仮面ライダーぱな電王外伝   作:じんばぁ

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これで本当のおしまい!


にこりん侑デネとのぞジーの最後

仮面ライダーぱな電王EX-3

 

にこりん侑デネとのぞジーの最後

 

 

 

 

 

ーターミナルライブ 打ち上げ後ー

 

 

侑「小泉のやつ…全部知ってたのか…意外と賢いんだな…アイツ」

 

デ「それを知りながら今まで通り過ごしてたんだから花陽ちゃんは強いなぁ…侑斗はサヨナラしなくていいの?μ’sのみんなと…」

 

侑「はぁ?何で俺がそんな子供みたいなこと…」

 

に「なに言ってんのよ…アンタおこちゃまでしょうが」

 

侑「なんだと!?…って矢澤!?」

 

デ「にこちゃん!?」

 

凛「凛もいるにゃー!」

 

侑「…何の用だよ…」

 

に「アンタの泣き顔を拝みに来てやったのよ」

 

凛「ユート君けっこう泣き虫だからねー!」

 

侑「お前らなぁ…!」

 

に「…侑斗、デネブ…」ギュッ

 

凛「…」ギュッ

 

侑「矢澤…星空…」

 

デ「二人とも…」

 

に「今日までの記憶が消えるとしても…今日まであったことは無駄じゃなかったと思う…」

 

凛「ユート君はユート君だからにこちゃんも凛も絶対忘れないよ…!」ポロポロ

 

に「凛…なに泣いてんのよ…侑斗を泣かすんでしょ?」

 

凛「だって…だってぇ!ユート君は凛のお兄さんだもん!」ポロポロ

 

デ「凛ちゃん…」

 

侑「っ…!!」プイッ

 

デ「侑斗…」

 

侑「俺は…お前らのこと…多分忘れない…」

 

に「…侑斗」

 

凛「ユート君…泣いてる…?」

 

侑「な…泣いてない!」

 

凛「そっか…えへへ!ユート君はかーなーり強いんだもんね!」

 

侑「ああ、そうだ。俺は、かーなーり強い!」

 

デ「にこちゃん…凛ちゃん…!」グスグス

 

侑「デネブ、帰るぞ…じゃあな!にこ!凛!」

 

に「え…」

 

凛「ユート君…いま…名前で呼んでくれた…?」

 

侑「な…なんだよ?文句あるかよ…」

 

凛「ううん!無いよ!やっと名前で呼んでくれた!嬉しいにゃー!!」スリスリ

 

に「アンタも素直じゃ無いわねぇ…」

 

侑「お前には言われたくないな…凛…いい加減離れろよ…!」

 

に「ふっ…それもそうね」

 

デ「にごぢゃぁぁん!!りんぢゃぁぁん!」ズビズビ

 

に「おわ!?汚っ!!」

 

 

モォーーー!!

 

 

凛「…行っちゃったね…ユート君とおデブちん…」

 

に「そうね…」

 

凛「にこちゃん!凛も全時空のみんなを笑顔にできるくらいのアイドルになりたいにゃ!!」

 

に「どうしたのよ急に?」

 

凛「だってユート君たまに悲しそうな顔するから…凛が最強のアイドルになってユート君を笑顔にしてあげるんだ!」

 

に「最強って…凛、アンタ変わったわね…いい意味で」

 

凛「そ…そうかな?照れるにゃぁ〜…///」

 

に「(やっぱそうでもないかも…)」

 

 

 

 

 

 

 

ー打ち上げ後 希roomー

 

 

希「ただいま〜ってもう誰もいないか…」

 

ジ「おかえり、恩人よ」

 

希「じ…ジーク!?なんでここにいるん!?打ち上げの時いなかったからもう元の時間に帰ったのかと…」

 

ジ「私は騒がしいのが嫌いでな…ここが1番落ち着く…しかし私もこの時間にいられるのは今日までだ…」

 

希「ジーク…」

 

ジ「そんなに悲しそうな顔をするな、恩人よ」

 

希「だって!ウチ、ジークが来てから楽しかった!いつものおかえりって言ってくれる人ができて!ウチの料理食べて美味しいって言ってくれる人ができて嬉しかった!」

 

ジ「恩人よ…貴女は素敵な人だ…私よりもふさわしい人間がすぐに現れるさ…」

 

希「ふさわしい人間…?ジークは自分がイマジンだからそんなこと言うん!?」

 

ジ「…そうではない…だが人間には人間の、イマジンにはイマジンの…それぞれの生き方があるのだ…それにアイドルが恋愛など、恩人の友人その2に怒られてしまうぞ…?」

 

希「その2…にこっちのこと?…だ…だったら!アイドル辞める!だって…私はジークが好きだから!!」

 

ジ「っ!…恩人よ…わかってくれ…美しく気高い東條希は私にとってアイドルなのだ…私のことを想ってくれるのはとても嬉しい…だが私は貴女にアイドルでいてほしいのだ…プリンスの最後の願い…どうか聞いてくれぬか…?」

 

希「…人間の望みを叶えるのがイマジンなのになんでイマジンが人間にお願いしてるの…」

 

ジ「ふ…私はプリンスだからな…希…私も貴女を好いている…だが希には全ての者に愛を伝えるアイドルのままでいてほしいのだ…」

 

希「…やっと恩人って呼ぶのやめてくれた…」

 

ジ「最後くらいは…な」

 

希「うん、ありがとう。…まだ時間あるんやろ?最後にウチがおうどんさん作ったげる!」

 

ジ「希…ありがたく頂くとしよう」

 

 

ー翌日 音乃木ー

 

 

凛「にこちゃんくらうにゃー!凛は!かーなーり強い!」ギリギリ

 

に「いだだだだ!!なんでにこが朝っぱらからプロレス技受けなきゃいけないのよ!!!!!」

 

希「ウチ、降臨!満を持して…!」

 

凛「希ちゃん!なにそれ!かっこいいにゃ!」

 

希「ふふふ…せやろ?なんかウチこのセリフ大好きだったような気がしてな?こんなセリフ聞いたことないのに…これってスピリチュアルやん?」

 

凛「あー!それわかる!凛もなんかかーなーり強いっ!ってセリフすごく好きだった気がするにゃ!」

 

に「」ゴボゴボ

 

花陽「凛ちゃん!おはよう!」

 

真姫「…ってにこちゃん!?」

 

希「に…にこっちが泡吹いてる!?」

 

凛「あ、忘れてたにゃ…」

 

 

ワーワーギャーギャー

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

補足

 

 

ウラ花陽

花陽にウラタロスが憑依した姿。良太郎に憑依した時の様に女性を口説こうとするがルックスが花陽なのでお姉様方にマスコット扱いされもみくちゃにされる。

 

モモ花陽

花陽にモモタロスが憑依した姿。中身がモモタロスなので口調と態度が荒々しくなるがルックスが花陽なので全然怖くない。

 

キン花陽

花陽にキンタロスが憑依した姿。この状態だとよく食いよく寝るので言うまでもなくよく太る。…ということを花陽は非常に気にしている。

 

リュウ花陽

花陽にリュウタロスが憑依した姿。スクールアイドル随一の運動神経を誇る星空凛に運動苦手で有名な小泉花陽がダンスゲームで勝利したというスピリチュアルな噂が一時期流れるがそれは花陽に憑依したリュウタロスのせい。

 

にこO-LAP

ゼロノスに変身したにこが最終決戦で見せた難易度Sの関節技。詳しく知りたければキン肉マンⅡ世を読もう!

 

スーパーぱな電王キック

花陽が超クライマックスフォームになって放った必殺技。要するに超ボイスターズキック。威力は52tと超ボイスターズキックキックよりも2t高い。気合の差かな?

 




これで本当のおしまいです!
今まで読んでくださったたくさんの方々!ありがとうございました!
多分また何かしら書くと思うんでその時はまた読んでくださいねっ!

それでは!いつか未来で!

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