キテレツと遊戯王   作:交響魔人

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デュエルディスク完成の話を聞き、やってきたブタゴリラ。
乱暴者のブタゴリラにいじめられていたコロ助はデュエルで懲らしめようとする

今回は結構ガチです。


第二話 コロ助VSブタゴリラ

 「よう、ついに完成したらしいじゃねぇか!」

 「うん。ブタゴリラもやってみる?」

 「あれから改良されたナリよ」

 「そうだな、おいコロ助。俺とデュエルしようぜ」

 「良いナリよ、ふふふ。喧嘩ならともかく、これなら負けないナリ!」

 

 デュエル!

 

 

 コロ助 ライフ4000

 手5 場 

 ブタゴリラ ライフ4000

 手5 場 

 

 

 「吾輩のターン、ドロー!吾輩は永続魔法、六武の門を発動ナリ!さらに六武衆の結束を二枚発動するナリ!」

 「真六武衆カゲキを召喚!効果発動、手札の六武衆を特殊召喚ナリ!」

 「お前がモンスターの召喚に成功した事で、俺はナチュル・コスモスビートを手札から特殊召喚するぜ」

 「チューナーモンスター、六武衆の影武者を特殊召喚ナリ!」門4結束2結束2

 「話は聞いていたが、本当に出て来るとは。でもこれ触れないんだな・・・」

 「いや、触れるって危険じゃないかな?」

 

 「武士道カウンターが門に4つ、結束に2つずつ乗ったナリ。結束から二つずつ取り除いて、デッキから六武衆の師範を手札に加えるナリ!」門4結束0結束0

 「レベル3の六武衆、真六武衆カゲキに、レベル2の戦士族、影武者をチューニング!シンクロ召喚、真六武衆紫炎!」門6結束1結束1

 「門にに二つ、結束に一つずつ乗ったナリ、門から二つ、結束から一つずつ取り除いて、デッキから真六武衆キザンを手札に加えるナリ!」門4結束0結束0

 「場に六武衆が居るから、師範を特殊召喚!カウンターが乗るナリ!」門6結束1結束1

 「キザンを特殊召喚!そしてカウンターが乗るナリ!」門8結束2結束2

 「また結束から二つずつ取り除き、二枚目のキザンを手札に加えるナリ!」門8結束0結束0

 

 「それにしても、武士道カウンターは家紋かよ」

 「色々な家の家紋を使って居るよ。これ歴代の武将が見たらきっと怒るだろうなぁ・・・」

 

 「場に六武衆が居るから二体目のキザンを特殊召喚、さらにカウンターが乗るナリ!」門10結束1結束1

 「門から4つ取り除いて三枚目のキザンを手札に加えるナリ・・・」門6結束1結束1

 「三体目のキザンを特殊召喚、カウンターが乗るナリ。」門8結束2結束2

 「門から4つカウンターを取り除いて、カゲキを手札に加えるナリ。」門4結束2結束2

 「門から4つ取り除いて影武者を手札に加えるナリよ」門0結束2結束2

 「カウンターが二つ乗った結束を墓地に送り、二枚ドローナリ!」

 「もう一枚の結束も墓地に送って、二枚ドローナリ!」

 

 「大丈夫かコロ助?なんか疲れているぞ」

 「カウンターを取り除くにも全部スイッチを押さないといけないから、さっきからスイッチを連打しているのがね」

 「壊れやすいのか?」

 「頑丈に作っているけど、六武衆よりもカウンターの処理が多いテーマだと操作するだけでも大変かもね」

 

 「カードを4枚伏せて、ターンエンドナリ」

 

 コロ助 ライフ4000

 手2 場 真六武衆紫炎 六武衆の師範 真六武衆キザン 真六武衆キザン 真六武衆キザン 伏せ4

 ブタゴリラ ライフ4000

 手4 場 ナチュル・コスモスビート

 

 「あれ、X召喚はしないのか?」

 「ふふ、もうX召喚せずとも勝負はついたナリ!」

 「いうじゃねぇか。なら俺のターン、ドロー!」

 

 「俺はナチュル・コスモスビートをリリースしてナチュルバンブーシュートをアドバンス召喚!」

 「それを待っていたナリ!・・・あれ?故障したナリ?」

 「バンブーシュートはナチュルモンスターをリリースした時、相手の魔法・罠の発動を封じてしまうんだ」

 「そういう事だ、そして墓地の植物族、ナチュル・コスモスビートを除外して装備魔法、薔薇の刻印を発動!」

 「そうはさせないナリ!真六武衆紫炎の効果発動!薔薇の刻印の発動と効果を無効にして破壊するナリ!」

 「そうするしかないよなぁ?でもこれで効果はこのターン使えないぜ!俺は装備魔法憎悪の刺をナチュル・バンブーシュートに装備だ!」

 「攻撃力600アップさせる装備魔法、これで攻撃力は2600に」

 

 「しかし、何でこれブラックローズドラゴンに対応しているんだ?」

 「いや、棘があるからじゃないの?」

 「月華竜ブラックローズが装備出来ないのはおかしい気がするぜ。まぁバトル。ナチュル・バンブーシュートで真六武衆キザンを攻撃!」

 「あわわわ」4000から3500

 「それだけじゃないぜ、戦闘では破壊されないが、攻守は600ポイントダウン。つまりそいつは攻撃力1500までダウンだ!」

 「俺は一枚カードを伏せ、ターンエンドだ」

 

 コロ助 ライフ3500

 手2 場 真六武衆紫炎 六武衆の師範 真六武衆キザン 真六武衆キザン 真六武衆キザン1500 伏せ4

 ブタゴリラ ライフ4000

 手1 場 ナチュル・バンブーシュート2600 憎悪の棘 伏せ1

 

 「わ、吾輩のターン、ドロー。」

 「魔法・罠を封じられてもモンスター効果までは封じられていないけど・・・」

 「・・・仕方ないナリ。吾輩は、レベル4の戦士族のカゲキ二体でオーバーレイ!X召喚!」

 「おおっ?!この渦を再現か!」

 「ランク4!HCエクスカリバー!」

 「くそっ、ランク4で攻撃力4000を出せる奴を出してきたか。」

 「効果発動ナリ!オーバーレイユニットを二つ取り除き・・・うーん、うーん・・・とれたナリ!」

 

 

 「X素材ってもう少し取り除きやすくした方が良いんじゃないか?」

 「でもあれぐらい強くしないと落ちてしまうから」

 「NOエーテリック・アメンだっけ、あれだけ素材にした場合でもこれなら落ちないのか?」

 「落ちるんだよ、逆さまにすると。」

 「うーん、それであんなに強くひきつけるようにしているのか。でもあんなにX素材がたまるなんて普通起きないんじゃないか?」

 「それもそうか・・・」

 

 

 「そろそろ終わらせるナリよ!バトル!HCエクスカリバーでナチュル・バンブーシュートを攻撃!」

 「甘いぜ!カウンター罠、攻撃の無力化!」

 「あれ?攻撃を止めるならもっと使い易いカードがあるんじゃ?」

 「まぁな。でもみろよキテレツ。こうやって映像化するとかっこよく無いか、この罠」

 「ホントだ。」

 

 「何を言って居るナリ、真六武衆紫炎の効果を・・・アリ?」

 「カウンター罠はスペルスピード3だから止めれないよ」

 「ぐぬぬ、ターンエンドナリ」

 

 コロ助 ライフ3500

 手3 場 真六武衆紫炎 六武衆の師範 真六武衆カゲキ HCエクスカリバー 伏せ4

 ブタゴリラ ライフ4000

 手1 場 ナチュル・バンブーシュート2600 憎悪の棘 

 

 

 「俺のターン、ドロー!よし、ナチュル・バンブーシュートで真六武衆キザンを攻撃!」

 「わわっ?!」ライフ3500から3000

 「攻撃力、守備力がダウンするぜ!そして俺はモンスターを・・・表側守備表示って出来るのか?」

 「いや、出来ないけど?出来たら色々便利だとは思うけどね」

 「そっか。ならモンスターをセット。ターンエンドだ」

 

 コロ助 ライフ3000

 手3 場 真六武衆紫炎 六武衆の師範 真六武衆キザン1500 HCエクスカリバー 伏せ4

 ブタゴリラ ライフ4000

 手1 場 ナチュル・バンブーシュート2600 セットモンスター 憎悪の棘

 

 

 「このエンドフェイズにHCエクスカリバーの効果は終了するナリ、吾輩のターン、ドロー!」

 「よし、六武衆ザンジを召喚!吾輩はレベル4のモンスター二体でオーバーレイ!X召喚!」

 「No39希望皇ホープ!」

 「ホープか、だが凌ぐだけでは勝てないぜ!」

 「吾輩は希望皇ホープをX素材として、X召喚するナリ!ランク5、SNo39希望皇ホープ・ザ・ライトニング!」

 「げえっ?!攻撃力5000になるランク4だと!」

 「それにしても仲間を守る効果だったのにどうして進化するとこうも攻撃的になるんだろう?」

 

 「さぁ、今度こそお終いナリよ、吾輩はSNo39希望皇ホープ・ザ・ライトニングでナチュル・バンブーシュートを攻撃!」

 「そしてオーバレイユニットの六武衆キザンとザンジを取り除いて、攻撃力を5000にするナリ!」

 「うわあっ?!」ライフ4000から1600

 「さぁ覚悟するナリ、吾輩はHCエクスカリバーでセットモンスターを攻撃ナリ!」

 「ああっ、ナチュル・パイナポーが!」

 「よし、真六武衆紫炎でダイレクトアタックナリ!」

 「うわぁっ!」ライフ0

 

 

 「バンブーシュートが出てきた時はそのまま負けてしまうかと思ったけど」

 「うーん、コロ助の魔法・罠は六武の門しか使えない状況に追い込んでいたんだが」

 「ふふふ、これで少しは乱暴者のブタゴリラも懲りたナリよ」

 「何だと!」

 「わぁっ?!た、助けて~キテレツ!」




いかがでしたか?
ちなみにコロ助の伏せていたカードは「六尺瓊勾玉」「諸刃の活人剣術」
「天罰」「奈落の落とし穴」でした。

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