鮮烈なのは構わないけど、俺を巻き込まないでください…… 作:ふーあいあむ
眠れないのでちょっと早めに投稿。
おまけ 1
《簡単に分かるおまけキャラ(と少しだけ本編キャラ)パワー表~もしもこの世界がゲームだったら~》
委員長:勇者
後輩ちゃん:剣士
デコ助:馬車
何か……歯の人:ひのきのぼう
篠崎チヒロ:小ボス
ヴィクトーリア・ダールグリュン:中ボス
???:四天王
???:四天王
???:四天王
???:四天王
パパン:???
DIもうと:ラスボス
???:DLCボス
???:裏ボス
???:???
とある双子の姉妹の機械が原因で過去にやって来てしまった俺。
迫り来る闇、U-D。
それに立ち向かうは管理局屈指の魔導師たち。
果たして……世界の命運は!?
「ーーーーて感じに理解してるんだけどそれであってる?」
「私もそんな感じです」
「え……えと、そこまでドラマチックではないですけど……私もです」
とりあえずヴィヴィオちゃんたちと現状の再確認。
「おぉ、合ってたか。よかったよかった」
「先輩は寝てましたもんね。さっきの説明のとき」
記憶にございません。
「ーーーーチヒロさん!」
ヴィヴィオちゃんたちと話していると、知らんヤツから声をかけられた。その傍らには髪の長い女もいる。
思わずストラトスちゃんの肩を掴んで盾のように構える。
知らないヤツ嫌い。
「……誰だお前ら」
「えっ!? 俺ですよ! トーマです!」
『わたしは? わたしは?』
俺に上条さんな知り合いはいない。
そして電波(飛ばしてくる)女もな。
「知らんわお前らなんぞ!」
「えぇ!?」
『……ねぇ、トーマ。もしかして先生、わたしたちより過去から来たのかも』
あん?
お前らより過去から?
「というか“先生”ってなに?」
「……え!? 先輩、念話聞こえるんですか!?」
念話?
なにそれ?
「簡単に言うと、魔力を使って声を出さずに意思疏通をする魔法です」
「説明ご苦労ストラトスちゃん。でも俺魔力ないよ?」
「……もしかすると、何らかのレアスキルかもしれませんね」
「先輩がレアスキル保持者……?」
へぇ。どうでもいいけど。
「で、結局お前ら誰なんだ?」
「あ、えっと、俺はトーマ・アヴェニールです!」
『わたしはリリィ・シュトロゼックです』
アヴェニールとシュトロゼックね。
「俺は……いいよな。知ってるみたいだし」
「はい! リリィが未来でお世話になってます」
……未来でお世話になってるってどういうこと?
「あー……ちなみにどうお世話になってるんだ?」
『わたしの先生です!』
さっきも言ってたな、それ。
「先生……って、何の?」
「……あー……何て言うか……リリィは少し特殊な環境で育ったと言いますか……。世の中や一般常識について疎いと言いますか……」
つまり?
「つまり世情と一般常識の先生です」
ふぅん。
よくわからん。
「な、何だろ……それ先輩が一番やっちゃいけないやつじゃないかな……?」
「……あー…………やっぱり……ヴィヴィオは分かる?」
……今のはムカッと来た。
よし、ならば未来の俺がどれほど優秀なのか試してやろう。
「おいシュトロゼック! 問題!」
『ででん!』
……効果音とは、やるじゃないか。
「朝、人に会ったらまず何をする?」
『顔を見て嘲笑う!』
ほぅ……!
「人を褒めたら?」
『その後落とす!』
「年下と遊ぼう! どんな遊びでも?」
『情け容赦なく全力で!』
「右の頬を叩かれたら?」
『ないコトないコト言い触らして世間的に抹殺する!』
「友達がカレーを食べてたら?」
『う〇こ!』
素晴らしい……!
ディ・モールト、ディ・モールト素晴らしい!
「素晴らしいぞシュトロゼック……いや、リリィ!」
『一生ついていきます、先生!』
「……ね?」
「苦労してるんだね……」
おまけ 2
《トーマとリリィ~お風呂でばったり~ ※下ネタ注意》
・チヒロ教育前
「なっ……り、リリィ……ッ!? ご、ごめ……ッ!?」
『……トーマ? 何であせってるの?』
・チヒロ教育後
「なっ……り、リリィ……ッ!? ご、ごめ……ッ!?」
『……プッww ちっさww』
おまけ 3
《1日遅れたけど七夕特別編! みんなの短冊》
◎篠崎チヒロ
『面倒事とは無縁の平穏な生活を送れますように。あと新しい玩具ください』
◎高町ヴィヴィオ
『みんなが楽しく毎日を過ごせますように』
◎アインハルト・ストラトス
『大切な人達を守れるくらい強くなれますように』
◎コロナ・ティミル
『出番ください』
◎八重歯
『先輩が私を人間として認識してくれますように』
◎ジークリンデ・エレミア
『恋愛が成就しますように』
◎ハリー・トライベッカ
『隣人がまともなヤツに更正しますように』
◎ヴィクトーリア・ダールグリュン
『不慮の事故で織姫と彦星が会えませんように』