仮面ライダーぱな電王EX-2
(・8・)〈モモタロウサンチュン
ー放課後 音乃木坂学院ー
モモタロス「この力〜解き放〜つ時〜♪…ん?なんだ?部屋に明かりが…誰かいるのか?…ん?あれは…」
モモ「…鳥女?何か縫ってるのか…」
ことり「…」
モモ「お〜い」
こ「…」
モモ「おいって!」
こ「チュン!?」
モモ「おわ!?」
こ「あ…あれ?桃太郎さん?どうして…いつからここに!?」
モモ「さっきからずっといのに気づかなかったのかよ?…お前スゲぇ集中力だな…あと俺は桃太郎じゃなくてモモタロスな?」
こ「あ、えっとごめんなさい…」
モモ「で、お前はここでなにしてたんだ?もう遅ぇぞ?」
こ「ちょっと衣装の仕上げが間に合ってなくって…って時間?あぁ!もうこんな時間っ!そろそろバイトの準備しないと…」
モモ「ん?お前バイトしてたのか?」
こ「うんっ!メイド喫茶でバイトをしてますっ!」カタヅケカタヅケ
モモ「メイド喫茶ねぇ…」
こ「あ…あの…」
モモ「あん?」
こ「このできた衣装をことりの家まで運ぶのを手伝って欲しくて…」
モモ「はぁ!?なんで俺様がそんなことを…」
こ「モモタロスさん…おねがぁい…」ウルウル
モモ「う…わ…わかったよ!やりゃいいんだろ!?やりゃ!?」
こ「やったぁ!ありがとうございます♪」
モモ「は…はははは…(どうもこのタイプは苦手だぜ…やりにくいったらありゃしねぇ…)」
ーことり宅ー
モモ(着ぐるみ)「なんで俺様がこんなことを…」
こ「モモタロスさん、ありがとうございます!ことり助かっちゃいました♪お礼にバイトが終わったらプリンをご馳走しちゃいます♪」
モモ「ぷ…プリンだと!?いいのか!?」
こ「はい♪でも食べるときはことりに憑依して食べてくださいね?」
モモ「それもそうか…このナリじゃ怪しまれるもんな。へへ…働いた甲斐があったぜ…!」
ーバイト後ー
こ『モモタロスさんさんは桃太郎さんだけど赤鬼さんみたいですね?』
こ「はぁ?なんだそりゃ?」プリンmgmg
こ『だってモモタロスさんは桃太郎さんみたいにことりを助けてくれて…見た目は鬼さんみたいだけど本当はとっても優しいから…』
こ「はぁ!?俺様は全然優しくなんかねぇよ!ふんっ!プリンは食い終わったから帰るぜ!じゃあな!」
こ「あ…行っちゃった…遅くなっちゃったからことりも帰ろ〜っと…」
こ「〜♪」
暴漢「…」ガシッ
こ「!?ん!ん〜!!」
暴「ミナリンスキーちゃん…はぁ…はぁ…」
こ「ん!?(こ…この人…お店の常連さん!?どうして…口を手で塞がれてて声が出せない…!)」
暴「ミナリンスキーちゃん…」シャツヌガセ
こ「(だ…誰か…)」
バシンッ!
暴「ぶぇ!?」
こ「…」
暴「み…ミナリンスキーちゃんが…僕をぶった…?」
こ「…馴れ馴れしく呼ぶんじゃねぇよ変態が…ビンタで済んだんだからありがたく思いやがれ…まだやるならブッ殺すぞ…?」
暴「ひ…ひぃぃ!!?」
こ「逃げるならとっとと逃げやがれ…俺様は今機嫌が悪いからよ…」
暴「ご…ごめんなさい!?さようならぁぁ!!!」
モモ『行ったか…』
こ「…」
モモ『おい、大丈夫か?』
こ「か…」
モモ『ま…まさか…あいつに何かやられたのか!?』
こ「かっこいぃ…」
モモ『…あ?』
ー翌日ー
こ「!モモタロスさん!プリンどうぞ♪はい、あ〜ん…」
モモ『あ〜ん…ってなんでだよ!?』
こ「え…?ことりの作ったプリン食べるの…嫌…ですか…?」
モモ『うぐ…わ…わかったよ!あ…あ〜ん…』
絵里「…なにあれ…」
穂乃果「昨日困ってたことりちゃんをモモタロスさんがカッコよく助けてくれたんだって!」
ウラタロス『へぇ〜…先輩ってそういう気の利いたことできるんだね』
リュウタロス『う〜…ズルいズルい!なんでモモタロスだけプリンたべれるの〜!?』
こ「えへへ♪」
モモ『な…なんなんだこりゃ…』mgmg
海未「モモタロスさん!は…破廉恥ですっ!!その…みんなの前であ〜んだなんて…!」
モモ『え?俺だけなのか?俺は無理矢理…』
海「問答無用です!そこになおりなさーーい!!!」
モモ『ひえぇぇぇぇ!!!??なんでいつもこうなるのぉぉ!!??』
こ「♪」
END