鮮烈なのは構わないけど、俺を巻き込まないでください……   作:ふーあいあむ

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もはや何も言えない……。
おまたせしました。本当におまたせしました!

楽しみに待っていてくれた方々、本当にごめんなさい! ありがとうございます!
就活もとりあえず一段落、これからはなるだけ期間をあけないように投稿します! ……(ことを心掛けます)

さて、本編に入る前に……。
しばらく執筆を明けていたため自分でもビックリするくらい難産でした。
よって、感覚を取り戻すまではリハビリ的なものになります。見苦しい文章や表現、低いゲス度が多くなるかもしれません。


あと、八十話おまけ(あとがき)、八十七話(まえがき)を見ることをおすすめします。まぁ見なくても大丈夫ですけど(笑


ちょっと……てか、かなり駆け足気味ですが許してください(土下座



九十話

それはある日の朝のことだった。

珍しく、ヴィヴィオちゃんが通信をしてきた。

 

『先輩、おはようございます!』

「おー、おあよう……」

『……寝起きですか?』

「そう……ふぁぁ」

 

昨日の夜、スカさんと作ったハ〇クバスターでジークのテントに襲撃かけてたからなぁ……。

若干寝不足気味かもしれない。

 

「で、どったのヴィヴィオちゃん? 何か用かい?」

『あ、はい! 今日、アインハルトさんと試合をするので是非先輩にも見てほしいなぁ、と』

 

……ストラトスちゃんかぁ。何か会いづらいなぁ。

あんなこともあったし……何かこっ恥ずかしい。

 

「でもまぁ、ヴィヴィオちゃんのお願いだからなぁ……」

 

よし、行くか。

 

「わかった、見に行くよ。何時にどこ行けばいい?」

「ありがとうございます! えっとですね……」

 

時間と場所を聞き、通信を終了する。

よし、準備するか。ヴィヴィオちゃんに会うんだから……まずは身を清めなければ。風呂入ろ。

 

 

 

 

脱衣場で服を脱ぎ、洗濯カゴに放り込む。

その時、洗濯カゴのなかでチカリと何かが光った。

 

「……なんだ?」

 

端末でも入れっぱなしだったか?

そう思って探してみると、光の出所は昨日履いていたズボンのポケットにあった。

これって……。

 

「確か……無限書庫に行った帰り道に拾った玉?」

 

ぐにゅ子に見せようとして、そのまま忘れてたのか。

結局何なんだ、コレ?

 

「ビー玉……ではないよな。光ってるし」

 

玉を指で摘まみ、いろんな角度から見てみる。

そのまま風呂場に入ると急に光が強くなってきた。

 

「うおっ!? ま、まぶしい!?」

 

太陽拳か!?

なんてボケてみるが、光はシャレにならないくらい強くなってきた。

あれ? これヤバイんじゃね? と考え始めたところでーーーー

 

 

 

 

 

 

『ーーーーで、気づいたら海鳴にいたってこと?』

「そんな感じです」

通信ウィンドウに写るなのはさんが真剣な顔で聞いてくる。

……まさか士郎さんがなのはさんの父親だったとは。

 

『……もしかしたら、その光る玉はロストロギアだったのかもしれないね』

 

マジか。

 

『とりあえず明日迎えに行くから、今日はわたしの実家に泊まってね』

「あ、了解です。お世話になります」

『あはは、それはお父さんとお母さんに言ってね! けど本当に無事でよかったよ』

「しかも保護されたのがなのはさんの実家だったって……ラッキーなのかアンラッキーなのか」

『“不幸中の幸い”ってやつだね』

 

本当にな。

 

 

 

 

 

なのはさんとの通信を終えた俺は、士郎さんたちにかいつまんでコトの顛末と、なのはさんが迎えに来る明日まではお世話になりたいと伝えた。

士郎さんは快く了承を出してくれた。マジイケメンだわ。

問題は……

 

「いやぁぁぁぁあああっ! いやよぉぉおおっ、ワンちゃんはうちで飼うのよぉぉぉっ!」

 

桃子さんェ……。

 

 




次回で海鳴編終了。
今後の方針としては、

・ジークとお出掛け(デート)
・新たなるストーカー編
・ユーノ・スクライア編

というものを考案中。

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