興味のない方は読み飛ばしてください。
英国の風物とか設定とか諸々です。
設定―英国の風物について7
まず、エピソード完結までえらく間が空いてしまいすいません。
前にも書いたとおり、制作に関わっているインディ映画の撮影が佳境に入っており時間が取れませんでした。
現在ポスプロ段階に入ったため今はFate/Grand Orderをプレーする余裕すらあります。
このシリーズ自体は『アルトリアを偲んで』で一端終わりにしており、現在はセカンドシーズンとも番外とも言えない形で続いていますがネタも溜まってきたのでちょいちょい更新します。
例によって劇中に登場する風物です。
・パディントン
アンドリューが常宿にしているエミールのホテルがある設定の場所。
特に何もないエリア。パディントンベアの生まれ故郷。
ヒースロー空港とロンドン市内を往復する特急列車、ヒースロー・エクスプレスが発着するところ。
エミールのホテルのモデルは筆者が以前に止まった安宿。
汚くて古くて狭くて安くて朝食が美味しかったです。
フロント係の人がロシア人(多分)でした。
・Could you call me taxi?
冠詞の概念が分からない日本人がよくやる間違い。
「タクシーを呼んでください」と言いたい場合は
「Could you call me a taxi?」が正解。
・マーマイト
ビールの醸造過程で沈殿堆積した酵母(行ってみれば酒粕みたいなもの)で作った黒いペースト状の何か。トーストやクラッカーに塗って食べる。
キャッチコピーは"Love it or hate it"(大好きか大嫌いのどちらか)
マーマイトは残念ながら食したことがありませんが、オーストラリア版マーマイトであるベジマイトは食べたことがあります。
私、これ結構好きです。
・日産GT-R
おなじみメードインジャパンの車。
『ワイルドスピード』シリーズでポール・ウォーカーが乗ってた車。
生前のポール・ウォーカーは普段から日産GT-Rに乗っていたらしいです。
・シャーロック・ホームズ、シッド・ハレー
シャーロック・ホームズは説明不要でしょう。
コナン・ドイルが創造したキャラクターで世界一有名な探偵ではないでしょうか。
シッド・ハレーは元ジョッキーで作家に転身してジョッキー引退後にも成功をおさめたディック・フランシスの想像したキャラクターです。
フランシスの競馬シリーズは毎回登場人物が交代していましたが、シッド・ハレーはシリーズのなかでも抜群の人気を誇り、4度にわたり登場しています。
元ジョッキーの隻腕調査員で、不屈の精神をもつハードボイルドなキャラクターとして人気を博しました。
・風宮和人
劇中に登場するオリキャラでサマセット・クロウリーと並ぶチートキャラ。
初出は前作『Fate/NY』及び、それをいじくった『magus hunter』ですが、話を進めやすくするために出しました。不快に思った方は申し訳ありません。
あと、書いて気付いたのですが彼の前職は封印指定執行者というより代行者にちかいですね。設定ミスです。
ちな、名前の由来は伊勢神宮の外宮にある境内別宮。風宮という名前自体は元寇の際に神風をおこし国を救ったという逸話が由来で、風宮の祭神は風雨を司る神とされる級長津彦命と級長戸辺命。
さらについででいうと、この風宮は私の母方の祖先と強い関わりがあるらしく(私自身も詳しくはしりませんが)私の母方の祖母は旧姓が風宮でした。
遠い親戚には今も風宮姓を名乗っているひとがいるらしいです。
ご先祖さまこんなところでお名前をつかってすいません。
・POT NOODLE
通称「世界一マズいカップラーメン」
不味い料理を大量生産してきたイギリスのインスタント業界でも特に不味いと悪名高い商品。
真っ黒なス―プの中に大量のプラスチックのような触感の麺が沈んだ現代美術的醜悪さのゲロ不味料理で、慣れない人が食べると体調を崩す生物兵器。
ちなみにアンドリューが伊勢で食していたのは伊勢うどん。
柔い麺と黒いツユが特徴です。
・桜の秘密
かつてないほど原作キャラをたくさん出しました。
アンドリューが桜の解析をするシーンですが桜が不憫すぎると日頃から感じていたため救いが欲しくこうしました。
今後のエピソードでも桜のその後については触れたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は4月初頭更新予定。
オリジナル要素満載でお届けします。
イギリスにもどり、ロンドンではなくオックスフォードをメインの舞台とする予定です。