危ない男が異世界から来るそうですよ   作:霞ヶ丘スペンサー恵

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はい、どうも作者の岡崎渚です。
もう20作目ですね早い
しかしUAすくないわ!!
因みに問題児編終わったら原作名かえます


20、誘拐

「‥‥おかしいぞ。あの耀ちゃんにさっきから同じところにいるのに見つからない‥‥何かあるようだな。」

 

そういいながら1時間ほど前まで追いかけられていた伊織はエントランスに行くと、黒ウサギとリリ、レティシアが騒いでいた。

 

「どったの?うさぴょん」

「あ、伊織さん!!」

「うむ、大変なことになってな。」

「これを見てください」

 

そうリリに言われたので見てみると

 

『黒ウサギと伊織へ

北側の4000000外門と東側の3999999外門で開催する祭典に参加してきます。貴方達も必ず来て下さい。あ、あとレティシアも。私たちに祭りの事を黙ってた罰として、今日中に私達二人を見つけなければこのコミュニティーを脱退します。

P・Sジン君は案内役のために誘拐しました。』

 

ほう、そんなことが

 

「なるほどな。だから耀ちゃんがおってこなかったのか。助かったな」

「どこがてすか!?」

「 どこって俺とさっきまでおいかけっこしてた耀ちゃんが、つれてかれたってことはまだ出発して間もないだろう。まあ、それでも遠くまではいってるだろうな。修行つけてやったからな。」

「なるほど。で、本音は?」

「耀ちゃん連れ去ってくれてラッキー」

「‥‥でしょうね」

 

まあ、あいつらがコミュニティーを抜けるのか‥‥それはそれで‥‥あれ?問題なくね?

 

「いいよ、うさぴょん。俺があいつらの分まで働いてやる。だから諦めろ」

「‥‥‥‥まあ、確かに伊織さんだけで十分な気がしますしね」

「あ、これを読んだらもう一枚渡せと言われました。」

 

えーっと

 

『と、いっても伊織君がいるから動かないでしょう。ですが、誰かを忘れていませんか?そう、かす‥‥加賀さんを誘拐しました。捕まえられなければ、貴方を毎日夜這いしにいくことを、絶対に止めません。それどころか応援します。更にはもっと凄いことになるかもしれません。因みに加賀さんは横でもう既に凄いことになっています。』

 

「黒ウサギ!!なにがあっても、是が否でも探すぞ!!耀ちゃんに会わないように!!」

「まあ、伊織さんが手伝っていただけるのなら、それでもう十分だと思いますしね。」

「じゃ、結界張っとくから皆で俺の作ったシチュー食っててくれ。皆の分まであるから。あっ、こぼさないようにね。あと、野菜も食べること!!」

「‥‥まさに親ですね」

「‥‥笑えないな。」

 

戦いがない場合は洗濯から掃除料理までやっている。まさに主夫である。

 

「取り合えず俺は面倒な飛鳥を追う。お前の足なら十六夜に勝つことは余裕だろう?」

「はい行きましょう!!あの問題児様方~!!今度と言う今度はぜ~ったいゆるさないのですよ!!」

 

そういうと、伊織と黒ウサギは消えた。

 

 

 




いかがでしょうか?
耀ちゃんこえええええええ

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