一言いっておきましょう
耀ちゃんはなめちゃだめ!!
ルイオス勝利の後、レティシアはきちんとギルドに戻った来ていた。
「‥‥っ‥‥う~ん」
「お、起きたなレティシアちゃん。」
「おはようじゃあ」
「今日からよろしく」
「「「メイドさん」」」
と、三人揃って言った。そして
「‥‥わかった。」
「耀ちゃん脱ぐな脱ぐな!!」
「加賀さんは積極的ね」
「よかったな」
「良くねえ!!」
「‥‥伊織さん。加賀にはツッコまないんですね」
「はっ」
慣れとはおそろしいものである。
「なんかそのうち裸になりそうだな」
「十六夜、怖いこと言うな!!マジでやりそうだ!!」
「‥‥あなた」
「なんだい?耀ちゃん」
「‥‥想像をこえる。」
「こえええええええ!!」
愛もおそろしいものである。
「まあ、夫婦の話し合いはべつでしてくれ。取り合えず伊織の専属メイドは加賀、俺とお嬢様のメイドはレティシアでいいか?」
「‥‥わかった。」
「おい、十六夜!!ちょっなに?これからパーティーだよ、耀ちゃんちょっ、おぼえとけえええ」
この後なんとか無傷で、貞操を守った。え?まだ童貞?と思いましたね?はい。基本彼は性欲があってないようなものだったので。
「っか~。月見酒はいいな~!!」
1話で聞いたような気がするのは気のせいじゃありません。
「ヤハハ、そういえば伊織は酒が飲めるのか」
「いいもんだぞ。」
「‥‥はい。あなた」
「おーありがとうな耀」
「‥‥うん。」
「わっはっはかわいいな耀」
「‥‥あなたもカッコいい伊織。」
よってちょっとテンションがおかしい伊織であった。後日彼はこういっている。「耀ちゃんがいる間は禁酒します」と。
「ん?黒ウサギ楽しんでるか?」
「あ、十六夜さん。伊織さんは?」
「ああ、春日部が自分の部屋につれていったよ。」
「‥‥‥‥」
「まあ、無事ではないな‥‥」
「‥‥ご愁傷さまデス」
「で、どうしたんです?」
「いや、皆にぎやかでいいな。とおもってな」
「はい、十六夜さんや伊織さん達のお陰で活気が出てきました。」
「いや、おれはあいつの命令にしたがっただけさ、なにもしてない。」
「それは、ち‥‥」
「それは違うぞ十六夜。」
「「!?」」
春日部の部屋にいたはずの伊織が、急に割り込んでくる。
「夫婦の営みはいいのか?」
「夫婦じゃねえ!!ああ、子供達の声で目が覚めて、気づいたら耀ちゃんが馬乗りになって、俺は全裸、耀ちゃんは半裸だった。」
「‥‥ぎりぎりセーフだったんだな」
「マジでヤバかった。どけようとしてもめちゃくちゃちから強いから、瞬間移動してきた。」
「おまえが振り払えないって‥‥」
どんだけ必死なんだ‥‥春日部‥‥
「で、だ。お前はよくやってくれてる。誇っていい」
「気休めはよせ」
「本当さ。俺は今までに人に頼る何てしなかったんだ。信頼してなかったからな。だが、お前達は違う。少なくとも俺はお前達を家族同然に見てるよ。」
微笑む伊織。
「じゃあ、本当の家族に‥‥」
「うおおおお、いくらなんでも早すぎるよ耀ちゃん!!5分はここまでかかるはずなのに」
「欲望は不可能を可能にする。さあ、さっきの続きを‥‥」
「いい話だったのにな‥‥」
「そうデスね。」
いかがでしょうか?
問題児編はペストまでにしておこうと思います。