鮮烈なのは構わないけど、俺を巻き込まないでください…… 作:ふーあいあむ
活動報告にて言っていましたが、昨日と今日の四時くらいまで法事がありました。
※急いで書いたものなので、最初の方が少し急展開な感じです。そのうち手直しをするかもしれません。ご了承ください。
※おまけについて、2つ目の方は結構前にあらかじめ書いていたものをコピペしただけなので決してそっちに時間を取られて本編が~というわけではないのであしからず。
「はぁー……終わった終わった。帰ろうぜ」
《エレミアの継承者を待たなくていいんですか?》
あ?
いいんだよ、どうせ取材会見とかだろ。待ってやる義理なんざないね。
「ーーーー見つけましたわッ!」
その時、よく聞き慣れた声が聞こえた。
振り向いた先にいたのは……ヴィクターにデコ助、ハリー?
「どうしたんだよ、そんなーーーー」
「アレスティングネットッ!」
「はァッ!?」
デコ助のバインド魔法!?
なんで!? 貴様謀反か!?
「今だッ! 捕まえろぉぉおッ!」
「はっ……はぁぁぁぁあああああッ!?」
「てな感じで拉致られてきたんだよ……」
「あ、あはは……その……お疲れさまやね……」
お疲れさまじゃねぇよ。
「まったく……」
ヴィクターとハリー、
……数人知らないヤツもいるけど。
室内には様々な料理があり、そこでみんなは談笑しているようだ。
「……で、ここどこなんだ?」
「あ、えっと……
確かに。
どこぞの高層ビルの最上階なのだろう、窓から見える夜景は凄く綺麗だ。
「それで……今は何の時間なんだ?」
全員に大事な話があるんだろ?
みんな食い物片手に自由にくっちゃべってるけど……。
「…………団欒の時間?」
「まんまか」
まぁいいか。
じゃあ俺もなんか食おう。
「よし、そうと決まれば……ジーク、なんか取ってこい」
「ん、わかった」
コイツはうちに入り浸っていたこともあり、俺の好みを熟知している。
かつ、ハリーとは違い栄養がどうとか言って嫌いな食べ物を食わせようとはしない。
……あれ? ハリーじゃなくてこいつにメシ作ってもらえばいんじゃね?
「ふむ……。なぁ、ジーク……うちで家政婦やらない?」
「えっ!?」
あ、ダメだ。こいつ家事できねえんだ。
そもそも衛生的にダメだった。
「いや、やっぱり何でもない」
「なっ、なんで!?
ジークがしつこく食い下がってくる。
「あ? あー……ま、そんなとこ。それより早くメシ」
「ぐっ……い、いや! まだチャンスはあるはずや……!」
なんかぶつぶつ言いながらジークは食料調達に行った。
「……よく考えたらジークを家政婦になんてありえないよな」
それにハリーのメシうまいからなぁ……うん、やっぱりジークはいらないや。
「ーーーーよう、チヒロ。一人か?」
ジークにメシを取りに行かせるという名目で厄介払いをし、さっき自分で調達してきたメシに舌鼓を売っているとハリーが話しかけてきた。
「よう、誘拐犯」
「あー……や、やっぱり怒ってんのか……? 悪かったよ……」
「……いや、もういいよ。お前の有用性を理解したから」
「……ん? ま、まぁ……許してくれるんならいいか」
その代わり利用価値のなくなるまで寄生してやるけどな。
「んで、どうしたんだよ?」
「何がだ?」
「用件だよ。何で俺のとこ来たんだ?」
取り巻きや他のヤツらを放置してまで……いったいどんなことだ?
「な、なんだよ……用もなく来ちゃダメなのか……?」
「いや別にダメってこたぁねーけど」
「……気になっただけだ。ずっとジークばっかと話しやがって……」
あっそ。
それよりメシだメシ! もっとメシ!
「ーーーーさて、みんな~! 食べながらでええからちょう聞いてな」
さらにメシを食おうとしたところで女の人……確か、八神司令? とかなんとかがここにいる全員に呼び掛けた。
……ここに集められた本題に入るってことか。
「ところで
「何やろ、ヴィクトーリアが後から連れてきたあの男の子……どこかで…………?」
おまけ
《そしてvivid lifeへ……》
『ふむ……。なぁ、ジーク……うちで家政婦やらない? ……あ、やっぱりいいや』
「ヴィクター
「任せなさい! 立派な
さらにおまけ
《次回予告(嘘)》
早読みちゃんを倒し、平穏な日々を取り戻した委員長。
「あ、篠崎くん! お、おはよう……えへへっ!」
これで全てが元通りとなった。
……はずだった。
『
「あ、あなたは……きっ、きゃぁぁああああっ!?」
目覚めるとそこは見知らぬ場所。
「なに……ここ? 街? ……まるで廃墟みたい」
そこで出会った謎の少女“デコ美”。
「あなたは……タスミンさん!?」
「はい……? えっと……どちら様ですか……?」
そこで知る、この世界の真実。
「ここは恐らくあなたがいた世界とは別の世界」
「もしかして……
「この世界は真っ暗闇なんです……アイツの、“篠崎チヒロ”のせいで!」
「篠崎、くん……!? 篠崎くんがこの世界をこんな風にしたって言うの!?」
委員長の前に立ち塞がる、四人の“妹”たち。
「兄上のおかげで私も悲しみを背負うことができたわ……」
「あまり
「あなた……『保護色』? ランプは好き?」
「7分だよ。7分だけ相手をしてあげる……」
謎が謎を呼ぶ新展開、果たして委員長は全ての試練を乗り越えることができるのか!?
そして、最後に待ち受ける衝撃の真実とは!?
『夜ノイインチョウ』
次回よりスタートッ!
※スタートしません。