危ない男が異世界から来るそうですよ   作:霞ヶ丘スペンサー恵

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はい、どうも作者の岡崎渚です。
感想がもはや黄色の大根さんとの二人の会話ww


15、崩壊

契約書類(ギアスロール)

 

『ギフトゲーム名"Fairytale in Perseus"』

 

・プレーヤー一覧

逆廻十六夜

久遠飛鳥

加賀耀

加賀伊織

 

・"ノーネーム" ゲームマスター ジン=ラッセル

・"ペルセウス" ゲームマスター ルイオス=ペルセウス

 

・クリア条件 ホスト側のマスターを撃破

・敗北条件 プレーヤー側のゲームマスターによる降伏

プレーヤー側のゲームマスターの失格

プレーヤー側が上記の勝利条件を満たせなくなった場合

 

・ルール

 

ホスト側のゲームマスターは本拠・白亜の宮殿の最奥からでてはならない

 

ホスト側の参加者は最奥に入ってはいけない。

 

プレーヤー達はホスト側の(ゲームマスターを除く)人間に姿を見られてはいけない。

姿を見られたプレイヤー達は失格となり、ゲームマスターへの挑戦権を失う。

 

失格となったプレイヤーは挑戦権を失うだけで、ゲームを続行することは出来る。

 

宣誓

以上を尊重し、誇りと御旗の下、"ノーネーム"はギフトゲームにさんかします。

" ペルセウス"印

 

「なるほど、今回は見られてはいけないって訳か」

「つまりは暗殺ね」

「‥‥大変だけど頑張ろダーリン」

「その前に耀ちゃんの苗字がおかしいだろ!!てか、耀ちゃんは調子にのって『ダーリン』って呼ばない」

「ん?加賀耀じゃなかったか?」

「そうね、加賀さん」

「?おかしなダーリン。でもそこが好き」

「俺だけか!?この状態おかしいと思っているのは、俺なのか!?」

 

なんなんだ。てか、ギアスロールに書いてあるって‥‥

 

「おい、飛鳥。絶対おまえだろ!!」

「??なんのこと?」

「しらを切るならそれでいい。」

 

取り合えず、ギアスロールに

・ホスト側の人間にみられた場合、『きゃーペルセウスさんのエッチ!!』と言う

 

と書き加えておいた。

 

「てかさ、これ俺いる時点で通常通り戦えばいいだけだよね?」

「そうだな」

「ええ。伊織君が《姿を消す能力》と《相手のギフトを無効化する能力》を使えば無敵じゃない?」

 

どんまい、ペルセウス。

 

「うん。勿論作ったよ。しかも、味方には見えて、敵には見えない。しかも、俺の回りにいる敵のみギフトを無効化できるようにしておいた。」

「気の回る夫で助かる。」

「本当にどうしちゃったん耀ちゃんは!!」

「じゃ、御願い伊織君。十六夜君と私と加賀さんと伊織君とジン君の姿を消して。」

「珍しいな、耀ちゃんを忘れてるぞ?あと俺が二人いる。」

「??何を言っているの?加賀さんっていったじゃない。それに貴方は伊織君、彼女は加賀さんじゃない」

「おかしいな。加賀はここに一人しかいないぞ」

「‥‥大丈夫将来はもっと増える」

 

と、お腹を擦りながら言う耀

 

「それ絶対子供だろ!!」

「!?なんでわかったの?やっぱり運命の赤い糸で繋がってる。」

「本当に耀ちゃんは何があったんだ~!!」

 

最初は俺がボケだったのになあと思う伊織だった。




いかがでしょうか?
今回は更に耀ちゃんを‥‥

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