危ない男が異世界から来るそうですよ   作:霞ヶ丘スペンサー恵

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はい、どうも作者の岡崎渚です。
‥‥どうぞ!!


7話 破壊

前回のあらすじ

金髪ロリキタコレ

 

「ルールは簡単だ。お互いにこの槍を投げ合い、返せなかったほうが敗けだ。」

「ん。シンプルイズベスト。すまんが手加減は出来そうにないからな?」

「構わんさ。では、私からいかせてもらうぞ、人外!!」

 

はぁぁぁぁといって槍を投げてくる、金髪ロリ。たしかに早いが、おれはマッハ15くらいなら2本投げられても大丈夫なくらいだ、この程度

 

「ぬるいわ!!」

 

そういって、でこぴんで返す。因みにでこぴんで返す理由は‥‥‥‥なんかかっこいいじゃん?

 

1,5倍くらいのスピードと重さにしてあげたんだけど‥‥‥‥ってあいつ全く避ける気がない。なるほど、あいつ端からこれが狙いか?

 

させると思うか?

 

そう心のなかで思い、

 

《行動を停止しろ!!》

 

と、ギフトである槍に向けて飛鳥の能力改造版を使った。そこにちょうどみんな勢揃い

 

「な、なにしてるんですか伊織さん!?槍が止まってますし、れ、レティシア様まで!?」

「おい、うさぴょん!!」

「は、はい?」

「早く説明欲しいから取り合えず中にな」

 

といってみんなで俺の部屋にきた。

 

「いや、なんで俺の部屋?」

「年長者でしょう?」

「まあ、確かに俺がいちばん年上だな」

「ああ、そうであるな。」

「あの~黒ウサギの存在を忘れてませんか?」

 

は?なにいってんだ?

 

「忘れるわけないじゃん?こんなかわいいケモ耳少女」

「か、かわいい!?て、照れますが、なら私は200歳ですよ?」

「俺にとっては200も18も大差ないよ。だっておれ3兆と2128億と306万7684歳だもの。」

「「「「はっ?」」」」

「この男が言っておることは恐らくほんとうだ。なんといったってこやつマンモスの化石やらティラノサウルスとの2ショットを決めている人外だ。」

「あの、はらはらドキドキ」

「ちょっとまちな」

 

そういってくる十六夜。やっぱり疑問だよね~

 

「恐竜がいたのは、2億5000万年前。カメラがなんである?」

「そんなの簡単だよ。僕の創造する力を使えば、写真をとることくらい、雑作もないことだよ?」

「「「「あ~あ」」」」

 

みんな一様に頷く。うんうんわかってくれたか

 

「その能力はいつからあるの?」

 

耀が聞いてくる。

 

「覚えてないな‥‥。多分生まれてから最初からあるよ?」

「なるほど。だからあの慣れか。で、も一個質問」

「どうした?十六夜の坊主」

「坊主って‥‥まあ、いい。あの槍を止めた能力は?」

「ああ、飛鳥ちゃんの能力を昇華させてできた、《相手のギフトを支配するギフト》ってところかな?」

「!?」

 

うん、飛鳥ちゃんめっちゃ反応したね

 

「伊織君いえ、伊織さん?」

「君でいいよ?あとタメ口で全く問題ないよ?」

「じゃあ、伊織君。私にその能力の使い方伝授してくれない?」

「いいよ。だけどこのギフトは、あくまでも君のギフトを用いているから、ギフトと相手も支配しちゃう恐ろしい能力だけどね」

「‥‥‥‥そう。」

 

あからさまにしょんぼりする

 

「そう落ち込まない方がいい。僕のは君のギフトを《強化》した。故に君のギフトが基礎になっているから、相手も支配しちゃう。けど、《進化》となれば話はべつだよ。だから、落ち込まなくていい。修行をつけてあげよう。」

「本当!?」

「うん勿論。ついでに二人も見てあげよう。その前にあそこにいる透明人間は誰だい?」

「なにいって‥‥」

 

そこには集団が‥‥

 

「なぜばれたんだ!?ギフトを使っていたはずだが?」

「いやいや、そんなもの『ギフトを破壊するギフト』を使えば余裕さ」

「くっ。出鱈目な。」

「取り合えず十六夜は‥‥」

 

適当に一人選んで素手で、相手を殴る。すると、地面に叩きつけられ‥‥‥‥

 

クレーターができた。

 

「これを目指してもらおう」

「い、いつのまに‥‥」

 

そして、十六夜は思った。「いや、無理だろ‥‥‥」と




いかがでしょうか?
次回も頑張ります。

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