危ない男が異世界から来るそうですよ   作:霞ヶ丘スペンサー恵

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はい、どうも作者の岡崎渚です。
30話までいくかもしんないなあ
と思い始めた。


21、友情

今、俺加賀伊織は窮地に立たされている

 

「この人がどうなってもいいの?」

「くっ卑怯だぞ!!どうしちゃったんだよ飛鳥!!」

「私は最初から貴方の敵だったのよ。さあいきなさい」

 

どうしてこうなったのか話は少しだけ遡る。

 

 

伊織の能力によって東側まで飛んでいった、黒ウサギと伊織とレティシアであった。

 

「恐らくこの距離だ。白夜叉様にでも頼んだのだろう。」

「そう考えるのが妥当ですね」

「本当に早く見つけないとだな‥‥」

「主よ、これからどうするのだ?」

「んー。取り合えずご飯食べよっか。何だかんだでご飯食べてなかった。てか、食べれなかった。」

「ですが、おいしい店なんて知りませんよ?」

「すまないが、私も協力できそうにない。」

「大丈夫。俺がおいしい料理を作れる料理人がいる店を探すから。」

 

そういって5分ほど歩き喫茶店にはいった。そこは、立地が悪いが、普通の喫茶店だった。

「本当にここでよいのですか?」

「ああ。朝食だからな、しかも三人だ。これくらいでもおいしいものが食えるならいい。」

「お待たせしました。」

 

三人は同じサンドウィッチを頼んだ。

 

「ん。やっぱりここはうまいな。あたりだ。」

「ほ、本当においしい。値段以上ですね。」

「主様の料理に及ぶかもしれんな。」

「ん?お兄さんも作れるの?」

「ええ。なかなかお値段以上の良い品でした。マヨネーズをからしマヨネーズにすれば、美味しくなりますよ。」

「!?なるほど。いや、ありがとう。」

「いえ、ではお勘定を」

「いや、お代はけっこう。お代はこの出会いです!!」

「ふっ、おやっさん負けたよ。何かあったらここに連絡しな。ヘルプにも駆けつけるよ!」

「ああ、頼むぜ!!」

 

こうして店長と意気投合したいおりであった。

 

「ふっ、おれの私財を投じてでも潰さない!!ま、その心配もなさそうだがな。」

 

実際、伊織が来てからこの店は大繁盛し、伊織もちょくちょく手伝いにいくことになる。

 

 

「じゃ、探すぞ!!」

「ああ」

「はい!!」

「レティシアちゃんは黒ウサギと協力して十六夜をおって東北に。俺は飛鳥を南東にいく。」

「「はい!!(わかった)」」

 

待ってろよ、飛鳥こらしめてやる

そして、飛鳥のところにいくと、

 

「やっぱり私のところに来たわね。」

「いよう、やってくれたな飛鳥。十六夜は黒ウサギに任せている。悪ふざけが過ぎたな。ここで観念しな。今なら許してやる。」

「ふっ、これを見てもそう言えるのかしら?」

 

そういって出したのは、興奮してとんでもないことになっている耀ちゃん。

 

「さあ、この人がどうなってもいいの?」

「くっ、卑怯だぞ!!どうしちゃったんだよ飛鳥!!」

「私は最初から貴方の敵だったのよ。さあ、いきなさい」

「加賀さん」

 

こういうことである。

 

「っ‥‥追う側から一変追われる側かっ」

「私の負けでいい。じゃ、頑張って」

「っ、ま、まてあすかああ」

「はあはあはあはあはあはあ」

「こわいマジでこわい」




いかがでしょうか?
更新どんどん頑張ります。

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