文字数無理矢理なんで、ちょいおかしいです
爪痕(プロローグ)
レミリア・スカーレット
人間と吸血鬼の子であるハーフヴァンパイアの彼女は、紅魔館の主になった・・・・・余りにも、大きな代償を支払って・・・
レミリアは、氷漬けにされている一人のメイドを抱き抱え、紅魔館を歩いていた・・・
そう。それは彼女が、その地位を得る代わりに支払った代償。・・・前主の残した、消えない、深い、とても深い爪痕・・・・・
十六夜・咲夜(いざよい・さくや)
彼女はレミリアにとって、かけがえのない人間だった。彼女は、ある力を酷使し、レミリアを救出し、変わりに自らの命を失った・・・彼女がいなければ、ここにレミリアはいなかっただろう・・・・・・
そして、レミリアの後ろを歩いている、もう一つの影。
パチュリー・ノーレッジ
今となっては、レミリアの親友である、又、豊富な知識を持つ大魔術師である。魔女である彼女の冷静な判断力、的確な処置。がなければ、今、ここを歩いているのは、前主だっただろう・・・・
2人・・・いや、3人は目的地の紅魔館内部にある図書館についた。
レミリアは、そっと咲夜をパチュリーに預け、図書館に入った、その後にパチュリーが続いた。
図書館の中にも、他に、3人いた。
紅・美鈴(ホン・メイリン)
「龍」と呼ばれるほどの拳法の使い手の妖怪。だが、人間より人間くさく、情にとても弱い。元々は、前主の近衛兵長だったが、レミリアの妹との出会いがきっかけで、レミリア達と共に前主と戦うことになった。彼女の勇気と力がなければ、ここにいる皆は死んでいただろう・・・・
フランドール・スカーレット
レミリアの腹違いの妹であり、純血の吸血鬼。まだ幼く、力には目覚めてはいないが、彼女の純粋な心がなければ、美鈴と戦うことになり、前主とは戦う前から負けが見えていただろう・・・
小悪魔
・・・・・・・・・・・・・・・・・・パチュリーの使い魔である!!!・・・・そう・パチュリー、あのパチュリーの使い魔である・・・彼女は・・・パチュリーの使い魔なのだ・・・・・なんと、使い魔なのだ、あの、パチュリーの!!!
・・・・・この六人だけで力を合わせ100以上の軍勢と、最強の吸血鬼を二人相手にして勝利したのだ、それだけでも奇跡といってもいいだろう
・・・だが、この先、レミリアには、更に過酷な絶望の連鎖が始まるのだった。・・・それは、前主の呪いか・・それとも・・・・・・・・運命なのか・・・・?
・・・・ここから物語は、また始まる・・・・・・