金色の狐、緋色の尻尾   作:花海棠

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こんばんわ、花海棠です。
ストックがあるうちは、早めの更新心がけたいです。

(唐突ですが)花海棠がとらえる、うずまきクシナさん像。
子供向けアニメでも感動的なシーンでは泣ける人。感受性豊かなヒト。(ここはナルトにしっかり遺伝済)豪快でハツラツな人だけど、同じくらい繊細な人だと思います。

2015/04/21最終投稿。
2015/10/20名前変更。



2.『サバイバル演習編』

晴れて下忍となったナルトとカミナは、後日忍者登録を済ませたり火影の孫である木ノ葉丸と仲良くなったりと、小さな変化が加わりつつある新たな日常を送っていた。

 

そして、来る下忍チームとして最初の任務。それは、担当上忍と行うサバイバル演習だった。

ナルト、サスケ、サクラ、そしてカミナの第7班(*7班だけ特別フォーマンセル)の担当上忍となったのが、覆面隻眼のちょっと怪しげな見た目のはたけカカシ先生。

そして、このサバイバル演習はただの演習ではなく、下忍となる者を選別するいわば忍者となるための最終試験だった。

 

躍起になるナルトに、憧れのサスケと一緒の班でいたいサクラ、そして抜き身の刃のような暗く悲しい瞳を抱くサスケは、互いに想いの動機は違えど明日の試験に向けて意気込みを新たにしているようだった。

 

そして、カミナは――

なにやら引っかかるカカシの言動を気にしつつ、今夜の夕飯の買い物をしていつも通りの帰路ついたのだった。

 

しかし今日はほんの少しだけ、"寄り道"をしながら……

 

 

◆◆◆

 

 

「よし!12時セットOK!!」

 

翌日。

予定の集合時間より大幅に遅れてきたカカシのもと、サバイバル演習が始まった。

 

試験のルールは、カカシの持つ3つのスズを奪うこと。そしてスズを奪えなかった者が失格となり、アカデミーに戻される。

ごくりと生唾を飲む緊張の中、カカシはクナイや手裏剣の使用を許可し、そしてドベと馬鹿にされたことに怒ったナルトがスタートの合図を待たずにカカシにクナイを向けた。

 

しかし、

 

――パシっ、ガッ!ピタ……――

 

「――そうあわてんなよ。まだ、スタートは言っていないだろ」

 

瞬時にナルトの背後に回り、頭を押さえつけ、更にはナルトのクナイを逆手に抑え込んで突き付けるカカシの動きは、下忍の彼らにはまるで見えなかった。4人の間に、好奇心にも似た新たな緊張感が走る。

 

「ククク…なんだかな、やっとお前らを、好きになれそうだ……じゃ、始めるぞ?…よーい…

 

スタート!!!」

 

 

◆◆◆

 

 

最初に仕掛けたのは、ナルトだった。

というか、ナルトは馬鹿正直にカカシに正面から挑んでいったのだ。

 

茂みの中に身を隠すサスケたちの視線の先で、カカシは読書をしながらナルトの攻撃をあしらっていく。明らかに小馬鹿にされている対応に、怒り心頭なナルトの単調な攻撃は確かに読みやすいのだろうが、それでも飛んでくる手裏剣に目もくれず受け止めてしまう技量には、この試験の困難さをまざまざと見せつけられる。

これが、上忍と下忍の実力の差。

しかし、ナルトもここで終わるわけにはいかない。何が何でもスズを取らなくてはと、川の中から這い上がるやいなや、今度は影分身を繰り出した。

 

「へへーん!お得意の多重影分身の術だ!!油断大敵!今度は一人じゃないってばよォ!!」

「"分身"じゃなく"影分身"か…だが、お前の実力からしてその術、1分が限界ってところだろう……御託並べて大見え切ったところで、その術じゃオレはやれないね――」

 

――ドンッ!!――

 

「な……なにィ!!」

 

それまで余裕の態でいたカカシに、初めて驚きの声が上がった。

チャリリン…と、二つのスズが音を立てる。

 

「へへ…忍者ってのは、後ろ取られちゃダメなんだろ…カカシ先生ってばよぉ!!」

 

カカシの背後には、ナルトが取り付いていた。川岸から上がった8体の影分身を陽動に、本体はカカシの裏手に回っていたのだ。

 

一時優位に見えたナルトの攻勢も、しかし所詮はここまでだった。影分身の1体を変わり身の術に利用されて逃げられた揚句、己の影分身相手に殴り合っていたナルトは術を解いた後、ちっとだけ涙がでたそうだ。

その後、ナルトはロープの罠で木の下に吊し上げられ、ややあってから森の中からサクラの絹を引き裂いたような悲鳴が上がる。

 

そして、別の場所では、

サスケと対峙するカカシの姿があった。

 

 

◆◆◆

 

 

里一番のエリート

うちは一族の力

 

アカデミーを首席で卒業しただけあって、サスケの動きは同期の下忍の中でも際立つものがあった。だがしかし、それだけではカカシからスズを奪うまでには至らない。

 

「火遁!豪火球の術!!」

「なっ…なにィ!!(その術は下忍のできるような…チャクラがまだ足りないはず…!!)」

 

カカシの心配をよそに、サスケは忍術で巨大な火の玉を繰り出す。

が、しかし。カカシ相手にはやはり通用せず、土遁忍術によって土の中に引きずり込まれてしまう。

 

悠々と歩き去っていくカカシを、サスケは悔しそうに見送った。

 

 

 

「――…ね、サスケ。大丈夫?」

「っ、カミナか……ざまぁねぇよ。手ェかせ、ここから出る」

「うん、いいけど……サスケ、今度はナルトとサクラにも声掛けて、皆でスズを取りにいかない?」

「はぁ?馬鹿か、お前?4人でスズを取ったところで合格者は3人なんだ。協力なんて、できるわけがねぇ。だいたい、あの2人が居たところで戦力になるか。足手まといにしかならねぇよ」

「むぅー…そんなこと言わないでよ。ナルトもサクラも、同じチームになった仲間なのよ? それに、この演習の目的って…―――ッ!!」

 

カミナの言葉が言い終わらぬうちに、突如飛来した物体をカミナは瞬時に察知して、にその場から飛び退いた。

 

「カミナ!?」

 

驚くサスケの傍らで、先ほどカミナの居た場所にクナイが突き刺さる。

宙を飛んで地に足を着いた際から、つぎつぎと新手の手裏剣が飛んできて、カミナはそのままサスケから引き離されるように森の奥へと追い立てられていった。

 

 

 

「わっ、わっ、わッ!―――あ。」

「さって……この辺なら、動けないサスケにも遠慮しないで戦えるかな?」

 

林の開けた場所で待っていたのは、笑顔のカカシ先生。

カミナはその笑顔に、胡散臭さと同時に戦慄を感じた。

 

カカシはもとより、九尾の人柱力であるナルトよりも、うちは一族の生き残りであるサスケよりも、実は、この木乃花カミナという少女の存在に最も注意を向けていた。

 

6年前、里の外から来た少女。身寄りもなく、三代目火影が後継人となってナルトのアパートの隣の部屋で暮らし始めた。彼女を里の孤児院へ入れなかったのは、里に来てすぐにナルトとカミナが互いを慕い合っていたからだと言う。

 

『だがな、ほんとうは……あの子は、ナルトの傍に置いてはならんかったのかもしれぬ』

『三代目?』

 

下忍の班編成の日、案内されたナルトの部屋(思いの他片付いており、さすが先生の子…と思ったが、実は家事全般はカミナの所業であるらしいことを後で知った)で三代目が零した言葉の意味を、カカシは未だ測りかねている。

そして当のカミナだが、どうやら彼女は、アカデミーでは自身の実力を抑えていたらしく、先ほどのクナイを避ける反射といい動きといい、そして彼女はすでにこの演習の真の目的にも気づいていた。

 

知力、技量ともに優れていながらそれを隠しているのはなぜか?

カカシはこの演習で、その理由を見極めようとしていた。

 

「さ、お前はどうする?カミナ。オレから鈴を奪いに来るか?」

「……私ひとりじゃ、無理ですよ」

「んー、でも試してみないと分からないんじゃない?お前、アカデミーの成績そんなに悪くなかったし、この間の件も、あのミズキ相手に大立ち回りしたそうじゃない?」

「アカデミーの勉強と実践は違います。それに、ミズキ…先生の件では大したことしてません。

……といっても、なにもしなけれスズも取れませんしね……はぁ、じゃあとりあえず、それなりに頑張ってみます」

「あぁ、それなりに期待しないでおくよ。かかっておいで」

 

小馬鹿にされたことにさすがにむっとしたのか、カミナはじりっ…と腰を落として構えをとった。

その表情は、今までとは変わって真剣そのもの。

 

さて、キミの力の程を見せてもらおうか。

 

 

◆◆◆

 

 

カミナはまず、構えを取った姿勢から、煙玉を放つとともに近くの茂みの中に飛び込んだ。逃げたのではない。成りたての下忍にしては上出来な気配の消し方で、カカシから距離を取りつつ出方を伺っているようだった。

 

「(防戦一方、か…?)」

 

しかし、獲物(スズ)を持っているのはカカシだ。カミナが攻勢に出なければ、カカシから攻撃を仕掛ける必要がないのが現状況のセオリーといえる。

 

――ざりッ……

 

不意に、突然背後に現れた足音と気配に、カカシは一瞬カミナの気配を見誤ったのかと驚いたが――振り返った先に居たのは、先ほどの土遁の術で多少服の汚れたサスケだった。

 

「サスケ……お前、もうあの土の中から出られたの?」

「うるせぇ……今度は負けねぇ!!」

 

いまはカミナの相手をしたかったんだけどなぁ…と、カカシは若干残念な気持ちを抱く。

しかしこの場は4人対1人のサバイバル演習なのだ。挑みかかってくるタイミングにルールはないと、すでに臨戦態勢なサスケに改めて向き直る。

 

サスケはすでに、火遁の印を組み始めていた。

 

「(また忍術か?数打ち当てるなんて、お前らしくもない戦術だろーに…)」

「火遁!豪火球の術!!」

 

再び火の玉が、カカシの眼前に現れるかに見えた。

しかし、

 

――ふーっ……

 

「……え?」

 

予想を裏切る事態に、カカシは思わずぽかんとしてしまう。

術は発動しなかった。サスケが放ったのは、弱弱しい吐息だけだ。

 

「(あ、あれー?先生、ここ笑うとこなのかなぁ?)」

 

失敗にしろ、あのプライドの高いサスケの失態を笑ってしまうのもなんとなく悪い気がする。

しかし、ふと見ると……術の構えを解いたサスケの口元は、ニヤリと嗤っていたのだ。

 

「(!!)」

「サクラっ、いまだ!!」

「オッケー!サスケくん!!」

「なッ!?」

 

サクラは先ほど幻術に掛けたはず…?

しかし、声のする方をみれば、クナイを構えたサクラが横の茂みから飛び掛かってくるのが見えた。だが何より、あのサスケがサクラと連携を?

 

「くっ!!」

 

即座にサクラのクナイを叩き落として、そのまま腕を掴んでサクラを地面に投げ落とした。一応女の子相手に、手加減はしてある。

 

「きゃあっ!!」

「ふー…悪いね、サクラ。でもお前、よくあの幻術から――!」

 

――ドンッ!!――

 

サクラを見下ろしたまま、覚えのある背後からの衝撃に、カカシは今日初めて心の底から動揺というもの体感した。

 

「――忍者ってのは、後ろ取られちゃダメなんだろ…カカシ先生ってばよぉ!!」

「ナルトっ!?」

 

いつのまにナルトが……

デジャブを感じる、しかし予想外続きの現状に、ついにカカシは内心にヒヤッとしたものを感じた。亀の仔よろしく背中に引っ付いたナルトの手がスズに触れようとしていたから――カカシは咄嗟に、半ば本気の勢いをつけて、背中を近くの木の幹にぶつけるように地面を蹴った。

 

「ナルトっ、俺の背中で吐くなよ!!」

「へっ?――うわぁっ!!」

 

――ドンっ!…ボヒュン!!――

 

幹にナルトをぶつけた瞬間、カカシの背中で影分身特有の消失音がする。

 

「(影分身?そうか!!)」

 

がさがさがさ……、頭上で木々の揺れる音がする。なんて子だと、カカシは胸中で感嘆していた。

影分身に変化の術を応用した陽動、連携、奇襲……そのどれもが、すでに下忍のレベルではない。

 

「ふっ……カミナ、やっぱりお前は……」

「………先生、よ…けて……」

「は?―――おぉっとッ!!」

 

飛び降りた――というより、落下してきたカミナを、カカシは咄嗟に両腕で受け止めた。

ぐったりとした態のカミナが、「めが、まわる…」と呻いていた。

 

「し、しんどー……影、分身って…けっこぅチャクラ、つかう……」

「あー……ま、下忍にしちゃ、3体も出せればかなりすごいと思うよ?ナルトの奴が特別なんだ」

 

そもそも、影分身の術自体上忍レベルの代物なのだ。おそらくナルトから印を教わったのだろうが、下忍のチャクラで術として発動しているだけでも十分凄いことである。

カミナはチャクラ切れしたらしく、ぐったりと身体をカカシに預けている。この様子では、もう今日の演習には参加できないだろう。

 

カカシはカミナを見下ろす右眼を細めると……ふと弁当の近くに、トラップを抜け出したらしいナルトの気配を認め、ため息ひとつこぼして疾風のごとく勢いでその場を駆けだした。カカシの腕の中に居たカミナはその急な動きに驚いて、その場に悲鳴の尾を残していった。

 

 

それからタイムリミットの12時になり、一足先に丸太に縛り付けられたナルトの周りにサスケたちが集められた。

 

そして、カカシは4人に演習の合否を言い渡した。

 

 

「……そう、

 

 

カミナ以外、忍者をやめろ」

 

 

「「「!!!?」」」

 

ナルトたちの表情は、驚きに凍り付いた。

 

◆◆◆

 

 

「忍者やめろって、どーゆーことだよォ!」

「どいつもこいつも、忍者になる資格もねぇガキだってことだよ」

 

カカシの判定は厳しかった。しかし、未熟なまま忍者になったところで、彼らに待っているのは死だけだ。4人の中で、試験の答えであるチームワークを唯一理解していたのはカミナだけだとカカシは説明する。

カカシはさらに、カミナには別の話があると言ってチャクラ切れで動けない彼女を抱き上げ、その場から姿を消した。残されたナルトたちは、誰も言葉を発することなく二つのお弁当を見つめるのだった。

 

 

 

「―――カミナ、お前どうして自分の実力を隠しているんだ?」

「………。」

「ナルトの為、か?」

「!」

「ナルトと一緒に居たいから、力を隠して平凡なくノ一を演じてきたのか?」

「……私は……」

「…それからお前、昨日オレの忍者登録書見に行ったでしょ。おまけに、オレの暗部時代の経歴まで調べちゃって。非公式に。」

「ッ!! あ、のっ……えと…」

「まったく、管理部の連中顔負けだよ。あの警備網の中を気付かれずに出入りしちゃうなんて。

……12年前の九尾事件、あと、うちは一族惨殺事件の記録もお前は見たな。」

「………。」

 

いまや真っ青になって視線を泳がすカミナに、カカシは深いため息をこぼす。技術は凄いのに、嘘は下手なんだなと、カミナの新たな一面も発見した。

 

正直な話、このことは里において重大な罪となる。本来ならば、すぐにでも尋問部へ引き渡し、機密情報を盗み見た目的を拷問でもって吐かせられるだろう。それがたとえ年端のいかぬ子どもであっても、木ノ葉の尋問部は容赦などしない。ましてや、カミナはもともと出自の知れぬ里外の子だ。その不明確な身元ゆえに、疑われる。

 

『……私は木ノ葉隠れの里が大好きです。だから、里と大切なひとを守れるような強い忍になりたい』

 

先日、カミナが自己紹介の際に口にした将来の夢を語る姿が思い起こされる。

カミナのあの言葉は、まぎれもない本心であろう。

 

カカシとて、頭からカミナを疑っているわけではない。彼女は優しい。その一見おとなし気な印象の割に芯が強くて、頑固で、そして常にその行動原理には他者への想いやりがあることをカカシは知っていた。

九尾事件を調べたのも里の大人たちから忌み嫌われているナルトの真相を知るために、うちは事件で一族を亡くし今もなお奈落の底を見つめているようなサスケの深い悲しみと憎しみを知るために……ともすればそれは、ときに非情な決断を迫られる忍にとって致命的な感情。

 

「(……そんなところまで、クシナさんに似てるんだよなぁ)」

 

いや、まぁ、彼女ほど乱暴ではないが。

恩師の奥方にその髪の色が似ていたからか、カカシも里内でまれに見かけることのあるカミナのその珍しい色彩を、無意識に眼で追うようになっていた。

だが他人の闇まで抱え込んであげるだけが救いではないと、そうと言う代わりに、カカシは俯いたカミナの頭にポンと手を置いた。

 

「……カミナ、お前は何のために忍になった?」

「………私は、ナルトを…大好きな木ノ葉の里を守りたい……此処は、何もなかった私にとって唯一の"繋がり"がある場所だから、…もう失いたくない……何もできずに、ただ後悔したくないから」

「(…後悔?)……そっか」

 

カカシは、カミナのその澄んだ瞳を見て、この秘密を秘密のままにすることを決めた。それにおそらく、このことはすでに三代目も知っているのだろうと思う。ことに火影様は、この子のことをずいぶんと信頼しているようだった。

家族の愛を知らぬナルトにとって、初めてできた大切な子だからか……しかし、彼の人がその存在を嘆いているようなのは何故なのか。

 

「カミナ、お前はすでに強くて優しいくノ一だ。あとは経験がお前を育てていくだろう。

……だがな、お前ひとりが痛みに耐えて得た結果は、決して誰も喜ばないし幸せにもなれない。仲間を信じろ。友達を頼れ。任務でも、日常でも、な?」

「?……はい」

 

それからカカシは、サスケとサクラがカカシの言いつけを破ってまでナルトに弁当を食べさせていることを知り、不安げだったカミナに笑顔を向けてから、3人をちょっと驚かせつつ試験の合格を言い渡した。

 

 

「忍者の世界でルールや掟を破るやつはクズ呼ばわりされる。けどな、仲間を大切にしない奴は、それ以上のクズだ。」

 

 

その言葉は、4人の心に深く刻まれた。

 

これより、ナルトたちは第7班として忍者の任務を開始する。

 

 

 

 

 

サバイバル演習編<了>

 




改行と空行の使い分けが難しい……読みやすい文体を目指します。

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