30話までいくかもしんないなあ
と思い始めた。
今、俺加賀伊織は窮地に立たされている
「この人がどうなってもいいの?」
「くっ卑怯だぞ!!どうしちゃったんだよ飛鳥!!」
「私は最初から貴方の敵だったのよ。さあいきなさい」
どうしてこうなったのか話は少しだけ遡る。
伊織の能力によって東側まで飛んでいった、黒ウサギと伊織とレティシアであった。
「恐らくこの距離だ。白夜叉様にでも頼んだのだろう。」
「そう考えるのが妥当ですね」
「本当に早く見つけないとだな‥‥」
「主よ、これからどうするのだ?」
「んー。取り合えずご飯食べよっか。何だかんだでご飯食べてなかった。てか、食べれなかった。」
「ですが、おいしい店なんて知りませんよ?」
「すまないが、私も協力できそうにない。」
「大丈夫。俺がおいしい料理を作れる料理人がいる店を探すから。」
そういって5分ほど歩き喫茶店にはいった。そこは、立地が悪いが、普通の喫茶店だった。
「本当にここでよいのですか?」
「ああ。朝食だからな、しかも三人だ。これくらいでもおいしいものが食えるならいい。」
「お待たせしました。」
三人は同じサンドウィッチを頼んだ。
「ん。やっぱりここはうまいな。あたりだ。」
「ほ、本当においしい。値段以上ですね。」
「主様の料理に及ぶかもしれんな。」
「ん?お兄さんも作れるの?」
「ええ。なかなかお値段以上の良い品でした。マヨネーズをからしマヨネーズにすれば、美味しくなりますよ。」
「!?なるほど。いや、ありがとう。」
「いえ、ではお勘定を」
「いや、お代はけっこう。お代はこの出会いです!!」
「ふっ、おやっさん負けたよ。何かあったらここに連絡しな。ヘルプにも駆けつけるよ!」
「ああ、頼むぜ!!」
こうして店長と意気投合したいおりであった。
「ふっ、おれの私財を投じてでも潰さない!!ま、その心配もなさそうだがな。」
実際、伊織が来てからこの店は大繁盛し、伊織もちょくちょく手伝いにいくことになる。
「じゃ、探すぞ!!」
「ああ」
「はい!!」
「レティシアちゃんは黒ウサギと協力して十六夜をおって東北に。俺は飛鳥を南東にいく。」
「「はい!!(わかった)」」
待ってろよ、飛鳥こらしめてやる
そして、飛鳥のところにいくと、
「やっぱり私のところに来たわね。」
「いよう、やってくれたな飛鳥。十六夜は黒ウサギに任せている。悪ふざけが過ぎたな。ここで観念しな。今なら許してやる。」
「ふっ、これを見てもそう言えるのかしら?」
そういって出したのは、興奮してとんでもないことになっている耀ちゃん。
「さあ、この人がどうなってもいいの?」
「くっ、卑怯だぞ!!どうしちゃったんだよ飛鳥!!」
「私は最初から貴方の敵だったのよ。さあ、いきなさい」
「加賀さん」
こういうことである。
「っ‥‥追う側から一変追われる側かっ」
「私の負けでいい。じゃ、頑張って」
「っ、ま、まてあすかああ」
「はあはあはあはあはあはあ」
「こわいマジでこわい」
いかがでしょうか?
更新どんどん頑張ります。