危ない男が異世界から来るそうですよ   作:霞ヶ丘スペンサー恵

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はい、久しぶりのとうこうです岡崎渚です。


6話 惨状

白夜叉からギフトカードを貰った後、いまの"ノーネーム"の惨状を見せられた。

 

「うむ、聞いたより酷いな。いや、見たより‥‥‥‥か」

「伊織君なら直せるんじゃないの?」

「‥‥出来ないことはない。だが、一部分だけだ。」

 

この土には全く養分がないからな。さすがにきつい

 

「一部分だけでもいいのです。」

「だが、日数が数日かかる。いいな?」

「はい!!よろしくお願いいたします」

「じゃ、水樹使いますか!!」

 

こうして、伊織こ獲得した水樹を使い、ギルドにとても必要な《水源》を獲得した。

 

そして、黒ウサギ、飛鳥、耀、三毛猫は温泉に入っていた。

 

「本当に気持ちいいわね」

「‥‥たしかにね。伊織には感謝だね」

「これで畑も少しだけらしいですが、復活致しますし、良いこと尽くしですね。」

 

一方その頃ジン、十六夜、伊織は‥‥

 

「ほい、チェックメイト。」

「「くっそぉぉぉ」」

 

ジン・十六夜VS伊織でチェスをしていた。

 

「つ、強すぎです。なんでこんなにお強いのですか?」

「ん?そりゃ無量大数以上の盤面覚えりゃ余裕だぞ?」

「お前には勝てないことがわかったよ‥‥」

 

そりゃそうだ。

 

「んじゃ、お前らも風呂いってこい。俺ももう少ししたらいく。」

「わかりました。行きましょう十六夜さん」

「ああ、行くかおチビ」

 

十六夜、ジンがお風呂場に向かう。

 

「これで誰もいない。さあ、出てこいよ俺に用があると思って部外者にはどいて貰ったんだ。」

「気づいておったか」

 

金髪ロリがやってきた。うん、かわいい。

むっ、心外だな。弱いと思われてたのか

 

「長年の勘ってやつかな?」

「年端もいかぬ、とは言わんが10代であろう?」

「ああ、永遠の19だ。」

「本当はもっと年上だと?」

 

やっぱりこのしゃべり方いいな‥‥グッとくる

 

「うん、3兆歳正確には3兆と2128億306万7684歳だね。」

「えーっと‥‥‥‥」

 

おお、分かりやすいくらい困っている。ああ、あれ見せればいっか

 

「はい、証拠ね」

 

そういって出したのは象ではないがそれに近い骨‥‥そう、《マンモス》である。

 

「あ、後これも見る?」

 

そういって出したのは、後ろにティラノサウルスがいて、手前に伊織がいる写真。

 

「ね?すごいでしょ?」

「す、すごいだけで表現していいものなのか?わ、わかった。では、大先輩」

「ん?ああ、オレ達にギルド解散しろよハゲザルっていいにきたんでしょ?」

 

頭見たからだいたいわかる。これ、あんまり使いたくないから多用はしないけどね。

 

「そんな荒々しい言い方ではないがそういうことだ。」

「いやー、僕は一般兵(ざこ)ですし?」

「3兆歳がなにを言う。というわけで、勝負をしてはくれるだろうか‥‥私には時間がない。」

 

なるほどね。わけあり物件って訳か。

 

「いいよ、このギルドが解散しないに値する人物かを調べたいなら。その代わり外でね。中だと修復めんどくさいし」

「そうだな」

 

 

「ルールは簡単だ。お互いにこの槍を投げ合い、返せなかったほうが敗けだ。」

「ん、シンプルイズベスト。それで乗った。すまんが手加減は出来そうにないからな。」




いかがでしょうか?
久しぶりの投稿でした。

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