私でもナンパされるんだぞ。これは帰ったらカインの奴に『ナンパされた』って書くしかありませんね。
クックック、奴の驚いた顔が目に浮かびます。
「エ――さん?」
大体、無表情だからってこんなに可愛い子をナンパしない方がオカシイんですよ。あ、ナルシストじゃないですよ?
その点を踏まえてタツミ君は素晴らしい。流石は原作主役キャラです。
「エリアさんッ!!」
ふぁッ!?
いつの間にか、私の目の前にタツミ君がいました。
どうやら考え事していてボーッとしていたようです。ごめんなさいタツミ君。
そして……いつの間にか私とタツミ君は人気がない裏路地へと入っていました。
「あれ……オカシイな。こっちであってたと思うんだけどなぁ」
そう言って辺りを見渡すタツミ君。
どうやらお店を案内する途中で道に迷ってしまったようですね。
ふふっ、ここは私に任せなさい!!
伊達に帝国の将軍名乗ってるわけじゃ~ありません。
えーと、この辺りですと……
「エリアさんッ!!」
突然タツミ君が声を上げる。
少し驚いた私はタツミ君が指差す方向を見ると……暗闇から黒髪の少女が現れた。
「……」
黒髪の少女は一言も話さず持っていた刀を抜く。
「うぉおおおおお!!」
タツミ君が剣を抜いて黒髪の少女に斬りかかる……しかし、簡単に躱されるのと同時に背中を蹴られたタツミ君は壁にぶつかり倒れる。
あぁ、そういう事でしたか。
てっきり……タツミ君がナンパしてくれたのかと思っていましたが、嘘でしたか。
彼の役割は「私をここまで誘導すること」。
そして……
私は黒髪の少女を見る。
赤目に黒の学生服……そして彼女が持っている特徴的な刀。
一度も会ったことはありませんが、直ぐにわかりました。
貴女が…………アカメちゃんですね。
「葬る」
まるで私の思考を読み取ったかの様に一言そう告げた彼女は、私の右肩から左脇腹の辺りを切り裂いた。
超展開、エリア斬られる。
次回もお楽しみに? です
感想書いて下さると作者のテンションが限界突破します。
そして、読者の皆様。いつも感想ありがとうございます。