興味のない方は例によって読み飛ばしてください。
昨日投稿するつもりがすっかり忘れてました。
いつも読んでくださっている皆さんすいません。
設定―英国の風物について8
・オックスフォード
天下に名高いオックスフォード大学がある街。人口およそ15万人。
古めかしい建物が立ち並び歴史の匂いがする古都。
英国の首都ロンドンは第二次大戦中にドイツ軍の空爆を受け、被害を受けましたが
オックスフォードには空爆は無く古い建物が非常に良好な保存状態で残っている。
・英国人と幽霊話
英国人は幽霊話が大好き。
それなり以上に歴史のある街、建物には必ず幽霊談があります。
ロンドンにはロンドンの血塗られた歴史を案内してもらえるウォーキングツアーがありますし、オックスフォードにはオックスフォ―ドのいわくつきの場所を案内してもらえるウォーキングツアーがあります。
私はオックスフォードに3週間滞在したことがありますが、その時に"Oxforad Ghost Story"というツアーに参加しました。
中々興味深い体験でした。
ちなみに英国と言えば大劇作家ウィリアム・ウェイクスピアの故郷であり、数多くの劇場が存在しますが、格式ある劇場にはかならず幽霊談があります。
というより、幽霊話の一つや二つはないと格式高い劇場と認められないらしいです。
また、呪われた芝居と言うのも存在し、シェイクスピアの『マクベス』は上演に関わった関係者に不幸が訪れる事態が続出したため、芝居関係者のあいだではあえて作品名をださず「あのスコットランドの芝居」(『マクベス』の舞台はスコットランド)という習わしがあるそうです。
・コーチ
長距離バスのこと。
名前の由来はかつて長距離移動手段が馬車だったため。
ロンドンのヴィウトリア駅のすぐ隣にあるヴィクトリアコーチステーションから英国各地への長距離バスが出ています。
電車に比べ料金が安いため貧乏旅行には最高です。
(私も使いました)
・オックスフォード大学
英語圏最古の大学にして、ハーバードやケンブリッジと並ぶ世界の頭脳。
ただし、ハーバードなどのアメリカの名門と違い公立大学(と一般的には認識されているが実際はちょっと微妙)
私は大学3年の時に初めて渡英しましたが、その時の滞在先がオックスフォード大学ハートフォードカレッジの寮でした。
私の通っていた大学がオックスフォード大学と提携しており短期語学研修と言うかたちでオックスフォードに滞在し、語学の授業を受けました。
そのため、寮内部の描写はかなり正確です。
オックスフォード大学は夏休みになると寮生活の学生が里帰りすることが多いため、その期間は一般に部屋の貸し出しも行っているそうです。(安くはないみたいですが)
ちなみに相部屋というのはフィクション。
相部屋もあることにはあるらしいですがあまり一般的ではないようです。
劇中でオックスフォードの生活費は高いと書きましたが、イギリスの大学は大半が公立校であり授業料は平均して日本の大学の10分の1程度。
カレッジ費用。いわば寮費のようなものがかかりそれが高いらしいです。
・ポール・ウィリス
高名なイギリスの文化社会学者。
代表作『ハマータウンの野郎ども』は、学校に反抗的な少年たち がいかに労働階級の仕事についてゆくか、なぜ自ら労働階級を再生産してしまうことになるかということを考察した本。
・J・R・R・トールキンやルイス・キャロルが通っていたパブ
実在します。The Eagle and Childというパブです。
(トールキンもキャロルもオックスフォード大学で教鞭をとっていた)
『ナルニア国物語』のC・S・ルイスも常連だったそうです。
・SNS
このSSの舞台は2006年。このエピソードは本編の2年前なので2004年。
2004年はfacebookがサービスを開始。その前年の2003年にはMySpaceがサービス開始され既に広まっていたのでまあいっかと思いこの設定にしました。
・オリキャラばっかり
オリキャラばっかりになってしまいました。
すいません。
またしても気まぐれ更新になります。
次回はまあ気長にお待ちください。
香港を舞台にしよっかなと考えてます。
次回はちゃんと原作キャラを活躍させます。
ところでFate/Grand Orderの茨木童子イベントはいつ来るのでしょうか?
ストーリークエストを5章まで終わらせてしまったので手持無沙汰です。