危ない男が異世界から来るそうですよ   作:霞ヶ丘スペンサー恵

35 / 38
はい、どうも作者の恵です。
ディーふらぐまとめ買いしました。今頃!?とお思いかもですが、仕方ありません。学生だったので。
因みに好きなキャラは船堀さん。
好きな技は高尾サンダー、コールドツメチャー、暗黒の目潰し


2、やはり耀ちゃんの行動は間違っている

物語の主人公加賀伊織は必死に走っていた。究極のストーカー(春日部耀)が、なぜか十六夜達と一緒にいるはずなのに、この世界に居たからだ。

 

「んな、ばかな。俺は耀ちゃんを置いて……はっ。」

 

このときようやく気付いた。神は自分の幸せなど、望んでいない。不幸を望んでいるということを。

 

「絶対俺と一緒に飛ばされたんだな……。冗談きついぞ……。」

 

そのうち耀ちゃんは自分に追い付くだろう。ゆえに、伊織はどうするか考えた。

 

1、グラウンド

 

「こい。耀ちゃん」

「……こんなとこでしたいなんて……ダーリンも大胆」

 

→皆に仲がバレ、死亡。

 

2、体育倉庫

 

「ここなら」

「まってた」

「ギャー!!」

 

→オワタ\(^-^)/

 

3、プール

 

→いける!!

 

 

「よし。そうと決まればプールに直行だ!!」

 

~プール~

 

「うわっ、きたな。」

「……たしかに」

「こりゃ入れないな。」

「……じゃ、更衣室いく?」

「まあ、この際それでいいか。」

「……じゃ、いこう」

「…………(゜ロ゜;」

 

驚愕の顔をする伊織。

 

「……さあいこう」

「よよよよよよ、耀ちゃん!?」

「そんな顔しないで……濡れる」

「OK。」

 

即答である。

 

「……つまらない」

「ていうか、なんで耀ちゃんここに?まあ、大体わかるけど……」

「流石。たぶん考えてる通り。」

「はあ、とりあえず今日は能力使って早退するか……」

「それがいい。」

「そういえば、耀ちゃんどこ住むの?」

「??私はダーリンの嫁。勿論、ダーリンの家」

 

ニヤリと笑う伊織。当然、これは想定の範囲内。

 

「はっはっは。残念だな。俺のアパートは1畳しかない。」

「大丈夫。6LDKだから。」

「なんで知ってんの!?耀ちゃんいなかったよね!?」

「ダーリンレーダーがそう言ってた 」

 

改めて、恐ろしいと思う伊織。

 

「で、でもほら。……同級生に噂になっちゃうよ?」

「……そんなの大丈夫。」

「……わかったよ」

 

もう、何を言っても無駄なことは経験から悟り、諦める伊織。

 

「おい、伊織。どうした?」

 

そこに八幡がやってくる。伊織は「これだ。」と思う。

 

「そ、そういえば八幡が家に来るんだった。」

「……どうも加賀伊織の妻です。」

「え!?」

「ちがう!!只の知り合い!!」

 

八幡が伊織に寄ってくる。そして小声で

 

「なにおまえ?春日部さんの夫なの?」

「ちがう!!あれは耀ちゃんが勝手に」

「でも本人はガチっぽいぞ?」

「……ああ。それが困り事でな。まあ、お前も耀ちゃんと関われば分かるよ(ヾ(´・ω・`)」

 

そして、暫く話し合い。

 

「しょうがねえ。じゃあいくか……」

「恩に着るぞ八幡。」

「……レッツゴー」

「いいのか耀ちゃん?八幡がくるんだぞ?」

「大丈夫。ダーリンのベットで寝る。」

「本当になんでいろいろ知ってんの?」




いかがでしたでしょう?
かんなぎ買ったんですが、終わりそうですね……

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。