魔法使いとなった鳥かごの少女

戦国時代に生まれた１つの家系・・「宮永家」

元々は一般庶民と変わらない家だったけど、産まれた子によって変わった
その子は特殊な能力を備わっていて、それは害を消し去る力だった

害というのは悪霊や妖怪といった類の存在であり
常に人々を苦しめ、抹殺していった恐ろしい存在だった

そんな悪害を消し去る力を持った子は丁重に愛され、育てられた
成人になった子が自らが持つ宮永という名を元に大きな勢力を作り上げた

その勢力はどこの勢力にも加担することなく、独自の力で世を進んでいった
だが、時代が進むにつれその終止符が２３代目によって絶たれてしまった・・

大きな勢力が途絶えた原因は不明であるが普通ならありえなかった
何もわからないまま家系や血筋が途絶えたと思われた中

１人の少女がとある家の一室に軟禁されていた
その名は宮永・・・