こうして一日目の修行が終わった。
「うんうん。これはみんな調子良いから、3年くらいでおわるかな?はい、今日は親子丼とお吸い物とデザートのチーズケーキだよ~。あ、女性陣はダイエット何て気にしないでいいぞ。そんなの吹き飛ばすくらいの修行だからしっかり食べよう!!」
「おそろしいな本当に」
「でも、この親子丼っていうの、美味しいわね。」
「‥‥お吸い物も出汁が効いてておいしい」
「気に入ってもらえてなによりだ。これから2年半はこれでやってもらうからな~」
それから二年後、十六夜は朱雀達を倒した後に、巨人数百体を相手にして貰った。飛鳥は徹底的に俺の相手、耀ちゃんはひたすら回復系統の珍獣・猛獣ありとあらゆるものと、友達になったらしい。
「うんうん、本当に早かったね。二年で終わるとは思わなかった。お疲れさま」
「死の7日間ってこんなかんじだったのか‥‥」
「基礎鍛練だけでもきついのに、そのあと分身と戦うなんてキツすぎだったわ。」
「私はけっこう楽しかった。」
「「納得いかねえ!!(ないわ!!)」」
「まあ、耀ちゃんは今んとこサポート系が一番適してるからね。たぶん後々相当強くなるから安心して~。」
みんなでご飯を食べながら談笑する。
「じゃあ、最終段階!!それは例えるなら四次元ポ◯ットのないドラ◯もんとのび◯くんとしず◯ちゃんVS四次元ポケット持ってるジャイ◯ンとの戦い!!」
「なんでドラ◯もんネタばっかなんだよ!!」
「で、結局どうするの?」
「‥‥嫌な予感」
流石は耀ちゃん。
「ちゃんと手加減するから三人で‥‥俺に一撃当てな」
「「「(‥‥)無理(よ)(だな)」」」
いや、一撃あてるだけだぞ?
「さて、ご飯食べ終わった?じゃ、明日からやるから。温泉はいっといで~」
「あの温泉すごいわよね」
「ああ、なんか力が湧いてくるな」
「‥‥確かに」
「ありゃ俺の専用風呂だから、俺の神格が多少含まれてる。まあぶっちゃけ俺がもう少し神格出して、あれに一日入ってれば十六夜と飛鳥は、いままでの2年の修行以上に強くなってるけどな」
「「もともこもねえ(ない)!!」」
はっはっはと笑う伊織。まじかよ‥‥と笑う十六夜。orzになる飛鳥。早く風呂に行きたい耀。
「‥‥早く行こう、伊織。」
「じゃな十六夜。」
「本当に伊織がいないとなの?」
「いかなくてもいいぞ?傷が直らないが」
「‥‥飛鳥、仕方ない。」
「‥‥春日部さんはなんか嬉しそうよね」
「‥‥そ、そんなことはない。」
真っ赤になる耀ちゃん。かわいい。
「じゃ、行こっか。」
いかがでしょうか?
公認の混浴!?しかも耀と!?うらやますい